2024/03/30 更新

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アワツジ ユウ
粟辻 悠
AWATSUJI,Yu
所属
法学部 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 博士(法学) ( 京都大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 基礎法学  / ローマ法

学歴

  • 京都大学   大学院法学研究科   法政理論専攻

    2010年4月 - 2013年3月

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  • 京都大学   大学院法学研究科   法曹養成専攻

    2008年4月 - 2010年3月

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  • 京都大学   法学部

    2004年4月 - 2008年3月

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経歴

  • 関西大学   法学部   教授

    2023年4月 - 現在

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    国名:日本国

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  • 関西大学法学部   准教授

    2016年4月 - 現在

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  • 関西大学法学部   助教

    2015年4月 - 2016年3月

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  • 京都大学法学部   助教

    2013年4月 - 2015年3月

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所属学協会

委員歴

  • 法制史学会   「法制史研究」編集委員  

    2021年 - 現在   

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  • 日本ローマ法研究会   「ローマ法雑誌」編集委員  

    2020年 - 現在   

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    団体区分:学協会

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論文

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MISC

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講演・口頭発表等

  • 日本語でローマ法を学ぶということ――学説彙纂第50巻第16章を素材として

    粟辻悠

    日本ローマ法研究会第5回大会  2022年3月 

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 現実を演じる者actor veritatisとしての法廷弁論家と模擬弁論declamatio

    粟辻悠

    比較国制史研究会  2020年1月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 模擬弁論における訓練の特徴について

    粟辻悠

    日本ローマ法研究会第2回大会  2019年3月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • ローマ的弁護の終焉をめぐって――カッシオドルスによる描写を題材として――

    粟辻悠

    古代史研究会第15回大会  2016年12月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 弁護という伝統の断絶―「ローマ的」裁判の終焉における一側面

    粟辻悠

    法制史学会近畿部会第443回例会  2016年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 古代レトリック再考―帝政後期における法廷実務の観点から

    粟辻悠

    ローマ法研究会  2016年3月 

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    記述言語:日本語  

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  • Advocates in the Later Roman Empire

    Yu Awatsuji

    Institute for Global Law and Policy, Workshop in Kyoto (Youth Session)  2014年12月 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • C. 2. 7. 26-帝政後期における法定の年功序列制度?

    粟辻悠

    ローマ法研究会  2014年3月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • CJ. 2,7,26,1: “Seniority System” der Advokaten im spätantiken Rom?

    Yu Awatsuji

    Société Internationale Fernand De Visscher pour l'Histoire des Droits de l'Antiquité 67ème Session  2013年9月 

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    記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 帝政後期における弁護人の資質と存在意義

    粟辻悠

    第65回法制史学会総会(於法政大学)  2013年6月 

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    記述言語:日本語  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 前近代における危機と専門家の役割――対応・変性・創発についての比較史的研究

    研究課題/領域番号:22H00776  2022年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    田口 正樹, 佐々木 健, 粟辻 悠, 大月 康弘, 西川 洋一, 小林 繁子, 鈴木 直志, 佐藤 雄基, 新田 一郎, 櫻井 英治

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:15470000円 ( 直接経費:11900000円 、 間接経費:3570000円 )

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  • アクセスプロバイダ等の媒介者に対する差止めの法的根拠に関する比較法制史的研究

    研究課題/領域番号:20K01371  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    坂口 甲, 栗田 昌裕, 粟辻 悠, 佐々木 健

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    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    本研究グループは、法制史を担当するグループと現行民法を担当するグループに分けて本研究を遂行してきた。
    ドイツ法では、アクセスプロバイダに対する差止請求権は、所有権に基づく妨害排除請求権について定める民法1004条1項の類推適用に基づき認められてきた。ドイツの判例によれば、差止請求権の相手方である「妨害者」を日本法よりも緩やかに認める一方で、妨害者とされた相手方の義務内容は、基本権衡量を読み込んだ期待可能性要件によって限定されている。これに対して、所有権の妨害が問題となる民法1004条1項の直接適用事例に目を転ずれば、ドイツの判例は、「妨害者」を日本法に比べて限定しようと腐心する一方で、相手方の義務内容を広く捉える傾向にある。近時の判例は、妨害者概念を限定するために、妨害者に安全確保義務違反という意味での帰責事由のあることを要求しているが、この安全確保義務は、債務法上の社会生活上の義務よりも広いものとされている。また、直接適用事例では、類推適用事例とは異なり、期待可能性による義務内容の調整はみられない。
    法制史グループは、妨害排除請求権のルーツの1つである未発生損害担保問答契約について、主として、河川氾濫によって下流に流された物の除去をめぐる事例を念頭に置きつつ、関連法文および先行文献の収集と読解作業を行った。これに関連して、工事等による道路の通行妨害について、所有権の妨害と類似の妨害排除請求の研究を行った。道路には、市民法上の占有も所有も存在しないため、誰が妨害排除請求の原告適格を有するのかが問われることとなったほか、誰を相手方とすべきか、妨害の停止だけではなく、原状回復まで請求できるか、誰が原状回復費用を負担すべきかなど、現代における所有権に基づく妨害排除請求と同様の問題が生じた。

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  • 前近代の専門家を取り巻く「環境」に関する比較国制史的基礎研究

    研究課題/領域番号:19H01402  2019年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    田口 正樹, 佐々木 健, 粟辻 悠, 大月 康弘, 西川 洋一, 小川 浩三, 小林 繁子, 鈴木 直志, 佐藤 雄基, 新田 一郎, 櫻井 英治

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    配分額:15210000円 ( 直接経費:11700000円 、 間接経費:3510000円 )

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  • 帝政期ローマの法廷実践における模擬弁論教育の意義

    研究課題/領域番号:18K12619  2018年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

    粟辻 悠

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    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    当該年度は、伝クインティリアヌス『小模擬弁論集』を主たる対象史料として、そこに現れた帝政期レトリックによる議論の構造に関わる特徴を析出する作業を行った。
    具体的には、模擬弁論史料における「法ius」や「衡平aequitas」といった重要な文言が登場する場面をピックアップし、それらの文言それ自体やそれを含む文脈全体が当該模擬弁論史料の中でいかなる役割を果たしていたのかという分析を、当該史料の著者が模擬弁論の構成について解説した部分である「講話sermo」の記述を参照しつつ、具体的に進めていった。
    なお、以上の点については、関連する内容の学術報告を当該年度の日本ローマ法学会(2019年3月)において行い(報告表題:「模擬弁論における訓練の特徴について」)、法制史や古代史等の関連する分野の研究者と意見交換を行った。
    また、準備的作業として行っていた、模擬弁論において弁護が登場する場面にかかるいくつかの分析は、当該年度中にある程度のまとまりを持たせることができたため、それを単独で論文の形として公表するに至った(論文表題:「模擬弁論に登場する弁護-伝クインティリアヌス『小模擬弁論集』を題材に」)。
    外面的に何らかの形で成果として表すことができた以上の諸点に加えて、次年度以降の研究の展開に向けた準備として、上記以外の史料(近い時代に属する大セネカ(ラテン語圏)や、帝政後期におけるギリシアのソパトロス(ギリシア語圏)によるもの等)の分析も並行して進めた。

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  • 帝政後期ローマ世界における法廷実務

    研究課題/領域番号:26780003  2014年4月 - 2017年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    粟辻 悠

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    配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )

    この研究は、ローマ帝政後期における法廷実務と古代レトリックとの関係を解明するという目的を有する。その目的を達成するため、古代レトリックの教科書的な著作から読み取れるレトリック理論と、パピルス史料を中心とする法廷実務の記録とを分析の対象とした。その結果、古代レトリックにおいて議論の枠組みを構成するために用いられた争点論という理論が、例えば模擬弁論のような実践的な弁論の練習に大きな影響を与えており、さらに実務における法廷弁論にもその痕跡が読み取られうることが判明した。

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