2024/09/08 更新

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ヤマダ ナオユキ
山田 直之
YAMADA,Naoyuki
所属
文学部 准教授
職名
准教授
ホームページ
プロフィール

1989年、島根県生まれ。先攻は教育学(教育哲学、教育思想史、国語科教育)。

 私はこれまで、「生活綴方教育の源流」に位置づけられてきた芦田恵之助(あしだえのすけ)という教師に着目し、学習者に文章を書かせることによって主体形成をめざす、近代教育的思考の特質を解明する研究をおこなってきました。芦田を研究することは「近代」と対峙することであり、目的合理的な近代の学校教育におさまらない、土着の人づくりの知恵を再考することでもあります。

 芦田研究による国語教育実践や教師の専門性の再考は、歴史的な考察を経て現代への示唆を生み出そうとするものです。とりわけ、新しいテクノロジーが教育に導入される際には、必ず既存の教育学理論をベースとして導入されるという歴史的事実に鑑み、生活綴方教育の遺産を手がかりにした、流行に流されない教育実践の創造の基盤となる基礎理論の生成を試みてきました。そして、このような問題意識の下、博士課程時代に、ドイツ・オスナブリュック大学に研究留学し、芸術表現を通じた美的陶冶論研究で著名な、H. ミュラー教授に師事しました。そこでの経験を踏まえ、教育学における解釈学的方法の有効性の探求や、「主体」の形成にかかわって、物的環境(メディア)がもたらす人間形成のメカニズムに関する研究をおこなっています。また、近年では、学校教育でありながら、最も倫理的に「教える-学ぶ」関係を構築する方法であると私自身が考えている形成的介入研究や、コミュニティの変容を捉え、人々の創発的活動を鼓舞する活動理論的研究にも着手しています。

 このように私は、伝統的な日本の人づくりの知恵と、西欧の流れを汲む近代教育の係争地であった大正自由(新)教育の時代を理論研究の主なフィールドとしつつ、その知見を現代に生かすべく、研究者のみならず、国内外を含めた現場の学校教師や保育士と共に実践的な共同研究を進め、国際的な発信を視野に入れた研究活動の展開を試みています。

 また、研究成果の社会的実装の取り組みとして、学術・高等教育・社会教育に特化した自由な電子テキストプラットフォームの構築に向け、TRIADE(トリアーデ・https://triade-book.com/)を共同運営しています。この試みは、(1)学生が負うテキスト代金の負担を軽くした上で、講義内容や学生のレベルに合わせたテキストを柔軟に作成、販売、また閲覧できる環境を整えたい、(2)過去の資料・学術文献の電子化を促進させたい、(3)学術成果の発信方法を多様化させたい、という動機に基づいています。

外部リンク

学位

  • 博士(教育学) ( 広島大学 )

研究キーワード

  • 活動理論

  • 学校教育

  • 芦田恵之助

  • 新教育

  • 生活綴方

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学  / 教育哲学、教育思想史、国語科教育

学歴

  • 広島大学大学院   教育学研究科教育人間科学専攻博士課程後期

    2015年4月 - 2018年3月

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  • 広島大学   大学院教育学研究科教育人間科学専攻博士課程前期

    2013年4月 - 2015年3月

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  • 関西大学   文学部   総合人文学科 初等教育学専修 卒業

    2013年3月

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経歴

  • 関西大学   文学部 初等教育学専修/大学院 文学研究科教育学専修 学校教育開発学研究   准教授

    2021年4月 - 現在

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  • 神戸女子大学   文学部教育学科   助教

    2018年4月 - 2021年3月

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  • ドイツ   オスナブリュック大学教育科学部 留学

    2016年10月 - 2017年7月

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  • 呉医療センター附属呉看護学校 非常勤講師

    2015年10月

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  • 三次看護専門学校 非常勤講師

    2015年10月

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  • 広島大学 図書館 非常勤職員(ライティングセンターチューター)

    2013年10月 - 2018年3月

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所属学協会

  • The International Society of Cultural-historical Activity Research

    2021年4月 - 現在

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  • 日本教育学会

    2019年7月 - 現在

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  • 全国大学国語教育学会

    2019年3月 - 現在

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  • 教育哲学会

    2015年5月 - 現在

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  • 教育思想史学会

    2015年 - 現在

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  • 世界新教育学会

    2014年3月 - 現在

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  • 日本保育学会

    2023年8月 - 現在

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  • 質的心理学会

    2023年6月 - 現在

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  • 活動理論学会

    2019年10月 - 現在

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  • international network of philosophers of education

    2018年6月 - 現在

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  • 中国四国教育学会

    2014年6月 - 現在

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委員歴

  • 関西大学   博物館委員  

    2024年4月 - 現在   

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  • 世界新教育学会   全国理事  

    2022年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 世界新教育学会   2022年度WEF国際教育フォーラム 実行委員長  

    2021年9月 - 2022年9月   

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    団体区分:学協会

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  • 関西大学   人権問題委員  

    2021年4月 - 2023年3月   

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論文

  • 保育者との発達的ワークリサーチにおける 「パイロット的な部署」の形成過程 ―介入者の拡張的学習に注目して―

    山田直之, 本岡美保子, 濱名潔

    活動理論研究   ( 9 )   17 - 32   2024年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 教育イノベーションをめざした保育者研修に関する報告-「創発的協働研修」におけるエージェンシーの移譲に着目して- 査読

    本岡美保子, 濱名潔, 山田直之

    比治山大学紀要   ( 30 )   95 - 106   2024年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 人口減少社会における学校の戦略-熊本、茨城、島根の学校の取り組みから-

    山田直之, 尾川満広

    教育学研究紀要   67   614 - 620   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

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  • 「創発的協働研修」の課題と展望に関する報告-保育記録に関する課題の共有を手がかりとした継続的取組

    本岡美保子, 山田直之, 濱名潔

    子ども教育学部紀要   8 ( 1 )   27 - 37   2021年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    その他リンク: http://id.ndl.go.jp/bib/031741006

  • ICT を活用した保育記録は保育者に何をもたらすか―Google フォームを用いた保育記録に着目して― 査読

    濱名 潔, 本岡美保子, 山田直之

    社会福祉マネジメント   1 ( 2 )   56 - 70   2021年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本社会福祉マネジメント学会  

    本研究の目的は,事例研究によって ICT を活用した保育記録が保育者に何をもたらすのかを明らか にすることである.Google フォームによる保育記録を使用している X 園の保育者 2 名にインタ ビュー調査を行った.その結果,ICT を活用した保育記録は保育者に【タブレットで記入することの メリット】,【タブレットで記入することのデメリット】,【回答項目による別視点からの振り返り】,
    【回答項目に則して考えることの難しさ】,【各子どもの記録回数の可視化による気づき】,【他の記録へ の活用】,【日常場面での活用】をもたらすことが明らかになった.
    そのうち,ICT を活用した保育記録の特性だと考えられるものは【タブレットで記入することのメ リット】と【タブレットで記入することのデメリット】,【他の記録への活用】,【各子どもの記録回数 の可視化による気づき】であった.また,X 園の ICT を活用した保育記録の導入目的である1残業削 減のための業務効率化,2子ども理解の深化,3保育援助の振り返りの 3 つの観点から検討したとこ ろ,1には寄与していないものの,2,3には寄与していた.ICT 化された保育記録は業務の効率化 や軽減化の観点から議論されているものの,保育記録の本来の使用用途である,いかに保育の振り返 りに寄与するかという観点からも考えていくことが重要である.

    DOI: 10.50965/jasmjournal.1.02_56_102

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  • 〈人口減少社会における学校〉の諸相

    山田直之

    教育学研究紀要   66   762 - 765   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

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  • Developing Writing Centers in Japan: The Case of the Hiroshima University Writing Center 査読

    YAMADA Naoyuki, SATO Ryuichi

    Bulletin of the Faculty of Literature Kobe Women's University   54   61 - 70   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 集団のメディア論的分析の可能性

    松田充, 山田直之

    教育研究紀要   66   562 - 571   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 保育者は「保育者の専門性」をどのように捉えているか:保育記録を用いた学びの会の議事録に着目して 査読

    本岡 美保子, 濱名 潔, 山田 直之

    子ども教育学部紀要   7 ( 1 )   27 - 36   2020年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

    「保育者の専門性」は保育の質を規定する要因として重要視され,研究が蓄積されてきた。しかし一方で,これまでの知見と保育者の捉える「保育者の専門性」には乖離があるという指摘もある。そこで本研究は,保育者の捉える「保育者の専門性」を明らかにすることを目的に,保育記録を用いた学びの会の議事録を分析した。その結果,34のオープン・コードと14の焦点的コードが生成された。14の焦点的コードは,保育者が「保育者の専門性」であると捉えた根拠によって,記録者の視点,記録の技術,記録から読み取った実践内容の3つに分類された。保育者が考える「保育者の専門性」には,これまでの知見と異なる4つの特徴があることがわかった。それは,「負の側面」や「柔軟な側面」があること,言葉に関するテクニカルな専門性や,情動との関連があることである。今後はこうした実践の当事者性を基盤とした知見を蓄積し,保育者養成や現職教育に生かすことが重要だろう。

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  • 教育学における拡張的学習の位置価ー初等国語科授業の省察に現れた「不安定性」を端緒としてー

    山田直之

    活動理論研究   ( 5 )   29 - 39   2020年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 国語科作文教育における訓育的教授の探求-芦田恵之助の綴方教育を手がかりに- 査読

    山田直之

    国語科教育   87   68 - 76   2020年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    添付ファイル: 87_68.pdf

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  • 初等国語科授業を通じた教師の解釈実践–〈大学附属言説〉との葛藤に着目して– 査読

    山田直之

    教育諸学研究   33   61 - 73   2020年3月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 芦田恵之助における「修養」概念の再検討 査読

    山田直之

    教育諸学研究   32   41 - 57   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 新しいテクノロジーと教育-学習集団における教師の位置をめぐって-

    山田直之

    教育学研究紀要   64   471 - 476   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    添付ファイル: 新しいテクノロジーと教育.pdf

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  • Reconsidering Enosuke ASHIDA’s Composition Pedagogy 査読

    Bulletin of the Faculty of Literature Kobe Women's University   52   93 - 105   2019年3月

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    記述言語:英語  

    添付ファイル: 8_Yamada Naoyuki.pdf

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  • TAからTA共同体へ: 広島大学ライティングセンターにおけるTA活動の諸相 招待

    高等教育研究叢書   ( 150 )   65 - 68   2019年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 黒川麻実、山田直之、大坂遊「研究×教育×社会貢献を架橋する<場>は誰がどのように創るのか

    黒川麻実, 山田直之, 大坂遊

    教育学研究紀要   63   774 - 779   2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

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  • 芦田恵之助の綴方教育を再考する―「人文一致主義」の流布とその射程から― 査読

    山田直之

    教育新世界   42 ( 65 )   33 - 42   2017年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:世界新教育学会  

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  • 初期綴方運動への評価に対する批判的考察―芦田恵之助の「自己」、「文話」、「想」に着目して― 査読

    山田直之

    教育新世界   41 ( 64 )   35 - 46   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:世界新教育学会  

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  • 大学院進学にあたり大学生はどのような困難を抱えているか? : 「アカデミックコンテスト」を通じた意識の変容に着目して

    黒川 麻実, 大坂 遊, 河原 麻子, 笘野 哲史, 山田 直之, 河原 太郎, 森 美智代

    教育学研究紀要   62 ( 1 )   328 - 339   2016年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:中国四国教育学会  

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  • 芦田恵之助の随意選題論における自己概念の志向性 : 道徳性の形成を企図した「綴らせて導く」という思想に着目して (道徳教育)

    山田 直之

    教育学研究紀要   61 ( 2 )   300 - 305   2015年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:中国四国教育学会  

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  • 自己表現指導としての作文教育に関する批判的考察―芦田恵之助の随意選題論における「自己表現」概念の分析を通じて―

    山田直之

    教育学研究紀要   60 ( 1 )   242 - 247   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:中国四国教育学会  

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  • 教育メディアとしての文字表出―綴方実践・言語行為論・他者論から― 査読

    山田直之

    『学校教育学論集』   35 - 46   2013年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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書籍等出版物

  • 教育原理Ⅰ

    山田直之( 担当: 単著)

    TRIADE  2023年10月 

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    記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

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  • 教育原理Ⅱ

    山田直之( 担当: 単著)

    TRIADE  2023年4月 

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    記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

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  • 拡張的学習と教育イノベーション:活動理論との対話

    山住勝広, 冨澤美千子, 白數哲久, 伊藤大輔, 根津知佳子, 浅野吉英, 畠山大, 山田直之( 担当: 分担執筆 範囲: 第9章 拡張的学習の場を準備する「保育記録研究交流会」)

    ミネルヴァ書房  2022年9月  ( ISBN:4623093638

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    総ページ数:300  

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  • わたしの学術書――博士論文書籍化をめぐって

    ( 担当: 分担執筆)

    春風社  2022年4月  ( ISBN:486110761X

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    総ページ数:500  

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  • 道徳教育 (新・教職課程演習)

    田中, マリア, 杉田, 浩崇( 担当: 分担執筆)

    協同出版  2021年11月  ( ISBN:4319003489

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    総ページ数:247   記述言語:日本語  

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  • 芦田恵之助の教育思想――とらわれからの解放をめざして

    山田直之

    春風社  2020年8月  ( ISBN:4861106885

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    総ページ数:320   記述言語:日本語  

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  • 教員養成を担う

    丸山, 恭司, 尾川, 満宏, 森下, 真実( 担当: 分担執筆)

    溪水社  2019年2月  ( ISBN:4863274688

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    総ページ数:220   記述言語:日本語  

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  • 教師教育講座 第7巻 道徳教育指導論

    丸山, 恭司( 担当: 編纂)

    協同出版  2014年4月  ( ISBN:4319106768

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    総ページ数:302   記述言語:日本語  

    CiNii Books

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MISC

  • 芦田恵之助先生の教育思想と作文の授業 招待

    山田直之

    芦田恵之助先生生誕百五十年記念 第百三十九回 国語教壇修養会 全記録   72 - 90   2023年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

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  • 作文指導における芦田教式の今日的意義 招待

    山田直之, 青木伸生, 犬塚主一, 竹岡七重, 田中純江

    芦田恵之助先生生誕百五十年記念 第百三十九回 国語教壇修養会 全記録   91 - 114   2023年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

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  • 特集「2022年度 WEF 国際教育フォーラム 関西大会」大会報告 招待

    山田直之

    教育新世界   ( 71 )   2 - 3   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:会議報告等  

    添付ファイル: 教育新世界(71).pdf

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  • 書評 冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想-往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」-』

    山田直之

    教育哲学研究   ( 126 )   74 - 80   2022年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 図書紹介 冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想-往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」-』

    山田直之

    教育新世界   ( 70 )   47 - 49   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • クラウス・リーゼンフーバー 映像インタビューデータ-自己統治に関わる教育原理の基礎資料として-

    山田直之

    教職課程研究   (3)   17 - 25   2020年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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  • 「日本女子大学: 対話山田直之先生」

    劉幸(インタビュアー、訳)、山田直之(インタビュイー)

    教師月刊   ( 9 )   17 - 21   2018年9月

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    記述言語:中国語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

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  • 芦田恵之助の教育思想に関する研究ー随意選題を中心にー

    山田直之

    2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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  • 随意選題論の教育思想史的研究―「書くこと」の教育における<自己表現>の位置価―

    山田直之

    広島大学教育学研究科『広島大学大学院教育学研究科修士論文抄』   277 - 278   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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  • 「教員養成学講究」及び「大学教授学講究」における博士課程後期1年次生の取り組み報告<講義に関する報告>

    山田直之

    平成27年度巻   4 - 5   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:会議報告等  

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  • プレFDの取り組みの現状と課題―京都大学プレFDプロジェクトを視察して<学外視察報告>―

    中居舞子, 山田直之, 都田修兵, 松田充、

    広島大学大学院教育学研究科教職課程担当教員養成プログラム『教職課程担当教員養成プログラム報告書』   平成27年度巻   23 - 28   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

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講演・口頭発表等

  • Implementing Collaborative Intervention Within Nursery Teacher Development Programs in Japan 国際会議

    Naoyuki Yamada

    The International Society of Cultural-historical Activity Research 2024  2024年8月 

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    開催年月日: 2024年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:オランダ王国  

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  • 国語科教育研究に求められる新たな「知」(ラウンドテーブルR3会場) 招待

    浮田真弓、森美智代、谷川嘉浩、山田直之、佐藤宗大

    全国大学国語教育学会 第146回 鹿児島大会  2024年5月  全国大学国語教育学会

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    開催年月日: 2024年5月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:鹿児島  

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  • 作文・綴方教育における〈書く主体〉の拘束性批判−芦田恵之助の活動理論的分析−(課題研究発表 国語科教育研究に求められる新たな「知」①新たな「知」とはなにか) 招待

    山田直之

    全国大学国語教育学会 第146回 鹿児島大会  2024年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(基調)  

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  • 保育者の拡張的学習に向けた形成的介入研究の試みー法人の異なる3つの園が参加する研修を事例として

    山田 直之, 本岡 美保子, 濱名 潔

    第11回 活動理論学会  2024年3月 

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    開催年月日: 2024年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 活動システムモデルを使用して自分たちの実践を分析する 招待

    山田直之

    保育者の創発的協働研修(あいまーる)第5回  2023年12月 

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    開催年月日: 2023年12月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 作文指導における芦田教式の今日的意義 招待

    山田直之, 青木伸生, 犬塚主一, 竹岡七重

    芦田恵之助先生生誕150周年記念・第139回国語教壇修養会  2023年7月 

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    開催年月日: 2023年7月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • 芦田恵之助先生の教育思想と作文の授業 招待

    山田直之

    芦田恵之助先生生誕150周年記念・第139回国語教壇修養会  2023年7月 

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    開催年月日: 2023年7月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • あいまーるの意義と活動理論の紹介 招待

    山田直之

    保育者の創発的協働研修(あいまーる)第4回  2023年3月 

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    開催年月日: 2023年3月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 人口減少社会における学校の戦略ー熊本、茨城、島根の学校の取り組みからー

    山田直之, 時津啓, 安喰勇平, 松尾奈美, 尾川満宏

    中国四国教育学会 第73回大会 ラウンドテーブル  2021年11月 

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    開催年月日: 2021年11月

    記述言語:日本語  

    添付ファイル: 73会大会.pdf

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  • 「教育的メディア」としての城戸幡太郎の教具観

    山田直之、松田充

    日本教育学会第80回大会  2021年8月 

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    開催年月日: 2021年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    添付ファイル: 日本教育学会第80回大会プログラム.pdf

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  • 保育者のエージェンシーを生かす研修とはー活動理論を手掛かりとした保育研修の構想に向けてー

    本岡美保子, 濱名潔, 天願順優, 坂井くみ子, 山田直之, 岡花祈一郎

    日本保育学会第74回大会  2021年5月 

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    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    添付ファイル: symposium.pdf

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  • デューイの日本・中国訪問 ~『日本と中国からの書簡(1919-1920)』 を読む~ 日本からの書簡(後半) 招待

    山田直之

    池田大作記念創価教育研究所 ジョン・デューイ研究センター 第1回シンポジウム 「デューイの日本・中国訪問 ~『日本と中国からの書簡(1919-1920)』を読む~」  2020年12月 

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    開催年月日: 2020年12月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

    添付ファイル: ジョン・デューイ著『日本と中国からの書簡』発刊100周年を記念し、本研究所ジョ...ー第1回シンポジウムを開催しました _ 創価大学 池田大作記念創価教育研究所.pdf

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  • メディア・システムとしての集団ー教授技術のメディア論的分析ー

    松田充, 山田直之

    中国四国教育学会第72回大会  2020年11月 

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    開催年月日: 2020年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    添付ファイル: 72th_Program(1).pdf

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  • 〈人口減少社会における学校〉の諸相

    山田直之, 尾川満宏, 松尾奈美, 時津啓, 安喰勇平

    中国四国教育学会第72回大会ラウンドテーブル  2020年11月 

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    開催年月日: 2020年11月

    記述言語:日本語  

    添付ファイル: 72th_Program(2).pdf

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  • ICT化された保育記録の活用は保育者に何をもたらすか

    濱名 潔, 本岡 美保子, 山田 直之

    国際幼児教育学会第41回大会  2020年9月 

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    開催年月日: 2020年9月

    記述言語:日本語  

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  • A Study on the Content and Methods of Moral Education in Japan: Focusing on the Writing Guidance by Enosuke Ashida 招待 国際会議

    2024年8月 

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    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:吉林大学   国名:中華人民共和国  

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  • チェンジラボラトリーにおける「ミラー」の役割 招待

    山田直之

    科研費・基盤研究(A)「拡張する学校を創る」チェンジラボラトリー連続オンライセミナー第2回  2024年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 保育者研修のあり方を再考する—活動理論を手掛かりとした保育者研修の分析をもとに— 招待

    山田直之

    科研費・基盤研究(A)「拡張する学校を創る」チェンジラボラトリー連続オンライセミナー第2回  2024年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 形成的介入者が抱える葛藤の教育学的意味 -発達的ワークリサーチによる組織改革のための試論-

    山田直之

    第9回 活動理論学会  2023年3月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • John Dewey's view of Japan's budding democracy in 1919 : From March 27 to April 28. 招待

    Naoyuki Yamada

    1st International Symposium on Global Citizenship Education Restoring Learning to Daily Living: Global Citizenship and John Dewey  2022年10月 

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    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    添付ファイル: Parallel Sessions - International Symposium on Global Citizenship Education 🔊.pdf

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  • 修養論としての『綴方十二ヶ月』 ―芦田恵之助の子ども観に着目して―

    山田直之

    日本教育学会第81回大会  2022年8月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    修養論としての『綴方十二ヶ月』 ―芦田恵之助の子ども観に着目して― 山田 直之 (関西大学) 1.芦田恵之助の『綴方十二ヶ月』と二次言説 本発表では、芦田恵之助の『綴方十二ヶ月』(1917-1919) (以下『十二ヶ月』) を採り上げ、主としてその二次言説の検討を対象に、つくられてきた「芦田」像の相対化を試みる。『十二ヶ月』は、「幻の児童図書」と呼ばれ、1971年の復刊の際には総勢23名の研究者・教師らによって「綴方十二ヶ月の意義と価値」 (以下『意義と価値』) と題された書評が付された。多様な執筆陣からは、国語科教育に止まらない芦田への関心の高さがうかがえる。他方、芦田自身は『十二ヶ月』を高く評価していたわけではなく、生活綴方運動の担い手達からもほとんど注目されなかった。ここには、『十二ヶ月』発刊時と『意義と価値』発刊時との間に、それを受け止める研究者や教師らの側の認識の相違がある。芦田の死後20年を経て復刊された『十二ヶ月』は、当時の研究者・教師らによっていかに読み直され、それらの読みはどのような「芦田」像を形成したのか。この問いを導きの糸とし、『十二ヶ月』の二次言説を創出した時代的要請を加味し、本書を修養という観点から再検討することで、『十二ヶ月』が有する現代的意義を提示する。 2. 芦田恵之助の軌跡と「教祖化」 芦田の名を一躍世に知らしめた1913年の『綴り方教授』は、彼が東京高師附小の訓導になった8年後、岡田虎二郎の下で静坐をはじめた翌年に著された。芦田は『綴り方教授』を皮切りに多数の著作を発表し、綴方・読方に関する教授法の開発を基軸として教育の刷新を図った。なかでも随意選題は、文章表現方法の教授を中心とした画一的な作文を批判し、初等教育のなかで人格形成を実現する方法として注目を集めた。綴方の文題を児童自らが創作する型破りな手法は、国定教科書がない綴方ゆえに生み出されえたものであった。この教授法は世論を二分し、随意選題論争という論争を巻き起こす。論争を機に芦田は東京高師附小を去ることになるが、同時に全国に多数の支持者を獲得した。この支持者たちが、後に芦田を中心としたネットワークの創出に寄与する。その紐帯となったのは、公職を退いた芦田が全国の小学校を授業して回った「教壇行脚」と、その成果を発信した『同志同行』誌である。『同志同行』は一時期発行部数一万部を超え、購読の母体となった恵雨会は一種の宗派的な団体と捉えられるようになった。この団体において芦田は「教祖的信仰の対象」 (古田 1971: 215) のように扱われるようになる。 3.『綴方十二ヶ月の意義と価値』を通じた芦田の「脱教祖化」 『意義と価値』からは、かねてより批判を集めていた「教祖的信仰の対象」としての芦田を「脱教祖化」することで、彼の思想や実践を改善し生かそうとする意図を汲み取ることができる(上田 1971: 164、古田 1971: 215)。その背景には、教育実践を指導することが困難になりつつあった教育研究に対する課題意識があった。その課題解決の活路を、芦田の教育的遺産に見出そうとしたのである。それは、芦田の徹底した観察 (西尾 1971: 11) 及び子ども観に求められた。芦田は、児童にヒントを出す際にも、「そこにいるひとりひとりの身になって、ひとりひとりをはっきり意識」 (大村 1971: 40) した。「自己」という固有名を尊重するスローガンが、教育研究の科学化や教職のスタンダード化等に付随する問題を乗り越える指導原理として再発見された。 4. 修養論としての『綴方十二ヶ月』の射程 『意義と価値』を通じて再創造された「芦田」像は、自己の確立を援助する「『個人確立時代』の教師」 (波多野 1971: 36) という言葉に集約される。芦田は、この「個人の確立」への道を修養に求めた。『十二ヶ月』は元々、当時勃興しはじめた学校図書館活動に呼応して、児童に清新な読物を提供しようと企画された図書であり、自学や修養の道具だった。たしかに、修養の核心は「自己修養self-cultivation」にある。『意義と価値』では、『十二ヶ月』が、学校ではなく社会教育の場を舞台としている点に注目し、その私事性や禅的な「自己」の超越性が、社会と隔絶していると理解された。しかし、修養には同時に、「人付き合い(人倫関係)の中で徳を養う」(西平 2019: 17)という社会的性質がある。学校を離れた社会教育はたしかに私事であるが、そこにも市民社会の主体形成と規範的秩序の維持という公的な役割が存在する。またそれは、時代や社会の価値体系の中で規定された理想的人間像の実現に向けた社会的な取り組みである。この観点から言えば、芦田を「『個人確立時代』の教師」と規定し、その教育思想を「窓のない」「モナド」(波多野 1971: 36-37) だとした解釈は、芦田の教育思想が有していた社会性を不当に捨象してしまう見方だとみることができる。 5. 芦田恵之助の子ども観における社会性の発掘 『意義と価値』における一連の論考は、『十二ヶ月』の読解を通じて芦田の「脱教祖化」を一定程度実現した。しかしその一方で、新たな「芦田」像を構築し、芦田が修養という概念に託した意味を取りこぼしてしまった。それは、彼の子ども観に内包された社会性を忘却させてしまったことを意味する。そこで最後に、再び『十二ヶ月』に立ち戻ることで、我々は修養論としての『十二ヶ月』を、他者とともに生きる生き方を模索する著作として読み得ることを示したい。 参考・引用文献 芦田恵之助 (1971) 『復刻版 綴方十二ヶ月』文化評論出版=『綴方十二ヶ月』 (一月の巻、三月の巻、五月の巻、七月の巻、九月の巻) (1917-1919) 育英書院。 古田拡・西尾実・波多野完治・大村はま・宮本常一・石井庄司・井上敏夫・倉沢栄吉・滑川道夫・西原慶一・望月久貴・野地潤家・古田圭雄・古田足日・森信三・中内敏夫・重松鷹泰・上田薫・青木幹勇・藤原与一・伊達兼三郎・鶴見俊輔・沖垣寛 (1971) 『「綴方十二ヶ月」の意義と価値』文化評論出版。 西平直 (2019) 「修養の構造―翻訳の中で理解される日本特有の教育的伝統―」『教育学研究』86 (4) pp.473-483.

    添付ファイル: Combined(1).pdf

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  • 「教える-学ぶ」関係における形成的介入の歴史的特異性―介入主義の二つの原理に着目して

    山田直之

    科研費・基盤研究(A)「拡張する学校を創る」第1回研究会(一般公開)  2022年8月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    「活動理論の歴史的遺産」である介入主義(interventionism)は、「教える¬-学ぶ」関係として把握されてきた教育活動の歴史において、最も倫理的にエージェンシーの移譲を実現する方法論とみなしうる。本報告では、介入主義に基づく形成的介入研究が要請される時代的背景を近代教育史に照らしてあとづけ、その媒介モデルの二つの原理、すなわちエージェンシー(agency)と混交性(hybridity)について検討する。これにより、形成的介入研究の歴史的特異性を明らかにする。

    添付ファイル: 科研費・基盤研究(A)「拡張する学校を創る」第1回研究会(一般公開)のご案内 | The Japanese Association for Research on Activity Theory (JARAT).pdf

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  • 教師の拡張的学習と専門性発達への活動理論的介入研究ー「チェンジラボラトリー」の方法論と方法ー

    山住勝広, 冨澤美千子, 山田 直之

    日本教育方法学会第55回大会  2019年9月 

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    記述言語:日本語  

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  • 拡張的学習者としての教師・変化の担い手としての教師ー教師教育の活動理論的研究ー

    山住勝広, 冨澤美千子, 山田直之

    日本教育学会第78回大会  2019年8月 

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  • 国語科作文教育における訓育的教授の探求ー芦田恵之助の綴方教育を手がかりにー

    山田 直之

    全国大学国語教育学会  2019年6月 

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  • 国際会議への誘いー拡張する院生の学びにおける香港教育大学サマースクールの意義ー

    山田 直之

    研究交流会/ IPRRFSS(沖縄)  2019年2月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • なぜ香港が「アツい」のかー拡張する院生の学びにおける国際会議のポジショナリティー

    山田 直之

    香港教育大学 Summer School 参加報告会  2018年12月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 学習集団における教師の位置ー新しいテクノロジーをめぐってー

    山田 直之

    中国四国教育学会第70回大会  2018年11月 

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  • From TA to TA's Community: The Various Dimensions of TA activity at the Writing Center of Hiroshima University

    山田 直之

    International Forum on Teaching Assistant Development and Structural Reform  2018年2月 

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  • 研究×教育×社会貢献を架橋する〈場〉は誰がどのように創るのか

    黒川 麻実, 大坂 遊, 山田 直之, 森, 美智代

    中四国教育学会第69回大会 ラウンドテーブル  2017年10月 

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    記述言語:日本語  

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  • Forschung zu den Leitprinzipien der Aufsatzpädagogik zur Taisho-Ära: Konzept der subjektiven Sprache in der „freien Komposition (Zuiisendai)“ von Enosuke Ashida

    山田 直之

    Forschungskolloquium  2017年6月 

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  • 大学院進学にあたり大学生はどのような困難を抱えているか―「アカデミックコンテスト」を通じた意識の変容に着目して―

    山田直之

    中四国国教育学会第68回大会  2016年11月 

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  • 芦田恵之助の綴方教授論に見る「書けないこと」の捉え方―作文・綴方教育における問題構成の一特質

    山田直之

    世界新教育学会 京都  2016年6月 

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  • 大学教員の授業観に関する研究―教職科目の授業分析とインタビュー分析を通じて―

    山田直之

    大学教育研究フォーラム第22回大会  2016年3月 

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  • From tutoring to editing: The variables that impact tutoring sessions at university writing center in Japan.

    山田直之

    The Eighth Symposium on Writing Centers in Asia, Tokyo.  2016年3月 

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  • Writing Centers in Japan: Its Diversity and Possibility

    山田直之

    Asian Link of Philosophy of Education: Winter Seminar 2016. Seoul, Korea.  2016年2月 

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  • 芦田恵之助の随意選題論における自己概念の志向性―道徳性の形成を企図した「綴らせて導く」という思想に着目して―

    山田直之

    中四四国教育学会 岡山  2015年11月 

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  • 初期生活綴り方運動における自己概念の特異性―芦田恵之助の「文話」に着目して―

    山田直之

    教育哲学会 奈良  2015年10月 

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  • Friedrich Kittler’s Conception of “Authors”: A Way of Thinking About Self-Expression-by-Writing

    山田直之

    International Postgraduate Research Conference and Summer School 2015, Tai Po, Hong Kong.  2015年7月 

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  • 主体的運営がチューターの意識に与える影響―広島大学ライティングセンターの事例から―

    山田直之

    The Seventh Symposium on Writing Centers in Asia, Tokyo.  2015年3月 

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  • Reconsidering Ashida’s Composition Pedagogy

    山田直之

    Asian Link of Philosophy of Education: Winter Seminar 2015. Chiayi, Taiwan.  2015年1月 

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  • 自己表現指導としての作文教育に関する批判的考察―芦田恵之助の随意選題論における「自己表現」概念の分析を通じて―

    山田直之

    中国四国教育学会 広島  2014年11月 

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  • 大正新教育期における芦田恵之助の「随意選題綴方」実践に関する一考察―メディア論的分析―

    山田直之

    世界新教育学会 大阪  2014年6月 

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受賞

  • 特に優れた業績による返還免除

    2018年5月   独立行政法人 日本学生支援機構  

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  • グリーン・ウィング奨学金 奨学生

    2016年4月   広島大学  

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  • 特に優れた業績による返還免除

    2015年5月   独立行政法人 日本学生支援機構  

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  • 優秀卒業論文表彰

    2012年3月   関西大学文学部  

    山田直之

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 長田新の中国訪問に関する研究

    2024年4月 - 2026年3月

    中国四国教育学会  課題研究 

    劉幸, 井上快、斑婷、山田直之

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    担当区分:研究分担者 

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  • 拡張する学校を創る―変革的エージェンシーの形成へ―

    研究課題/領域番号:22H00084  2022年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

    山住 勝広, 根津 知佳子, 冨澤 美千子, 白數 哲久, 伊藤 大輔, 畠山 大、山田 直之

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    配分額:42120000円 ( 直接経費:32400000円 、 間接経費:9720000円 )

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  • 「〈人口減少社会における学校〉の概念化に関する研究」

    2020年4月 - 2022年3月

    中国四国教育学会  課題研究 

    山田直之, 丸橋静香, 時津啓, 尾川満広, 安喰勇平、松尾奈美

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    担当区分:研究代表者 

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  • 「人口減少社会における地域と学校―「村を育てる学力」に着目して―」

    2020年4月 - 2021年3月

    神戸女子大学  2020年度 教育・研究助成費  教育・研究助成

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    担当区分:研究代表者 

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  • 『芦田恵之助の教育思想-とらわれからの解放をめざして-』出版計画

    2020年4月 - 2021年3月

    神戸女子大学  2020年度 教育・研究助成費 出版助成 

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    担当区分:研究代表者 

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  • 変化の担い手としての教師―拡張的学習への活動理論的介入研究―

    研究課題/領域番号:19H01636  2019年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    山住 勝広, 冨澤 美千子, 山田 直之

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:14170000円 ( 直接経費:10900000円 、 間接経費:3270000円 )

    本年度は、まず、文化・歴史的活動理論と拡張的学習理論の枠組みにもとづき、教師の新たな専門性に関するキーコンセプトとして、「拡張的学習者としての教師/変化の担い手としての教師」の概念を構築する理論的な作業に取り組んだ。また、本研究で実施する形成的介入について、その方法論検討を行った。
    そこでは、教師たちが、学校教育の新しい活動形態を自ら主体的にデザインし、創造していく集団的・協働的な拡張的学習者となっていくこととして、教師の新たな専門性を概念化した。また、そうした拡張的学習を通して教師たちが、協働して変化を創造するエージェンシーを拡張していき、学校改革への介入プロセスの主導権を握り、自分たち自身の介入を担っていくような新しい専門性についても概念化した。
    さらに、本年度は、このような教師の拡張的学習とエージェンシーへの形成的介入研究として、大阪教育大学附属天王寺小学校とのパートナーシップのもと、現実の問題状況と格闘する教師たちの拡張的学習を促し、変化の担い手としての力量を高めていくことを目的としたセッションを7回実施した。このセッションには、副校長、教務主任・研究部長、研究部担当の4人の教諭、そして本研究の研究代表者、研究分担者2人の計9人が参加した。セッションでは、学校の共同研究のテーマであった「子どもたちの拡張的学習を生み出す授業の具現化」が、教師たち自身の授業実践のプランやビデオ記録を対象にした共同の分析を通じて検討・討議され、新たな授業実践のモデル化と実行、その振り返りがなされていった。そのようなセッションによって、子どもたちが学習において協働して自らのエージェンシーを高めていけるために、教師から子どもたちへエージェンシーが移譲されていくようなスプリングボードを創り出す授業のモデル化が、参加した教師たちによって進められた。

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  • 個別最適化された学習における自己統治の機制と教師の役割に関する研究

    2019年4月 - 2020年3月

    神戸女子大学  2019年度 教育・研究助成費 

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    担当区分:研究代表者 

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  • テクノロジー時代の学習集団における教師の位置と役割の明確化

    2018年4月 - 2019年3月

    神戸女子大学  平成30年度 教育・研究助成費 

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    担当区分:研究代表者 

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  • 「International Postgraduate Roundtable Research Forum cum Summer Schoolの日本支部構築」

    2018年

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    担当区分:連携研究者 

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  • 大学院教育の充実に向けた中等教育・高等教育の接続に関する研究: 高校生・学部生・大学院生による研究交流プラットフォームの創成を通して

    2016年4月 - 2017年3月

    中国四国教育学会  課題研究 

    黒川麻実、大坂遊、河原麻子、河原太郎、大庭ゆりか、苫野哲史、柴田紗知、森美智代

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    担当区分:研究分担者 

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担当経験のある科目(授業)

  • 国語科教育法

    2021年9月 - 現在 機関名:関西大学

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  • 教職実践演習

    2021年9月 - 2022年3月 機関名:関西大学

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  • 教育原理

    2020年4月 - 現在 機関名:神戸女学院大学

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  • 教育の方法及び技術

    2019年10月 - 2021年3月 機関名:神戸女子大学

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  • 道徳教育の理論と実践

    機関名:神戸女子大学

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  • 教育方法学研究講義(大学院修士課程)

    2024年4月 - 現在 機関名:関西大学

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  • カリキュラム論

    2024年4月 - 現在 機関名:関西大学

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  • 高度教員養成セミナー

    2023年11月 - 現在 機関名:神戸大学大学院

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  • 道徳教育の理論と実践

    2023年9月 - 現在 機関名:関西大学

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  • 学校教育理論研究

    2023年9月 - 現在 機関名:関西大学大学院

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  • 学校イノベーション研究

    2022年9月 - 現在 機関名:関西大学大学院

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  • 教育原理

    2022年4月 - 現在 機関名:関西大学

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    科目区分:学部専門科目 

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  • 教師-子ども関係の思想

    2021年2月 - 現在 機関名:兵庫教育大学大学院

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  • 現代教育思想

    2020年4月 - 現在 機関名:神戸女学院大学

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  • 教育基礎演習

    2019年10月 - 2021年3月 機関名:神戸女子大学

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  • 教育基礎論

    機関名:神戸女子大学

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  • 教育学

    機関名:呉看護学校, 三好看護学校

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  • 教養総合(アカデミック・ライティングの基礎)

    機関名:神戸女子大学

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  • 生涯学習概論

    機関名:神戸女子大学

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  • 教育哲学

    機関名:神戸女子大学

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  • 卒業論文

    機関名:神戸女子大学

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社会貢献活動

  • なりたい自分を見つけよう~いろいろな人の生き方から学ぶ~

    役割:講師

    大津市立富士見小学校  2022年6月

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    種別:出前授業

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  • アジアの教育哲学に関する国際会議 運営委員

    役割:運営参加・支援

    アジアの教育哲学に関する国際会議 (Asian Link of Philosophy of Education 2017)  2017年7月

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  • 「ふるさと」「生き方・キャリア」と教職

    役割:講師

    広島県廿日市市立七尾中学校  「ふるさと」「生き方・キャリア」と教職  2016年8月

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    種別:出前授業

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  • 国際大学院生研究会議・サマースクール2015 運営委員

    役割:運営参加・支援

    香港教育学院  2015年7月 - 2016年7月

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メディア報道

  • 顕彰会が記念碑建立 国語教育の芦田恵之助 解散を機に竹山小に 保管資料は研究者へ 関西大学准教授に寄託「世に出ていないものも」 新聞・雑誌

    丹波新聞  2024年8月

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    執筆者:本人以外 

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  • 教員への一歩 指導側から学ぶ 新聞・雑誌

    中国新聞  中国新聞  2015年12月

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    執筆者:本人以外 

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学術貢献活動

  • 教育哲学会 第67回大会 一般研究発表 第一部会「日本思想と教育哲学」司会

    役割:パネル司会・セッションチェア等

    教育哲学会  2024年9月

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    種別:学会・研究会等 

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  • 2022年度WEF国際教育フォーラム 大会実行委員会 委員長

    役割:企画立案・運営等

    世界新教育学会  2022年9月

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    種別:学会・研究会等 

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