2024/04/28 更新

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モモキ バク
百木 漠
MOMOKI,Baku
所属
法学部 准教授
職名
准教授
プロフィール

ハンナ・アーレントを中心とした思想史研究。

外部リンク

学位

  • 博士号(人間・環境学) ( 2015年7月   京都大学 )

研究キーワード

  • 全体主義

  • 労働

  • アーレント

  • マルクス

研究分野

  • 人文・社会 / 思想史  / 社会思想史

  • 人文・社会 / 政治学  / 政治思想史

学歴

  • 京都大学 人間・環境学研究科 博士後期課程

    2010年4月 - 2015年3月

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  • 京都大学 人間・環境学研究科 修士課程

    2008年4月 - 2010年3月

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  • 京都大学 総合人間学部

    2001年4月 - 2005年3月

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経歴

  • 関西大学   法学部   准教授

    2021年4月 - 現在

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  • 立命館大学 法学部   非常勤講師(現代政治理論)

    2018年10月 - 2021年3月

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  • 京都ノートルダム女子大学   非常勤講師(暮らしの経済学)

    2018年10月 - 2021年3月

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  • 立命館大学   専門研究員(常勤職)

    2018年4月 - 2021年3月

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  • 大阪大谷大学   非常勤講師(政治学A・B)

    2018年4月 - 2021年3月

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  • 京都精華大学   非常勤講師(産業論)

    2017年10月 - 2021年3月

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  • 大阪産業大学   経済学部   非常勤講師(ジェンダー論)

    2016年10月 - 2021年3月

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  • 立命館大学   産業社会学部   非常勤講師(プロジェクトスタディ)

    2015年10月 - 2019年3月

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  • 日本学術振興会特別研究員(PD)

    2015年4月 - 2018年3月

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  • 日本学術振興会   特別研究員(DC2)

    2012年4月 - 2014年3月

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  • 学校法人北白川学園   非常勤講師

    2010年4月 - 2012年3月

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  • 富士通テン株式会社

    2005年4月 - 2007年12月

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所属学協会

委員歴

  • 日本アーレント研究会   会長  

    2021年3月 - 2022年3月   

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  • 日本アーレント研究会   事務局長  

    2019年9月 - 2021年3月   

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  • 日本アーレント研究会   会計長  

    2017年9月 - 2019年9月   

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  • NPO京都アカデメイア   監査役  

    2017年2月 - 現在   

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  • 日本アーレント研究会   大会運営長  

    2015年4月 - 2017年9月   

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  • NPO京都アカデメイア   副理事長  

    2012年7月 - 2017年2月   

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論文

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書籍等出版物

  • 『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』

    小野寺拓也, 田野大輔( 担当: 共著 範囲: 第4章「〈悪の凡庸さ〉をめぐる誤解を解く」)

    大月書店  2023年9月 

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  • ケン・クリムスティーン『ハンナ・アーレント三つの逃亡』

    ( 担当: 単訳)

    みすず書房  2023年4月 

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  • 『手づくりのアジール :「土着の知」が生まれるところ』

    青木真兵( 担当: 共著 範囲: 第2章・第6章)

    晶文社  2021年11月 

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  • 『フューチャー・デザインと哲学:世代を超えた対話』

    西條辰義, 宮田晃碩, 松葉類編( 担当: 共著 範囲: 第5章「労働と余暇の未来――ケインズの未来社会論を手掛かりに」(119-142頁))

    勁草書房  2021年10月 

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  • 『レイシズムを考える』

    清原悠編( 担当: 共著 範囲: 第11章「左翼的なもの」への憎悪(214-231頁))

    共和国  2021年5月 

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  • 『嘘と政治:ポスト真実とアーレントの思想』

    百木漠( 担当: 単著)

    青土社  2021年4月 

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  • 『アメリカ批判理論:新自由主義への応答』

    マーティン・ジェイ、日暮雅夫(編訳)( 担当: 共訳 範囲: チャールズ・プリュシック「新自由主義:自然史としての批判理論」)

    晃洋書房  2021年3月 

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  • 『よくわかる政治思想』

    野口雅弘, 山本圭, 高山裕二( 担当: 共著 範囲: 「アーレント」の項目担当(90-91頁))

    ミネルヴァ書房  2021年3月 

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  • 『アーレント読本』

    日本アーレント研究会, 三浦隆宏, 木村史人, 渡名喜庸哲, 百木漠( 担当: 共著 範囲: 「労働」(概念解説・単著)、「ハンナ・アーレント・センター」(コラム・共著)、『全体主義の起源』『パーリアトしてのユダヤ人』『イェルサレムのアイヒマン』(解題・共著))

    法政大学出版局  2020年7月 

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  • 『漂泊のアーレント 戦場のヨナス:ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』

    戸谷洋志, 百木漠

    慶應義塾大学出版会  2020年7月 

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  • 『生きる場からの哲学入門』

    大阪哲学学校編( 担当: 共著 範囲: 第Ⅲ部第一講 百木漠「全体主義とは何か――アーレント『全体主義の起原』を手がかりに」(220-239頁))

    新泉社  2019年9月 

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  • 『アーレントのマルクス:労働と全体主義』

    百木 漠

    人文書院  2018年3月 

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  • 『大学生のための社会学入門』

    篠原清夫, 栗田真樹編( 担当: 共著 範囲: 第11章「『格差』のための社会学」)

    晃洋書房  2016年7月 

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  • 『現代社会理論の変貌:せめぎあう公共圏』

    日暮雅夫, 尾場瀬一郎, 市井吉興編( 担当: 共著 範囲: 「労働すること」と「仕事すること」――「世界疎外」の時代に抗して)

    ミネルヴァ書房  2016年1月 

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    担当ページ:63-83  

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MISC

  • 書評:橋爪大輝『アーレントの哲学:複数的な人間的生』 招待

    『社会思想史学会』   47   215 - 218   2023年9月

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  • オンライン化で得たもの、失ったもの 招待

    季報唯物論研究   160   62 - 67   2022年8月

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  • 書評:戸谷洋志『スマートな悪:技術と暴力について』

    共同通信社(山梨日日新聞ほか)   2021年6月

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  • 書評:バルバラ・カッサン著『ノスタルジー 我が家にいるとはどういうことか?』 招待

    週刊読書人   2021年3月

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  • 映画『タクシー運転手』にて光州事件を追体験する 招待

    『群像』2020年11月号   2020年11月

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  • 公共性への距離 ── 複数性の実現のために 招待

    TURNジャーナル   2020年11月

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  • 翻訳:デーナ・ヴィラ「ソクラテス的シティズンシップから哲学的批判へ」

    訳者, 奥井剛, 橋爪大輝, 百木漠

    『Arendt Platz』   ( 5 )   2 - 14   2020年6月

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  • 解題:「Thinking without Banister: Essays in Understanding 1953-1975」

    『Arendt Platz』   ( 5 )   54 - 56   2020年6月

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  • 書評「寺島俊穂『ハンナ・アレント再論:あるべき政治を求めて』

    『季報唯物論研究』   ( 151 )   154 - 157   2020年6月

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  • 政治における嘘 招待

    百木 漠

    『現代思想』   46 ( 8 )   246   2018年5月

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  • 超現実の時代 招待

    百木 漠

    季報唯物論研究   ( 137 )   13 - 22   2016年11月

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  • ケインズ「孫たちの世代の経済的可能性」から考える余暇論 招待

    百木 漠

    『季報唯物論研究』   ( 134 )   10 - 20   2016年1月

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  • 「労働と思想 ハンナ・アーレント―〈労働する動物〉としてのアイヒマン」 招待

    百木 漠

    『POSSE』   24 ( 24 )   224 - 235   2014年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:Posse ; 2008-  

    CiNii Books

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  • 労働論からみた若者の現在 招待

    百木 漠

    『季報唯物論研究』   ( 128 )   10 - 20   2014年8月

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    記述言語:日本語  

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  • 書評:モイシュ・ポストン著『時間・労働・支配――マルクス理論の新地平』

    百木 漠

    季報『唯物論研究』   125 ( 125 )   144 - 146   2013年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:季報「唯物論研究」刊行会  

    CiNii Books

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  • 文献紹介:ジョン・エーレンベルク『市民社会論-歴史的・批判的考察』

    百木 漠

    『歴史概念としての〈公共圏〉と〈公共哲学〉-リベラル・モデルとは異なる公共性の別用の理解をめざして』(京都大学グローバルCOEプログラム成果報告書)   - windupbird   2012年3月

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  • ポスト・フォーディズム的労働の両義性

    百木 漠

    ART CRITIQUE   114 - 121   2010年

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    記述言語:日本語  

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講演・口頭発表等

  • Post-Truth and Populism: From the perspective of Arendt and Hochschild

    Baku Momoki

    The 2023 ICCTP Conference  2023年6月 

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    開催年月日: 2023年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 〈悪の凡庸さ〉をめぐる誤解を解く 招待

    日本西洋史学会第72回大会  2022年5月 

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  • 「始まりのための嘘:アーレント「政治における嘘」論再考」

    政治思想学会第28回大会  2021年5月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Hannah Arendt's Thought of Labor and Totalitarianism

    International Conference:Ecological Friendly Welfare States and Civil Society in Asian Countries : Based on Interdisciplinary Studies  2021年3月 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アーレントとヨナスの思想的交錯

    百木漠, 戸谷洋志

    社会思想史学会第45回大会  2020年10月 

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  • Some Questions on Villa's "Socratic Citizenship"

    Baku Momoki

    日本アーレント研究会(Dana Villa教授来日記念 特別セミナー)  2019年9月 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • マルクスVSアーレント 招待

    百木漠, 斎藤幸平

    マルクス研究会  2019年5月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 抽象的人間労働の歴史特殊性について

    百木 漠

    マルクス生誕200年記念国際シンポジウム  2018年12月 

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  • 政治への勇気について——アーレントの判断力論再考 招待

    百木 漠

    世界的市民的見地の周縁——カントとともに、カント抗して  2018年12月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 『アーレントのマルクス』合評会 招待

    百木 漠

    日本アーレント研究会特別企画  2018年12月 

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  • いま、マルクスを読む意味 招待

    百木 漠

    大阪市立大学 #Marx200 記念シンポジウム  2018年11月 

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  • アーレントのマルクス 招待

    百木 漠

    新宿朝日カルチャーセンター  2018年11月 

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  • アーレントはなぜマルクスを「誤読」したのか──『アーレントのマルクス』解題 招待

    百木 漠

    大阪哲学学校 百木漠新著刊行記念シンポジウム  2018年8月 

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  • アーレントにおける労働と仕事の思想 招待

    百木 漠

    中部政治学会2018年度研究会  2018年7月 

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  • ポピュリズム、右の躍進と左の苦境 招待

    百木 漠

    京都自由大学  2018年6月 

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  • アーレント、マルクス、ポピュリズム

    百木 漠

    第40回唯物論研究協会  2017年11月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 労働者アイヒマン――アーレント『イェルサレムのアイヒマン』再考

    百木 漠

    第53回経済社会学会  2017年9月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アーレントのマルクス――労働と全体主義 招待

    百木 漠

    慶應義塾大学プロジェクト科目(政治思想研究)  2017年4月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • Introduction to Hannah Arendt 招待

    百木 漠

    JST seminar "EU onlife and Hannah Arendt"  2017年2月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 「始まり」の二重性――アーレント思想におけるヘブライズム的側面の検討

    百木 漠

    第40回社会思想史学会  2015年11月 

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  • マルクスの未来社会論を再考する

    百木 漠

    第51回経済社会学会大会  2015年9月 

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  • 「余計者」の廃棄――アーレントの帝国主義論を再考する

    百木 漠

    第14回アーレント研究会  2015年8月 

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  • Rethinking the Exploitation of Self-Realization Model in Japan 国際会議

    XVIII ISA World Congress of Sociology  2014年7月 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アーレント思想における「社会的なもの」概念の再解釈――「資本」と「全体」の無限循環運動

    百木 漠

    第38回社会思想史学会  2013年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アーレントのマルクス誤読をめぐる一考察――労働・政治・余暇

    百木 漠

    第36回唯物論研究協会大会  2013年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • マルクスの自由時間論を再考する――『経済学批判要綱』を中心に

    百木 漠

    第49回経済社会学会  2013年9月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • ハンナ・アーレントの労働思想

    百木 漠

    第64回関西社会学会大会  2013年5月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 労働による自己実現は可能か―アーレントとマルクスの労働思想比較から-

    百木 漠

    第63回関西社会学会大会  2012年5月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 書評報告・植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』をめぐって 招待

    百木 漠

    第8回 戦前・戦時期日本研究会  2012年2月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 濱本真男『「労動」の哲学』合評会コメント 招待

    百木 漠

    濱本真男『「労動」の哲学』合評会  2012年1月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • アーレントによるマルクス解釈の批判的検討 -『カール・マルクスと西欧政治思想の伝統』草稿集に関する考察から-

    百木 漠

    社会思想史学会部会・ポストマルクス研究会  2011年3月 

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    記述言語:日本語  

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  • 「〈公共圏〉としての大学――知のメディア空間の拡がりのなかで 」コメント 招待

    百木 漠

    京都大学グローバル COE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」次世代研究ユニット シンポジウム  2011年3月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 近代における「労働」の変容――アーレントとマルクスの労働思想比較から

    百木 漠

    第35回社会思想史学会  2010年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • テクノロジー時代の人間の条件――アーレント思想の応用可能性

    研究課題/領域番号:21K00042  2021年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    木村 史人, 百木 漠, 奥井 剛, 渡名喜 庸哲, 戸谷 洋志, 河合 恭平, 三浦 隆宏

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究は、アーレントの思想におけるテクノロジーの問題を多角的に研究していくことを目的としており、一年目の昨年は、研究代表者、研究分担者、研究協力者が参加するオンライン研究会を計4回開催することができた。
    また、2022年3月には、日本アーレント研究会春の定例会にて、シンポジウム「アーレントと宇宙科学」に、研究代表者の木村が特定質問者として登壇し、本科研費より登壇者への謝金を助成した。
    各人の個人研究という点では、代表者である木村は、編集委員として参加した『ハイデガー事典』(昭和堂)において、「ヨナス」や技術に関わる「交渉」・「対象」・「~のために」・「配視」などの項目を執筆した。また、戸谷は『ハンス・ヨナス 未来への責任:やがて来たる子どもたちのための倫理学』、『スマートな悪:技術と暴力について』、『ハンス・ヨナスの哲学』という本研究にも関係する3冊の著書を刊行し、百木は、単著『嘘と政治: ポスト真実とアーレントの思想』や共著『フューチャー・デザインと哲学:世代を超えた対話』、論文「スマホとデジタル全体主義」という本研究に関係するテキストを発表した。
    また、渡名喜は、レヴィナスを主題とした大部の論集を編者として刊行するだけではなく、「遠隔時代における身体 シャマユー/レヴィナスとともに」を発表し、三浦は論文「悪と忘却の穴の問題――『エルサレムのアイヒマン』再考」を執筆しただけではなく、共著『フランス・バカロレア式 書く!哲学入門』を出版した。さらに奥井は英語での共著論文を執筆するほか、三浦の『活動の奇跡:アーレント政治理論と哲学カフェ』や、森一郎『ポリスへの愛』というアーレントを主題とした書籍の書評を執筆し、また英語と日本語で複数の口頭発表を行った。

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  • 『批判版全集』の精査にもとづいたアーレントの思想形成過程の解明

    研究課題/領域番号:21K00100  2021年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    三浦 隆宏, 百木 漠, 渡名喜 庸哲, 戸谷 洋志, 木村 史人, 河合 恭平

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究は、現在刊行中の『ハンナ・アーレント批判版全集』(以下、『批判版全集』)を研究代表者・分担者らが中心となって組織的に検討していくことを目的としているが、研究初年度は、残念ながら「組織的な検討」という点に関しては、計画通りに進めることができなかった(その理由は「現在までの進捗状況」の項目において記す)。ゆえに、以下に記す研究実績の概要は、いずれも個人研究としてのものに留まる。
    まず、代表者の三浦はベッティーナ・シュタングネトの『エルサレム〈以前〉のアイヒマン』の邦訳刊行に合わせ、アーレントの『エルサレムのアイヒマン』を英語版とドイツ語版双方の違いに留意しつつ読み直し、その成果の一端を論文として公表した。『批判版全集』の「エルサレムのアイヒマン」は、メインテキストが2023年に第10巻として刊行予定であり、その組織的な検討に向けてのいわば準備作業として位置づけることができる。分担者の渡名喜はレヴィナスを主題とした大部の論集(『個と普遍:レヴィナス哲学の新たな広がり』)を編者として刊行したほか、論文「アーレント・難民・収容所(2)」を発表したが、これも本研究のテーマ(2)「ユダヤ人問題」の下準備に相当すると言ってよい。
    また、百木と戸谷も著書と論文を精力的に刊行することで、それぞれ研究テーマ(1)「労働・仕事」と(3)「出生性」の組織的な検討へ向けての足場固めを行なった。木村も編集委員として長年携わった『ハイデガー事典』を無事公刊するなどの研究実績をあげることができた。
    なお、既刊の『批判版全集』にかんしては、第6巻については百木がマルクス論を中心に精読を続けているほか、第2巻と3巻については、分担者の河合や(日本アーレント研究会に所属する)若手の研究協力者らがすでにサーベイの作業に着手しており、次年度以降、その成果が論文や報告として順次公表されていく予定である。

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  • テクノロジー的全体主義の分析――アーレントとヨナスの思想比較を通じて 研究課題

    2019年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金 若手研究 

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  • ハンナ・アーレント思想の哲学・倫理学的意義の総合的再検討

    2017年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費補助金 基盤研究C(研究分担者) 

    百木 漠

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 労働と全体主義の親和性に関する思想史研究――アーレントの労働思想を中心に

    2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  特別研究員奨励費 

    百木 漠

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • ハンナ・アーレント労働論の批判的検討-労働思想の系譜学的研究

    2012年4月 - 2014年3月

    日本学術振興会  特別研究員奨励費(DC2) 

    百木 漠

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 親密圏の再帰的近代化と公共性の第三の転換をめぐる研究

    2011年4月 - 2012年3月

    京都大学グローバルCOE  2011年度次世代研究ユニット 

    百木 漠

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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社会貢献活動

  • ハンナ・アーレントの思想を読む(オンラインで毎月開催)

    役割:講師

    新宿朝日カルチャーセンター  2021年4月 - 2022年3月

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    種別:セミナー・ワークショップ

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  • オンライン講演会|戸谷洋志×百木漠『テクノロジー的全体主義――AI・DNA・GAFA』

    役割:出演

    慶應義塾大学出版会  2021年2月

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    種別:講演会

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  • 『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』『山學ノオト』出版記念 青木真兵×百木漠トークイベント「僕らのVita Activa」

    役割:出演

    大垣書店高野店  2020年11月

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  • 日本アーレント研究会 オンライン特別企画〜『アーレント読本』を読む

    役割:パネリスト

    日本アーレント研究会  2020年9月

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  • オンライントークイベント 百木漠×青木真兵「これからの「働く」を考える—「労働」から「仕事」へ」

    役割:出演

    夕書房  2020年8月

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  • 【GACCOH講座】やっぱり知りたい!ハンナ・アーレント:なぜ、どのように、アーレントが注目されているのか?

    役割:講師

    GACCOH  2020年8月

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  • ハンナ・アーレント「全体主義の起源」を読む

    役割:講師

    新宿朝日カルチャーセンター  2020年2月

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  • いま、マルクスを読む意味

    役割:講師

    立命館大学 ライスボールセミナー  2019年10月

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  • アーレントはマルクスをどう読んだのか

    役割:講師

    新宿朝日カルチャーセンター  2019年9月

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  • 講演「ハンナ・アーレントの思想に学ぶ」

    役割:講師

    伊丹市公民館 市民講座  2019年2月

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  • アーレントのマルクス

    役割:講師

    新宿朝日カルチャーセンター  2018年11月

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  • ハンナ・アーレントの芸術論

    役割:講師

    京都造形芸術大学 アートプロデュース学科 特別講義  2018年7月

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  • トークイベント 百木漠×戸谷洋志 「ハンナ・アーレントとハンス・ヨナスの思想」

    役割:出演

    清風堂書店  2018年3月

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  • GACCOH教養講座「やっぱり知りたい!対話篇 アーレント×ヨーナス」

    役割:講師

    GACCOH  2016年1月 - 2016年5月

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  • GACCOH教養講座「やっぱり知りたい!マルクス」

    役割:講師

    GACCOH  2015年2月

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  • GACCOH教養講座「寝ながら学べるアーレント」

    役割:講師

    GACCOH  2014年4月 - 2014年7月

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  • 大阪哲学学校〈知の歴史〉入門講座「ハンナ・アーレント」第2回

    役割:講師

    大阪哲学学校  2014年3月

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  • 大阪哲学学校 シンポジウム「若者の現在」

    役割:パネリスト

    大阪哲学学校  2014年1月

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  • 『漂泊のアーレント 戦場のヨナス:ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』刊行対談(戸谷洋志×百木漠)

    役割:出演

    GACCOH 

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メディア報道