2024/03/30 更新

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スズキ トモヤ
鈴木 智也
SUZUKI,Tomoya
所属
経済学部 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • Ph.D. Economics ( 2003年8月   オーストラリア国立大学 )

研究キーワード

  • 小国開放経済

  • 景気循環

研究分野

  • 人文・社会 / 理論経済学  / マクロ経済学

学歴

  • オーストラリア国立大学   経済学研究科

    2002年

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    国名: オーストラリア連邦

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  • 一橋大学   商学研究科

    1993年 - 1998年

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  • 一橋大学   商学研究科

    1998年 - 1993年

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  • 一橋大学   経済学部

    - 1989年

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    国名: 日本国

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経歴

  • 関西大学 経済学部 教授

    2012年4月

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  • 関西大学 経済学部 准教授

    2008年4月 - 2012年3月

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  • 龍谷大学 経済学部 准教授

    2005年4月 - 2008年3月

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  • グリフィス大学 会計・金融・経済学部 講師

    2003年7月 - 2004年12月

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  • オーストラリア国立大学 経済学部 助教

    2002年2月 - 2002年9月

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所属学協会

論文

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 難民の移住国決定要因について:欧州への難民認定申請者は偽装した経済移民なのか

    研究課題/領域番号:20K01698  2020年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    前回の実績報告書で「今後の研究の推進方策」として、「相互作用は考えず、難民申請者の動態について簡単なモデル化から始める」と記載した。当初は特定国から特定国への難民申請者の流入をモデル化する予定であった。しかしながら、様々なデータをみているうち、英国の場合、エリトリアとエチオピアからの難民申請者が興味深い動きを示していることに気づいた。
    両国の間では、1998年5月から2000年6月まで、互いの首都を空爆する大規模な国境紛争があった。停戦後も緊張関係は続き、2018年7月の戦争終結宣言まで、大量の難民が発生した。難民の主な行き先の一つは英国である。戦闘が激化すれば、両国からの難民は同じように増えるはずであり、正の相関を示すはずである。しかしながら、フローの数値をみると、異なるサンプル期間を幾つか試しても、相関係数は0.1を切る。また、難民ストックの数値では、相関係数は-0.5に近い値となる。
    このことから、少なくとも英国においては、エリトリアとエチオピアからの難民は、相利共生ではなく、競争排除の関係にあるようにみえる。したがって、二国からの難民の関係が相利共生なのか競争排除なのかを統計学的に検定する必要がある。そのため、両方の関係を包括する連立差分方程式をたてて、状態空間モデルを作り、パラメータのベイズ推定を試みている。
    もう一つ本年度に行ったことはスピンオフ的な研究である。難民が就業するにしても、彼らがすぐに高い所得を得るとは考えづらく、彼らへの移転所得が必要となりえる。そこで、公的年金に代えてベーシックインカムを導入した場合に、貯蓄や労働時間や消費の年齢別分布がどうなるかを世代重複モデルに基づいてシミュレーションした。その結果、ベーシックインカムに代えると、人々は若年時に消費を増やして労働時間を減らし、引退直前期の貯蓄が年金の場合よりも減るという結果が得られた。

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  • 紛争国から欧州への難民申請者は難民を偽装した経済移民なのか。

    2019年6月 - 2020年5月

    村田学術振興財団  研究者海外派遣援助 

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 社会的混乱による利子率のリスクプレミアム拡大が小国開放経済に与える影響とその対策

    2016年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科研費 基盤研究C 

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 経済的理由による自殺の理論分析:増加する中高年層の自殺防止に向けて

    2011年4月 - 2014年3月

    日本学術振興会  科研費 基盤研究C 

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 郵便貯金銀行の外資への売却によって生じうるマクロ経済構造の変化

    2006年8月 - 2007年7月

    ゆうちょ財団  研究助成 

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 外国銀行の国内市場参入によって開かれうる金融ショックの波及経路:豪州とNZの場合

    2006年4月 - 2009年3月

    日本学術振興会  科研費 基盤研究C 

    鈴木 智也

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 新入生向けのワークショップにおいては、大学での学習および生活に慣れさせることを重視する。全15週の講義の序盤には学内の諸施設を案内し、中盤で小グループに分けてディベートを体験させ、終盤には個人研究の発表をさせている。また、レポートを三回課し、文章作成も指導する。 専門科目においては、講義ノートを配布している。これは板書を写す手間の軽減によって講義への集中を狙っている。また、事前に講義ノートをウェブ上で掲示しており、受講者が予習しやすい環境を整えている。 演習科目においては、基礎的な統計の知識を講義形式で与えた後、グループワーク形式に移行する。グループワークでのモチベーションを高めるため、各グループには学内外での研究報告大会やディベート大会への参加を義務づけている。 基本的にすべての科目で授業評価を行い、翌年度の講義へフィードバックするように心がけている。

作成した教科書、教材、参考書

  • 専門科目のすべてにおいて、あらかじめ指定した教科書の内容を講義ノートとしてまとめ、事前にウェブ上で公開している。 ●教育方法・教育実践に関する発表、講演等 特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  • 特になし