2025/08/25 更新

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コジマ ケンタ
小嶋 健太
KOJIMA,Kenta
所属
経済学部 准教授
職名
准教授
外部リンク

学位

  • 博士(経済学) ( 京都大学 )

研究キーワード

  • 組織の経済学

  • 人事の経済学

  • 内部労働市場

研究分野

  • 人文・社会 / 経済政策

  • 人文・社会 / 公共経済、労働経済

学歴

  • 京都大学大学院   経済学研究科

    2006年4月 - 2012年3月

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  • 京都大学   経済学部

    2002年4月 - 2006年3月

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経歴

  • 関西大学   経済学部   准教授

    2020年4月 - 現在

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  • 関西大学経済学部 助教

    2017年4月 - 2020年3月

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  • 関西学院大学商学部 助教

    2013年4月 - 2017年3月

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  • 京都大学経済研究所 研究員(産官学連携)

    2012年4月 - 2013年3月

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所属学協会

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論文

  • 裁判官人事と裁判官の独立性

    小嶋健太, 森谷文利

    関西大学経済学会Working Paper Series   ( J-64 )   2025年4月

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  • 日本の裁判官のキャリアパス:配属と昇進の初歩的分析

    小嶋健太, 森谷文利

    関西大学経済学会Working Paper Series   ( J-62 )   2024年3月

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  • 内部労働市場の理論と実証

    小嶋健太, 森谷文利

    関西大学経済学会Working Paper Series   ( J-61 )   2024年3月

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    記述言語:日本語  

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  • Job Value: New Measure of Career Success Potential from a Job

    Kenta Kojima, Katsuya Takii

    OSIPP Discussion Paper   ( DP-2023-E-001 )   2023年7月

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    記述言語:英語  

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  • Estimation of Job Ranks in the Japanese Judiciary 査読

    Kenta Kojima, Fumitoshi Moriya

    Andelko Simic ed., 1st Croatian-Japanese Conference: Contemporary Problems in Economics   40 - 58   2020年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

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  • 裁判所ポストの定量的評価:ランクとジョブバリューの観点から

    小嶋健太, 森谷文利

    Kobe City University of Foreign Studies Working Paper Series   No.58, 1-31   2019年3月

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  • 消費者の知識と信念の更新―オーガニック・ラベルのコンジョイント分析 査読

    村上佳世, 丸山達也, 林健太(旧氏名), 行本雅

    日本経済研究   68号,23-43 ( 68 )   23 - 43   2013年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本経済研究センター  

    CiNii Books

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  • 消費者の信念と情報開示―植物性食用油市場のコンジョイント分析― 査読

    行本雅, 丸山達也, 村上佳世, 林健太(旧氏名)

    応用経済学研究   5巻,164-175   2012年1月

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書籍等出版物

  • 合意形成と制度 ―租税条約、明治維新、官僚人事―

    北川亘太, 井澤龍, 柏原宏紀, 小嶋健太( 担当: 共著)

    関西大学出版部  2024年3月 

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  • 関西学院大学産研叢書(46) 地域活性化の経済分析―官と民の力を活かす

    小嶋健太( 担当: 分担執筆 範囲: 第3章「地方移住者の仕事マッチング―山形県庄内地域における官民連携」)

    中央経済社  2023年3月 

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  • 関西学院大学産研叢書(46) 地域活性化の経済分析―官と民の力を活かす

    三木潤一, 小嶋健太, 川崎雄二郎, 髙林喜久生( 担当: 分担執筆 範囲: 第5章「観光客の移動経路に基づく中心性指標の検討―山形県酒田市を事例として」)

    中央経済社  2023年3月 

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講演・口頭発表等

  • 裁判官人事と司法の独立性

    森谷文利, 小嶋健太

    日本法社会学会関東研究支部研究会  2025年2月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 裁判所ポストの定量的評価:ランクとジョブバリューの観点から

    森谷文利, 小嶋健太

    法と経済学会2024年度(第22回)全国大会  2024年12月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Gradient flows in travelers’ visitation network: comparison with centrality indices 招待

    Yujiro Kawasaki, Kenta Kojima, Jun'ichi Miki

    10th International Congress on Industrial and Applied Mathematics  2023年8月 

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    記述言語:英語  

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受賞

  • 大学院生優秀報告賞

    2012年6月   公共選択学会  

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    受賞国:日本国

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本型人材選抜システムの定量分析

    研究課題/領域番号:24K00265  2024年4月 - 2029年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    瀧井 克也, 小嶋 健太, 中村 文香, BRAGUINSKY SERGUEY, 柏原 宏紀, 高槻 泰郎, 新居 理有, 佐野 晋平, 山崎 潤一

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    配分額:18460000円 ( 直接経費:14200000円 、 間接経費:4260000円 )

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  • 政府間の出向制度による効率的な人材配置に関する研究

    研究課題/領域番号:18K12806  2018年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    小嶋 健太

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    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    本研究は,中央・地方政府間出向制度の人事政策としての側面に焦点を当て,この制度が公的部門における効率的な人材の配置に与える影響を解明することを目的としている。2021年度の実績は以下の3点に要約される。
    第一に,昨年度に引き続き,旧自治省官僚のキャリアパスの定量的分析を実行するためのデータを整備した。過去に入手した資料を用いて生年月日や学歴などの個人属性の情報を追加し,データ構築に用いた資料原典における表記揺れを修正するなどを行った。
    第二に,現段階で整備できているデータセットを用いて,Baker, Gibbs, and Holmstrom (1994) にならい,組織階層のランクを推定した。その結果,政令で定められている標準的な官職と整合的なランクが得られた。
    第三に,Kojima and Takii (2019) にならい,ジョブ・バリューの算出を行った。ジョブ・バリューとは,個別のポジションの間の遷移確率を用いて,そのポジションを経験した後の将来のキャリアの見込みを推定したものである。その結果,同一の階層ランク内でも,将来の昇進の見込みはポジションによってばらつきがあり,Kojima and Takii (2019) の手法が旧自治省の組織に対しても適用可能であることが確認できた。

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  • 裁判官人事システムの経済学的分析

    研究課題/領域番号:18K01656  2018年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    森谷 文利, 小嶋 健太

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    本研究の目的は理論と実証の両面から,(1)裁判官の実際のキャリアパスの特徴,(2)裁判官のキャリアパスの決定要因を明らかにすること,(3) 裁判官は憲法上要請された役割をどの程度遂行できているかをあきらかにすることである.2021年度は,この目的を達成するために,3つの点(a) 裁判官のキャリアパスの決定要因を実証的に明らかにすること,(b)裁判官のキャリアパスの特徴と2つの代表的な理論(人的資本理論とスクリーニング理論)を関連付け,実証可能な命題を導出すること,(c) (b)に基づいた命題を実証すること,である.
    「(a) 裁判官のキャリアパスの決定要因」では,4つの点(1) 入職・退職の状況から裁判所では内部労働市場が確立していること,(2) 早い昇進(いわゆるFast track)は観察されないこと,(3) 昇進が早いポストは確認されること(Fast Job, Clemens, 2012),(4) 昇進をもたらすジョブローテーションが存在すること,が確認されている(但し,(3),(4)については頑健な検証が必要である).
    「(b) 実証可能な命題の導出」では,先行研究の結果を一つの統合したモデルに組み込み,どのような時に(2)-(4)が出現するかを検証しようとしている.人的資本の観点からすると,低ランクのジョブの経験が昇進後のジョブに補完的に作用する場合にはジョブローテーションが出現する一方,低ランクのジョブの補完性が弱く,一つのジョブの知識が昇進後に有用である場合には,ファストジョブによる昇進が出現する.但し,現実のデータでは混合形態が一般的であり,モデルの拡張が求められる.

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  • 日本の大学入試制度の役割と問題点:人材の育成と選別の観点から

    研究課題/領域番号:18H03636  2018年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    瀧井 克也, 小嶋 健太, 森 知晴, 中村 文香, 岡澤 亮介, 平田 憲司郎, 中嶋 亮, 北野 泰樹, 新居 理有, 佐野 晋平, 山崎 潤一, 佐々木 勝

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    配分額:43420000円 ( 直接経費:33400000円 、 間接経費:10020000円 )

    今年度は下記のような研究成果をあげた。
    今年は次のように論文の発表を行った。今年は瀧井が中村と共同で行っている論文 “The Effect of Initial Job in Japanese Labor Market”を瀧井が9月のマクロ経済学研究会で発表した。小嶋は瀧井との共著“Successful and Dead-end Jobs in a Bureaucracy: Evidence from Japan”を10月の「人材配置の経済学」研究会で発表した。森は瀧井との共著 “The role of coarse information on the success probability in college application behavior”を東京労働研究会で発表した。
    今年はデータの整備の充実に力を入れたが、一つ結果の出たものとしては、1792年における学術試験である「学問吟味」の合格者の名簿と幕臣のキャリアのデータである「柳営補任」の電子化を終えたことがあげられる。
    最後に、技術的なネックを乗り越える進展もいくつもあった。まず、北野、森、中嶋、瀧井で行っている医学部入試の構造推計分析においては、長年課題であった大学入試の一般均衡モデルのパラメータを推計することに成功した。次に、森と瀧井は、以前に発見していたセンター試験においてB判定になるかどうかが受験生の出願大学に関する行動を変えているという非連続回帰デザイン(RDD)から得た結果を、Limited Attentionのモデルで構造推計することに成功した。最後に、Kojima and Takii (2019)は発見していたファクトについての頑強性を確認し、ファクトを統一的に説明するモデルを作ることに成功した。

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  • リーダーの教育・選抜・ガバナンスの実態と日本経済に与えるその影響

    研究課題/領域番号:25245040  2013年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(A)

    瀧井 克也, 田中 隆一, 小嶋 健太, 森 知晴, 窪田 康平, 岡澤 亮介, 平田 憲司郎, 中嶋 亮, 北野 泰樹, 新居 理有, 佐野 晋平, 川田 恵介

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    配分額:43030000円 ( 直接経費:33100000円 、 間接経費:9930000円 )

    今回の研究成果の内容は以下のように要約できる。1)リーダーの移動やインセンティブを考慮に入れたマクロ経済モデル分析が行われた。2)役員や官僚のキャリアに影響を与える内部労働市場の分析と政治家のインセンティブに影響を与える有権者の意識分析が行われた。3)共通一次導入という入試改革が役員の出身大学に与える効果の分析が行われた。4)大学入試の構造推計や模試の結果の大学選択に与える効果が分析された。これらの分析の中で、新しい分析方法の開発と日本のリーダーの市場を分析するためのデータ整備が同時に行われていった。

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