2024/09/02 更新

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ナカタ ユキシゲ
中田 行重
NAKATA,Yukishige
所属
人間健康学部 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 博士(学術) ( 2001年12月 )

  • 教育学修士(教育心理学) ( 1986年3月 )

研究キーワード

  • パーソン・センタード・セラピー

  • PCAGIP

  • 心理療法

研究分野

  • 人文・社会 / 臨床心理学  / パーソン・センタード・セラピー

学歴

  • 九州大学   教育学研究科   教育心理学

    1992年

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    国名: 日本国

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  • University of Southern Mississippi (U.S.)   Ph.D.Course(Master Level)   Department of Clinical Psychology

    1989年9月 - 1991年8月

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    備考: フルブライト奨学金

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  • 九州大学   教育学部   教育心理学

    - 1984年

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    国名: 日本国

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経歴

  • 九州産業大学大学院 国際文化研究科 国際文化専攻博士前期過程「臨床心理学研究法特論」(博士前期過程)担当 隔年開講   講師

    2004年4月 - 2025年3月

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  • 関西大学心理相談室   教員兼任相談員

    2024年4月 - 2024年9月

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  • 関西大学人間健康学部   教授

    2023年4月 - 現在

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  • 関西大学心理学研究科   執行部(資格担当)

    2022年10月 - 2024年9月

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  • 関西大学心理臨床センター   室長

    2022年10月 - 2024年9月

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  • 関西大学心理学研究科(心理臨床学専攻)   教授

    2021年4月 - 2023年3月

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  • 関西大学   評議員

    2020年10月 - 2021年3月

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  • 関西大学大学協議会   協議員

    2018年10月 - 2021年3月

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  • 関西大学心理学研究科   研究科長

    2018年10月 - 2021年3月

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  • 追手門学院大学大学院 心理学研究科「臨床心理地域援助特論」(博士前期課程)   講師

    2016年4月 - 2018年3月

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  • 関西大学   評議員

    2014年10月 - 2016年9月

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  • 関西大学大学協議会   協議員

    2014年10月 - 2016年9月

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  • 関西大学専門職大学院   専攻長

    2014年10月 - 2016年9月

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  • 関西大学心理学研究科心理臨床学専攻(臨床心理専門職大学院)   教授

    2009年4月 - 2020年3月

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  • 関西大学心理臨床カウンセリングルーム   室長

    2007年9月 - 2013年9月

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  • 大阪大学大学院人間科学研究科「臨床心理実習Ⅰ」(博士前期過程)担当   講師

    2006年4月 - 2012年3月

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  • 京都文教大学大学院臨床心理学研究科 学外スーパーバイザー

    2006年4月 - 2008年3月

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  • 関西大学心理相談室   教員兼任相談員

    2005年4月 - 2013年3月

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  • 関西大学文学部   教授

    2004年4月 - 2009年3月

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  • 関西大学心理臨床カウンセリングルーム臨床指導員

    2004年4月

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  • 奈良女子大学大学院人間文化研究科生活健康・衣環境学専攻博士前期過程「精神健康特論」(博士前期過程)担当   講師

    2003年4月 - 2010年3月

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  • 神戸女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻附属心理相談室 学外スーパーバイザー

    2003年4月 - 2007年3月

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  • 関西大学文学部   助教授

    2003年4月 - 2004年3月

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  • 九州大学健康科学センター非常勤カウンセラー

    2002年4月 - 2004年3月

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  • 九州大学大学院人間環境学府附属発達臨床心理センター(心理相談部門)面接指導員

    2002年4月 - 2004年3月

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  • 東亜大学総合人間・文化学部   助教授

    2000年4月 - 2003年3月

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  • 東亜大学学術研究所   助教授

    1999年10月 - 2000年3月

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  • 下関市立大学経済学部   助教授

    1994年4月 - 1999年9月

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  • 下関市立大学経済学部   講師

    1993年4月 - 1994年3月

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  • 西南学院大学学生相談室 非常勤カウンセラー

    1993年4月 - 1994年3月

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  • 牧病院(精神科) 非常勤臨床心理士

    1992年6月 - 2003年3月

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  • 九州大学教育学部 助手

    1992年4月 - 1993年3月

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所属学協会

  • 日本カウンセリング学会

    2022年4月 - 現在

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  • World Association of Person Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling

    2005年9月 - 現在

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  • 人間性心理学会

    1990年4月 - 現在

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  • 日本心理臨床学会

    1986年4月 - 現在

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委員歴

  • 日本心理臨床学会   理事(大会/国際交流/研究助成委員会)  

    2024年6月 - 2026年5月   

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  • 関西大学心理臨床センター   室長  

    2022年10月 - 2024年9月   

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  • 日本人間性心理学会   理事  

    2022年4月 - 2025年3月   

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    団体区分:学協会

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  • World Association for Person-centered and Experiential Psychotherapy and Counselling   科学委員会  

    2022年 - 2025年   

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    団体区分:学協会

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  • 日本心理臨床学会   編集委員  

    2022年 - 2024年   

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    団体区分:学協会

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  • 日本パーソン・センタード・アプローチ協会   会長  

    2021年11月 - 2022年11月   

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    団体区分:学協会

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  • 日本心理臨床学会   第4期社員(代議員)  

    2021年5月 - 2025年5月   

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    団体区分:学協会

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  • 関西大学心理臨床カウンセリングルーム・心理臨床センター   臨床指導員  

    2009年4月 - 現在   

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  • World Association of Person Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling   常任理事  

    2008年 - 2010年   

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  • 関西大学心理臨床カウンセリングルーム   室長  

    2007年10月 - 2011年9月   

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  • 人間性心理学会   常任理事  

    2007年4月 - 2010年3月   

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  • 吹田市青少年問題協議会委員   協議員  

    2005年4月 - 2007年3月   

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  • 吹田市立藤白台小学校評議会   評議員  

    2004年5月 - 2006年4月   

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  • 関西大学文学部心理学教室第3ラボCommunity Counseling Room   室長  

    2004年4月 - 2007年3月   

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  • 関西大学保健管理センター心理相談室相談員   平成15年度~平成22年度  

    2003年4月 - 2011年3月   

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論文

  • 深い関係性(relational depth)と時間(特集「臨床的時間論ー生きた時間の回復と治癒」)

    中田行重

    臨床心理学   24 ( 5 )   2024年9月

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  • わが国におけるパーソン・センタード・セラピーの研究 : 今後の展開のために何をすべきか

    中田行重, 上西裕之, 矢野キエ, 金子周平, 岡村達也

    関西大学心理臨床センター紀要   15   85 - 95   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 深い関係性Relational depthとそのセラピーWorking at relational depthの源流に関する文献探索

    中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   15   107 - 116   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 深い関係性のセラピーWorking at relational depthの事例文献を読む

    中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   15   97 - 105   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • パーソン・センタード・アプローチにおける精神症状や不適応行動というネガティブな側面の捉え方

    宮澤 道子, 山根 倫也, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   15   77 - 83   2024年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • パーソン・センタード・アプローチの本質とアイデンティティに関する論争 : Lietaer(2002)、Schmid(2003)、Bohart(2012)の比較

    山根 倫也, 並木 崇浩, 白﨑 愛里, 中田 行重

    15   65 - 75   2024年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • 現代の対人援助職の研修・訓練としてのPCAGIP法の意義

    村山 正治, 石田 陽彦, 藤中 隆久, 野村 陽子, 南 陽子, 永野 浩二, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   15   45 - 53   2024年3月

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  • 【特集 心理療法ってなに?】#05 治療効果ってなに?

    シンリンラボ https://shinrinlab.com/feature002_07/   2023年5月

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  • 対話系パーソン・センタード・セラピーによるPTSDの治療論 : Murphy(2009)の紹介と考察 中田, 行重,松下, ひかり,衣川, 透子,須賀, 智也

    関西大学心理臨床センター紀要   14   53 - 63   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 不登校経験者が通う通信制高等学校における通学の継続に関する一考察

    石倉 篤, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   13   1 - 11   2022年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • パーソン・センタード・アプローチの認知度についての概括的調査 松田, 治貴,河﨑, 俊博,中田, 行重

    松田 治貴, 河﨑 俊博, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   13   57 - 65   2022年3月

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  • 専修学校専門課程における学生相談機関の現状と課題

    鈴森 剛志, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   13   31 - 44   2022年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • Client as Active Self-Healerモデルとパーソン・センタード・セラピー : 医療モデルとの比較

    中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   13   67 - 76   2022年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 統合的心理療法の効果を高めるコ・セラピストのあり方

    中得友賀, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   12   1 - 14   2021年3月

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    担当区分:責任著者  

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  • 専門学校における教員の困り感に着目した退学予防の課題探索

    鈴森 剛志, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   12   37 - 45   2021年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • Tグループにおける「自己探求」が進む際の要素

    石倉 篤, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   12   25 - 35   2021年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • 主体感覚の賦活によるカウンセリングの進展 ーセラピスト・フォーカシング法を用いてー

    守屋彩加, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   11   1 - 10   2020年3月

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    担当区分:責任著者  

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  • David Murphy Osaka Workshopからの学び : 日本のPCTの今後について

    中田 行重, 上西 裕之, 斧原 藍, 小野 真由子, 本山 智敬, David Murphy

    11   57 - 66   2020年3月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • Person-Centered Therapyのエビデンス : Elliott, Watson, Greenberg, Timulak, & Freire (2013) のメタ分析の紹介から5

    山根 倫也, 小野 真由子, 中田 行重

    関西大学心理臨床センター紀要   11   77 - 86   2020年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • Person-Centered Therapyにおけるリフレクションの新たな考え方

    小野真由子, 並木崇浩, 山根倫也, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   65-73   2019年3月

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  • パーソン・センタード・セラピーの現状と効果研究について : 海外の状況から考える

    中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   10, 75-84   2019年3月

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  • Person-Centered Educationの成果と課題 : Cornelius (2007) のメタ分析の紹介から : 教師の一致に着目して

    山根倫也, 中田行重

    関​西​大​学​心​理​臨​床​セ​ン​タ​ー​紀​要   53-63   2019年3月

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  • Person-Centered Therapyにおける心理的接触のあり方 : Relational depthでの出会いとは

    中田行重, 斧原藍, 白崎愛里

    関​西​大​学​心​理​臨​床​セ​ン​タ​ー​紀​要   41-51   2019年3月

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  • 外来の心理相談機関の居場所としての機能 ー幻聴を抱える男子学生との面接過程を通してー

    片岡勇太, 中田行重, 岡田弘司

    10   13 - 20   2019年3月

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  • 危機モデルから見たがん患者に対するPCTの有効性

    毛韻・岡田弘司・中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   10, 1-12   2019年3月

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  • 医療モデルの心理療法にはないPCTの意義 : Hawkinsによる被虐待児に関する論考の紹介

    中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   85-91   2019年3月

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  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の試み(その8)

    内藤みなみ, 廣瀨眞波, 坂﨑理史, 坂田美幸, 船越梨乃, 結城晟亜, 中田行重

    Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要   4, 41-48   2018年3月

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  • 多元性に着目したPerson-Centered self理論の新たな展開 : Configurationとは何か

    中田行重, 斧原藍, 白崎愛里

    関西大学心理臨床センター紀要   9, 85-93   2018年3月

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  • McGuireのクリアリング・スペース法を用いたCoffengによるPTSD論

    中田行重, 蒲生侑依, 中臺一樹, 野村明希, 山島陽香, 尾浦有梨, 平野秀幸, 見澤行子

    関西大学心理臨床センター紀要   9, 95-103   2018年3月

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  • PCTにおけるセラピストの内的体験とクライエントとの相互作用、および終結後の変化 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   35(1), 61-71 ( 1 )   61 - 71   2017年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本心理臨床学会  

    CiNii Books

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2017252618

  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の試み(その7)

    松下秀平, 中森涼太, 植松大起, 太田靖子, 下枝里子, 中谷汐里, 中田行重

    Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要   7,19-28 ( 7 )   19 - 28   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻  

    ある定時制高校への大学院生による地域臨床的な支援活動は今年で7年目となった。今年度も昨年度に引き続き「改訂版支援モデル(循環型)」に基づいて、相談活動や教室内支援、グループワークの実施、先生方との共有ファイルによる情報共有、広報活動を行った。また、新たな取り組みとして本支援活動を客観的なフィードバックを加えて考察するため、アンケート調査を実施した。本稿では、筆者らの活動内容について報告して考察するのに加え、アンケート調査による客観的なフィードバックからも活動内容について考察した。その結果、支援活動は生徒から概ね認知され、先生方からも評価も受けているが、先生方との連携を更に強めることが今後の課題として浮かび上がった。そのためには、先生方との日頃からの関係づくりが重要であることが示唆された。It has been 7 years since a team of graduate students began offering psychological support to an evening high school. This year, we continued to enhance the activities based on "the revised support model" (circulation type) from last year, supported students during class, produced a group project, shared information with teachers through shared files, and issued counseling room communications. In addition, as a new initiative, we conducted a questionnaire survey to consider this support activity with objective feedback. In this paper, in addition to reporting and discussing the activities of our authors, we also considered the content of activities from objective feedback by questionnaire survey. It was concluded that, although our activities are mostly acknowledged and needed by the students and teachers, it is important to make use of any contact with the teachers to enhance relationships with them.

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/11324

  • パーソン・センタード・セラピーによるPTSDへの対応と心的外傷後成長についての理論

    中田行重, 秋山有希, 大田由佳, 大谷絵里, 中森涼太, 長尾海里

    関西大学心理臨床センター紀要   8,89-99   89 - 99   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    特集:パーソン・センタード・セラピーの展開PCT は元来、精神科の診断学を用いないために、PTSD の治療論としても評価がなされていなかった。それに対し Joseph は Rogers 理論を引用し、PCT が PTSD の理論として現代の PTSD の主流の理論と十分に肩を並べる理論的枠組みを持っていることを主張した。価値の条件によって自己と経験の不一致が露呈しないように構築されていた自己構造が外傷体験によって崩壊し、新たに実現傾向に沿った形で自己構造が作られることを Rogers の理論は示しており、それは PTSD の治療論としても通用する、と Joseph は主張する。更に、その過程が十分に機能する人間により近づく過程であることから、PCTは心的外傷後の成長にまで辿りつく、とも主張する。そのほか、侵入的思考と回避という PTSD の症状や外傷的出来事に対する個人差についても PCT は十分な説明を与えている、と Joseph は主張する。本稿はその Joseph の論文を紹介し、それを概説した上で、それが PCT にとってもつ意義について考察を行った。

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  • 非指示性を重視するパーソン・センタード・プレイセラピー

    中田行重, 蒲生侑依, 中臺一樹, 野村明希, 望月大輔, 山島陽香

    関西大学心理臨床センター紀要   8, 101-110   101 - 110   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    特集:パーソン・センタード・セラピーの展開わが国におけるプレイセラピーが学派間での議論がなく、その違いが目立たずモノカルチャー的であるのに対し、欧米では違いを意識した実践が行われている。本稿は非指示性に重きをおくパーソン・センタード・プレイセラピーについての論文を紹介する。この論文の中では著者の Moon は、同じくパーソン・センタードなプレイセラピーである Axline のセラピーを批判して非指示性の重要性を論じている。本稿では、その重要性や日本におけるこのような実践の可能性、などについて検討した上で、この論文から学べることを考察する。

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  • 指示的な治療環境においてクライエント・センタード・セラピストが非指示的でいること ~Sommerbeckの論文(2012)の要約と考察~

    今林優希, 岡田和典, 岡田朋美, 川崎智絵, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   6, 97-105   2017年3月

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  • 子育てにおける親の内的資源 -外的資源が限られた地域における親の内的資源の探索-

    長屋裕介, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   8,27-35   27 - 35   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    相談資源の限られている地域における親の支援のあり方を模索する研究の一つとして、本稿では、子育てにおける親の内的資源に着目し、いくつかの概念に基づいた先行研究から親個人の機能や能力について整理していくことを目的とする。親のレジリエンスとエンパワメントに関する先行研究から考えられた親の内的資源は、①子どもに関する親の内的資源、②社会とのやりとりに関する親の内的資源、③親自身に関する親の内的資源に整理された。中でも、子どもに関する見通し、社会とのつながりといった親の内的資源が、外的資源の少ない環境において親を支援する際に特に注目する必要があることが考えられた。

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  • セラピストによる情動調律とフォーカシング -言葉の内容のみでは分かり合い難い自閉症児との遊戯療法の文脈で-

    石倉篤, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   8,67-77   67 - 77   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    特集:パーソン・センタード・セラピーの展開言葉の内容のやりとりが難しい自閉症児との遊戯療法に関して、セラピスト(以下Th)自身が主体性を発揮し、主体のなさが問題となっているクライエント(以下 Cl)の鏡像となり、Cl の主体性の確立を促す働きかけが有効であるという指摘(河合,2010b)があるものの、非指示的なパーソンセンタードセラピー(以下 PCT)的遊戯療法は有効でない(田中,2009)と言われており、その実践は難しいと思われる。そこで本研究は言葉の内容のやりとりが難しい自閉症児を一人の主体として捉えるアプローチとして、Thによる情動調律とフォーカシングに着目し、体験過程理論やフォーカシング等を含んだPCT 的遊戯療法に精神分析的な情動調律を取り入れた場合どのような側面が新たに明らかになり、どのようにその実践が発展するのかを検討した。その結果 PCT 的遊戯療法を発展させるには、Th が Cl のことを慮り、Cl の在り様を見ながら Cl から伝わってきたものをフォーカシングして掴んだフェルトセンスを言葉になる前の状態で Cl に伝えることと、意味を見出す前の状態でフォーカシングをし続けることが求められると考えられた。

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  • 学校の授業におけるスクールカウンセラーが行う心理教育の今日的課題

    石倉篤, 中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   7,57-66   57 - 66   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    本稿は、スクールカウンセラー(以下SC と略す)が授業で行う心理教育の今日的な課題を検討することを目的とする。その為に、このテーマに関して述べられた、日本心理臨床学会大会発表論文集3か年分の論文を要約した。中でも、自殺予防教育は、時間設定の問題があったり、教員とSC 自身も不安を抱えていたり、死生観に関わることで教育して予防できるのかという疑問があったりする等難しい実践である。また教員が担ってきた教えるという行為をSC が担うこともある。その為、教えることを「教育学」の視点から問い直す必要があると考えられた。そこで、教育学に含まれる教育方法学の知見を用いて、「授業」という概念から見直した。先行研究では、教員が行う授業の様式には、児童生徒が知識を理解し技能を習得する「模倣的様式」と、児童生徒の性格や人格等が質的に変容する「変容的様式」とに分類されている。本稿では、SC が行う実践においても、スキルを教える模倣的様式と、変容的様式があるが、変容的様式に分類される教え方には、教育方法学であまり考慮されていない感情を抱え込み、その感情を受容する点があると指摘した。そして、教員が行う様式を理解するとともに、教員があまり行わない、SC 独自の感情を取り扱う様式を自覚した上で、教員と情報を共有し、対処を工夫し、支えあうことを提起した。

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  • スクールカウンセラーと教員の連携・協働に関する現状と課題

    長屋裕介, 中田行重

    中田 行重   7,49-56   2016年3月

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  • 体験的療法はクライエント中心療法からの新たな発展か:Lietaer(1998)の紹介と考察

    中田行重, 秋山有希, 大田由佳, 大谷絵里, 中森涼太, 長尾海里

    関西大学心理臨床センター紀要   7,111-120   111 - 120   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    本稿はパーソン・センタード・セラピーの学派において長く議論されてきたテーマ、すなわちフォーカシングやEmotion-Focused Therapyはクライエント中心療法と言えるのかどうか、という点に関するLietaer(1998)の考えを紹介するものである。非指示性をシンボルマークにして生まれてきたクライエント中心療法なので、指示を行う体験的療法はクライエント/パーソン中心療法とは言えないという批判に対し、Lietaer は"非指示など出来るものではない、むしろ、どう指示を行うか、という点でクライエント中心性が問われる"という論を展開している。考察では、このテーマはセラピーとは何か、何のためなのか、という点にまで行き着くものである、と論じた。

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  • パーソン・センタード・アプローチにおけるスーパービジョンの基本的考え方― Lambers(2013)の紹介―

    中田行重, 小野真由子, 構美穂, 中野紗樹, 並木崇浩, 本田孝彰

    関西大学心理臨床センター紀要   7,101-110   101 - 110   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    パーソン・センタード・アプローチ(Person-Centered Approach、以後PCA)ではどのようにスーパービジョン(Supervision、以後SV)を考えているのであろうか。本論文はLambers(2013)を紹介し、それについて考察を行うものである。PCAではSVを、スーパーバイジー(以後、バイジー)の成長という点から考える。一般的なSVがケースの進展や管理、査定という視点から行われるのに対して大きな違いである。PCAのSVではスーパーバイザー(以後、バイザー)はバイジーが自分自身に合ったセラピーのやり方を探るための、協働的探索を行う積極的なパートナーとして関わる。バイザーは教えたり、セラピスト(Therapist、以後Th)モデルを提供したりするのではなく、セラピーと同様に中核条件をバイジーに提供する。考察では、このようなSVの意義を認めつつも、実際にTh教育としてどの程度機能するのかを論じた。

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  • パーソン・センタード・アプローチにおける家族/カップル療法

    中田行重, 清澤千絢, 阪本久実子

    関西大学心理臨床センター紀要   7,121-130   121 - 130   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    本稿はパーソン・センタード・アプローチの立場における家族/カップルの扱いを考察する。家族/カップルの中の個人の話をただ聴くばかりでは意見が衝突したり、ある人が場を支配したりするばかりで、家族/カップル療法など成立し得ないこともあるだろう。その点、O'Leary はRogersの6 条件を指針として積極的なファシリテーションが必要であると説く。そのために構造化や介入が必要であるが、これは一見、指示であっても、個々の参加者にとって自分を大事にされる体験となるファシリテーションである。個人の尊重を家族/カップル相手にどのように実践するかについて、O'Leary and Martha B. Johns (2013) を紹介する。

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  • 古典的クライエント中心学派(Classical Client-Centered Therapy)がGendlinを認めない論理から学ぶ― Brodley(1991)の紹介と考察―

    中田行重

    関西大学心理臨床センター紀要   7,131-140   131 - 140   2016年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    "パーソン・センタード・セラピー"が何を指すか、の議論の中心にあるのは、BozarthやBrodley などの古典的クライエント中心学派による、GendlinやGreenbergのいわゆる体験的療法をRogersのセラピーの発展形と認めない、という考えである。この議論は相当深刻であったようであり、今は小康状態にあるが、この対立の論点は当時と変わらず検討課題として残っている。わが国ではほとんど顧みられることのなかったこのテーマを、本稿はその古典派の論客の一人Brodleyの有名な論考(1990)を紹介し、再考する機会としたい。彼女は、Gendlinの体験過程理論やフォーカシングはクライエント中心療法と根幹の考え方もセラピーでの具体的応答も違っていると考え、クライエント中心療法とは明らかに異なるものと主張する。本稿は彼女の論点を紹介した上で、彼女の主張から今の私たちが学べることについて考察を加えた。

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  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の試み(その6)

    清澤 千絢, 川田 麻菜美, 構 美穂, 向阪 俊佑, 佐藤 栞, 高橋 圭佑, 中田 行重

    Psychologist : bulletin of the Graduate School of Professional Clinical Psychology, Kansai University = サイコロジスト : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要   ( 6 )   67 - 74   2016年

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学科心理臨床学専攻  

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  • PCTにおけるreflectionの体験喚起的な機能 Rice (1974) “The Evocative Function of The Therapist” の紹介

    中田行重, 梅井茜, 斧原藍, 齋藤恵子, 冨宅左恵子

    関西大学心理臨床センター紀要   6,49-58   49 - 58   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    本稿は現在のEmotion-Focused Therapyの源流にあたるRice(1974)の"The Evocative Function of The Therapist"という論文を要訳し、Person-Centered Therapy におけるreflection of feelings の中にある、体験喚起(evocative)reflection の機能について考察したものである。彼女は従来のreflection がクライエントに安全感を提供するものとした上で、クライエントの複雑な出来事の連続および全体である'反応(reaction)'に注目し、体験喚起的reflection はクライエントの凍結された体験を開く新しいツールであると強調した。そして、Person-Centered Therapy の理論に基づきながら、セラピーの標的をクライエントの不適切な'認知スキーマ'として捉え、変化のメカニズを'情報処理モデル'を用いて詳述した。更に、体験喚起的reflection の具体的かつ実践的な方法を提示した。

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  • Gendlinの考えるクライエント中心療法および体験的療法 1974年の論文の紹介

    中田行重, 岩井佳那, 角隆司, 中村絢, 日野唯香

    関西大学心理臨床センター紀要   6,69-78   69 - 78   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    クライエント中心療法と体験的療法についての Gendlin(1974)の考えを紹介する。彼はクライエント中心療法の重要性を体験的療法の視点から指摘する。それは、クライエントの言葉を正確に返すreflection にあるが、その本質は言葉を返すことによって、クライエントが自分自身の体験過程に触れることだと主張する。このreflection は他学派を含むあらゆる技法を用いる際のベースラインになるべきだと主張する。次に、体験的療法とは体験的フォーカシングが起こることであり、そうなるように、他学派の技法も自己表明も体験的に用いることが出来るし、学派間のセラピーの効果に差が余りないことも、同じ学派内でセラピスト間に差があることも、体験過程の視点から説明できる、という。その意味では、体験的方法は古い学派の区分を越えると主張する。また、他学派の技法を用いるにしろ、フェルトレファラントに触れるよう誘うにしろ、体験内容がネガティブなものであるにしろ、重要なのは体験内容を受け入れる体験の様式である、という。つまり、自分の体験過程に対して友好的に関わること自体が既にその人自身の変化であり、体験過程は環境との相互作用そのものを生きる身体であるため、体験過程にも反映すると主張する。

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  • Freire, E.による無条件の肯定的配慮論 ~古典的クライエント中心派の主要原理~

    中田行重, 小野真由子, 構美穂, 中野紗樹, 並木崇浩, 本田孝彰, 松本理沙

    関西大学心理臨床センター紀要   6,89-96   89 - 96   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    古典的クライエント中心派の論客Freire, E. による無条件の肯定的配慮についての考え(2001)を紹介し、それについての考察を行った。Freire は、セラピストが自己を出来るだけ脇に置くほどプレゼンスを提供するという彼女独自の理論を基盤に、無条件の肯定的配慮が中核条件のうち最も重要であり、共感的理解と同じであるという、古典的クライエント中心派の考え方を解説している。その他、ここに紹介する論文は2 つの事例を掲載しており、無条件の肯定的配慮を具体的に考える上で刺激となる論文である。

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  • 体験的な立場から見た無条件の肯定的配慮 Lietaer(1984)の論文の紹介

    中田行重, 佐藤春奈, 白崎愛里, 須藤亜弥子, 中西達也

    関西大学心理臨床センター紀要   6,59-67   59 - 67   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター  

    本稿は、体験的療法Experiential Psychotherapy 学派の論客であるLietaer, G. のUnconditionalPositive Regard: A Controversial Basic Attitude in Client-Centered Therapy(1984)を要訳し、彼の見解が古典派に与えた影響と今後のPCT の展望について考察するものである。Lietaer は、無条件の肯定的配慮を、肯定的配慮、非指示性、無条件性の3 因子に分けて論述している。中でも無条件性の重要性について論じており、この態度を、Rogers の価値の条件づけに言及しつつ、セラピーの中での「バランス拮抗力」「逆条件付け」と定義している。また、Th 自身へ開かれていること(openness)が自己一致であり、Cl へと開かれていることが無条件の受容であるとして両者の密接な関係について述べている。さらに、CCT の文脈における直面化に触れ、承認できないCl の行動についてはTh 自身の限界をフィードバックし直面化させること、直面化は、Th の受容を支えとしてCl が自己に直面するよう促す過程であることを論じ、無条件性と直面化は矛盾しない概念であると主張している。

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  • 巻頭言「特集、『学問と社会の接点』について」

    総合人間科学(東亜大学総合人間・文化学部紀要)   2015年3月

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  • Adjustment Disorder: History and Future

    RICHARDSON, Ryan, NAKATA, Yukishige

    関西大学心理学研究   6,23-29 ( 6 )   23 - 29   2015年1月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学研究科  

    This paper looks at the diagnosis of adjustment disorder (AD), its history as well as arguments for and against its continued use. AD is shown to fit in a special place in the taxonomy of psychiatric disturbances or difficulties people experience and this special position is both one of its strengths and one of the reasons it has been a frequently maligned diagnosis. Other strengths and weaknesses of the AD diagnosis are discussed as well the expected future growth and usefulness of the diagnosis in a variety of areas where it may be overlooked or under utilized today.

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/10468

  • わが国におけるパーソン・センタード・セラピーの課題 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   32(5), 567-566 ( 5 )   567 - 576   2014年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本心理臨床学会 ; 1983-  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2015143742

  • Margaret Warner の援助論 ~“Empathy, Relational Depth and Difficult Client Process(2001)”の 紹介と考察~

    中田行重, 中西達也, 白崎愛里, 斧原藍, 大川慧

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   5,29-38   29 - 38   2014年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

    近年のパーソン・センタード・セラピーの立場における精神病理についての議論のうち、重要な一つであるMargaret Warnerによる援助論を紹介する。特定の精神疾患名を挙げずに"dissociated process" や"fragile process" のように、特定の体験的"process"をもつClに対して、Warner が"process-sensitive empathy"と呼ぶ共感性を前面に出して援助するという点に特徴がある。方法論的にはRogers派に伝統的に残っていて楽観的などと揶揄されがちなword for word reflection が中心であるが、Clの内面の困難な体験プロセスを共感しているからこそ、reflection が精神病理的なClに対して極めて重要な意味をもつものであることをWarnerは事例を挙げて論じている。

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  • Internal actions for empathic understanding through a bodily-affective mode of sensing

    Yukishige Nakata

    Person-Centered and Experiential Psychotherapies   13 ( 1 )   60 - 70   2014年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Routledge  

    The purpose of this paper is to formulate therapists' internal actions that help their empathic understanding. I argue that at the core of these actions is the effort to try to sense what a client is experiencing at a bodily-felt level from moment to moment. When a therapist senses a client's feeling in their own body, it is both their feeling as well as their sense of the client's feeling. I formulate a "bodily-affective" mode of empathic understanding through such sensing and propose some actions to facilitate the empathic attitude followed by a description of what happens to a therapist through a bodily-affective mode of sensing. An example of a process of how bodily-affective sensing and relating are intertwined is given. Finally, I discuss the insights this study adds to what is already known in the field. © 2014 World Association for Person-Centered &amp
    Experiential Psychotherapy &amp
    Counseling.

    DOI: 10.1080/14779757.2013.870923

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  • 古典的クライエントセンタード・セラピーの考える共感的理解 -Bozarth(1997)の要約と考察-

    中田行重, 斧原愛, 大川慧, 岸あかね, 白崎愛里, 中西達也

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   4, 37-44   37 - 44   2013年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

    本稿はBozarth(1997)を要訳し、古典的クライエントセンタード・セラピーの立場がRogers (C. R)の共感的理解をどのように捉えているかを考察する。彼は治療的変化の要因は無条件の肯定的配慮であり、それを伝える手段が共感であるという意味でこの二つの条件は実質的に同じ経験であると考える。そしてリフレクションが共感であると誤解されているが、共感は気持ちの持ち方(attitude)であることを強調する。Bozarth のこの論文の固有の意義のーつとして、共感的応答ではなく、共感から起こってくる反応(Empathic Reactions) を概念化し、Rogersがpresenceという概念など新たな関係性の視野を開くまでの思索をの流れを描き出していることが挙げられる。また、古典的クライエントセンタード・セラピーという立場はRogersの考えに忠実に実践すると自他共に考えているが、Bozarth はRogersの言うas-ifは自己一致との関係でas-isである、と言っており、この点は彼の固有の理論的展開かもしれない。課題として共感が彼の言うように内的体験であるならば、そのためにどのような努力をすべきかを検討しなければならない。

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  • ストラスクライド大学におけるカウンセリングのディプロマコース

    中田行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   4,51-58   2013年3月

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  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の意義 -インタビュー調査を通して-

    中島妃佳里, 津田政志, 中條淳博, 井上奈々, 細見知加, 山見有美, 細川真衣, 西中さおり, 中田行重

    関西大学臨床心理専門職大学院紀要   3, 88-97 ( 3 )   89 - 97   2013年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学科心理臨床学専攻  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2015402831

  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の試み(その3)

    山見有美, 細見知加, 吉川真衣, 西中さおり, 中條淳博, 津田政志, 中島妃佳里, 井上奈々, 中田行重

    関西大学臨床心理専門職大学院紀要   3,79-97 ( 3 )   79 - 87   2013年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学科心理臨床学専攻  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2015402830

  • Rogersの中核条件に向けてのセラピストの内的努力 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   30(6), 865-876 ( 6 )   865 - 876   2013年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本心理臨床学会 ; 1983-  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2013183075

  • 応用行動分析による自閉症児への関わりの一事例

    藤原慎吾, 山崎久世, 山田理美, 中田行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   3,27-36   2012年3月

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  • 体験過程のセラピスト・バージョンに関する一考察

    中田行重, 越山綾, 樋口隆弘, 福塚夢野, 細見知加, 村田悠香

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   3,55-64   55 - 63   2012年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

    体験過程のセラピストバージョンの評定値をKleinら(1986)の2事例を用いて検討した。また、異なる立場の心理療法であるその2事例のアプローチについて検討した。評定の困難さや評定基準の見直しなどの課題が見つかった。特にTR6とP6の評定については今後の検討が必要である。また、2事例については個々の立場特有の言葉かけが見られたが、それが必ずしも体験過程を推進していない部分も見られた。

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  • 体験過程スケールのセラピスト・バージョンからみたRogersの心理療法 -Janの事例(1986)のEXP評定からの考察-

    中田行重, 長船紀子, 佐藤春奈, 高谷唯, 横谷美幸

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,47-54   47 - 54   2012年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

    Rogers(C.R.)によるJanの事例(1986)は彼の直観的な反応や意識変容状態など、中核条件と異なる概念を用いた理論化がなされている。本稿はこれをEXPスケールのセラピスト・パージョンで評定した。直観的な反応がどうセラピーの成功に結びつくのか、また、行き詰まりのクライエントをフォーカシングの立場に立たないRogersがどのように対応するかをEXPスケールの立場から探った。その結果、直観的な反応はTM5の維持が鍵であると示唆された。

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  • 定時制高校に対する地域臨床的支援の試み(その2)

    倉石百合子, 横谷美幸, 梅井茜, 高谷唯, 船曳奈央, 中條淳博, 津田政志, 中田行重

    関西大学臨床心理専門職大学院紀要   2,71-78 ( 2 )   71 - 78   2012年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学大学院心理学科心理臨床学専攻  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2015402819

  • 青年期における「生き方要因尺度」作成の試み

    松本梨加, 中田行重

    2011年6月

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  • 大学における心理臨床相談施設の責任

    中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,i-ii   2011年3月

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  • 管理職のための産業心理臨床の新しい試み―PCAGIP法を用いた体験的講習―

    中田 行重, 菅野百合子, 越川陽介, 佐藤春奈

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2.101-108   2011年3月

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  • わが国におけるアディクション臨床の現在についての文献研究

    中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,73-80   73 - 80   2011年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

    わが国におけるアディクション(嗜癖)の臨床について文献をもとに概観した。アディクションは家族からだけでなく、精神科医や臨床心理士など専門家からも当人の人格の問題と見られがちであるが、これと言った定式化された援助方針がなく、社会や経済とも絡む厄介な病気である。先ず、アディクションとは何かについて現象と診断の問題、病理学の推移について概観した。次に、精神障害とアディクションとの重複傷害、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬やSSRIという処方薬物へのアディクション、社会的機能の喪失の観点からアディクションの持つ深刻な複合性についてまとめた。更に、アディクション発症の危険因子について生物学的視点と家族論的視点から紹介し、最後にアディクションに対して最近の提唱されることの多い治療としてグループ療法(自助グループあるいは集団療法)があることを紹介した。

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  • ある病的賭博者に個人カウンセリングと当事者研究サポート・グループを組み合わせた事例の検討

    押江 隆, 中田 行重, 池上 麻未, 杉村 美佳, 福山 侑希

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,63-72   2011年3月

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  • ある病的賭博者の母親へのカウンセリング過程

    梅田 敦子, 中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,55-62   2011年3月

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  • ある病的賭博者へのカウンセリング過程

    松田 多依子, 中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,45-54   2011年3月

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  • 病的賭博者への大学付属心理相談機関による援助

    中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   2,35-36   2011年3月

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  • 病的賭博者への大学附属心理相談機関による援助―本人の個人面接、および家族面接とグループ面接を並行する試み―

    中田 行重

    2011年3月

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    出版者・発行元:関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床カウンセリングルーム  

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  • 創刊のご挨拶

    中田 行重

    関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要   1,i-ii   2010年3月

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  • Tasks of Person-Centered and Experential Practitioner

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   11,21-32 ( 11 )   21 - 31   2009年3月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:関西大学心理相談室  

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  • 吹田市教育委員会との連携による教育臨床ボランティアシステムの展開

    中田 行重

    平成18年度文部科学省学術フロンティア研究成果報告書(関西大学大学院社会学研究科)   41-52   2009年3月

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  • We-Feeling for the Japanese

    中田 行重

    2009年

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  • 心理臨床カウンセリングの野村證券主催大学リレー講座(於:岸和田支店)

    中田行重

    2008年5月

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  • 教育現場への学生ボランティアの活用 -成功事例からの考察-

    中田 行重

    平成19年度文部科学省学術フロンティア研究成果報告書(関西大学大学院社会学研究科)   87-100   2008年3月

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  • Non European Persopective

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   10,51-60   2008年3月

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  • 地域臨床の背景にある問題意識と訓練について

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   9,15-24 ( 9 )   15 - 23   2007年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学心理相談室  

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  • 日本人に合った対人支援の方法を求めて―文化風土的心理療法の試論

    中田 行重

    平成17年度文部科学省学術フロンティア研究成果報告書(関西大学大学院社会学研究科)   35,41-44   2006年3月

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  • テーマプロジェクト「地域実践心理学」-この1年の経過報告

    中田 行重

    関西大学文学論叢   55(4),101-109 ( 4 )   101 - 109   2006年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

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  • セラピストが研修としてセラピイを受けることについて―あるロジャーズ派の視点―

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   7,45-52 ( 7 )   45 - 52   2006年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学心理相談室  

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  • 相談施設の特長による心理面接への影響―特集を企画するにあたって―

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   7,1-3 ( 7 )   1 - 3   2006年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学心理相談室  

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  • 研究論文で学ぶ臨床心理学

    串崎 真志, 中田 行重

    ナカニシヤ出版   2006年3月

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  • ロジャーズ学派内の現状と課題 -G. Lietaer教授との対話を通じて-

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   6号 ( 6 )   33 - 40   2005年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学心理相談室  

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  • テーマプロジェクト「地域実践心理学」開始に向けて

    中田 行重, 串崎真志

    関西大学文学会   54(4)   2005年3月

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  • 地域の教育支援 -教育・福祉・行政と大学との連携-

    中田 行重, 石川啓, 倉戸ヨシヤ, 寺嶋繁典, 串崎真志 ほか

    平成16年度文部科学省学術フロンティア研究成果報告書   41-44   2005年

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    平成16年度の文部科学省学術フロンティアの一環として行われたシンポジウムを掲載した研究成果報告書。筆者もシンポジストとして講演し、それを文章にしたもの。

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  • 臨床心理学の体験的な学び 中田 行重 招待

    葦(関西大学教育後援会)   2004年8月

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  • 臨床心理学のゼミ運営を促進する1つの方法としてのエンカウンター・グループ -その可能性についての検討-

    中田 行重

    関西大学 文学論集   53巻4号 ( 4 )   67 - 79   2004年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

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  • パーソンセンタード・アプローチの視点からみた地域臨床

    中田行重

    教育科学セミナリー   35号   2004年3月

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  • スーパーバイジーの仕事

    中田 行重

    関西大学心理相談室紀要   5号   2004年2月

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  • 人間性心理学研究における人間的側面の探索の試み

    中田 行重

    人間性心理学研究   21巻 2号   2003年12月

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  • “クリアリングスペース”という言葉と日本人 中田 行重 2003年11月30日

    The Focuser's Focus   2003年11月

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  • 臨床心理学専攻の学部生にとってのファシリテーター体験

    中田 行重, 下川昭夫, 更科友美, 三好謙一, 市野瀬かの子, 新冨美南子, 内田優輔, 栗林美和子

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学   3/, 85-96   85 - 95   2003年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東亜大学  

    本学総合人間・文化学部において臨床心理学研究室所属の2年生に対して構成型エンカウンター・グループが行われた。今回のグループでは大学院生と学部の3年生がファシリテーターとして参加した。本稿の目的は臨床心理学の教育という視点から見て、ファシリテーター体験がその学部3年生にとってどのような意義をもっているのかを探ることにある。構成型エンカウンター・グループにおいては"ファシリテーター"とは、セッションの課題を教示する役割のそれと、サブグループにおいてメンバーの自己表現を促す役割のそれとの2通りがある。それぞれのファシリテーター体験を学生がどのように感じ、そこから何を学び取っているのか、を学生の自由記述から検討した。その結果、学生はファシリテーター体験のうちでも特にサブグループの中でメンバーの表出を促進するグループファシリテーター体験に困難と同時に奥の深さを感じ取っていることが分かった。心理臨床の実務をすることの出来ない臨床心理学専攻の学部生にとって、今回のようなファシリテーター体験は心理臨床体験に代わりうる奥の深さを感じさせるものであり、教育的意義があることについて考察した。

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    その他リンク: http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/ea/metadata/44

  • 大学生を対象とした構成型エンカウンターグループの効果測定 -セッションアンケートの自由記述と魅力度の評価から-

    中田 行重, 宮崎保成, 下川昭夫, 川島正裕, 末續貴子, 廣住由紀子

    東亜大学大学院臨床心理相談研究センター 心理臨床研究   3,1-8   2003年3月

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  • フォーカシングの教え方についての試論

    中田 行重

    東亜臨床心理学研究   2/1,51-59   2003年3月

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  • 臨床心理基礎実習の1つのモデル

    中田 行重, 下川昭夫, 村山正治, 馬場禮子, 中田肇子, 萩谷克子

    東亜大学大学院臨床心理相談研究センター紀要 心理臨床研究   3,49-53   2003年3月

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  • 臨床心理学の教育

    中田 行重

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学   3,33-38   2003年3月

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  • 臨床心理学専攻学部生へのエンカウンターグループのファシリテーター体験

    中田 行重, 宮崎保成, 末續貴子, 白井祐浩, 尾崎典子, 小林純子, 下川昭夫, 更科友美, 村山正治

    東亜大学臨床心理学研究   2/1,91-104   2003年3月

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  • 特別企画「相談室20年のあゆみ -未来へのかけ橋-」

    中田 行重, 安部恒久, 長尾博, 田中新正, 長野剛, 阿部順子, 小川幸男ほか33名

    九州大学心理臨床研究   21/,5-28   2003年3月

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  • 臨床心理学研究室の2002年大学祭発表ポスター

    中田 行重, 下川 昭夫, 更科 友美

    総合人間科学 : 東亜大学総合人間・文化学部紀要   3   125 - 130   2003年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東亜大学  

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    その他リンク: http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/ea/metadata/52

  • 特集「学問と社会の接点」について

    中田 行重

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学   2/1、1-3 ( 1 )   1 - 52   2002年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東亜大学総合人間・文化学部  

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  • フォーカシングにおけるリスナーのファンクショナル・モデルの提示 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   19/6,619-630 ( 6 )   619 - 630   2002年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本心理臨床学会  

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2002225274

  • 研修型エンカウンター・グループにおける問題意識性を目標とするファシリテーション 査読

    中田 行重

    学位論文、東亜大学   2001年12月

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    学位論文

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  • 書評「小野修著:不登校児の親のためのグループ、黎明書房、2000」

    中田行重

    人間性心理学研究   19 ( 2 )   144 - 145   2001年12月

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  • 村山先生、心理臨床学会<学会賞>受賞に寄せて

    中田 行重

    エンカウンター通信   310号   2001年10月

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  • ファシリテーターの否定的自己開示 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   19/3,209-219 ( 3 )   209 - 219   2001年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本心理臨床学会 誠信書房(発売)  

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  • 臨床心理学の体験的教育としてのエンカウンターグループ-大学生の対人関係の促進効果もふまえて-(共著)

    中田 行重

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学   1/1,81-91 ( 1 )   81 - 91   2001年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東亜大学  

    大学生を対象とするエンカウンター・グループは既に学生相談の分野において多く行われている。ところで、このほど学部における臨床心理学教育と対人関係作りの支援という目的で構成型のエンカウンター・グループが本学で行われた。このような目的をもったグループにどのような意義があるかにっいての研究はこれまで行われていない。本稿はこれらの目的に対してエンカウンター・グループがどの程度有効であるかを考察するためのパイロットスタディである。先ず、グループの実際の概要を示した。次に、対人関係作りの効果をみるためにエンカウンター・グループ参加前後の学部生の感想を分析した。また、臨床心理学教育におけるオーガナイザーやファシリテーターを行うことの意義を検討するために、エンカウンター・グループ参加前後の大学院生の感想を分析した。次に各セッションの効果を検討するため、セッション毎の感想を分析した。結果は上記の目的に対してエンカウンター・グループが有効であることを示している。総合的考察としてエンカウンター・グループをキャンパス内で行うことの意義と可能性、及びそれを行うための大学側の協力の必要性が指摘された。

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    その他リンク: http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/ea/metadata/13

  • 大学生の仲間づくりに対する支援の試み(2)(共著)

    中田 行重

    東亜大学大学院臨床心理相談研究センター紀要 心理臨床研究   1/,53-62   2001年3月

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  • 臨床心理学における人間観(共著)

    中田 行重

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学   1/1,47-54   2001年3月

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  • 座談会「心理臨床における訓練 -自分自身の経験を振り返って-」

    中田 行重

    東亜大学臨床心理相談研究センター紀要   1/,53-62   2001年3月

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  • 第5回クライエントセンタードおよび体験過程療法国際会議の参加報告

    中田 行重

    人間性心理学研究   18/1,58-63   2000年8月

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  • 書評「臨床心理学1 氏原・成田編『カウンセリングと精神療法』心理治療培風館、1999」

    中田行重

    精神療法   2000年

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  • 下関市立大学における学生相談の在り方の検討

    中田 行重

    9/,25-34   1999年8月

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  • 研修型エンカウンター・グループにおけるファシリテーション -逸楽行動への対応を中心にして- 査読

    中田 行重

    人間性心理学研究   17(1)/30-44 ( 1 )   30 - 44   1999年6月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本人間性心理学会  

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  • 研修型エンカウンター・グループ・プロセスにおける逸楽行動の生起の仕方

    中田 行重

    下関市立大学論集   42/3,91-108 ( 3 )   91 - 108   1999年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:下関市立大学学会  

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  • Fukuoka human relations community: A network approach to developing human potential

    Shoji Murayama, Yukishige Nakata

    Journal of Humanistic Psychology   36 ( 1 )   91 - 103   1996年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:SAGE Publications Inc.  

    At the time of the student riots in the 1960s, a small seminar on Carl Rogers's writings began at a college in the city of Fukuoka, Japan. It has spontaneously developed into a satellite network community called Fukuoka Human Relations Community (FHRC), and it is likely to evolve further into an unknown form of community. The FHRC is a large growth-oriented network of people who get to know each other through encounter groups, monthly open group sessions, and other humanistic activities. The purpose of this article is to describe FHRC and discuss how FHRC activates human potential for growth. This social experiment has important implications for the transition away from a hierarchical society in Japan and illustrates the benefits of new spontaneous, humanistic ways of being and relating.

    DOI: 10.1177/00221678960361008

    Scopus

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  • エンカウンター・グループにおけるセッション外体験の意義 -3事例を通して- 査読

    中田 行重

    人間性心理学研究   14/1,39-49 ( 1 )   39 - 49   1996年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本人間性心理学会  

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  • 不登校の高校生男子の事例 -自分にとって正しいと思えることをやっていけるといいね-

    中田 行重

    九州大学心理臨床研究   14/,11-18   1995年3月

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  • 1つのエンカウンタ-・グル-プにおける個々のメンバ-間での体験の相違について

    中田 行重

    下関市立大学論集   38/3,87-106 ( 3 )   p87 - 106   1995年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:下関市立大学学会  

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  • 部屋にとじこもったまま、全く喋らなくなった青年期男子の母親との面積

    中田 行重

    九州大学心理臨床研究   13/,53-61   1994年3月

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  • エンカウンタ-・グル-プにおけるファシリテ-タ-の立場の問題について

    中田 行重, 村山正治

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   38/2,95-101   251 - 257   1994年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:九州大学  

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  • 研修型エンカウンタ-・グル-プにおける困難とファシリテ-ションについて考える

    中田 行重, 平山栄治, 永野浩二, 坂中正義

    九州大学心理臨床研究   13/,122-124   1994年

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  • エンカウンタ-グル-プのファシリテ-ションについての-考察 -看護学校の一事例を通して- 査読

    中田 行重

    心理臨床学研究   10/3,53-64   1993年12月

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  • 精神病が疑われるクライエントとの対応

    中田 行重, 金坂弥起

    九州大学心理臨床研究   12/,51-54   1993年3月

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  • 強迫神経症の女性の症例

    中田 行重

    九州大学心理臨床研究   12/,51-54   1993年3月

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  • A Semi-Non-Directive Group Psychotherapy for Schizophrenics

    中田行重

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   37 ( 2 )   67 - 71   1993年3月

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  • エンカウンタ-グル-プの研究と実際

    中田 行重

    人間性心理学研究   10/1,25-29   1992年9月

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  • Handle-Giving法のフォ-カシングへの適用

    中田 行重

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   37/1,21-29   1992年9月

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  • アメリカの臨床心理学のPh.D.プログラム -University of Southern Mississippi-

    中田 行重

    九州大学心理臨床研究   10/,121-128   1991年3月

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  • 心理学における新たなるパラダイム -事例研究の視点より- 査読

    中田 行重

    人間性心理学研究   9/,106-112   1991年3月

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  • クライエント中心療法及び体験過程療法の今後の発展への提言(ジャ-マイン・リ-タ-、翻訳)

    中田行重

    人間性心理学研究   6   91 - 93   1990年3月

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  • 単独母親面接の三事例

    中田 行重

    九州大学心理臨床研究   8/,93-101   1989年3月

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  • 幻聴体験のフオ-カシング的言語化の試み -ある分裂病者の事例より

    中田 行重, 村山正治

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   31/2,57-66 ( 2 )   57 - 66   1987年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:九州大学  

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  • フェルトセンス形成におけるHandle-Giving

    中田 行重, 村山正治

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   31/1,65-72 ( 1 )   65 - 72   1986年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:九州大学  

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  • クリアリングスペ-スについての生理学的研究

    中田 行重, 村山正治

    九州大学教育学部紀要(教育心理学部門)   29/1,109-115   1984年9月

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書籍等出版物

  • 臨床現場におけるパーソン・センタード・セラピーの実務: 把握感 sense of grip と中核条件

    中田 行重( 担当: 単著)

    創元社  2022年9月 

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  • メアンズ&クーパー著「深い関係性リレーショナル・デプス」がなぜ人を癒すのか:パーソン・センタード・セラピーの力

    中田 行重, 斧原 藍( 担当: 共著)

    創元社  2021年9月 

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  • 飯長喜一郎・園田雅代編著「私とパーソンセンタード・アプローチ」より「パーソンセンタード・セラピストという自覚」

    中田 行重( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2019年6月 

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  • 臨床心理学概論(ヒューマニスティック・セラピー担当)

    中田 行重( 担当: 分担執筆)

    遠見書房  2018年3月 

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  • 臨床心理学実践ガイド(パーソン・センタード・アプローチ担当)

    中田 行重( 担当: 分担執筆)

    金剛出版  2017年7月 

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  • 新しい事例検討法 PCAGIP法入門

    村山正治, 中田行重( 担当: 共編者(共編著者))

    創元社  2012年8月 

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  • 不安と抑うつの心理学的理解と援助(安藤・加戸・眞田編著『子どもの発達障害・適応障害とメンタルヘルス)19章)

    中田 行重

    ミネルヴァ書房  2010年 

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  • A Japanese Perspective (In Haugh & Stephan (Eds.) Therapeutic Relationship)

    中田 行重

    PCCS Books, Ross-on-Wye, UK  2008年 

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  • 地域実践心理学【実践編】

    中田 行重( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2006年2月 

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  • 問題意識性を目標とするファシリテーション -研修型エンカウンター・グループの視点-

    中田 行重( 担当: 単著)

    関西大学出版部  2005年12月 

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    研究成果出版補助金による図書出版

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  • マンガで学ぶフォーカシング入門

    中田 行重, 村山正治, 福盛英明, 森川友子 ほか( 担当: 共著)

    誠信書房  2005年6月 

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    こころの実感をつかむ技法であるフォーカシングを、初心者が学びやすいようにマンガや分かりやすい論文、エッセイで解説した。村山正治門下生による福岡フォーカシングセミナーの集大成の1つ。

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  • 地域実践心理学 -支えあいの臨床心理学へ向けてー

    中田 行重, 串崎真志( 担当: 共著)

    ナカニシヤ出版  2005年3月 

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    来談者にサービスをするという従来型の心理臨床から、地域に出て行って地域にあわせた心理的援助を始める人のための入門書。「こころの科学」122号(2005,7月)に神田橋條治先生による書評が掲載された。

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  • 村山正治(編著)現代のエスプリ[別冊]ロジャーズ学派の現在より「技法論とセラピスト個人の距離感について」

    中田 行重

    至文堂  2003年5月 

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  • 村山正治(編著)現代のエスプリ[別冊]ロジャーズ学派の現在より座談会「ロジャーズ学派の現在と今後の発展を探る」

    中田 行重

    現代のエスプリ[別冊]  2003年5月 

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  • コミュニティ・アプローチ特論「第7章 キャンパスにおけるコミュニティアプローチの展開」

    中田 行重

    日本放送大学出版会  2003年3月 

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  • コミュニティ・アプローチ特論「第4章 エンカウンター・グループによる不登校児への親のグループ」

    中田 行重

    日本放送大学出版会  2003年3月 

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  • 身体の不思議 -人と環境の間-「第9回、心理カウンセリング

    中田 行重

    ヒューディア(九州ヒューマンメディア想像センター情報誌)  2002年5月 

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  • 生活に活かす心理学 Ver.2「第5章 自分らしさのなりたち」

    中田 行重

    ナカニシヤ出版  2002年4月 

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  • カーシェンバウム・ヘンダーソン編「カール・ロジャーズ著作・論文集 上巻」

    中田 行重

    誠信書房  2001年4月 

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  • 書評「臨床心理学1、氏原・成田編『カウンセリングと精神療法』心理治療培風館、1999」

    中田 行重

    精神療法  2000年 

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  • 体験過程スケール (フォーカシング) -- (フオーカシングの基礎理論)

    中田 行重

    至文堂  1999年5月 

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    記述言語:日本語  

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  • 「生活に活かす心理学 -体験と自己発見」より第4章『自分らしさのなりたち』

    中田 行重

    ナカニシヤ出版  1999年 

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  • 体験過程スケール

    中田 行重

    現代のエスプリ(至文堂)  1999年 

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  • 「パーソンセンタード・アプローチ」より第7章『研修型エンカウンター・グループに固有の意義はあるか』

    中田 行重( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  1999年 

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  • 書評”こころの生態学,森岡正芳著,朱鷺書房,1995”

    中田 行重

    心理臨床  1996年 

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  • 文献紹介”The Helping Interview-With Case Illustration,Alfred Benjamin : Howghton Miffl in Company,1987”

    中田 行重

    心理臨床  1991年 

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  • ジェンドリンとの対話-セミナ-でのQ&Aから

    中田 行重

    村山正治編「フォ-カシングセミナ-」第6章、福村出版  1991年 

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  • クライエント中心療法及び体験過程療法の今後の発展への提言(ジャ-マイン・リ-タ-、翻訳)

    中田 行重( 担当: 単著)

    人間性心理学研究  1989年3月 

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  • フォーカシングの新たな発展(池見陽と共著)

    中田 行重

    フォーカシングフォーラム  1985年 

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  • 「カウンセリング辞典」より4項目(”自己一致”,”自己と経験の不一致”,”自然治癒力”、”臨床心理学の歴史”)

    中田 行重

    ミネルヴァ書房 

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  • パーソン・センタード・アプローチ

    中田 行重

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  • 巻頭言「特集、『学問と社会の接点』について」

    中田 行重

    総合人間科学(東亜大学総合人間・文化学部紀要) 

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MISC

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講演・口頭発表等

  • パーソン・センタードの中核条件(共感・受容・一致)と心理的成長パラダイム 招待

    中田行重

    北海道臨床心理士会  2024年11月 

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    開催年月日: 2024年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • PCAGIP体験によるセルフケアの意義

    宮澤道子, 山根倫也, 中田行重

    第16回国際パーソン・センタードおよび体験的心理療法カウンセリング  2024年9月 

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    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 指定討論: 事例検討「自分自身になること」(永野浩二発表)について

    中田 行重

    2022年10月 

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    開催年月日: 2022年10月

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  • 奈良いのちの電話協会研修 6/21,7/26,9/6

    中田 行重

    奈良いのちの電話協会2019年特別指導員研修会  2019年6月 

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    開催年月日: 2019年6月 - 2019年9月

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  • NPO法人CESC 2018年度継続研修講座「PCAの世界的動向・他」

    中田行重

    NPO法人CESC  2018年10月 

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    開催年月日: 2018年10月

    NPO法人CESC 継続研修講座 2018年度 パーソンセンタード&体験的心理療法とカウンセリング

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  • パーソン・センタード・セラピーの現在

    中田行重

    日本人間性心理学会第37回大会ワークショップ  2018年9月 

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    開催年月日: 2018年9月

    開催地:人間環境大学  

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  • Development of an inventory measuring an inherent effect of PCT

    Nakata, Yukishige, Oishi, Eiji, Oshie, Takashi, Shirai, Masahiro

    13th World Conference of Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling Proceedings  2018年7月 

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    開催年月日: 2018年7月

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  • 大阪府臨床心理士会医療関係部会「新しい事例検討法~PCAGIP法の体験~」

    中田行重

    大阪府臨床心理士会医療関係部会  2018年2月 

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    開催年月日: 2018年2月

    開催地:公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院  

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  • なら人権相談ネットワーク相談員研修会「PCAGIP法による事例検討」

    中田行重

    なら人権相談ネットワーク相談員研修会  2018年1月 

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    開催年月日: 2018年1月

    開催地:奈良県人権センター  

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  • なら人権相談ネットワーク相談員研修会「相談力を高める」

    中田行重

    奈良県 くらし創造部 人権施策課  2017年7月 

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    開催年月日: 2017年7月

    開催地:奈良県人権センター  

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  • 関西大学サタデーカレッジ「管理者のための部下と向き合う心理的アプローチ」

    中田行重

    関西大学サタデーカレッジ  2010年11月 

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    開催年月日: 2010年11月 - 2010年12月

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  • "セッション外体験”と"問題意識性"概念の心理療法および日常生活への適用

    中田行重

    日本人間性心理学会第29回大会論文集  2010年9月 

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    開催年月日: 2010年9月

    開催地:熊本大学  

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  • 吹田精神科医会「北摂におけるカウンセリングの現状」

    中田行重

    明治製菓主催 吹田精神科医会  2010年6月 

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    開催年月日: 2010年6月

    開催地:新大阪江坂 東急イン  

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  • Between-Session Experiences and Issues-Awareness in Encounter Group

    中田行重

    9th World Conference of Person-Centered and Expperiential Psychotherapy and Counseling(イタリア、ローマ)  2010年 

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    開催年月日: 2010年

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  • 「現代のクライエント中心療法(CCT)・パーソンセンタードアプローチ(PCA)入門講座」第4回 世界のPCAの動向と日本独自の発展の方向性

    中田 行重

    (財)明治安田こころの健康財団 2009年度精神保健講座  2009年10月 

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    開催年月日: 2009年10月

    開催地:明治安田こころの健康財団  

    (財)明治安田こころの健康財団 2009年度精神保健講座「現代のクライエント中心療法(CCT)・パーソンセンタードアプローチ(PCA)入門講座」(全4回シリーズの最終回)第1回 2009/10/09 クライエント中心療法再考(日本女子大学教授 飯長喜一郎第2回 2009/10/16 PCAグループの展開ーはじめに個人ありき(九州大学名誉教授 村山正治)第3回 2009/10/23 フォーカシング指向心理療法(大正大学教授 日笠摩子)

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  • わが国のPCEの現状と発展的展望

    中田行重, 村山 正治, 平井 達也, 野島 一彦

    日本人間性心理学会第28回大会  2009年8月 

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    開催年月日: 2009年8月

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  • 「フォーカシング指向心理療法」、第4回 「PCAとフォーカシング」

    中田行重

    平成20年度関西カウンセリングセンター資格取得後研修  2009年1月 

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    開催年月日: 2009年1月

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  • 平成20年度川西市生涯学習短期大学レフネック心理学科14期生2年次「来談者中心療法の概略」(10/25)

    中田行重

    川西市生涯学習短期大学  2008年10月 

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    開催年月日: 2008年10月

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  • Cultural Influence on Relatedness

    中田行重, 押江隆

    5th World Congress for Psychotherapy(中国、北京)  2008年10月 

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    開催年月日: 2008年10月

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  • Religious Influence on Japanse Self and Group Facilitator's Genuineness

    中田行重

    8th World Conference of Person-Centered and Expperiential Psychotherapy and Counseling(英国、University of East Anglia, Norwich)  2008年 

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    開催年月日: 2008年

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  • Review on Outcome Research of Encounter Group in Japan

    押江隆, 中田行重

    8th World Conference of Person-Centered and Expperiential Psychotherapy and Counseling(英国、University of East Anglia, Norwich)  2008年 

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    開催年月日: 2008年

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  • 平成19年度 関西大学サタデー・カレッジ「子どもの心が訴えていること~カウンセリング心理学の立場から~」 第2回「子どもの示すサインの意味と付き合い方」

    中田行重

    関西大学サタデー・カレッジ  2007年11月 

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    開催年月日: 2007年11月

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  • 平成19年度川西市生涯学習短期大学レフネック心理学科14期生1年次「人間の発達・・・潜在的可能性の実現の視点から・・・」(5/26)

    中田 行重

    川西市生涯学習短期大学  2007年5月 

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    開催年月日: 2007年5月

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  • 産業カウンセラー協会中国支部会員研修「来談者中心療法」(広島市)

    中田行重

    産業カウンセラー協会  2007年3月 

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    開催年月日: 2007年3月

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  • 大阪家庭裁判所(家裁調査官)グループ研修会

    中田 行重

    2007年 

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    開催年月日: 2007年

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  • Social Perspectives of Person-Centered and Experiential Psychology

    中田 行重

    7th World Conference of Person-Centered and Expperiential Psychotherapy and Counseling(ドイツ、ポツダム)  2006年7月 

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    開催年月日: 2006年7月

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  • 大阪家庭裁判所(家裁調査官)グループ研修会

    中田 行重

    2005年11月 

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    開催年月日: 2005年11月

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  • 地域と臨床心理

    中田行重

    第5回栄養心理カウンセリング・シンポジウム  2005年10月 

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    開催年月日: 2005年10月

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  • 地域実践心理学の理論と技法

    中田 行重

    日本家族カウンセリング協会  2005年8月 

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    開催年月日: 2005年8月

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  • 子どもの問題行動にかかわるとき -不登校生の支援など-

    中田 行重

    大阪府市立中高等学校カウンセリング研究会  2005年7月 

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    開催年月日: 2005年7月

    大阪府市立中高等学校カウンセリング研究会主催

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  • 平成16年度日本産業カウンセラー協会九州支部第17回向上訓練「クライエント中心療法の理論と実際」(福岡市)

    中田 行重

    日本産業カウンセラー協会  2005年3月 

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    開催年月日: 2005年3月

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  • 平成15年度 「西校進路セミナー -臨床心理学入門」京都府立西舞鶴高等学校

    中田 行重

    2003年11月 

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    開催年月日: 2003年11月

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  • 東亜大学総合人間・文化学部公開講座「千夜一夜」要旨

    中田 行重, 上原雅文, 平伸二, 後藤淳, 柳沢貴司, 江橋博

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学  2003年3月 

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    開催年月日: 2003年3月

    「第10話-心理カウンセリングの目指すもの-」を担当

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  • 臨床心理学研究室の2002年大学祭発表ポスター

    中田 行重, 下川昭夫, 更科友美

    東亜大学 総合人間・文化学部紀要 総合人間科学  2003年3月 

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    開催年月日: 2003年3月

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  • 平成15年度 豊浦町学校保健会研修会「子どもの心の成長と遊び」(豊浦町中央公民館)

    中田 行重

    2003年2月 

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    開催年月日: 2003年2月

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  • 自分探しのゼミナール

    中田行重

    東亜大学大学院臨床心理相談研究センター紀要  2002年3月 

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    開催年月日: 2002年3月

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  • 教育現場における事例研究会

    中田 行重

    東亜大学大学院臨床心理相談研究センター紀要  2002年3月 

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    開催年月日: 2002年3月

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  • 第9回九州地区いのちの電話ワークショップ北九州大会「心の病がある人の理解と対応」

    中田 行重

    九州地区いのちの電話北九州大会  2002年 

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    開催年月日: 2002年

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  • 下関市の中学校生徒指導に関する調査研究協力者会議

    中田行重

    下関市教育委員会  2001年3月 

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    開催年月日: 2001年3月

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  • 平成11年度山口県大学ガイダンスセミナー報告書

    中田行重

    山口県大学ガイダンスセミナー実行委員会報告書  2000年3月 

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    開催年月日: 2000年3月

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  • Company Model of the Listener in Focusing

    NAKATA Yukishige

    The Fifth International Conference on Client-Centered and Experiential Psychotherapy  2000年 

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    開催年月日: 2000年

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  • エンカウンター・グループは何を目指すのか -21世紀に向けて

    中田 行重, 野島一彦, 村山正治, 畠瀬稔, 小野修, 清水幹夫, 村久保雅孝, 広瀬寛子, 平山栄治

    心理臨床学会第19回大会研究発表集  2000年 

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    開催年月日: 2000年

    2000年心理臨床学会(9月、京都文教大学)上記シンポジウムの企画・司会者(野島一彦と共に)

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  • 教育後援会 「思春期の子どもとの対話」

    中田行重

    平成7年度山の田中学校区青少年健全育成協議会  1996年2月 

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    開催年月日: 1996年2月

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  • 研修型エンカウンター・グループにおけるファシリテーション

    中田 行重

    日本人間性心理学会第15回大会  1996年 

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    開催年月日: 1996年

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  • 摂食障害の女性の事例

    中田 行重

    日本心理臨床学会第15回大会発表論文集  1996年 

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    開催年月日: 1996年

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  • エンカウンタ-・グル-プの事例研究 high learnerについて

    中田行重

    日本人間性心理学会第13回大会発表論文集  1994年 

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    開催年月日: 1994年

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  • 治癒者に打ち明ける安堵と苦しみを体験する中年男性 -治癒者が抱く治癒後の患者像が内包するもの

    中田行重

    日本心理臨床学会第13回大会発表論文集  1994年 

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    開催年月日: 1994年

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  • エンカウンタ-グル-プにおける体験についての一考察

    中田 行重

    日本人間性心理学会第11回大会発表論文集  1992年10月 

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    開催年月日: 1992年10月

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  • PCAと深い関係性 招待

    中田行重

    兵庫県カウンセリング協会  2024年12月 

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  • ロジャーズ以後の理論的・実践的展開 招待

    中田行重

    全日本カウンセリング協議会  2024年11月 

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    記述言語:日本語  

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  • 私はどのくらいパーソン・センタードになり切れていないか? 招待

    中田行重

    人間性心理学会2023年度学会賞受賞記念講演  2024年9月 

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  • 愛知淑徳大学「心理成長モデルを再考する」及び「事例検討セミナー」 招待

    中田行重

    愛知淑徳大学心理臨床相談室  2024年9月 

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  • 奈良県臨床心理士会 2024年度研修「PCAGIP法」

    中田行重

    奈良県臨床心理士会 2024年度通年部会研修  2024年5月 

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  • 創元社主催「パーソン・センタード・セラピーの視点で学ぶ事例検討ワークショップ」

    中田行重

    創元社オンラインセミナー  2024年3月 

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  • 京都臨床心理士会研修「PCAGIP法」

    中田行重

    京都臨床心理士会2023年度研修  2023年11月 

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  • 2023年度精神療法セミナー 「パーソン・センタード・セラピー」及び「症例検討会」

    中田行重

    京都民医連あすかい病院精神科・心療内科  2023年11月 

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  • 奈良県臨床心理士会 2023年度研修「この先生に聞きたい!中田行重先生」

    中田 行重

    奈良県臨床心理士会 2023年度通年部会研修第1回  2023年6月 

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  • 創元社主催「パーソン・センタード・セラピー講座」全3回(2/19, 2/25, 3/4)

    中田 行重

    創元社オンラインセミナー  2023年2月 

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    開催地:創元社  

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  • 甲子園カウンセリング研究所「パーソン・センタード・セラピー​の最近の動向​」

    中田 行重

    甲子園カウンセリング研究所  2023年2月 

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  • 臨床の基盤となる「視点」を得るための研修会

    中田 行重

    NPO法人「こくり」  2023年2月 

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  • PCA実践家養成に関する問題意識と訓練について

    中田 行重

    心理臨床学会第41回大会自主シンポジウム  2022年9月 

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    開催地:心理臨床学会第41回大会自主シンポジウム(オンライン)  

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  • 「相談力を高める」奈良県文化・教育・くらし創造部

    中田 行重

    奈良県人権センター  2022年9月 

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  • 奈良県 人権問題に関するアドバイザー研修会​「心理カウンセリングの基礎​」

    中田 行重

    奈良県人研究集会  2022年9月 

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  • 大会委員会企画シンポジウム: 子育て支援から見える「私の心理臨床学」話題提供 (子育て支援合同委員会共催) 子育て支援から見える「私の心理臨床学」 〜子育て支援の未来と課題〜

    中田 行重

    日本心理臨床学会オンラインシンポジウム  2022年9月 

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    開催地:2022年度 心理臨床学会第41回大会シンポジウム  

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  • Developing a Scale on the Therapists’ Embodiment of the Core Conditions (STEC)

    上西裕之, 斧原藍, 中田行重

    15rh world conference for Person-centered and experiential psychotherapy and counselling  2022年7月 

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    開催地:Copenhagen, Denmark  

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  • PCAと哲学の対談&研究会「深い関係性、あるいは体験過程」

    中田 行重, 三村 尚彦, 三宅 麻希, 斧原 藍

    2022年5月 

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    開催地:アベノハルカス オンライン  

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  • 10周年記念会「医療モデルでないPCAの対人支援を考える」

    中田 行重

    甲子園カウンセリング研究所  2022年5月 

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    開催地:甲子園カウンセリング研究所  

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  • 「深い関係性がなぜ人を癒すのか」刊行記念パーソン・センタード・セラピー講座

    中田 行重, 村山 正治, 斧原 藍

    創元社オンラインセミナー  2022年3月 

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    開催地:創元社 オンライン  

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  • 大阪市教育センター研修会「相談支援担当職員研修」

    中田行重

    大阪市教育センター  2021年12月 

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  • CESC パーソンセンタード体験的アプローチ「PCAのスーパーバイズ」

    中田 行重

    特定非営利活動法人カウンセリング教育サポートセンター  2021年12月 

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  • 国立病院機構 大阪医療センター「HIV医療におけるカウンセリング研修会」

    中田 行重

    国立病院機構 大阪医療センター  2021年12月 

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  • 奈良若者自立支援親の会主催「相手の心の内側に入って考える: 共感について」

    中田行重

    奈良若者自立支援親の会  2021年10月 

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  • 心理臨床学会自主シンポ【PCAの未来を語る】PCAの未来を考える

    中田行重

    日本心理臨床学会第40回大会自主シンポ  2021年9月 

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  • パーソン・センタード・セラピーの実務

    中田行重

    人間性心理学会第40回大会ワークショップ  2021年8月 

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  • 心理臨床学会2015年度春季大会ワークショップ「パーソン・センタード・セラピー Rogers以後の展開」

    中田行重

    日本心理臨床学会第34回大会ワークショップ  2015年5月 

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    開催地:山口 山口県下関市海峡メッセ下関 下関市生涯学習プラザ 県下関市海峡メッセ下関・下関市生涯学習プラザ 県下関市海峡メッセ下関・下関市生涯学習プラザ  

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  • 平成19年度 第5回夏季セミナー「人間の発達・・・潜在的可能性の実現の視点から・・・」

    中田 行重

    栄養心理カウンセリング研究会  2007年6月 

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  • 産業カウンセラー協会九州支部会員研修「来談者中心療法」(長崎市)

    中田行重

    産業カウンセラー協会  2006年11月 

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  • 平成17年度 関西大学サタデーカレッジ「カウンセリングとグループアプローチ」(4回シリーズ「臨床心理学からのアプローチ ~心とどうつきあうか」第1回)

    中田行重

    関西大学サタデーカレッジ 

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  • 平成20年度レフネック心理学科14期生2年次「来談者中心療法の現在、エンカウンターグループ」(11/1)

    中田行重

    川西市生涯学習短期大学 

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  • 平成20年度第6回夏季セミナー「ロジャーズ派カウンセリングの態度と技法」

    中田行重

    栄養心理カウンセリング研究会 

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  • 平成17年度 第33回関西大学吹田市民講座(後期)

    中田 行重

    吹田市民講座 

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  • 地域臨床心理学の展開

    中田 行重, 下川昭夫, 村山正治, 平野直己, 更科友美, 串崎真志, 武田信子

    日本心理臨床学会第23回大会発表論文集 

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Works(作品等)

  • 大会企画X(日本人間性心理学会第27回大会、企画・司会)

    中田 行重

    2008年8月

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受賞

  • 第17回 学会賞

    2023年9月   日本人間性心理学会  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • パーソン・センタード・セラピーによる心理的効果の安定に関する研究

    研究課題/領域番号:21K03098  2021年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    中田 行重, 石田 陽彦, 阿津川 令子

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    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    パーソン・センタード・セラピーは症状や問題をなくすためにセラピストから技法や解決の助言を与えるのではなく、クライエントが自分の問題や症状を抱えられるようになることを目指している。クライエントは実際に問題や症状にどう向き合えるようになるのか、その指標を探るために、先ずはパーソン・センタード・セラピーを具現しているセラピストを見つける必要があった。パーソン・センタードセラピーの具現度の高いセラピストにインタビューすることによって、クライエントにどのような力を感じたか、を探索するためである。
    そこでまず、セラピストの態度スケール質問紙を次の手順で作成した。研究により国内外の関連する文献を調査し、文献からそれに該当する質問項目を集め、全部で 項目の76項目の質問紙を作成した。構成概念妥当性を測定するために、PCTの固有の効果を測る質問紙(Nakata, et al, 2018)を用い、因子分析を行った。最終的に全64項目の質問紙が完成した。
    次に現在、セラピストとして活躍している方にその質問紙を配布し答えてもらった。その結果、得点の高い人、すなわちパーソン・センタード・セラピーを具現している程度の高い人を選出し、その人たちへのインタビュー調査をやっているところである。今年度中にインタビューを終え、インタビューについての質的分析を行い、パーソン・センタード・セラピーによる固有のクライエントの変化について、今年度中にまとめ、大学紀要に掲載することを予定している。
    また、作成したセラピストの態度スケール質問紙は2022年度の国際学会PCE2022において中田・上西・斧原の3名で発表する予定である。

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  • 傾聴を中心とした心理療法「パーソン・センタード・セラピー」の効果の検討

    研究課題/領域番号:16K04403  2016年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    中田 行重, 白井 祐浩, 押江 隆, 大石 英史

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究の目的はPerson-Centered Therapy固有の効果を測る質問紙を作成することである。第1の作業はRogersの過程概念のほかPCT固有の効果に関係する様々な資料を収集した。第2の作業としてこれらの中から質問項目を取り出したり作成したりした。第3にそれらのうちから適切な項目を選び出し、64項目の質問紙を作成した。基準関連妥当性の算出のため、一般的な心理療法の効果の測度として34項目の CORE-OMを加え、最終版は98項目となった。520名への調査結果を因子分析し、5因子を得た。更に基準関連妥当性を算出するためにCORE-OMのスコアを用いて相関分析を行った。

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  • 大学を拠点とする地域臨床心理学の展開に関する研究-地域ニーズにあった柔軟な実践および教育の在り方を求めて-

    研究課題/領域番号:17330148  2005年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    中田 行重, 村山 正治, 下川 昭夫, 平野 直己

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    配分額:11720000円 ( 直接経費:11000000円 、 間接経費:720000円 )

    本研究は個人心理臨床では十分に埋め合わせられない今日の社会病理への対応として、地域への心理的援助の枠組みを探った。研究の方法論として、地域のフリースペースやグループアプローチ、スクールカウンセリングなどにおける地域臨床実践およびインタビュー調査、地域文化・風土のローカルな視点に関する文献研究が行われた。研究により明確になったのは大きく次の4点である。第1点は西欧で始まった"コミュニティアプローチ"は日本においては、日本人の心理的風土に合わせる必要があるということである。例えば日本では子育て支援とは、コミュニケーション支援であることが明らかになったのはその1例である。第2点は、臨床心理学は西欧社会から生まれているが、自己と関係性、心理療法論において日本では西欧とは深い面で異なっていることが明らかになった。第3点はコミュニティアプローチのリーダーや心理臨床家は、個人療法家と異なり、水平アプローチという対象間の関係性を活性化する触媒として非構造化された環境における実践を行う資質が必要であることが明らかになった。第4点は日本は対人支援のためのネットワーキングとして西欧と異なるものが必要であり、それはスクールカウンセリング事業などで現れていることが明らかになった。このようにして明らかになったことは、それぞれ本課題の研究者達の日々の臨床実践で活かされており、更なる実践・研究の継続を予定している。

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  • 心理療法に関する技法論

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    資金種別:競争的資金

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  • エンカウンタ-グル-プにおけるファシリテ-ション

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  • フォ-カシングの臨床的応用

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    資金種別:競争的資金

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社会貢献活動

  • World Association for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling, Scientific Committee

    2010年7月 - 2012年7月

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  • World Association for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling, Board

    2008年7月 - 2020年7月

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  • 日本人間性心理学会常任理事

    2007年4月 - 2010年3月

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  • The Journal of the World Association for Person-Centered and Experiential Psychotherapy and Counseling,Associate Editor

    2007年 - 2009年

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  • 吹田市藤白台小学校評議員

    2004年 - 2005年

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  • 北九州市立引野小学校学校評議員

    2002年6月 - 2003年3月

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 2005年から2006年関西大学のセミナーハウスを使って、神戸女学院大学、京都教育大学、追手門学院大学と関西大学の臨床心理学を専攻する大学院生による体験的なグループの合同合宿を実施した。 2005年以降(毎年)吹田市及び豊中市の教育委員会と連携し、心理学を専攻する大学生を、ボランティアとして地域にボランティアするシステムを確立した。 2007年以降(毎年)学部生および大学院生の双方にとって心理臨床の体験的学習の効果をあげるために関西大学修士課程大学院生(臨床心理学専攻)に学部ゼミ生のトライアルカウンセリングを行う。 2010年 関西大学の市民講座に専門職大学院の学生をコ・スタッフとして参加させ、産業心理臨床の体験を積ませる 2010年 関西大学の心理学専修の学部生の授業で専門職大学院の学生をコ・スタッフとして参加させ、グループアプローチの心理臨床の体験を積ませる 2010年以降(毎年)関西大学専門職大学院の大学院生と共に大阪府立大手前高校定時制の生徒指導に関するコンサルテーションのプロジェクト(学習支援、個別カウンセリング、グループワークを総合するプロジェクト)

作成した教科書、教材、参考書

  • 2005年12月中田行重・串崎真志著「地域実践心理学」ナカニシヤ出版 2006年3月中田行重・串崎真志著「地域実践心理学 実践編」ナカニシヤ出版 2006年3月串崎真志・中田行重編著「研究論文で学ぶ臨床心理学」ナカニシヤ出版() 2010年5月安藤・加戸・眞田編著「子どもの発達障害・適応障害とメンタルヘルス」ミネルヴァ書房、第10章、不安と抑うつの心理学的理解と援助、161-170)

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  •  特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  • 2005年以降(現在に至る)関西大学心理臨床カウンセリングルーム臨床指導員 2008年以降(現在に至る)関西大学心理臨床カウンセリングルーム室長