2024/03/30 更新

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モトムラ ヤスノリ
本村 康哲
MOTOMURA,Yasunori
所属
文学部 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 博士(学術) ( 1997年 )

  • 教育学修士 ( 1993年 )

研究キーワード

  • 教育工学

  • mathematical morphology

  • 学習支援環境

  • 学習評価

研究分野

  • 人文・社会 / 教育工学

  • 情報通信 / 知覚情報処理

  • 情報通信 / ヒューマンインタフェース、インタラクション

  • 情報通信 / 学習支援システム

学歴

  • 神戸大学   自然科学研究科   システム科学専攻

    1993年 - 1997年

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    国名: 日本国

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  • 神戸大学   教育学研究科   技術教育専攻

    1991年 - 1993年

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  • 大阪教育大学   教育学部   中学校課程技術教育専攻

    - 1991年3月

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    国名: 日本国

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経歴

  • 関西大学文学部 総合人文学科 教育文化専修

    2022年4月 - 現在

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  • 関西大学   文学部 総合人文学科 情報文化学専修   教授

    2010年4月 - 2022年3月

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    国名:日本国

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  • 関西大学   文学部 総合人文学科 インターディパートメント専修   准教授

    2007年4月 - 2010年3月

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    国名:日本国

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  • 関西大学   文学部 総合人文学科 インターディパートメント教室   助教授

    2001年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

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  • 姫路獨協大学   経済情報学部   専任講師

    2000年4月 - 2001年3月

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  • 姫路獨協大学   外国語学部   専任講師

    1997年4月 - 2000年3月

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    国名:日本国

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所属学協会

論文

  • HRAF分類コードにもとづく博物館における情報リソースの提供手法 査読

    本村 康哲, 岩谷 洋史

    情報処理学会 じんもんこん2019論文集   Vol.2019, No.1, pp.191-196   2019年12月

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    国立民族学博物館の展示場には分類コードが付された膨大な標本資料があり,標本資料に関するデータベースも整備されている.しかしながら,来館者が展示場で見ている標本資料について,関連する標本資料の情報はその場で提供されていない.本研究では,民族学・文化人類学データベースであるHRAFに含まれる分類コードを利用することにより,解説パネル等が存在しない標本資料の情報を来館者に提供する手法が提案される.

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  • 評価歪みの低減を目的としたピアレビューシステムの設計と開発

    本村 康哲, 稲葉 利江子, 毛利 美穂, 小林 至道

    第44回教育システム情報学会全国大会論文集   P1-22   2019年9月

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    授業でピアレビューを実施するためのシステムを開発した.ピアレビューでは「お互い様効果」「ハロ効果」などの評価の偏りがあることが知られているが,本システムではこれらの歪みの低減を目的として設計を行った.レビューはレビュアによってオンラインルーブリックを用いて実施され,その結果を集計してレビュイに即座にフィードバックすることが可能である.

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  • 博物館来館者向けのスマートフォン用情報提示アプリの設計提案 査読

    岩谷 洋史, 本村 康哲

    情報処理学会じんもんこん2018論文集   Vol.2018, pp.161-168   2018年11月

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    近年,博物館において,来館者の見学を支援することを目的に,小型情報端末を利用した電子ガイドシステムを来館者に提供するサービスが行なわれている.筆者らは来館者の利用状況をエスノグラフィによって理解し,それを把握したうえで,電子ガイドシステムのサービスを改善する試みを行ってきた.本稿では,来館者の利用状況から抽出した課題をもとに,それらを解決するための設計案を示す.

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  • ライティング成果物のルーブリック評価機能を備えたポートフォリオシステムの開発と実践

    毛利 美穂, 小林 至道, 稲葉 利江子, 本村 康哲

    第43回教育システム情報学会全国大会論文集   P1-11   2018年9月

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    ルーブリック評価機能を備えたポートフォリオシステムの開発と,それを利用した授業実践の結果を報告する.受講者が提出した学習成果物に対し,紙ベース・ルーブリックとオンライン・ルーブリックの両方を用いて自己評価を行った.その結果,紙ベースとオンラインには差がなかった.

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  • エスノグラフィックアプローチによる博物館来館者の行動分析 査読

    岩谷 洋史, 本村 康哲

    情報処理学会 じんもんこん2017論文集   Vol.2017, pp.289-294   2017年12月

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    近年,博物館において,来館者の閲覧を支援する目的で,電子ガイドシステムを,小型化した情報端末を通じて,来館者に利用してもらうというサービスが行なわれている.その際,来館者の顕在的,あるいは潜在的ニーズに合わせた形で,適宜,適切な情報が提供されていることが望ましい.本研究は,人間中心設計の立場から博物館における電子ガイドシステムの構築,およびそのシステムのよる情報提供の方法を探究する研究として位置付けられる.来館者のニーズの把握するための方法としてエスノグラフィを採用し,主に来館者に対して行動観察とインタビュー調査を実施し,来館者の行動分析を行った.本稿では,そのような調査に基づいて得られた知見を考察し,課題を整理する.

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  • 大学生に深い学びを促すルーブリックの活用

    安藤 輝次, 山本 冬彦, 石井 康博, 田中 俊也, 本村 康哲, 松下 佳代

    關西大學文學論集   第66巻 第4号 pp.1-20 ( 4 )   1 - 20   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:關西大學文學會  

    平成26~27年度関西大学教育研究高度化促進費

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/10856

  • ユーザ中心設計に基づいた学修ポートフォリオシステムの設計

    稲葉利江子, 小林至道, 毛利美穂, 本村康哲

    電子情報通信学会技術研究報告   信学技報, vol. 115, no. 295, LOIS2015-33, pp. 19-24 ( 293(ISEC2015 36-53) )   2015年10月

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    関西大学と津田塾大学は,大学間連携の取組として,ライティング/キャリア支援を目的とした学修ポートフォリオシステムを,ユーザ行動を基づき設計している.本論文では,設計プロセスであるユーザ中心設計に基づく開発プロセスおよび,学生,教員,社会との連携を意識したシステム概要に関して述べる.

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  • ライティングセンター運営支援システムの設計と運用

    毛利美穂, 小林至道, 稲葉利江子, 長畑俊郎, 本村康哲

    日本教育工学会 第31回全国大会論文集   P1a-C103-06   2015年9月

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    関西大学と津田塾大学は2012年度採択の文部科学省大学間連携共同教育推進事業「〈考え,表現し,発信する力〉を培うライティング/キャリア支援」の取組として,汎用性のあるライティング支援体制の構築を目指している.両大学におけるライティングセンターを核とした支援体制の構築にあたり,センターの運営を支援するシステム“TEC-book”をユーザ中心設計に基づき開発した点が同取組の特徴として挙げられる.本稿では,TEC-bookの概要を示すとともに,その設計および運用について報告する.

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  • ユーザ行動に基づいた学修ポートフォリオシステムの設計

    稲葉利江子, 小林至道, 毛利美穂, 長畑俊郎, 森田弘一, 本村康哲

    第40回教育システム情報学会全国大会論文集   I1-8   2015年9月

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    関西大学と津田塾大学は大学間連携の取り組みとして,ライティング/キャリア支援を目的とした学習ポートフォリオシステムを,ユーザ行動に基づき設計している.提案システムの特徴としては,学生の課外活動も含んだ学習行動の蓄積を可能とし,個人としての振り返り行動だけではなく,他者とのコミュニケーション行動を考慮にいれた点である.

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  • ライティング/キャリア支援を目的としたeポートフォリオシステムの設計

    小林 至道, 稲葉 利江子, 毛利 美穂, 本村 康哲

    大学ICT推進協議会 2014年度年次大会   2014年12月

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    関西大学と津田塾大学では,ライティング/キャリア支援を目的としたeポートフォリオシステムを協同で開発している。ユーザの要求事項を明示するために,関連ステークホルダの行動観察調査を行い,得られた21個のインサイトを分析するとともに,ユースケースシナリオを記述した。それらをもとに機能要件を抽出し,プロトタイプの作成を行った。本発表では,そのコンセプトと設計について概要を報告する。

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  • ライティングセンターにおける相談記録の分析 -学生からの相談事項に着目して-

    岩﨑 千晶, 稲葉 利江子, 小林 至道, 本村 康哲

    大学ICT推進協議会 2013年度年次大会   2013年12月

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    大規模私立大学である関西大学では、2011年度よりライティングセンターを開設し、学生のライティング支援にあたっている。ライティングセンターでは、Webシステムを活用して、オンライン予約を受け付けしたり、学生からの相談内容やTAの指導履歴を記録している。本発表では、WEBシステムに蓄積された学生の相談事項に着目して分析を行い、学生が抱えている課題と学年暦における相談時期の傾向を分析する。さらに、分析の結果をもとに、ライティングセンターの運営やライティング指導に関する手立てを提案し、ライティング指導の充実を目指す。

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  • Sakaiとの連携システム:CEAS/SakaiとS-maqs

    本村 康哲, 植木 泰博, 冬木 正彦

    Ja Sakai カンファレンス 2013予稿集   Vol.2013 No.1   2013年3月

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    関西大学で開発されたCEAS/Sakaiシステムは,予習・授業・復習の学習サイクルを支援するCEASに,Sakaiの機能を取り込んだハイブリッドシステムである.現在,Sakai2.9へのバージョンアップへ向けて,改修が最終段階に入っている.これに加え,CEAS/Sakaiと連携するモバイル端末利用のレスポンス・アナライザS-maqsを開発した.これらのシステムは,さらなる授業の活性化と授業外での自主的な学びを狙いとして,2013年度から全学での利用を見込んでいる.本稿では,これらのシステムの導入経緯と教育効果,および運用に際しての課題について報告する.

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  • キャンパスにおける携帯端末の利用実態―学生対象コンテクスト調査とその分析から―

    本村 康哲, 金田純平, 林田 定男, 實渊 洋次

    大​学​I​C​T​推​進​協​議​会​ ​2012年度年​次​大​会​ ​論​文​集   3p   2012年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:[大学ICT推進協議会]  

    ライティングセンター支援環境である「まなかんウェブ」を携帯端末からも利用できるように現在開発を進めている。このため、学生が携帯端末(特にスマートフォン)を利用する場面についての質的調査を行った。その結果、学生が携帯端末を使用する動機は、主として就活サイトの閲覧と人事担当者との連絡等の就職活動、および学生間のやりとりであった。一方、学習支援システムの利用については非常に限定的であり、その動機付けに対し根本的な再検討・再定義が必要である。

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  • ライティングセンター運営支援システムの改善とその評価

    金田 純平, 本村 康哲, 林田 定男, 實渊 洋次

    大学ICT推進協議会 2012年度年次大会 論文集   4p   2012年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:[大学ICT推進協議会]  

    本村 康哲, 金田純平, 林田 定男,ライティングセンター支援環境である「まなかんウェブ(旧卒論カード)」のシステムおよびUI の改善を行った。改善後のシステムについて、学生8 名を対象にユーザビリティテストを行ったところ、効果・効率・満足度の3 尺度すべてにおいて比較的高い評価が得られた。次に、前バージョンにおいて指導員からUI 上の問題として指摘されていた事前情報の不足については、学生が入力したデータを分析したところ、改善されたことが分かった。

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  • ライティング指導支援環境設計のためのユーザ行動の分析 ~学生のレポート作成過程実態調査より~

    本村 康哲, 金田純平, 林田 定男, 實渊 洋次, 山本 幾生

    大学ICT推進協議会 2011年度年次大会 論文集   2011年12月

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    「卒論カード」は、レポート・卒業論文等の文章作成支援を目的に開発が進められているシステムである。単なる支援を超えて、より効果的な指導を視野に入れた設計を行うには、レポート作成時の行動を適切に把握する必要がある。そこで、学生を対象に行動調査を実施し、ワークモデルおよびシナリオ分析を行った。その結果、学生は文献よりもインターネットや電子デバイスによる情報に依存しがちであることが明らかとなった。

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  • ウェブ環境を用いたライティングセンターの運用~「卒論カード」運用実態調査より~

    金田 純平, 本村 康哲, 林田 定男, 實渊 洋次, 山本 幾生

    大学ICT推進協議会 2011年度年次大会 論文集   2011年12月

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    ウェブ環境「卒論カード」は、ライティングセンター「卒論ラボ」の予約の他に、指導内容およびそのフィードバックのためのコメント機能を備えている。これらのシステムを実際に運用した結果、効果的な指導が行われていないことが明らかとなった。その原因として、指導者および学習者双方から見たシステムのユーザビリティが低く、ファイル共有機能とコメント機能が有効に活用されていないことが明らかとなった。

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  • 卒業論文制作を目的とした持続的環境を構成 する情報システムの分析と設計

    本村康哲, 植木泰博, 冬木正彦

    情報処理学会CLE研究会研究報告   2010 ( 10 )   1 - 8   2010年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:情報処理学会  

    本稿では,学士課程全般にわたって卒業論文の制作を持続的に支援する情報システム「卒論カード」の分析と設計について述べる.システムの構築に際しては,ユーザに対する事前調査と要求分析を行い,それにもとづいた要件を定義した後に,システム機能とユーザインタフェースを設計する。本システムの特徴として,文学部ユーザがよく利用する電子メールから送信した情報をシステムに分類整理・蓄積できるユーザインタフェースを備える。これによって、卒業論文制作を持続的に支援するとともに,教員ユーザへの指導上の支援を行い,システム全体の利用率向上を狙う.

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    その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1001/00071412/

  • ユーザビリティ向上を目的としたCEASのユーザインタフェース設計の試み ―ISO 13407人間中心設計プロセスによる改善活動事例―

    本村康哲

    情報処理学会 CLE研究会   2010年5月

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    本研究では、「ISO 13407:1999人間中心設計プロセス」にもとづき、関西大学で開発・運用されているe-learningシステムであるCEASの教員用ユーザインタフェースの設計を試みる。コンテクスト調査法によって教員の利用状況を把握し、ペルソナ/シナリオ法で要求事項を明示した後、プロトタイプの作成によるユーザインタフェースの提案を行う。これらの活動プロセスによって、教員利用者の要求に基づいたユーザインタフェースの実現を目指す。

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  • 初年次導入教育テクスト『知のナヴィゲーター』作成の試み―文学部スタディ・スキルズ養成授業にもとづいて―

    品川哲彦, 田中俊也, 本村康哲, 森貴史, 森部豊, 渡邊智山

    関西大学文学論集   第56巻第4号 ( 4 )   109 - 137   2007年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

    重点領域研究助成

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/987

  • 人類学研究支援環境DWBによる祭礼調査資料の運用―多様な視点を許容する祭研究― 査読

    本村 康哲, 岩谷 洋史, 川村 清志, 川上 聰, 森下 淳也, 大崎 雅一

    『人文科学とコンピュータシンポジウム デジタルアーカイブ ---その理念の深化と技術の応用---』   2005   129 - 136   2005年12月

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    記述言語:日本語  

    データカルチャリングの実現性を検証するために、明石の稲爪神社秋季祭礼の人類学的調査で収集された祭礼調査資料のデジタルアーカイブを対象とするデジタルワークベンチを構築した。このデジタルワークベンチでは、デジタルアーカイブの正規化されたデータをデータベース上で引用し、自由な再解釈可能なデジタルワークベンチを運用した。この結果、デジタルワークベンチ上で、データの再解釈、再構造化、客観化を実現することが出来た。

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  • 人類学研究支援環境のためのデータモデル構築 査読

    本村 康哲, 川上聰, 川村清志, 森下淳也, 大崎雅一

    情報処理学会・人文科学とコンピュータシンポジウム論文集「デジタルアーカイブ-デジタル学術情報資源の共有と活用-」   情報処理学会シンポジウムシリーズVol.2004, No.17, pp.175-182   2004年12月

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    フィールドワーク支援のためのデジタルアーカイブの構築とその展開の可能性として、より広範囲の資料に対応できるシステムのためのデータモデル構築を、文化人類学が必要とする要件に従って検討する。データをリンクで参照し、生成された複合データを元のアーカイブのデータと同等に扱うことで、システム上でデータを成熟していく、データカルチャリングが実現される。

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  • 人類学における研究支援環境としてのデジタルワークベンチ 査読

    本村 康哲, 川上聰, 川村清志, 森下淳也, 大崎雅一

    情報処理学会シンポジウムシリーズ『人文科学とコンピュータシンポジウム』   Vol.2003, No.21, pp.219-226   219 - 226   2003年12月

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    記述言語:日本語  

    文化人類学と民俗学におけるフィールドワークと民族誌編纂をめぐっては、1980年代以後、調査者の視点に特化した民族誌に対する批判が繰り広げられた。この問題は調査資料の解釈の妥当性に対する疑問に起因しているが、これを検証する手段は現在のところ確立されていない。この問題を解決するための一つの方途として、本稿では調査資料を開示と共有の手続きに着目し、民族誌編纂を支援するためのワークベンチとして公開可能なデジタルアーカイブを構築した。このアーカイブにおいては、調査者が保有する資料を客観情報として入力し、利用者がそれにコメントおよび解釈等の主観情報を付与することが可能である。これによって、これまで一方向的であった情報を相互に共有することが可能となり、多様な視点に立脚した民族誌を編纂することが期待できる。

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  • A Learning Model of Computer Science Education for Liberal Arts Students

    SHIBATA, Hajime, KASHIWAGI, Harumi, MOTOMURA, Yasunori, OHTSUKI, Kazuhiro

    Proceedings of 32nd ASEE/IEEE Frontiers in Education Conference   pp.F3G2-7   2002年11月

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  • データ配送協調システムの一構築法

    本村 康哲

    経済情報学論集   第16号, pp.33-38   33 - 38   2002年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:姫路獨協大学  

    姫路獨協大学特別研究助成費

    CiNii Books

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  • 日本語教育のための文データベース構築

    本村 康哲

    情処研報「人文科学とコンピュータ」   39-4、pp.25-32   1998年

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  • 中性子ラジオグラフィ

    本村 康哲

    姫路獨協大学外国語学部紀要   pp.104-115   104 - 115   1998年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:姫路獨協大学  

    CiNii Books

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  • Application of Morphological Filters to Noise Suppression in Neutron Radiography Image, Fifth World Conference on Newtron Radiography

    MOTOMURA Yasunori

    Deutsche Gesellschaft Für Zerstrorungsfreie Prufung e.V.   pp.229-236   1997年

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  • Suppression of Isolated Noises in the Dynamic Neutron Radiography Image by Using Mathematical Morphology 査読

    MOTOMURA Yasunori

    Nuclear Instruments and Methods inPhysics Research   A377, pp.93-95   93 - 95   1996年

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  • Liquid Metal Flow Measurement of Neutron Radiography 査読

    MOTOMURA Yasunori

    Nuclear Instruments and Method in Physics Research   A377, pp.156-160   1996年

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  • 超高感度ビデオカメラを用いたメロン亀裂の夜間における成長観測

    本村 康哲

    神戸大学大学院自然科学研究科紀要   14-B, pp.69-72   1996年

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  • Flow visualization and image processing of multiphase flow by neutron radiography

    MOTOMURA Yasunori

    Proc. ASME / JSME FluidEngineering Conference   FED-Vol.209, pp.49-56   1995年

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  • Flow visualization of liquid metals by neutron radiography

    MOTOMURA Yasunori

    Fusion Engineering and Design   Vol.27, pp.607-613   1995年

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  • パターン認識へのクラスター 変分法の応用

    本村 康哲

    第32回東北大学電気通信研究所シンポジウム『統計物理学と情報処理』   pp.37-44   1995年

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  • 中性子ラジオグラフィによる混相流の可視化と計測

    本村 康哲, 竹中信幸, 藤井照重, 浅野等, 小野厚夫, 松林政仁, 鶴野晃

    第1回放射線シンポジウム講演論文集   pp.152-159   1995年

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  • Visualization and measurement of multi-phase and liquidmetal flows by real-time neutron radiography

    本村 康哲

    Proc. German-JapaneseSymposium on Multi-Phase Flow   pp.147-161   1994年

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書籍等出版物

  • 基礎から学ぶ情報処理(改訂版)

    本村 康哲, 鈴木 三四郎, 榎原 博之, 平田 孝志, 河野 和宏, 清光 英成, 伊藤 信也, 山本 慶介, 川中 達治, 徳永 佳子, 勝久 晴夫( 担当: 共著)

    培風館  2018年3月 

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  • 大学におけるeラーニング活用実践集ー大学における学習支援への挑戦2-

    大学eラーニング協議会、日本リメディアル教育学会監修( 担当: 分担執筆)

    ナカニシヤ出版  2016年1月  ( ISBN:9784779508851

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  • 基礎から学ぶ情報処理

    榎原博之, 鈴木三四郎, 山本慶介, 本村康哲, 渡邊智山, 伊藤信也( 担当: 共著)

    培風館  2009年3月 

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  • 知のナヴィゲーター

    中澤務, 森貴史, 本村康哲( 担当: 共著)

    くろしお出版  2007年4月 

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    重点領域研究助成

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  • Cluster approach to pattern recognition, Theory and Applications of the cluster Variation and Path Probability Methods

    MOTOMURA Yasunori( 担当: 共著)

    Plenum press, New York  1996年 

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MISC

  • 「Squeakを用いて文学部学生に行ったプログラミング教育」

    本村 康哲

    シンポジウム2【テーマ:構成主義による情報教育】, 2008 PC Conference, 慶応大学湘南藤沢キャンパス   2008年8月

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    21世紀に入り,ヨーロッパを中心に先進国の学力観は,生徒が社会に出て実際に能力を発揮できるようにとの考えから,知識獲得から思考力育成へと転換しました。情報化が進んだ社会においては,知識自体の価値は小さくなり,それを応用する能力が問題とされるようになったからです。これを受けてOECD は,国際学力調査(PISA:Programme for International Student Assesment)を実施して新しい学力観の普及につとめています。PISAでは生徒の能力を読解リテラシー,数学的リテラシー,科学的リテラシー,問題解決力に分けて評価の枠組を作り,国際的な学力調査を行っていますが,日本の生徒は2000年の調査では読解リテラシーが世界第8位であったものが,2003年には14位に下がりました。日本人が強い数学的リテラシーにおいても,2000年には1位であったものが2003年には6位に下がり,かろうじて科学的リテラシーのみが両年とも2位でした。この結果に驚いた文部科学省は,中止していた学力調査を復活させて,学力の実態を把握するとともに,学力復活に向けた活動を開始しています。しかし,現場の学力観は,従来通り知識獲得に終始しており,思考力の育成へと転換されていません。現実に起る複雑な状況の中で,解決すべき問題が何であるかを主体的に同定し,それを分析,解決するには,関係者との意志疎通が欠かせません。コミュニケーションを含めたこうした能力は,情報システムを構築するための方法論を研究する情報システム学そのものと言ってよいでしょう。教育分野においても,「学習とは主体的に『意味を作り出していくプロセス』であり,単なる『知識の転移』ではない」とする構成主義の教育研究が始まっています。このシンポジウムでは,何かの作り方を学ぶだけではない,問題領域で問題解決を図る新しい情報教育について議論します。

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  • 数学的モルフォロジーによるCCD画像の星状雑音の除去

    本村 康哲

    中性子ラジオグラフィー利用技術研究会   1996年

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講演・口頭発表等

  • 気づきを促す学びのウェブ環境作り

    本村康哲, 菅原 慶乃, 田中俊也, 山本幾生

    情報教育研究集会  2010年12月 

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    開催年月日: 2010年12月

    開催地:京都府民総合交流プラザ 京都テルサ  

    関西大学文学部では、卒業論文の執筆を通して学士力の実質化を目指している。本稿では、この目的を達成するための〈卒論カード〉と名づけたウェブ環境作りについて述べる。卒論カードは、卒業論文の執筆をサポートするために、入学時から卒業論文完成に至るまでの学習計画、履歴、指導者のアドバイス、文献情報、評価基準等を統合して提示する。これによって、学生の気づきを促し、学びの態度を育みながら、卒業論文の完成を目指す。

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  • 初年次の早期における合同クラス合宿の意義とその方法

    本村康哲

    第2回 初年次教育学会  2009年9月 

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    開催年月日: 2009年9月

    開催地:関西国際大学 尼崎キャンパス  

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  • 情報リテラシー教育の現状と今後の取り組み

    本村 康哲

    教育改革IT戦略大会  2009年9月 

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    開催年月日: 2009年9月

    開催地:アルカディア市ヶ谷  

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  • 初年次教育におけるグループ学習へのPCおよび授業支援システムの導入-アカデミックスキルと学習共同体の形成をめざして-

    本村 康哲

    初年次教育学会  2008年11月 

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    開催年月日: 2008年11月

    入学したばかりの大学生は、高校での受動的学びから大学での能動的な学びへの移行過程にあるとともに、新たな人間関係構築の途上にある。このため、授業内でのグループ学習や共同作業は、意思疎通訓練の場となると同時に、世界観の拡大や自己の客体化や共同体での責任感を意識することによって、社会性の涵養にもつなげることが期待できる。本研究では、初年次教育におけるグループ学習の中でPCとLMSを導入し、授業後の学習を継続可能とする環境を提供するとともに、授業後の学習共同体を形成する方策を探る。ここでいう学習共同体とは、課題や問題を共有するとともに、ゴールを目指す過程で発生するアイデアや資料などの情報をも蓄積・共有可能な仮想的空間のことである。

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  • 文学部におけるプログラミング教育の意義とその方法―Squeak/eToyを用いた「手続き」構築のための授業―

    本村 康哲

    関西大学ITセンターフォーラム  2008年4月 

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    開催年月日: 2008年4月

    本稿は、文学部において論理的思考を身につけるためのプログラミング教育の授業実践について述べたものである。授業では、プログラミング言語の習得を主眼とするのではなく、「コンピュータを扱うための思考スキル」にポイントを絞った展開を行った。手順を追って考える力と検証する姿勢を養い、あらかじめ計画記述(program)された行動様式を身につけることを目指した授業についての実践を行った。

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  • CEASを使った初年次教育の試み~文学部における初年次教育科目「知のナヴィゲーター」での事例~

    本村 康哲

    平成18年度「関西大学現代GP成果報告書」:進化するe-Learningの展開-授業と学習の統合的支援および教授法と学習コンテンツの共有化-  2007年3月 

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    開催年月日: 2007年3月

    重点領域研究助成

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  • 初年次教育に関する総合的研究―学びのスキル獲得と情報リテラシーの同時獲得・形成を目指して

    本村 康哲

    平成18年度関西大学重点研究(B-7)「大学における教育と研究」  2007年3月 

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    開催年月日: 2007年3月

    重点領域研究助成 20060401-20070331

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  • CEASを用いたプレゼンテーション教育-情報処理教育における実践例-

    本村 康哲

    平成17年度関西大学現代GP成果報告書:進化するe-Learningの展開-授業と学習の統合的支援および教授法と学習コンテンツの共有化-  2006年3月 

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    開催年月日: 2006年3月

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  • 双方向的デジタルアーカイブの構築

    本村 康哲, 川村清志, 大崎雅一, 森下淳也, 川上聡

    神戸学院大学地域研究センター, 文部科学省学術フロンティア推進事業「阪神・淡路大震災後の地域社会との共生を目指した大学の新しい役割に関する実践的研究」, 文化人類学分野中間報告書  2005年10月 

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    開催年月日: 2005年10月

    文部科学省学術フロンティア推進事業 20020401-20070331

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  • CEASを使ったプレゼンテーション技術習得のための授業開発

    本村 康哲

    平成16年度関西大学現代GP成果報告書:進化するe-Learningの展開-授業と学習の統合的支援および教授法と学習コンテンツの共有化-  2005年3月 

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    開催年月日: 2005年3月

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  • Contextual influences of top-down inferencing in a language process by EFL listeners

    MOTOMURA Yasunori, Setsuko Wakabayashi, Jun-ya Morishita

    QUALICO, Prague, August 24-26, 2000  2000年8月 

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    開催年月日: 2000年8月

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  • Interactive Language Learning by Using WWW-based Application

    MOTOMURA Yasunori

    Exeter CALL'99--CALL and Learning Community  1999年 

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    開催年月日: 1999年

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  • 文データベース構築と外国人児童の中級日本語教育への応用

    本村 康哲

    日本教育工学会, 第14回全国大会  1998年9月 

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    開催年月日: 1998年9月

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  • ウェ-ブレット変換を用いた教師付きテクスチャ分割アルゴリズム

    MOTOMURA Yasunori

    電子情報通信学会総合大会  1997年 

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    開催年月日: 1997年

    This paper describes a supervised texture image segmentation algorithm based on wavelet transform. a small moving window is used to extract the texture energy feature images from the detailed images transformed by an overcomplete wavelet frame, Then, a quadrant filtering method under consideration of contextual, spatial information is adopted to smooth the feature images to reduce variability of noise. A Bayes classifier is used to make initial probabilistic labels and a probabilistic relaxation method is used to obtain a better result of texture segmentation. The experiments prove that this algorithm has a fair excellent segmentation performance.

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  • ルーブリック評価における評価行動プロセスの観察

    本村 康哲, 稲葉 利江子, 毛利 美穂, 岩谷 洋史

    第28回 大学教育研究フォーラム  2022年3月 

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    開催地:オンライン開催  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 評価者の行動特性に基づくピアレビュー学習システムの構築

    研究課題/領域番号:21K02792  2021年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    本村 康哲, 岩谷 洋史, 毛利 美穂, 稲葉 利江子

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    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究は、ライティング成果物の①ピアレビューの信頼性向上、②評価教育プログラムの開発、③ピアレビューシステムのユーザインタフェース改善を目的としている。そのために、学生被験者を対象とした文章評価実験を行い、得られたレビュー結果データ、行動観察、アイトラッキング、インタビューデータを分析して、新たな知見を得ようとしている。ピアレビューの信頼性向上はライティング教育に資するとともに、今後増えることが考えられるオンライン学習に寄与することを目指している。
    2021年度は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言等の発出によって文章評価実験を行うことができなかったが、これまでの研究で得られた評価実験データを中心に画面収録ビデオデータを用いた行動観察とインタビューデータの分析を進めてきた。その結果、レビュア被験者が評価を実施する際に、「評価対象となる課題文」と「評価に用いるルーブリック」のうち参照する順序によって評価行動が異なることが明らかとなった。「課題文」を先に参照する場合はマウスポインタの動きがほとんど見られず、文章を精読する様子がうかがえた。一方「ルーブリック」を先に参照する場合はマウスポインタを頻繁に動かす行動が見られた。これらの結果は2022年3月16-17日にオンライン開催された第28回大学教育研究フォーラムにて「ルーブリック評価における評価行動プロセスの観察」としてポスター発表を行った。来場者からは「これまでの読みの認知研究ではなく、ピアレビューのシステムを目的としているところが非常に興味深い」というコメントをいただいた。
    行動観察によって得られた知見は、ピアレビュー評価を学習者に実施させる場面において課題文とルーブリックのどちらを先に参照させるかという問題を示唆している。今後評価教育プログラムの開発にも反映していきたい。

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  • 学習コミュニティにおけるオンラインピアレビューの研究

    研究課題/領域番号:18K02843  2018年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    本村 康哲, 稲葉 利江子, 小林 至道, 毛利 美穂

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    (1)紙ベースとオンラインベースのルーブリックによる評価差の検証
    学生同士のピアレビューにおいて、紙ベースルーブリックの運用は、作成、配布、回収、集計の負担が大きい。特にクラスサイズが増大に伴い負担が大きくなるため、システムによるオンラインベース・ルーブリックが相互評価には不可欠である。一方で、紙ベースとオンラインベースに評価差が生じる可能性も考えられる。そこでライティング課題について、両方のルーブリックを用いて自己評価を行い、差異を検討した。その結果、両者の間に有意差は認められなかった。また、教師から学生の評価差が大きい場合には、ルーブリックに記述語が多いため解釈に差が出ている可能性がある。
    (2)ポートフォリオシステムへのピアレビュー機能の追加実装
    より精度の高いピアレビューのためには、評価バイアスを低減するしくみが必要である。このため、ピアレビュー機能を追加するにあたっては、「お互い様効果」と「ハロ効果」を削減する評価手続を備えることとした。「お互い様効果」は、レビュアとレビュイを相互に入れ替える場合に甘い評価を行う傾向があることをいう。これを抑制するために、あるレビュイを評価したレビュアは、そのレビュイからは評価されないように評価ペアを構成することにした。「ハロ効果」は、複数観点を持つルーブリックで評価を行う際に、レビュイに関する最初の観点評価が後の観点評価に影響を与えることである。また、グループにおける価値観が共有された場合、そのグループメンバー複数が1人のレビュイを評価する際には偏った評価が蓄積される可能性がある。このため、観点毎に複数のレビュイを評価するようにするとともに、1人のレビュイに対して同一グループのレビュアを割り当てないようなユーザインタフェースを実装している。また、レビュアがレビューを行いやすいようにユーザビリティにも配慮している。

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  • 機械系工学専攻における学術口語英語活動:学術学会で必要な専門英語研究

    研究課題/領域番号:18520468  2006年 - 2008年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    カイト 由利子, 野口 ジュディ 津多江, 小澤 守, 本村 康哲

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    配分額:3790000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:390000円 )

    機械工学系の学術口頭発表における質疑応答には、ある規則性が見られる。例えば, 口頭発表から質疑応答に移行する場合は、A(発表者による口頭発表終了宣言), B(参加者の拍手と議長の発表者への礼)のように、ABが対(adjacency pair)である事が分かった。さらに、議長は複数の役割(例 : 質疑応答の進行係、質問者、助言者)を果たしている。つまり、質疑応答のセッションは、議長、発表者と質問者で相互構築されている。機械工学系研究者の英語活動については、研究者は(1)学術目的で英語を定期的に使用している、(2)専門的な場面での英語使用よりも、日常会話のような一般的な場面での英語使用が苦手である, (3)学生に必要な英語力については、企業での英語使用状況を想定し専門的な英語知識を身につけるべきである-と感じている事が分かった。

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  • プロセス・ユニットに基づく外国語聴解学習システムの開発と聴解メカニズムの解析

    研究課題/領域番号:13680260  2001年 - 2003年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    若林 節子, 倉橋 浩一郎, 森下 淳也, 佐野 智行, 本村 康哲

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    配分額:2300000円 ( 直接経費:2300000円 )

    外国語聴解学習システムの開発
    まず、聴解モデルの仮説に基づく認知的インターフェースを持つ学習システムのプロトタイプをHyperCardで実装し、学習履歴を収集した。
    次に聴解メカニズムの解析結果に基づき、かつ、ネットワーク提供可能でプラットホームに依存しない、マルチメディアによる学習環境と教材オーサリング環境の開発を行った。学習環境として、(1)動画、(2)音声テキストを視覚化したインデックス、(3)コントローラ、および(4)聴解練習問題や補助情報を、一つの操作画面に提示する学習システムをJava言語で開発した。また,オーサリング環境も学習環境と整合性を持たせてJava言語で開発した。ネットワークを経由した教材提供とログの回収についても検討を進めている。
    プロセス・ユニットに基づく聴解メカニズムの解析
    聴解条件を変えて学習履歴を収集し、定量的分析や定性的分析の結果、(1)条件に影響されずに存在するプロセス・ユニットに単位があり、(2)聞き取り単位の組み合わせ方が3〜4種の限られた聴取パターンに分けられることがわかった。この結果から、(i)プロセス単位が、情報の単位(語句、文、文章、トピック)に関連しており、(ii)プロセス単位の使い方の分析から聴解のストラテジーを推論できることが明らかになってきた(平成13年度)。各条件下であらわれた特徴な差異に焦点をあて、それらの差異について考察を加えた結果、(1)各ユニットの単位は共通的に存在するが、それらの単位の利用頻度に差があり、(2)組み合わせ方の違いから、聴解プロセスの種類や解釈を構築する方略を推論できることがわかった(平成14年度)。平成15年度は,(1)視覚入力のプロセス単位の特徴と、視覚情報の聴解における役割と、(2)聴取ユニットの経時的な組み合わせ方の分析から,各情報単位の聴解プロセス間での処理情報のフィードバック・プロセスの存在を実証できた。このことは、認知処理などで研究されている作動記憶の概念と共通するところがみられ、いわゆる脳の外から認知処理を推論する最初の試みと考えられる。

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社会貢献活動

  • 公益社団法人 私立大学情報教育協会 情報教育研究委員会 情報リテラシー・情報倫理分科会委員

    2021年4月 - 現在

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  • 高槻北高等学校学校協議会委員

    2016年10月 - 現在

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • ・授業全般(学部): e-learningシステム“CEAS”を用い、授業計画、資料配布、課題提示および回収、アンケート等の機能を利用している。また、演習科目では、CEASのグループフォルダ機能を利用して添削レポートの返却などのフィードバックを行っている(2006-2010年度)。 ・「知のナヴィゲーター(初年次教育)」: 高校から大学への移行を円滑に行うことを目的とした1泊2日の早期合宿セミナーや、授業におけるグループワークを積極的に取り入れている(2006-2010年度)。 ・「人文情報学基礎演習a(2年次ゼミ)」: 提出されたレポートに添削を施した後に返却し、文章作成のブラッシュアップを試みている(2006-2010年度)。 ・「人文情報学応用演習b(3年次ゼミ)」: 企業からゲストスピーカを招聘し、大学と社会との接点をテーマに対談を行っている(2008, 2010年度)。 ・「卒業演習(4年次ゼミ)」: 卒業論文は必ず一度は綿密な添削を施して返却してから提出させている(2006-2010年度)。また、大きなテーマ(実稼動システムのユーザビリティ向上)を設定してプロジェクトチームで取り組ませ、内容の質的向上を目指している(2009-2010年度)。

作成した教科書、教材、参考書

  • ・「基礎から学ぶ情報処理」、第10章担当、2009年3月。 全学共通科目「基礎からの情報処理」の教科書。情報処理に関する基礎知識を身につけることが目的。 ・「知のナヴィゲーター」、第5章および巻末付録DVD編集担当、2007年4月。 文学部の初年次教育科目「知のナヴィゲーター」の教科書。アカデミックスキルの形成がねらい。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  • ・本村康哲、菅原慶乃、田中俊也、山本幾生、「気づきを促す学びのウェブ環境作り」、平成22年度・情報教育研究集会、京都テルサ、2010年12日11日。 ・本村康哲、植木泰博、冬木正彦、「卒業論文制作を目的とした持続的環境を構成する情報システムの分析と設計」、情報処理学会・第3回CLE研究会、京都大学、2010年12月9日。 ・本村康哲、「初年次の早期における合同クラス合宿の意義とその方法」、初年次教育学会・第2回大会、関西国際大学・尼崎キャンパス、2009年9月19日。 ・榎原博之、本村康哲、「関西大学における情報リテラシー教育 -全学教養科目「情報処理論」と文学部の情報リテラシー教育」、私情教・教育改革IT戦略大会、2009年9月2日。 ・本村康哲、「初年次教育におけるグループ学習へのPCおよび授業支援システムの導入-アカデミックスキルと学習共同体の形成をめざして-」、初年次教育学会・第1回大会、玉川大学、2008年11月30日。 ・本村康哲、「Squeakを用いて文学部学生に行ったプログラミング教育」、2008PCカンファレンス・シンポジウム2「構成主義による情報教育」、2008年8月6日。 ・本村康哲、「文学部におけるプログラミング教育の意義とその方法」、ITセンターフォーラム、2008年。

その他教育活動上特記すべき事項

  • 2010年度の文部科学省・大学教育推進プログラム「文学士を実質化する〈学びの環境リンク〉」(2010~2012年度)の一担当者として、卒論カード部会でウェブシステムの設計・開発・運用に携わり、事業推進に協力している。