2024/09/12 更新

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ヨシオカ ヨウコ
吉岡 洋子
YOSHIOKA,Yoko
所属
社会学部 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 博士(人間科学) ( 2007年3月   大阪大学 )

研究キーワード

  • 子ども家庭福祉、家族支援、子どもの権利、市民社会、地域福祉、高齢者介護、スウェーデン、国際比較

研究分野

  • 人文・社会 / 社会福祉学  / 子ども家庭福祉、市民社会論、地域福祉論、北欧社会研究

学歴

  • 大阪大学   大学院人間科学研究科   ボランティア人間科学講座

    2004年4月 - 2007年3月

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    国名: 日本国

    備考: 博士後期課程

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  • 大阪大学   大学院人間科学研究科   ボランティア人間科学講座

    2001年4月 - 2004年3月

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    国名: 日本国

    備考: 博士前期課程

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  • 大阪外国語大学   外国語学部   国際文化学科(1996-1997年度)、地域文化学科(1998-2000年度)スウェーデン語専攻

    1996年4月 - 2001年3月

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    国名: 日本国

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経歴

  • 関西大学   社会学部   教授

    2021年4月 - 現在

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  • 大阪大学   人間科学研究科   招へい研究員、特任准教授

    2018年4月 - 2021年3月

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  • 頌栄短期大学   保育科   准教授

    2009年4月 - 2018年3月

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  • 頌栄短期大学   保育科   専任講師

    2007年4月 - 2009年3月

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    国名:日本国

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所属学協会

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委員歴

  • 子どもアドボカシー学会   学会誌編集委員  

    2024年7月 - 現在   

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  • 堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会   委員  

    2024年7月 - 現在   

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  • 日本地域福祉学会紀要編集委員会   学会誌査読委員  

    2024年6月 - 現在   

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  • 吹田市立高齢者いこいの家指定管理者候補者選定委員会(委員長)  

    2023年11月 - 現在   

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  • 堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会委員  

    2023年5月 - 現在   

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  • 北ヨーロッパ学会   北ヨーロッパ学会 監事  

    2022年11月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 子どもアドボカシー学会   子どもアドボカシー学会 学会誌編集委員会委員長  

    2022年8月 - 2024年7月   

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    団体区分:学協会

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  • 大阪府国民健康保険団体連合会苦情処理委員会委員(副委員長)  

    2022年4月 - 現在   

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  • 神戸市都市計画審議会委員  

    2016年 - 2018年   

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  • 神戸市市民福祉調査委員会特別委員  

    2015年 - 現在   

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  • 芦屋市次世代育成支援対策推進行動計画原案策定・評価委員  

    2008年 - 2009年   

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  • (仮称)芦屋市福祉センター構想策定委員会市民委員  

    2006年 - 2007年   

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  • 芦屋市地域福祉市民会議委員  

    2005年 - 2006年   

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論文

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書籍等出版物

  • 地域福祉の課題と展望

    斉藤, 弥生, 小松, 理佐子, 藤井, 博志, 吉岡, 洋子, 佐藤, 桃子

    放送大学教育振興会  2022年3月  ( ISBN:9784595323331

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    総ページ数:266p   記述言語:日本語  

    CiNii Books

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  • 新 世界の社会福祉 第3巻北欧

    吉岡洋子( 担当: 単著 範囲: 子ども-権利保障をベースとした子どもと家庭への包括的支援-(スウェーデン 3章))

    旬報社  2019年8月  ( ISBN:9784845115976

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    総ページ数:557p   記述言語:日本語  

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  • 新 世界の社会福祉 第3巻北欧

    吉岡洋子( 担当: 単訳 ,  原著者: グンーブリット トリィーデゴード ,  範囲: 貧民救済事業から顧客選択制度へ(スウェーデン1章))

    旬報社  2019年8月  ( ISBN:9784845115976

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    総ページ数:557p   記述言語:日本語  

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  • スウェーデン : 自律社会を生きる人びと

    岡沢, 憲芙, 中間, 真一, 秋朝, 礼恵, 吉澤, 康代, 吉岡, 洋子, 木下, 淑恵, 斉藤, 弥生, 藪長, 千乃

    早稲田大学出版部  2006年8月  ( ISBN:9784657068187

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    総ページ数:ix, 301p, 図版 [1] p   記述言語:日本語  

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MISC

  • 高齢者介護施設における男性職員の就業継続要因 : 3つの職層におけるフォーカス・グループから—Factors of Male Staff Continuity in Elder Care Facility Employment : Focus Group with Three Job Groups

    吉岡 洋子, 山口 宰

    関西大学社会学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Sociology, Kansai University / 関西大学社会学部 編   54 ( 1 )   29 - 46   2022年9月

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    記述言語:日本語  

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講演・口頭発表等

  • 国際的視点でみた「子育て家庭支援」に関わる諸概念 ―イギリスとスウェーデンにおける展開と論点を中心に-

    吉岡洋子

    子育て学会第12回大会  2020年11月 

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    開催年月日: 2020年11月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

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  • 子どもの声を社会制度の変革につなげるチャイルドラインの戦略

    吉岡洋子

    日本社会福祉学会第67回秋季大会  2019年9月 

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    開催年月日: 2019年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • スウェーデンにおける要支援・保護の子どもの「声を聴く」視点と方法

    吉岡洋子

    北ヨーロッパ学会2019年度研究大会  2019年11月 

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    記述言語:日本語  

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  • スウェーデン教会による地域での福祉事業と子ども支援

    吉岡洋子

    日本地域福祉学会第33回大会  2019年6月 

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    記述言語:日本語  

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受賞

  • 大会優秀発表賞(第25回度研究大会)

    2023年10月   日本NPO学会  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「子どもの権利」概念の理解と浸透に資する方策とその戦略 ~スウェーデンにおける多様な啓発実践例から考える~

    2023年4月 - 2024年3月

    関西大学  関西大学2024年度若手研究者育成経費 

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    担当区分:研究代表者 

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  • 介護の「境界関係」における裁量的判断と実践に関する国際比較研究

    研究課題/領域番号:22H00926  2022年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石黒 暢, 山井 弥生, 吉岡 洋子, 佐藤 桃子

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    配分額:17030000円 ( 直接経費:13100000円 、 間接経費:3930000円 )

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  • 子どもの意見表明を支援するアドボカシーセンター創出のためのアクションリサーチ

    研究課題/領域番号:21K18464  2021年7月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    堀 正嗣, 上村 千尋, 吉池 毅志, 栄留 里美, 谷口 由希子, 吉岡 洋子, 昇 慶一

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    配分額:6240000円 ( 直接経費:4800000円 、 間接経費:1440000円 )

    本研究の目的は「①地方自治体における子どもアドボカシーセンター制度化方策を明らかにする。②独立性・公益性・持続可能性を担保した民間団体による子どもアドボカシーセンター設立・運営方法を明らかにし、設立・運営マニュアルを作成する。③専門性のある子どもアドボケイト養成・スーパービジョンの方法を明らかにし、独立子どもアドボケイト認定制度を構築する。④独立専門アドボカシーの実践方法(訪問アドボカシー・個別アドボカシー)を明らかにする。」の4点である。
    ①については、名古屋での一時保護所への訪問アドボカシー試行事業に向けて一般社団法人子どもアドボカシーNAGOYA及び児童相談所との協議を継続的に行った。大阪ではすでに児童福祉施設4施設への訪問アドボカシーが実施されているため、運営・連携と実践の改良に向けての協議をNPO法人子どもアドボカシーセンターOSAKA及び行政と継続的に行った。
    ②については、大阪と名古屋で定期的に研究会を開催し、他の地域のアドボカシーセンターとも連携して、研究協議を行ってきた。
    ③については、子どもアドボカシー研究会と共同で、子どもアドボカシー基礎講座・実践講座(選択ユニット・演習ユニット)からなる養成の仕組み及び認定方法を開発した。
    ④については、NPO法人子どもアドボカシーセンターOSAKAと協働でアクションリサーチを実施し、データの蓄積を行っている。毎月一回、オンラインを含めたSVを行っている。

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  • スウェーデンにおける要支援の子ども・家庭への在宅型サービス

    研究課題/領域番号:19K02265  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    吉岡 洋子

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    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    本研究は、予防的かつ家庭支援重視のアプローチによる豊富な在宅型サービスを大きな特徴とするスウェーデンでの要支援の子ども・家庭への支援に注目し、効果的な予防型支援のあり方を探求するものである。以下の3つの面から取り組んでおり、3年目となる2021年度の各々の進捗は以下の通りである。
    ①「概念理念、法制度上の位置づけの明確化」は、1-2年目に一定達成した。その上で、虐待事件を契機として現地で浮上している法改正議論等を追加的にフォローした。また、今日スウェーデン社会で確立している概念理念の土台となる歴史的背景について、引き続き現地語文献を読み進めて理解を深めている。
    ②「行政、市民社会による多様な事業実践の内容・方法・効果の明示」については、特にコロナ禍でみられた動向とそれに関する研究について情報収集を継続した。スウェーデンでも深刻化した、女性・子どもへの家庭内暴力への迅速な対応も興味深いものであった。様々な方法論は、現地でのオンラインセミナー(子どもの権利研究大会、子ども福祉財団による研修等)への参加を通して、具体的な知見を広げた。
    ③「一般の子育て支援策、在宅型サービス、社会的養護の連続性の視点からの考察」については、日本での実践現場への参画を通して得た知見も活用しながら、検討を深めている段階である。子どもアドボカシーに関する共同研究にも携わり始めたことで、子どもの側からの視点が強化され、より総合的な考察へと広がる道筋が定まりつつある。
    コロナ禍で現地調査は2021年度も実施できなかったものの、以上の3点を通して、国内外の研究者や研究協力者との連携を深めることができた。研究成果は、研究会で積極的に報告した他、日本地域福祉学会での口頭発表、また著書(共著)として公表した。

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  • 福祉ガバナンスと介護労働の変容に関する国際比較研究

    研究課題/領域番号:16H03711  2016年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石黒 暢, 山井 弥生, 吉岡 洋子

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    配分額:16770000円 ( 直接経費:12900000円 、 間接経費:3870000円 )

    本研究は日本や欧州の高齢者介護の市場化に伴う福祉ガバナンスの変容について分析し、それが介護労働にどのようなインパクトを与えているのかを明らかにする国際共同研究である。研究対象国としては、介護サービスを租税財源でまかなうデンマーク・スウェーデンと、社会保険財源でまかなう日本・ドイツである。多様な調査手法を組み合わせ、各国の市場原理導入のあり方やそれに伴う福祉ガバナンスの変容を分析し、介護労働にどのようなインパクトを与えているか、諸相を分析する研究である。
    2019年度も研究チームで定期的な研究会の開催を行った。日本、スウェーデン、デンマーク、ドイツの介護政策の最新情報を収集し、動向を分析した。とりわけ、国際的な潮流であるアクティブ・エイジングの広まりとともに先進諸国で実践されている生活機能回復支援がデンマークの介護現場にどのように導入され、それが介護労働をどのように変容させているかについて議論を深めた。さらに、国際学会Transforming Care Conferenceに出席し、研究報告を行うとともに、デンマーク、スウェーデンを初めとするヨーロッパ諸国の介護研究者と意見交換を行うことができた。また、社会政策学会の国際分科会に参加し、日本、スウェーデン、フランスの介護労働・家事サービス労働に関する議論を行った。さらなる国際比較調査に向けて、分析枠組み、調査手法、調査対象者等について議論を行った。

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  • スウェーデン福祉社会における「政府」と「市場・市民社会・家族」の境界域の分析

    研究課題/領域番号:16K04249  2016年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    吉岡 洋子

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    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    本研究は、スウェーデンにおける「政府」と「市場・市民社会・家族」の境界域で、2000年以降生じている事象とその論点を調査し、整理分析を行った。インタビュー調査等の結果、多セクターの役割拡大というよりも、介護ニーズ判定の枠外での、政府(自治体)による他セクターとの連携事業の拡大、一方でインフォーマルな支え合い等の浸透という、法制度や統計に表れにくい変化や現状が見出された。高齢者介護が現在も、必要な場合は公的責任で提供されており、家族や市民社会の役割とは明確に区別されていることが、その土台となっていた。分析結果を踏まえて、スウェーデン福祉社会の今日的な構造について考察し、日本への示唆を示した。

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  • スウェーデンの社会福祉分野におけるNPOのアドボカシー機能とその発揮要因

    研究課題/領域番号:24730500  2012年4月 - 2015年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    吉岡 洋子

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    配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )

    スウェーデンの社会福祉分野において、NPOは強力なアドボカシー機能を発揮し大きな社会的影響力を有している。本研究はその発揮を可能とする要因を明らかにすることを目的とし、主に個人家庭福祉の領域を中心に、制度政策に関するマクロの視点、及び個別のNPO実践や戦略に関するミクロの視点の双方から分析を行った。国内外での調査研究の結果、社会福祉分野に特別な政策決定過程への促進制度等が存在するのではなく、むしろ分野を問わず福祉国家発展と共に歴史的に形成されてきたNPOのレジティマシーとも呼べる社会での認識・合意が主要な要因であることが明らかになった。

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  • 北欧における高齢者介護のニーズ判定方法に関する実証的研究

    研究課題/領域番号:23330175  2011年4月 - 2015年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    石黒 暢, 山井 弥生, 吉岡 洋子

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    配分額:12350000円 ( 直接経費:9500000円 、 間接経費:2850000円 )

    デンマークやスウェーデンの高齢者介護制度においては、ホームヘルプ供給主体の多元化により、ホームヘルプ供給部門とニーズ査定部門を分離させたBUMモデルという体制がとられている。現場職員が利用者にケアを提供しながらモニタリングし、サービス内容の調整にフィードバックしていくというシステムが機能しにくいため、サービスとニーズのミスマッチが生じうるというデメリットもある。ケアの現場ではホームヘルパーが中核的な役割を担い、利用者のニーズの変化に柔軟に対応し、「関係的な力」(relational power)を行使することによって、現場と判定の乖離によるBUMモデルの弊害を改善していることが明らかになった。

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  • ソーシャルワークの展開による小地域の福祉ガバナンス確立に関する理論的・実証的研究

    研究課題/領域番号:22330173  2010年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    上野谷 加代子, 武川 正吾, 山井 弥生, 和気 康太, 所 めぐみ, 松端 克文, 永田 祐, 野村 裕美, 室田 信一, 吉岡 洋子, 金田 喜弘, 羅 〓京, 南 友二郎, 佐藤 桃子

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    配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )

    本研究では「小地域福祉ガバナンス」について概念を整理し、福祉ガバナンスを小地域における福祉解決ルールや仕組みととらえると同時に、島根県松江市、三重県伊賀市、宮崎県都城市のソーシャルワーカーに対してインタビュー調査を実施し、日本の事例の類型化を図った。日本における対応困難事例(ビネット)と分析枠組み(発見、キーパーソン、連携、資源動員、マクロ的支援)を設定し、国際比較研究(イギリス、アメリカ、ノルウェー、スウェーデン、韓国)を実施し、小地域におけるソーシャルワークの展開が当事者の自立、問題解決にどのように貢献するのか明らかにし、事例を用いた現任研修プログラム開発を図った。

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  • スウェーデンの児童福祉分野におけるNPOの役割

    研究課題/領域番号:21730481  2009年 - 2011年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    吉岡 洋子

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    配分額:2340000円 ( 直接経費:1800000円 、 間接経費:540000円 )

    本研究では、スウェーデンの児童福祉分野におけるNPOの実態を明らかにし、公的セクターとの関係を中心にNPOの役割を考察した。主要なNPO4カ所で実施したインタビューからは、スウェーデンのNPOの特徴とされる「アドボカシー」の側面が、公的制度枠外の独自事業との組合せで一層強力に発揮されていることが分かった。また、NPOが今日も自らを政府の「先駆」「補完」と明確に位置づけ、公的対応の拡充を促進する役割を果たしていることが明らかとなった。

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  • 北欧 4 ヵ国における高齢者介護システムの多様性とその要因に関する比較分析研究

    研究課題/領域番号:20402043  2008年 - 2012年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    山井 弥生, 岡澤 憲芙, 久塚 純一, 田辺 欧, 石黒 暢, 吉岡 洋子

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    配分額:15210000円 ( 直接経費:11700000円 、 間接経費:3510000円 )

    本研究の目的はスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの北欧 4 カ国を研究調査対象とし、北欧諸国の中でも介護に多様性に富んでいることを明らかにすることであった。同時に、各国の文化と歴史、政治動向の視点から、その要因を比較分析することを試みた。5年間にわたり、各地でフィールド調査を行い、現地の研究者との議論をする中で、市場化の度合い、サービス供給者の特徴などに違いが見られ、その要因は政治に影響される部分が多いことが明らかとなった。介護は介護を必要とする人の生活を支えるものであり、当然のことながら地域特性や歴史文化の影響もあることが明らかとなった。

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  • 北欧におけるホームヘルプの民間委託とサービスの質に関する研究

    研究課題/領域番号:20530505  2008年 - 2010年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    石黒 暢, 斉藤 弥生, 吉岡 洋子

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    デンマークとスウェーデンにおいては、公的事業所だけでなく民間事業所がホームヘルプサービスの供給を担うシステムが導入されている。複数の供給主体がサービスを提供するシステムにおいては、サービスの基準の明確化が必要であり、標準化の諸施策が大きな役割を果たしている。しかし、介護においてはサービス内容の柔軟性や個別性にも配慮せねばならない。供給主体の多元化によってトップダウンの規則・管理が強化されたことや、現場から柔軟性や決定権を奪ったことが、介護労働者の「感情労働」を困難にしていることが明らかになった。

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  • 福祉コミュニティ形成に資するソーシャルワークの開発-ワーカー養成をめぐって-

    研究課題/領域番号:19330135  2007年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    上野谷 加代子, 武川 正吾, 小山 隆, 山井 弥生, 空閑 浩人, 野村 裕美, 永田 祐, 吉岡 洋子, 松端 克文, 金子 絵里乃, テリー ミズラヒ, クリストファー シーバートソン, ヨッシー コラジムコロシー, 室田 信一

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    配分額:17030000円 ( 直接経費:13100000円 、 間接経費:3930000円 )

    本研究は近年日本の社会福祉の分野において中心的な考え方になりつつある小地域における住民参加を通した社会福祉の推進(これを福祉コミュニティ形成とする)およびその仕組みを構築するための理論と方法論、さらにはそうした実践を可能にする専門職を養成する方法に関して国際比較の視点を通して調査研究するものである。研究期間は分担研究者を中心に定期的な研究会を開催し、公開シンポジウムおよびワークショップを開催した。また、国内外の調査対象地域において専門職を対象としたインタビュー調査を実施し、さらに連携研究者の協力を得て国内外の社会福祉専門職養成校を対象に質問紙調査を実施した。これらの研究成果をふまえて、本研究では地域を基盤としたソーシャルワークの方法論およびそれを可能とするガバナンスの構築、またそうした実践を持続可能なものとする専門職養成のあり方について検討した。

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  • 地方分権時代における地域福祉活動の効果の測定と方法論の確立に関する学際的研究

    研究課題/領域番号:18330121  2006年 - 2008年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    山井 弥生, 上野谷 加代子, 松端 克文, 加川 充浩, 川井 太加子, 金田 喜弘, 吉岡 洋子, 室田 信一

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    配分額:7650000円 ( 直接経費:6300000円 、 間接経費:1350000円 )

    地域福祉活動への参加、また地域福祉計画づくりに住民参加の手法を用いることは、住民本人や地域社会にどのような影響を与えるのだろうか。研究調査の結果、地域福祉活動や計画づくりへの参加は、住民の問題意識を高め、日常生活での困りごとを解決する力を身につける等、一定の効果が生まれることが明らかとなった。しかしその一方、地域福祉活動を持続させ、地域単位での問題解決システムをつくる上では、地域ガバナンスの必要性が明らかとなった。

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社会貢献活動

  • 北欧の子育てから学ぼう

    役割:講師

    ととのうラボAshiya  ととのうゼミ 産前産後のママのためのつながるカフェ  2024年7月

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    種別:セミナー・ワークショップ

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  • 「精神疾患の親をもつ子ども・若者支援団体「Maskrosbarn」 スウェーデンの先進団体創設者から学ぶ」公開セミナー

    役割:出演, 情報提供, 運営参加・支援

    主催:NPO法人CoCoTELI、共催:関西大学社会学部吉岡洋子研究室  2024年2月

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    種別:セミナー・ワークショップ

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  • WACCA10周年記念シンポジウム「こどもと家庭まるごと地域支援の輪」

    役割:コメンテーター, 運営参加・支援

    主催:認定NPO法人ウィメンズ・ネットこうべ  2023年11月

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  • 女性と子ども支援センターWACCA 研修(スタッフ、ボランティア)

    役割:講師

    認定NPO法人ウィメンズ・ネットこうべ  2023年 - 2024年

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  • 兵庫県阪神シニアカレッジ講師

    役割:講師

    2019年 - 2020年

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  • 神戸市東灘区赤い羽根共同募金配分金助成審査会オブザーバー

    役割:運営参加・支援

    2018年 - 2019年

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  • 生駒温子児童福祉事業助成審査委員

    役割:運営参加・支援

    2018年 - 2019年

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  • 社会福祉法人光朔会評議員

    役割:運営参加・支援

    2017年 - 現在

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  • 社会福祉法人神愛子供ホーム評議員

    役割:運営参加・支援

    2017年 - 現在

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  • 2015年度神戸市生活支援介護予防サポーター養成研修講師

    役割:講師

    2016年 - 2017年

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  • 2014年度神戸市モデル事業 生活支援介護予防サポーター養成研修講師

    役割:講師

    2015年

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  • 兵庫県保育士養成協議会研究懇談会運営委員

    役割:運営参加・支援

    2014年 - 2015年

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  • ひょうご地域子育て支援大学間連絡協議会会員

    役割:運営参加・支援

    2011年 - 2014年

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  • 高齢者総合福祉施設オリンピア兵庫運営推進会議委員

    役割:運営参加・支援

    2008年 - 現在

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  • ラーンネット神戸(オルタナティブスクール、中学生年代向け)講師

    役割:講師

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学術貢献活動

  • 国際研究セミナー 「精神疾患や依存上の親をもつ 若者の当事者団体18年の実践と展開 ~ 若者の声から予防型支援へのヒントを探る~」

    役割:企画立案・運営等

    関西大学社会学部吉岡洋子研究室 会場:関西大学梅田キャンパス  2024年2月

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    種別:大会・シンポジウム等 

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  • 子ども虐待防止学会プレコングレス「虐待予防に関するフランス・スウェーデン・日本の 国際比較 ~結愛ちゃん事件を例として~」

    役割:企画立案・運営等

    発表責任者:安發明子(日本学術振興会特別研究員)、共同発表:吉岡洋子、堀 浄信((社福)光明童園)  2023年11月

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    種別:学会・研究会等 

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  • 子ども・家族の在宅支援を考えるセミナー ~フランス&スウェーデン、日本の福祉を語ろう~

    役割:企画立案・運営等

    関西大学社会学部吉岡洋子研究室、安發 明子氏(日本学術振興会特別研究員)との企画実施  2023年8月

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  • 子どもアドボカシー学会第2回研究大会 実行委員

    役割:企画立案・運営等

    子どもアドボカシー学会  2023年4月 - 2023年8月

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    種別:学会・研究会等 

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  • 子どもアドボカシー海外視察(イギリス&スウェーデン)、全体統括・通訳・スウェーデン団長

    役割:企画立案・運営等, 学術調査立案・実施

    子どもアドボカシー学会  2022年8月 - 2022年9月

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  • 子どもアドボカシー学会第1回研究大会 大会長

    役割:企画立案・運営等

    2022年4月 - 2022年8月

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    種別:学会・研究会等 

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