Organization
Faculty of Letters Associate Professor
Title
Associate Professor
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External link
HAYASHI,Hideya
Degree
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Dr. phil. ( 2020.11 ミュンスター )
Research Interests
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T4作戦と「想起の文化」
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ドイツ文学における障害モチーフ
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フリードリヒ・ヘルダーリン
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ドイツ詩
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近現代ドイツ文学
Research Areas
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Humanities & Social Sciences / European literature / ドイツ文学
Education
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Kyoto University Graduate School of Letters
2016.4 - 2021.3
Country： Japan
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Westfälische Wilhelms-Universität Münster Graduate School Practices of Literature
2017.10 - 2020.11
Country： Germany
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Kyoto University Graduate School of Letters
2012.4 - 2014.3
Country： Japan
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Kyoto University Faculty of Letters Faculty of Letters
2008.4 - 2012.3
Country： Japan
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北海道立帯広柏葉高等学校
2005.4 - 2008.3
Research History
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Kansai University Faculty of Letters Associate Professor
2024.4
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Mie University Faculty of Humanities, Law and Economics Department of Humanities
2022.4 - 2024.3
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Osaka University
2014.4 - 2016.3
Country：Japan
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Shiga University of Medical Science
2022.4
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Kyoto University
2021.10 - 2022.3
Country：Japan
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Ryukoku University
2021.4
Country：Japan
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Kyoto Prefectural University of Medicine
2021.4 - 2022.3
Country：Japan
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Kyoto Prefectural University
2021.4 - 2022.3
Country：Japan
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DAAD Scholarshipholder
2017.10 - 2020.12
Country：Germany
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Japan Society for the Promotion of Science
2016.4 - 2017.9
Country：Japan
Professional Memberships
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日本独文学会
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阪神ドイツ文学会
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日本独文学会京都支部
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日本ヘルダー学会
Committee Memberships
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阪神ドイツ文学会 幹事外編集委員
2023.4 - Present
Committee type：Academic society
Papers
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陰に隠れた史的批判版ヘルダーリン全集―ツィンカーナーゲルとその編集 Invited Reviewed
林英哉
編集文献学研究 1 10 - 29 2024.3
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相対化された近代批判―『ハイジ』における病・障害と技術 Reviewed
林英哉
ドイツ文学 164 26 - 40 2022.3
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児童文学で描かれたT4作戦―ナチス・ドイツにおける障害者の安楽死政策と『アントン』(2004) Reviewed
林英哉
ドイツ文学論攷 61 29 - 52 2020.3
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Die ‚selbstgeschlagene Wunde‘: Semele-Gleichnis und Unvollendetheit in Hölderlins Feiertagshymne Reviewed
HAYASHI Hideya
Neue Beiträge zur Germanistik 159 103 - 122 2019
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„War sie nicht mein […]?“: Die Rhetorik der Melancholie in Hölderlins „Hyperion“ Reviewed
HAYASHI Hideya
Neue Beiträge zur Germanistik 149 127 - 146 2014.12
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Alphabetisierung als Sühne? Analphabetismus in Bernhard Schlinks „Der Vorleser“
HAYASHI Hideya
Jinbun Ronso 41 51 - 62 2024.3
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主体的な自死の客体化―ヘルダーリンの悲劇『エンペドクレスの死』について Invited Reviewed
林英哉
ヘルダー研究 25 183 - 207 2024.3
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ポール・ド・マンによるハイデガー批判―ヘルダーリンの詩『あたかも祝いの日に…』をめぐって
林英哉
人文論叢 40 61 - 75 2023.2
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ヘルダーリンのベーレンドルフ宛書簡における古代ギリシャ・近代文学観―シラーの「素朴文学と情感文学」から「固有なものと異質なもの」へ Reviewed
林英哉
ドイツ文学論攷 63 49 - 70 2022.3
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顔と声を伝える文学―ナチスの障害者安楽死政策「T4作戦」とティノ・へマン『フーゴー』（2005） Reviewed
林英哉
研究報告 35 105 - 125 2022.1
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失われた全一性を求めて―ヘルダーリンにおける構築性と言葉 Invited Reviewed
林英哉
ヘルダー研究 23 31 - 62 2019.2
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悲劇を描き出す技術―ヘルダーリンのソフォクレス『注解』について Reviewed
林英哉
ドイツ文学論攷 59 23 - 44 2018.3
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神と人間を新たに結ぶ言語―18世紀ドイツの言語起源論とヘルダリン Reviewed
林英哉
研究報告 30 19 - 41 2017.1
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日本語版Measurement of Expressive and Musical Behavior(MAKS-J)の作成とその信頼性、妥当性の検討 Reviewed
澤田 悦子, 今井 必生, 西尾 宇広, 風岡 祐貴, 林 英哉, Dorothee von Moreau
北翔大学北方圏学術情報センター年報 8 21 - 29 2016
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ヘルダリンにおける父と母のイメージ―詩作と心理の『同一性という謎』 Reviewed
林英哉
研究報告 28 1 - 22 2014.12
Books
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【翻訳】幻想の終わりに—後期近代の政治・経済・文化
アンドレアス・レクヴィッツ, 橋本紘樹, 林英哉（ Role： Joint translator）
2023.4 （ ISBN:9784409241554 ）
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„Lang ist die Zeit, es ereignet sich aber das Wahre“. Hölderlins Poetik des ‚Ereignisses‘
HAYASHI Hideya（ Role： Sole author）
readbox unipress in der readbox publishing GmbH 2021.7 （ ISBN:9783840502545 ）
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Deutsch elementar: Ein Ausflug in die deutsche Sprache
（ Role： Joint author）
2023.2 （ ISBN:9784810207491 ）
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「詩人たちの時代」の終わり？—ヘルダーリン，ツェラン，そしてバディウ
益敏郎, 林英哉, 小野寺賢一, 大田浩司, 林志津江（ Role： Joint author哲学と詩の縫合を解く―—バディウのヘルダーリン論をめぐって）
日本独文学会 2021.10 （ ISBN:9784908452369 ）
MISC
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【コラム】ヘルダーリン生誕250年に寄せて Invited
林英哉
ひろの 60 16 - 17 2020.10
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【コラム】2020年夏、新しくなったヘルダーリン塔へ Invited Reviewed
林英哉
日本独文学会ウェブサイト 2020.9
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【学会報告】Bericht zum Arbeitsgespräch junger Hölderlinforscher Invited Reviewed
Hideya Hayashi, Jonathan Schmidt-Dominé, Michael Schwingenschlögl, Tim Willmann, Martin Vöhler, Violetta L. Waibel
Hölderlin-Jahrbuch 41 185 - 198 2020.4
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【著書紹介】ドイツ語の基礎―新しい視点から
林英哉
三重の文化と社会研究センタージャーナルTRIO 5 24 - 24 2024.3
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【翻訳紹介】幻想の終わりに—後期近代の政治・経済・文化
林英哉
三重の文化と社会研究センタージャーナルTRIO 5 23 - 23 2024.3
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【著書紹介】„Lang ist die Zeit, es ereignet sich aber das Wahre“. Hölderlins Poetik des ‚Ereignisses‘
林英哉
三重の文化と社会研究センタージャーナルTRIO 4 31 - 31 2023.3
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【学会報告】傷としての比喩―ヘルダーリン『あたかも祝いの日に…』におけるセメレー神話と断片性 Invited
林英哉
ドイツ文学論攷 59 89 - 91 2018.3
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【コラム】"Wem sonst als Dir."（ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞に寄せて） Invited
林英哉
ひろの 55 8 - 9 2015.10
Presentations
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Erinnerung als Verstellung?: Friedrich Hölderlins Roman "Hyperion oder der Eremit in Griechenland"
Hideya Hayashi
Lying, Cheating and Pretending. International IPIW Conference 2018.11
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Yoko Tawada und Übersetzung Invited
Hideya Hayashi
Jubiläumstagung der Graduate School ‘Practices of Literature’ 2018.6
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Die Bedeutung des Opfertodes in "Der Tod des Empedokles"
Hideya Hayashi
Arbeitsgespräch junger Hölderlin-Forscher, Hölderlin-Gesellschaft Jahrestagung 2018 2018.5
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Translation as a ‘Minor Language’: ‘Translation of the Letter’ in Yoko Tawada’s Moji-ishoku (Saint George and the Translator)
Hideya Hayashi
International Conference “Translation and Minority” 2016.11
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主体と客体の一体化―ヘルダーリンの悲劇『エンペドクレスの死』とその哲学的背景 Invited
林英哉
2021年度日本ヘルダー学会夏季研究発表会 2021.8
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レクヴィッツの「文化」論―『幻想の終わりに』第一章：文化をめぐる戦いとしての文化間の軋轢（コンフリクト）
林英哉
『幻想の終わりに』刊行記念 トークイベント：私たちは「独自性の社会」を生きている。―現代ドイツを代表する思想家アンドレアス・レクヴィッツを知る 2023.8
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影に隠れた史的批判版全集―ツィンカーナーゲル Invited
林英哉
国際編集文献学研究センターシンポジウム「ヘルダーリン 学術版編集の歴史―翻訳のための編集を考える」 2023.7
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ヘルダーリンにおける「東方」と「西方」―「固有なもの」と「異質なもの」の関係性をどのように理解するか Invited
林英哉
2022年度日本ヘルダー学会夏季研究発表会 2022.7
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抑圧された非識字者―ベルンハルト・シュリンク『朗読者』における社会階級間の軋轢 Invited
林英哉
オイフォーリオンの会 第91回例会 2022.6
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哲学と詩の縫合を解く―バディウのヘルダーリン論をめぐって
林英哉
令和2年度日本独文学会秋季研究発表会 シンポジウム『「詩人たちの時代」の終わり？』 2020.11
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「純粋な言葉」と「要因となる言葉」―ヘルダーリン『ソフォクレス注解』における悲劇性について
林英哉
平成29年度日本独文学会春季研究発表会 2017.5
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傷としての比喩―ヘルダーリン『あたかも祝いの日に…』におけるセメレー神話と断片性
林英哉
阪神ドイツ文学会第222回研究発表会 2017.4
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神と人間を新たに結ぶ言語―18世紀ドイツの言語起源論とヘルダリン Invited
林英哉
平成28年度日本ヘルダー学会秋季研究発表会 2016.12
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肌に刻み込まれる文字―多和田葉子『文字移植』における翻訳
林英哉
平成28年度日本独文学会春季研究発表会 2016.5
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「トロープのアレゴリーの永遠のパラバシス」―Fr・シュレーゲルとポール・ド・マンにおけるイロニーの修辞学
林英哉
平成27年度日本独文学会春季研究発表会 2015.10
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理解は生起する―ガダマーとド・マンにおける出来事の概念
林英哉
平成27年度日本独文学会春季研究発表会 2015.5
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媒介性、誘惑、出来事―ポール・ド・マンにおけるヘルダリン受容をめぐって
林英哉
平成26年度日本独文学会秋季研究発表会 2014.10
Awards
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第55回ドイツ語学文学振興会奨励賞
2015.5 ドイツ語学文学振興会 „War sie nicht mein […]?“: Die Rhetorik der Melancholie in Hölderlins „Hyperion“
林英哉
Research Projects
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Literatur in der Erinnerungskultur über die Aktion T4
Grant number：22K20019 2022.8 - 2024.3
Japan Society for the Promotion of Science Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Research Activity Start-up Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
Grant amount：\1690000 （ Direct Cost: \1300000 、 Indirect Cost：\390000 ）
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"Lang ist die Zeit, es ereignet sich aber das Wahre". Hölderlins Poetik des 'Ereignisses'
2017.10 - 2020.12
ドイツ学術交流会（DAAD） Graduate School Scholarship Programme
Authorship：Principal investigator
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ポール・ド・マンと解釈学
Grant number：16J01572 2016.4 - 2018.3
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
林 英哉
Grant amount：\1000000 （ Direct Cost: \1000000 ）
ポール・ド・マンの理論においては、言葉の持っている断片性、そして行為遂行性が重要な意味を持っている。それらを具体的な文学テクストに即して議論することが今年度取り組んだテーマである。具体的には二点、フリードリヒ・ヘルダーリンの詩『あたかも祝いの日に…』における比喩について、そしてヘルダーリンの悲劇論について、ともに言葉の機能に注目して考察を行った。
『あたかも祝いの日に…』では、詩人を何かに喩えることで詩人の性格を規定する比喩がいくつか用いられているが、その中の一つに神話上の人物である女性セメレーがある。ヘルダーリンは、神の雷に撃たれて息子バッカスを産んだセメレーと、神的な霊感を得て詩を生み出す詩人とを結びつける。ところが、詩の途中でセメレーからバッカスへと詩人の比喩対象が移行する。それによって詩人の性格が一貫性を持たなくなり、この詩自体もまた断片的なものとなっていく。これは比喩がそもそも内包する、比較された対象間の同質性と差異性の相克に由来するものである。したがって、比喩という言語が断片性をもたらすことをヘルダーリンの詩から読み取ることができる。
またヘルダーリンは、ソフォクレス悲劇『オイディプス王』と『アンティゴネー』を翻訳し、それについての注解の中で悲劇はどのように書かれるべきかを論じている。そこで彼は、悲劇において、対話とコロスの言葉によって構成された連関が実際の死を生み出すと述べている。これは、言葉が行為遂行性を持っていることをいち早く指摘していると言える。また言葉の持つ危険な力は、ヘイトスピーチやいじめなどの問題に直面する現代社会にとっても身近なものである。ヘルダーリンの悲劇論は、こうした言葉の持つ力を示すことができるのが悲劇であるのだと論じているのであり、そこから我々は悲劇の持つアクチュアリティもまた読み取ることができる。 -
Erinnerung als Verstellung? Friedrich Hölderlins Roman „Hyperion oder der Eremit in Griechenland“
2018.11
日本独文学会 岩崎奨学金 国際学会発表促進費
Authorship：Principal investigator
Social Activities
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『ハイジ』で知るヨーロッパ―文学とアニメで描かれた社会・文化・歴史
Role(s)： Lecturer
三重大学人文学部 公開講座（市民向け） 2023.10
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『ハイジ』で知るヨーロッパ―文学とアニメで描かれた社会・文化・歴史
Role(s)： Lecturer
三重大学 学問探究セミナー（高校生向け講座） 2023.8
Media Coverage
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YouCanPassレポート（先輩探訪） Newspaper, magazine
帯広柏葉高校新聞局 帯広柏葉高新聞 2012.7