2024/05/26 更新

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モリ サトシ
森 仁志
MORI,Satoshi
所属
人間健康学部 教授
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教授
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学位

  • 博士(学術) ( 2006年3月   東京大学 )

研究キーワード

  • 文化人類学;文化史

研究分野

  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学

学歴

  • 東京大学大学院   総合文化研究科地域文化研究専攻   博士課程

    2001年4月 - 2006年3月

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  • 立教大学大学院   文学研究科地理学専攻   博士課程前期課程

    1999年4月 - 2001年3月

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  • 関西大学   経済学部経済学科

    1992年4月 - 1996年3月

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経歴

  • 関西大学   人間健康学部人間健康学科

    2010年4月 - 現在

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  • 工学院大学   共通課程外国語科   専任講師

    2007年4月 - 2010年3月

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論文

  • Estimating Polygyny Rates Among Hunter-Gatherers: A Statistical Model for Historical Source Criticism With a Yamana Case Study 査読

    Satoshi Mori

    Letters on Evolutionary Behavioral Science   15 ( 1 )   15 - 22   2024年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Human Behavior and Evolution Society of Japan  

    The purpose of this study is to incorporate an evolutionary perspective into the field of ethnohistory. Specifically, I developed a statistical model to estimate the polygyny rate among hunter-gatherers and applied it as a supplementary method of historical source criticism. The records of Reverend Thomas Bridges, who began his research in the late 1850s, are considered the most reliable accounts of the Yamana (Yahgan) people of Tierra del Fuego, South America. However, his records on the practice of polygyny are inconsistent, stating that polygyny was “very general” at times and denying its existence at others. While historical source criticism necessitates efforts to discover new sources, in cases such as that of the Yamana where reliance on inaccurate records by missionaries and travelers of the time is unavoidable, the evaluation and selection of conflicting sources become crucial. Therefore, I attempted to estimate the polygyny rate among the Yamana using a generalized linear mixed model with hunter-gatherer societies as the population. The results suggest that Bridges’s records, particularly those from the early stages of his research, are likely to be unreliable, even when considering Bayesian credible intervals.

    DOI: 10.5178/lebs.2024.116

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  • 地域連携を軸とした新たな環境教育プログラムの構築に向けて

    村川 治彦, 安田 忠典, 森 仁志

    人間健康学研究   16:15-24   2023年3月

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  • スポーツ国際試合と他者化―1970年代のラグビー日本代表戦に関する英国メディア言説の考察 査読

    森 仁志

    ラグビー・フォーラム   8:1-14 ( 8 )   1 - 14   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本ラグビー学会  

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  • Blending identities: A case study of part-Japanese gay men in Hawaii

    Satoshi Mori

    人間健康学研究   5・6合併号65-76   2013年3月

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  • 越境する身体へのまなざし―ウォーリー・与那嶺を事例として

    森 仁志

    人間健康学研究   5・6合併号1-11   2013年3月

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  • 「ローカル」とアメリカ「市民」―排除/包摂が交錯する境界域としてのハワイ 査読

    森 仁志

    アメリカ史研究   33: 76-90 ( 33 )   76 - 90   2010年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本アメリカ史学会  

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  • ニュージーランドのゴルフクロス―スポーツの混淆と変容に関するメモランダム 査読

    森 仁志

    ラグビーフォーラム   1: 27-29 ( 1 )   27 - 29   2008年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本ラグビー学会  

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  • 身体に刻まれる民族的境界―ハワイのパートジャパニーズを事例として

    森仁志

    工学院大学研究論叢   45: 43-59   2008年3月

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  • 民族の根拠に関する一考察―多民族社会ハワイにおけるエスニシティの名乗りと名指しを事例として 査読

    森仁志

    史苑   68(2): 7-31   2008年3月

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  • 再創造/想像されるエスニック・コミュニティと文化―ハワイ日本文化センターの売却問題を事例として 査読

    森仁志

    移民研究   3: 27-47 ( 3 )   27 - 47   2007年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:琉球大学移民研究センター  

    In 2002, a controversial incident that reflected the changing reality of Japanese community in Hawai'i took place. The Japanese Cultural Center of Hawai'i, which was established in 1987 to preserve and promote Japanese culture in the islands, came up with a plan to sell its own buildings in order to pay its debt, amounting to eight million dollars. Soon after this plan was made public, supporters of the center formed a group called "Committee to Save the Center" to stop the sale of the facility and started a vigorous fundraising campaign. Although the campaign was eventually successful, the leaders of the "Committee to Save the Center" came to realize that the center is no longer relevant to many, especially to the younger generation of Japanese Americans in Hawai'i.In this paper, I will discuss the changing reality of Japanese community in Hawai'i, by focusing on the crisis of the Japanese Cultural Center in Hawai'i. In particular, I will show how young Japanese Americans of the islands reacted to the crisis in various ways, based on fieldwork gained from participant observation. The ethnographic account offered here focuses on two types of youth - a young Japanese who actively participated in the movements to save the center, and others who distanced themselves from such community efforts. This ethnographic study offers a dynamic picture of the changing perception of ethnicity among young Japanese Americans and suggests the need for reconsidering the very concept of "ethnic community" and "ethnic culture" which are more often than not regarded as a given entity.

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/20.500.12000/6508

  • Multiracial/multiethnic Identity: A Study of "Mixed" Yonsei In Hawaii 査読

    Satoshi Mori

    People and Culture in Oceania   19: 67-81   2003年3月

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  • 伝統の創造とそのプロセス―ハワイの食文化の事例から 査読

    森仁志

    史苑   62: 30-49   2002年3月

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  • 食文化の「混血」とその記憶―ハワイにおける「ローカル」・フードの事例から

    森仁志

    Vesta(味の素食の文化センター)   45: 43-48 ( 45 )   43 - 48   2002年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:味の素食の文化センター  

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  • 民族誌の「権威」についての一考察

    森仁志

    立教大学地理人類学研究   17: 96-99   2000年3月

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書籍等出版物

  • ポスト・ソーシャル時代の福祉実践

    黒田, 研二, 狭間, 香代子, 福田, 公教, 西川, 知亨( 担当: 分担執筆 範囲: 子育ての文化間比較―アロマザリングを手がかりにして)

    関西大学出版部  2021年3月  ( ISBN:9784873547312

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    総ページ数:xii, 172p   記述言語:日本語  

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  • 越境の野球史 : 日米スポーツ交流とハワイ日系二世

    森, 仁志

    関西大学出版部  2018年7月  ( ISBN:9784873546797

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    総ページ数:v, 288p   記述言語:日本語  

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  • アメリカ文化事典

    アメリカ学会( 担当: 分担執筆 範囲: スポーツとナショナリズム)

    丸善出版  2018年1月  ( ISBN:9784621302149

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    総ページ数:xxviii, 917p, 図版 [8] p   記述言語:日本語  

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  • 現代社会の福祉実践

    黒田, 研二, 狭間, 香代子, 岡田, 忠克( 担当: 分担執筆 範囲: 多様化する結婚と家族)

    関西大学出版部  2017年3月  ( ISBN:9784873546513

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    総ページ数:v, 203p   記述言語:日本語  

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  • ハワイを知るための60章

    山本, 真鳥, 山田, 亨( 担当: 分担執筆 範囲: 敵国人として生きる―第二次大戦と日系人の受難; 虹のメタファー―マルチエスニック社会)

    明石書店  2013年2月  ( ISBN:9784750337531

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    総ページ数:379p   記述言語:日本語  

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  • 書評:後藤吉彦(2007)『身体の社会学のブレークスルー―差異の政治から普遍性の政治へ』生活書院

    森仁志

    人間健康学研究  2012年3月 

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  • 現代人にとって健康とはなにか : からだ、こころ、くらしを豊かに

    杉本, 厚夫, 西山, 哲郎, 森下, 伸也, 金子, 絵里乃, 竹内, 洋( 担当: 分担執筆 範囲: 同性愛は病気なのか? ―社会的に構築される「病気」と「障害」)

    書肆クラルテ,朱鷺書房 (発売)  2011年4月  ( ISBN:9784886026422

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    総ページ数:iii, 250p   記述言語:日本語  

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  • 書評:Greg RYAN (ed), Tackling Rugby Myths: Rugby and New Zealand Society 1854-2004. University of Otago Press, 2005.

    森 仁志( 担当: 単著)

    ラグビー・フォーラム  2011年3月 

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  • 境界の民族誌 : 多民族社会ハワイにおけるジャパニーズのエスニシティ

    森, 仁志

    明石書店  2008年8月  ( ISBN:9784750328249

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    総ページ数:294p   記述言語:日本語  

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  • 現代アメリカのキーワード

    矢口, 祐人, 吉原, 真里( 担当: 分担執筆 範囲: ランス・アームストロング; ヤオ・ミン)

    中央公論新社  2006年8月  ( ISBN:4121018575

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    総ページ数:xx, 376p   記述言語:日本語  

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  • 高等学校英語教科書One World English Reading Teacher’s Manual解説編

    丹治愛, 矢口祐人( 担当: 分担執筆)

    教育出版  2004年4月 

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  • フォークソングからみるネイティブハワイアンの経験―ジェフリー・カマカヒ セミナー参加記

    森 仁志( 担当: 単著)

    CPAS(東京大学アメリカ太平洋地域研究センター)ニューズレター  2004年3月 

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  • ハワイ研究への招待 : フィールドワークから見える新しいハワイ像

    後藤, 明, 松原, 好次, 塩谷, 亨( 担当: 分担執筆 範囲: 民族の消滅?─「混血」するハワイ社会)

    関西学院大学出版会  2004年3月  ( ISBN:4907654561

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    総ページ数:350, viiip   記述言語:日本語  

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  • オーストラリアにおけるアジアン・スタディーズ(モーリス-スズキ, T)

    森 仁志

    CPAS(東京大学アメリカ太平洋地域研究センター)ニューズレター  2001年10月 

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  • 立教大学文学部地理人類学報告書

    森 仁志( 担当: 分担執筆 範囲: 人生儀礼)

    2000年5月 

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講演・口頭発表等

  • 越境する身体/技法―ウォーリー・与那嶺のミメーシスする身体へのまなざし

    森 仁志

    日本スポーツ人類学会第10回大会  2009年3月 

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  • ベースボール/野球を実践する身体とアイデンティティ―ウォーリー・与那嶺を事例として

    森 仁志

    ハワイ研究会第23回研究会  2008年11月 

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  • ニュージーランドのゴルフクロス

    森 仁志

    日本ラグビー学会  2008年3月 

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  • パートジャパニーズの諸実践にみる人種とエスニシティの交差

    森 仁志

    京都大学人文科学研究所「人種の表象と表現をめぐる融合研究」  2006年7月 

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  • ハワイ日本文化センターの危機―再創造/想像されるエスニック・コミュニティと文化

    森 仁志

    日本移民学会第16回年次大会  2006年6月 

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  • 社会的アイデンティティの交差点としてのホノルル・ナイトクラブ

    森 仁志

    日本文化人類学会第40回研究大会  2006年6月 

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  • ハワイ州ホノルルにおける同性愛者の社会的アイデンティティ

    森 仁志

    アメリカ学会第40回年次大会  2006年6月 

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  • 民族的境界と「混血」―ハワイのパートジャパニーズを事例として

    森 仁志

    国立民族学博物館地域研究企画交流センター共同研究「オセアニア諸社会におけるエスニシティ」  2006年3月 

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  • エスニシティをめぐる名乗りと名指しの実践―多民族社会ハワイの事例から

    森 仁志

    日本オセアニア学会第23回年次大会  2006年3月 

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  • Multiethnic identity among ‘mixed’ yonsei in Hawai‘i

    森 仁志

    25th Annual Meeting of the Hawai‘i Sociological Association  2004年3月 

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  • ハワイの「混血」四世と民族概念―「私」が書く民族誌からの考察

    森 仁志

    明治大学社会構造研究会  2003年5月 

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  • ハワイの「混血」日系人とエスニシティ―四世を中心として

    森 仁志

    ハワイ研究会第1回研究会  2003年5月 

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    開催地:東京大学  

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  • 民族的カテゴリーの空洞化プロセス―ハワイ日系人の事例から

    森 仁志

    立教大学史学会大会  2001年6月 

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    開催地:立教大学  

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  • ハワイ日系人のエスニシティと「ローカル」・アイデンティティ

    森 仁志

    日本オセアニア学会第18回年次大会  2001年3月 

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日英ラグビー国際試合のメディア言説に関する比較研究/科学研究費補助金(若手研究(B))

    研究課題/領域番号:23700759  2011年 - 2012年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    森 仁志

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    資金種別:競争的資金

    現代社会では、スポーツのナショナル・チームが国際試合で繰り広げるパフォーマンスやプレースタイルは、国民を表象する記号として機能する。本研究の目的は、ラグビーを事例として、代表選手の身体を通じて「日本らしさ」が語られ意味づけられるプロセスを提示・分析することにある。具体的には、日本と英国の国際試合をめぐる言説を両国のメディアから収集することによって、ラグビー「母国」と「後進国」のヘゲモニックな関係性のなかで、記号としての「ジャパン」(日本代表)=国民の表象が、いかに生成・流通・消費されてきたのかを明らかにする。

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  • ナショナリズムと身体の政治学―ハワイ日系人のベースボールを事例として/科学研究費補助金(若手研究(B))

    研究課題/領域番号:20700501  2008年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    森 仁志

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    資金種別:競争的資金

    本研究では、野球を実践するハワイ日系二世の政治的身体を事例として、彼らのアイデンティティの形成プロセスに関して考察に取り組んだ。フィールドワークでは、主に第二次世界大戦前後の時期に太平洋を跨いでプレーした二世選手に関する資料収集と聞き取り調査を実施し、具体的には、日本・ハワイ・米本土の新聞、雑誌、書籍、個人的な手記、ライフヒストリー資料、パンフレット等の史資料を包括的に収集した。考察では、二世選手が彼我(ハワイ・日本・米本土)のプレー・スタイルの模倣を通じて、自己と他者の同一化を志向しつつも、同時に微妙なズレと差異が(再)生産されるなかで、ナショナルあるいはエスニックな水準でいかなるアイデンティフィケーションを実践したのかについて論じた。本調査の一部は、すでに学会・研究会で発表しており、今後は学界のみならず、一般読者向けの書籍で成果を公開することを予定している。

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 教室内での講義に加え、フィールドワークを行うことにより、学問的な理論と日常の社会生活とのつながりを実感として経験させる試みを行った。 フィールドワークのテーマは、学生食堂のイノベーションや防災対策の改善などに取り組み、現場での情報収集、ブレインストーミング、企画書・改善策の提案といった社会人基礎力の養成に力を入れた。 多人数の講義型科目においては、テーマごとに発表者の選抜制度を取り入れ、学生参加型の授業を実現した。

作成した教科書、教材、参考書

  • 一年生対象の導入科目の教科書『現代人にとって健康とはなにか』を共同執筆。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  • 東京学芸大学教職大学院の外部招聘講師として、フィールドワークを用いた授業について講義およびワークショップを実施した。

その他教育活動上特記すべき事項

  • FD委員として、教員間の意見交換会および授業相互参観、教員と学生の意見交換会を実施した。 学部が独自で推進する「21世紀教養プロジェクト」の委員として、読書をはじめ授業外での自習を促す手法について検討、実施した。