2024/03/30 更新

写真a

ヨシナガ コウヘイ
良永 康平
YOSHINAGA,Kohei
所属
経済学部 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 経済学博士 ( 2002年3月 )

研究キーワード

  • 産業連関論

  • 国民経済計算論

  • 経済統計学

  • 経済統計学;国民経済計算論;産業連関論

研究分野

  • 人文・社会 / 経済統計

学歴

  • 一橋大学   経済学研究科   経済学

    1986年

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

  • 一橋大学   経済学部   経済

    - 1981年

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

経歴

  • 一橋大学経済研究所共同利用・共同研究拠点平成23年度プロジェクト研究代表者

    2011年4月 - 2012年3月

      詳細を見る

  • 一橋大学経済研究所客員教授

    2010年10月 - 2011年3月

      詳細を見る

  • 関西大学経済学部教授

    1999年4月

      詳細を見る

  • 関西大学経済学部助教授

    1992年4月 - 1999年3月

      詳細を見る

  • 関西大学経済学部専任講師

    1989年4月 - 1992年3月

      詳細を見る

  • 日本学術振興会特別研究員

    1987年4月 - 1989年3月

      詳細を見る

  • 一橋大学経済学部助手

    1986年4月 - 1987年3月

      詳細を見る

▼全件表示

所属学協会

委員歴

  • 学会賞選考委員  

    2021年10月 - 2023年9月   

      詳細を見る

  • 環太平洋産業連関分析学会   全国大会実行委員長  

    2012年4月 - 2013年3月   

      詳細を見る

  • 環太平洋産業連関分析学会   運営委員(和文誌編集担当)  

    2004年4月 - 2008年3月   

      詳細を見る

  • 事務局長  

    1998年 - 2000年   

      詳細を見る

論文

  • プラスチック経済の産業連関分析

    良永康平

    『経済論集』(関西大学)   第71巻第2・3号   2021年12月

     詳細を見る

    プラスチック製品に依存した経済を分析した。

    researchmap

  • フードシステムの環境負荷分析-2000-2011年接続産業連関表によるアプローチ-

    良永康平

    『経済論集』(関西大学)   第70巻第4号   2021年3月

     詳細を見る

  • 食農を支える生態系環境

    良永康平

    すいれん舎   2016年9月

     詳細を見る

  • 日本のフードシステムと環境負荷

    良永康平

    すいれん舎   2016年9月

     詳細を見る

  • BRICs国際産業連関表の構築と分析-WIOD表を利用して-

    良永康平

    『経済論集』(関西大学)   第64巻第2号   2014年9月

     詳細を見る

  • EU27のCO2排出分析 -WIOD産業連関表を利用して-

    良永 康平

    『経済論集』(関西大学)   第63巻第2号   2013年9月

     詳細を見る

  • 福井の経済構造

    良永 康平

    『研究双書』   第156冊   1 - 34   2013年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学経済・政治研究所  

    原発に依存した福井県の経済構造を、近畿のなかでの位置付けや近畿他府県との関連も含めて解明した。

    CiNii Books

    researchmap

  • EU諸国間の経済連関構造

    良永康平

    経済論集(関西大学)   第62巻第2号   2012年9月

     詳細を見る

  • 2005年EU諸国間国際産業連関表の作成 査読

    良永 康平

    イノベーション&IOテクニーク 産業連関   第20巻2号 ( 2 )   121 - 132   2012年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:環太平洋産業連関分析学会  

    EU加盟国中22カ国をネットワークした国際産業連関表を作成した。その作成方法を詳説した論文である。

    DOI: 10.11107/papaios.20.121

    CiNii Books

    researchmap

    その他リンク: https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/10010402060?from=CiNii

  • 2005年EU22国間国際産業連関表--作成と分析--

    良永 康平

    一橋大学経済研究所「ディスカッションペーパーシリーズA」   No.562   2012年3月

     詳細を見る

    EU22カ国間の国際産業連関表(21産業×22カ国)を構築し、若干の分析を試みている。産業連関表に対応した就業者数と、二酸化炭素排出量も付帯表として作成・公表している点に特徴がある。この産業連関表によって、中欧やバルト3国のような最近の加盟国の域内化の現状や連携・依存具合も分析可能である。

    researchmap

  • 地域産業連関表からみる関西経済 -関西グリーン・ニューディール-

    良永 康平

    『セミナー年報』   2011年度版   91 - 101   2012年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学経済・政治研究所  

    第194回産業セミナー

    CiNii Books

    researchmap

  • ガス化するドイツ

    良永康平

    一橋大学経済研究所ディスカッションペーパーシリーズ(B)   第40号   2011年6月

     詳細を見る

    脱原発化を進めつつあるドイツを中心に、EUのエネルギー事情をまず紹介し、新たに試作したEU21カ国の国際産業連関表によって分析を試みた。またドイツに関しては詳細に、要因分解分析によって、ガス化がいかにCO2の削減に効果があったかを分析した。

    researchmap

  • スカイライン図表からみた近畿の経済構造

    良永康平

    『研究双書』   第152刷   1 - 36   2011年3月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学経済・政治研究所  

    近畿全体と2府4県別の60年代からの自給自足構造の変化を、スカイライン分析によっって考察した。

    CiNii Books

    researchmap

  • スカイライン図表から見る拡大EUの動向

    良永康平

    ディスカッションペーパーシリーズ   No.547   2011年2月

     詳細を見る

    2004年にEU加盟国は10カ国増え、さらに2007年にもルーマニアとブルガリアが加盟して全部で27カ国となった。相互の貿易も今後ますます活性化してゆくものと思われるが、加盟前後からすでに輸出入が増大し、自給自足構造も大きく変化しつつある。産業連関表を使ったスカイライン分析をもとに、この構造変化を捉えた論文である。

    researchmap

  • COP15コペンハーゲンの地で

    良永康平

    関大生協『書評』   第133号   2010年4月

     詳細を見る

    参加した国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(2009年12月;於デンマーク・コペンハーゲン)の参加記録である。会議の顚末、意義、環境NGOの役割、デンマークの自然エネルギー等について記載している。

    researchmap

  • 地球温暖化問題における二酸化炭素排出格差 -日独比較を中心として-

    良永康平

    岩井浩・福島利夫等編著『格差社会の統計分析』北海道大学出版会   2009年6月

     詳細を見る

  • 産業連関表からみた日本のフードシステムの環境負荷

    良永康平

    関西大学『経済論集』   第58巻第3号   2008年12月

     詳細を見る

    食農関連産業の単位エネルギー消費や二酸化炭素排出原単位、ユニット・ストラクチュア分析、国際産業連関表からの分析等を試みた。

    researchmap

  • 日本の食・農は持続可能か?

    良永 康平, 若森章孝編『食と環境』所収

    晃洋書房   31-46頁   2008年7月

     詳細を見る

  • 日本のフードシステムの環境負荷

    良永 康平, 若森章孝編著『食と環境』所収

    晃洋書房   15-30頁   2008年7月

     詳細を見る

  • EU諸国産業連関表の標準化と国際産業連関表の作成 査読

    良永 康平

    イノベーション&IOテクニーク 産業連関   第15巻1号   2007年2月

     詳細を見る

    95ESAによって作成されているEU諸国の産業連関表の特徴を紹介し、その各国産業連関表を用いて作成したEU11カ国をリンクした国際産業連関表と、その分析を提示している。

    researchmap

  • 2000年EU国際産業連関表-新しいESA95産業連関表を利用して-

    良永 康平

    関西大学『経済論集』   第56巻第2号   2006年9月

     詳細を見る

    EU13カ国をリンクした国際産業連関表を作成し、簡単な分析を行った。初めて北欧や中欧をリンクした分析であり、意義は極めて大きいと思われる。

    researchmap

  • ガス化するドイツ -ドイツの二酸化炭素排出事情- 査読

    YOSHINAGA Kohei

    イノベーション&I-Oテクニーク   第13巻1号   2005年2月

     詳細を見る

    ドイツは日本と異なり、全体としての二酸化炭素排出量が減少しているが、本稿では要因分解分析によってその原因を究明し、石炭等の天然ガスへのエネルギーシフトも大きく関与していることを明らかにしている。

    researchmap

  • ドイツCO2排出削減の産業連関分析-ガス化するドイツ-

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   第54巻第3・4合併号 ( 3 )   557 - 580   2004年11月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

    科研費基盤研究 20040401-20050331

    CiNii Books

    researchmap

  • Structural development of Germany and Japan 1980-1995 査読

    YOSHINAGA Kohei, Hermann Schnabl

    Journal of Applied Input-Output Analysis   Vol.9, pp.93-115.   2003年12月

     詳細を見る

  • EU国際産業連関表の作成と分析

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   53巻2号129-161頁   2003年9月

     詳細を見る

    学部共同研究費 200204-200303

    researchmap

  • Comparison of occupational mortality between the Nordic countries and Japan, with analysis by age group in Japan, using micro-data and the Statistical Pattern Analysis (SPA) method 査読

    Mitsuo Fujioka, Hiromi Mori, Kohei Yoshinaga, Jihei Kaneko

    Bulletin of Labour Statistics(ILO)   2002-1,pp.11-25   2002年3月

     詳細を見る

  • A comparative study of the gender factor in employment structure by industry and occupation in Great Britain and Japan using micro-data and the SPA method

    Mitsuo Fujioka, Hiroshi Iwai, Kohei Yoshinaga, Yayoi Sugihashi

    Kansai University Review of Economics   No.4,pp.1-35   2002年3月

     詳細を見る

  • A Comparison of CO2 Emission Structure between Japan and Germany

    YOSHINAGA Kohei

    Kansai University Review of Economics   Vol.21 No.1-2, pp.37-73   2000年3月

     詳細を見る

    科研費基盤研究 199904-200003

    researchmap

  • ドイツ物的産業連関表の構想と分析-経済活動と自然環境-

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   47巻3号51-80頁 ( 3 )   51 - 80   1998年12月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

    科研費基盤研究 199804-199903

    CiNii Books

    researchmap

  • 1987年産業連関表からみた旧東独末期の経済構造 査読

    良永 康平

    統計学   73号13-23頁   13 - 23   1997年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:学術雑誌目次速報データベース由来  

    科研費基盤研究 199704-199803

    CiNii Books

    researchmap

  • EU全体の産業連関表とその経済構造 査読

    YOSHINAGA Kohei

    イノベーション&I-Oテクニーク産業連関   7巻4号22-30頁 ( 4 )   23 - 31   1997年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:環太平洋産業連関分析学会  

    日本とEU12カ国との生産,輸入,需要の構造比較は,今後の日本とEUとの経済協力にとっても不可欠の情報で,共通の産業連関表の枠組みを通じて初めて可能となる。2つの経済システムの特色を,ドイツやスペインをも含めて,以下数量的に分析してみよう。

    DOI: 10.11107/papaios.7.23

    CiNii Books

    researchmap

    その他リンク: https://jlc.jst.go.jp/DN/JLC/20013234421?from=CiNii

  • Zusammenhänge von Innovation und Beschäftigung für Japan

    YOSHINAGA Kohei

    Hermann Schnabl(Hrsg) ”Innovation und Arbeit” Mohr Siebeck   209-232頁   1997年6月

     詳細を見る

  • 再統一前後のドイツ経済構造

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   45巻4号1-38頁   1996年10月

     詳細を見る

  • Introducing, Recompiling and Analysing Input-Output Tables for Japan

    YOSHINAGA Kohei

    Kansai University Review of Economics and Business   21巻1-2号1-60頁   1996年9月

     詳細を見る

  • 「単一欧州議定書」以降のEU諸国の貿易・自給自足・成長構造

    良永 康平

    研究叢書(関西大学 法学研究所)   12巻163-244頁   1996年1月

     詳細を見る

  • A Comparison of Input-Output Structure in the early 1990s between Japan and EU as a whole.

    YOSHINAGA Kohei

    Review of Economics and Business   23巻1-2号1-40頁   1995年3月

     詳細を見る

    科研費奨励研究 199404-199503

    researchmap

  • スペイン経済のEC域内化ー産業連関分析によるアプローチー

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   44巻4号1-43頁   1994年10月

     詳細を見る

  • 貿易統計の2国間誤差問題ーEC域内のMirror Statistics Puzzleー

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   44巻2号1-38頁   1994年6月

     詳細を見る

    科研費奨励研究 199304-199403

    researchmap

  • An Analysis of Trade Interdependency between Japan, U.S. and EC 3 Countries by 1985 Pentalateral International Input-Output Table

    YOSHINAGA Kohei

    Review of Economics and Business (Kansai University)   22巻1-2号57-97頁   1994年3月

     詳細を見る

    科研費奨励研究 199304-199403

    researchmap

  • EC諸国と比較可能な日本の産業連関表の作成(共著)

    良永 康平, 泉弘志

    大阪経大論集   44巻4号101-137頁 ( 4 )   101 - 137   1993年11月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:大阪経済大学  

    CiNii Books

    researchmap

  • 地域産業連関構造の分析

    良永 康平

    研究双書(関西大学経済政治研究所)   83巻105-352頁   1993年3月

     詳細を見る

  • A Comparison of 1985 Input-Output-Structure of Japan, U.S. and EC Countries

    YOSHINAGA Kohei

    Review of Economics and Business(Kansai University)   21巻1-2号49-89頁   1993年3月

     詳細を見る

  • EC国際産業連関表の作成と分析

    良永 康平

    経済論集   42巻4号37-72頁   1992年10月

     詳細を見る

    科研費奨励研究 199204-199303

    researchmap

  • 産業連関表における価格評価問題

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   41巻1号117-152頁   1992年5月

     詳細を見る

    学部共同研究費 199104-199203

    researchmap

  • スウェーデンの産業連関表

    YOSHINAGA Kohei

    経済論集(関西大学)   41巻2号145-182頁   1991年7月

     詳細を見る

    科研費奨励研究

    researchmap

  • 日欧産業連関構造比較 査読

    良永 康平

    統計学   60   1 - 14,61-62   1991年3月

     詳細を見る

    記述言語:英語   出版者・発行元:学術雑誌目次速報データベース由来  

    CiNii Books

    researchmap

  • 産業連関表による西ドイツ経済の構造変化分析-80年代を中心に-

    良永 康平

    経済論集(関西大学)   40巻3号1-38頁   1990年9月

     詳細を見る

    科研費奨励研究 199004-199103

    researchmap

  • 付加価値税と産業連関表

    YOSHINAGA Kohei

    経済論集(関西大学)   39巻6号183-215頁   1990年3月

     詳細を見る

  • Notes on the Foreign Trade Structure between Japan and the Federal Republic of Germany -A Comparative Analysis by Input-Output Table- 査読

    YOSHINAGA Kohei

    Hitotsubashi Journal of Economics   29巻1号101-115頁   1988年8月

     詳細を見る

    科研費特別研究員奨励費 198804-198903

    researchmap

  • Input-Output-Analysen der japanischen Aussenhandelsstruktur

    良永 康平

    法政大学多摩コンピュータセンター『研究シリーズ』   No.3   1988年1月

     詳細を見る

  • 西ドイツ民間研究所産業連関表の検討 査読

    良永 康平

    一橋論叢   97巻3号64-84頁   1987年3月

     詳細を見る

  • アメリカ合衆国とドイツ連邦共和国の産業連関表(共著)

    良永 康平, 久保庭真彰, 長谷部勇一

    ディスカッションペーパーシリーズ(一橋大学経済研究所)   137号37-97頁   1986年3月

     詳細を見る

  • 第1部門の優先的発展をめぐる論争について

    良永 康平

    一橋研究   9 ( 2 )   21 - 39   1984年7月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:一橋大学  

    論文タイプ||論説

    DOI: 10.15057/6197

    CiNii Books

    researchmap

▼全件表示

書籍等出版物

  • アカデミアが挑むSDGs

    良永康平( 担当: 分担執筆)

    関西大学出版部  2022年3月 

     詳細を見る

    関西大学のSDGsへの取り組み

    researchmap

  • 『世界40カ国の自給自足構造-WIODデータによるスカイライン分析』

    良永康平( 担当: 共著)

    法政大学日本統計研究所  2013年9月 

     詳細を見る

  • 『近畿の産業連関』

    良永 康平( 担当: 単著)

    関西大学経済・政治研究所『調査と資料』  2012年3月 

     詳細を見る

    全国9地域の産業連関表、地域間産業連関表、近畿2府4県の産業連関表、日中地域間産業連関表等を用いて、近畿経済の歴史と現状を分析した。さらに、グリーンニューディール政策の近畿版を検討した。

    researchmap

  • 『21世紀のキャンパス創造-関西大学(学生・教員)からの発信』

    良永 康平( 担当: 共編者(共編著者))

    関西大学生活協同組合  2012年3月 

     詳細を見る

  • 『よくわかる統計学 2経済統計編』

    御園謙吉, 良永康平編( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  2007年10月 

     詳細を見る

    エクセル2003を利用して経済統計学を学ぶことができる教科書。

    researchmap

  • 『よくわかる統計学 1基礎編』

    良永 康平, 金子治平, 上藤一郎編( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  2007年10月 

     詳細を見る

    数理統計学の基礎を丁寧に解説した。

    researchmap

  • シュターマー編著『持続可能な社会への2つの道』

    良永 康平( 担当: 単著)

    ミネルヴァ書房  2006年10月 

     詳細を見る

    ドイツにおける貨幣・物量・時間単位による新しい産業連関表作成の試みと、それによる経済・環境・社会の持続可能性を考察する試み。

    researchmap

  • 書評:李潔著『産業連関構造の日中・日韓比較と購買力平価』(大学教育出版,2005年) 査読

    YOSHINAGA Kohei( 担当: 単著)

    統計学(経済統計学会)  2005年3月 

     詳細を見る

  • 現代イギリスの政治算術-統計は社会を変えるか-

    良永 康平, 岩井浩, 金子治平, 近昭夫, 杉森滉一 監訳( 担当: 共著)

    北海道大学図書刊行会  2003年7月 

     詳細を見る

  • 『ドイツ産業連関分析論』

    良永 康平( 担当: 単著)

    関西大学出版部  2001年3月 

     詳細を見る

  • 書評:岩井浩・福島利夫・藤岡光夫著『現代の労働・生活と統計』(北大出版会,2010年)

    良永 康平( 担当: 単著)

    国民生活センター『国民生活研究』  2000年9月 

     詳細を見る

  • 『環境の経済計算』

    良永 康平( 担当: 単著)

    (Carsten Stahmer編著)ミネルヴァ書房  1999年12月 

     詳細を見る

  • 『統計学へのアプローチ』

    良永 康平, 岩井浩, 藤岡光夫 等( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  1999年4月 

     詳細を見る

  • 『産業・職業クロス表による全国及び都道府県の死亡分析』

    良永 康平( 担当: 単著)

    統計研究参考資料(法政大学日本統計研究所)  1999年2月 

     詳細を見る

  • 1990年物的産業連関表

    良永 康平

    (Carsten Stahmer著) 『統計研究参考資料』 日本統計研究所  1998年10月 

     詳細を見る

  • 『EU型日本産業連関表(改訂版)ー日本産業連関表の組み替え1980~1990年ー』

    良永 康平, 泉弘志( 担当: 共著)

    統計研究参考資料 (法政大学日本統計研究所)  1995年3月 

     詳細を見る

  • C.シュターマー「環境・経済統合勘定-国連草稿に関する概観」

    良永 康平( 担当: 単著)

    経済論集(関西大学)  1994年6月 

     詳細を見る

  • 『労働統計の国際比較(共著)』

    良永 康平, 伊藤陽一 他( 担当: 共著)

    梓出版  1993年10月 

     詳細を見る

  • 『経済学ガイドブック』

    良永 康平( 担当: 共著)

    青木書店  1993年6月 

     詳細を見る

  • 『統計ガイドブック』

    良永 康平( 担当: 共著)

    大月書店  1992年9月 

     詳細を見る

  • 『情報化社会の統計学』

    良永 康平, 岩井浩, 藤岡光夫 等( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  1992年5月 

     詳細を見る

  • 『コンピュータ経済学』

    良永 康平, 久保庭真彰, 長谷部勇一( 担当: 共著)

    東洋経済新報社  1989年6月 

     詳細を見る

  • 『経済学のためのパソコン入門』

    良永康平( 担当: 共著)

    大月書店  1988年9月 

     詳細を見る

  • 『EC諸国の産業連関構造(Ⅰ)(Ⅱ)』

    良永 康平( 担当: 単著)

    『統計研究参考資料』 日本統計研究所  1987年8月 

     詳細を見る

  • 『パーソナルコンピュータへの誘い』

    良永康平( 担当: 共著)

    法政大学出版局  1987年7月 

     詳細を見る

  • A.マーチャーシュ「経済理論におけるマルクスとケインズの類似性」

    良永 康平( 担当: 単著)

    法政大学日本統計研究所『統計研究参考資料-ハンガリーの経済学』  1986年8月 

     詳細を見る

▼全件表示

MISC

講演・口頭発表等

  • 地域産業連関表からみる関西経済

    良永 康平

    関西大学経済・政治研究所 第194回産業セミナー  2011年12月 

     詳細を見る

    開催地:りそな銀行大阪本社  

    researchmap

  • ドイツのガス化と非原発化

    良永康平

    一橋大学経済研究所会議室  2011年3月 

     詳細を見る

  • 地球温暖化の現状・食と農と環境

    良永 康平

    吹田市役所本庁舎  2007年11月 

     詳細を見る

  • 地球環境問題と経済統計 -地球温暖化を中心として-

    良永 康平

    経済統計学会関西部会  2007年4月 

     詳細を見る

  • EU国際産業連関表による国際分業構造の分析

    良永 康平

    横浜国立大学大学院主催国際セミナー「日本・中国を中心とする東アジアの経済統合と貿易・環境」  2007年2月 

     詳細を見る

  • 「ドイツの環境と環境教育」

    良永 康平

    『書評』(関西大学生活協同組合)  2006年4月 

     詳細を見る

  • 国際的視点からみた日本産業連関表

    良永 康平

    環太平洋産業連関分析学会  2003年11月 

     詳細を見る

  • グローバリゼーションとEU統合

    良永康平

    吹田市立千里市民センター  2002年10月 

     詳細を見る

  • 統計からみた近畿の経済構造

    良永康平

    阪急グランドビル  2002年9月 

     詳細を見る

  • 人口動態統計ミクロデータの利用

    良永 康平

    経済統計学会  1998年9月 

     詳細を見る

  • EUにおける経済構造の分析

    良永 康平

    経済統計学会  1996年10月 

     詳細を見る

  • 日独比較IOプロジェクト

    良永 康平

    経済統計学会関西部会(関西大学)  1996年6月 

     詳細を見る

  • 経済のストック化とバブル

    良永康平

    吹田市立千里市民センター  1993年6月 

     詳細を見る

  • 日本産業連関表のEC型への組み替えについて

    良永 康平

    経済統計学会関西部会(立命館大学)  1990年4月 

     詳細を見る

  • 産業連関表における付加価値税の処理法について

    良永 康平

    経済統計学会関西部会(大阪府立大学)  1989年10月 

     詳細を見る

▼全件表示

Works(作品等)

  • 地域経済の活性化-山陰地方の調査研究-

    良永 康平, 藤岡光夫

    1992年

     詳細を見る

    199110-199203

    researchmap

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 95改定ESA産業連関表によるEU国際産業連関表の作成とEU統合分析

    研究課題/領域番号:15530147  2003年 - 2005年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:2600000円 ( 直接経費:2600000円 )

    本研究の目的は、新たなヨーロッパ国民経済計算体系(95ESA)に基づくEUの産業連関表を解明し、それに基づいて21世紀を展望するような新たなEU国際産業連関表を作成し、またこれに基づいてEU統合の過程を検討し総括することである。このために、研究最終年にあたる平成17年度は平成15・16年度の研究成果をもとに、2000年EU国際産業連関表を作成・分析した。対象国は、ベルギー、デンマーク、ドイツ、フランス、イタリア、ハンガリー、オランダ、オーストリア、ポーランド、フィンランド、スウェーデン、イギリス、スペインのEU13カ国である。この表の特徴は、1)国際産業連関表としては初の中欧諸国を組み入れたこと、2)生産者価格ではなくて基本価格による財貨・サービスの評価であること、3)EUの新しい共通産業分類による標準産業連関表を用いているために、EU諸国間の比較可能性が従来よりも高いこと、4)サービス貿易統計の充実により域内各国間のサービスフローの推計精度が高まったこと、などである。域内貿易依存構造の変化を捉えるために、付帯表として11カ国からなる1995-2000年接続EU国際産業連関表も作成した。この国際産業連関表を利用して、EU13カ国間の域内貿易依存構造の分析等をおこなった。その結果、たとえばドイツへの生産誘発依存度はハンガリーが最も高く、全体としてハンガリーの生産の約11%、特に輸送機械で約40%、一般機械で33%の生産がドイツの最終需要によって誘発されており、オーストリアの8%、オランダの7%、ベルギーやポーランドの6%を上回るドイツへの依存度となっていることがわかった。また接続表の分析からは、オーストリア、スペイン、フランス、ドイツ等で95年からの5年間にEU域内への生産誘発依存度が高まっていることがわかった。これらの研究成果は近く公表の予定である。

    researchmap

  • 国際産業連関表によるEU統合過程の分析

    研究課題/領域番号:12630034  2000年 - 2002年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:2500000円 ( 直接経費:2500000円 )

    本研究の目的は、EU諸国の最新の産業連関表を検討・分析しつつ、70〜80年代だけではなく、90年代までも展望しうるような新たなEU国際産業連関表を作成・分析することである。平成12〜13年度は、最新のデータである90年代の貿易データや各国産業連関表の入手と検討を行った。そしてその研究を基に、研究最終年度にあたる本年度は、本格的な国際産業連関表を試作し、様々な分析を試みた。
    EU国際産業連関表として作成したのは、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、デンマーク、アイルランド、スペイン、ポルトガルの10カ国を対象国とし、各国とも25部門の共通産業分類に内生部門を調整した巨大な表(内生25部門×10カ国)である。時系列でも分析が可能なように、1985-1990-1995年の接続表も完成させた。この作成にあたって、各国の産業連関表はもちろん必要であるが、どうしても入手できないものに関しては、EU統計局のEURO法によって推計を行った。これらの基礎データをもとに、財貨やサービス貿易の統計によって輸出ベクトルを相手国及び財貨・サービス別に分割し、相手国のEU域内輸入表の構成比を参照しつつデータを埋め込んでゆき、最後に行和・列和バランスを調整した。この生産者価格評価の産業連関表を用いて、単一欧州議定書(1986年)〜市場統合(1993年)を経てEUの第4次拡大(1995年)に至る過程を、主として相互依存・連関の変化という観点から分析・考察した。さらに付帯研究として、アジア経済研究所の作成しているアジア国際産業連関表との比較も試みた。連関度・相互依存度はEU諸国の方がいずれの年も高く、特にスペインの域内化が顕著であること、しかし1995年には両地域で相互依存度が若干低下していることが看取された。今後、分析結果だけではなく国際産業連関表自体も公表する予定である。

    researchmap

  • 産業連関の日独総合比較研究

    研究課題/領域番号:09630021  1997年 - 1999年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:2900000円 ( 直接経費:2900000円 )

    本研究では、産業連関表を用いた日本とドイツの総合的な比較研究が行われた。平成9〜11年度における研究の概要、及び研究で得られた知見は以下の通りである。
    1.1960-1990日独接続産業連関表の作成と分析によって、1960年にはドイツの方が高度成長を先行させており、日本との格差も大きかったが、この30年間に逆転したこと、その中で、何が劇的変化を遂げ、何が依然として同一構造であるのかを解明した。2.1987年の遡及産業連関表によって、旧東ドイツは財貨の生産が中心で、サービス化といった西側の潮流から極めて遅れた状況にあったこと、しかしコメコン諸国への輸出に大きく依存した経済構造であったことを示した。3.統一後のドイツ経済を考察し、90年代前半の設備投資の低迷、後半の建設投資の減少にも影響されて、景気後退と特に製造業で就業者の減少が起こり、その結果として日本以上にサービス産業の比率が高まったことを解明した。4.ドイツ-EU間の国際産業連関表の試作を行い、圧倒的に高い相互依存状況を分析した。一方、日本-ドイツ2国間国際産業連関表からは、依存度は依然低いものの着実に相互依存を深めていることを検証した。5.日本の中部地方とドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の地域産業連関分析を行い、両地域における自動車生産の意味について考察した。その結果、中部地方はドイツと比べても、圧倒的に自動車生産に依存した地域であることが判明した。6.二酸化炭素排出構造の日独比較では、80年代中盤よりドイツの方が排出総量自体は少なくなったが、石炭等のエネルギー使用の多さによって、家計からの直接的発生ではドイツの方が多いことを解明した。7.世界で初めて作成されたドイツ連邦統計局の物的産業連関表を検討し、生産や消費活動が誘発構造を通していかに大気や水などの非生産自然資産に依存しているか等を解明した。

    researchmap

  • EC市場統合の産業連関分析

    研究課題/領域番号:06730010  1994年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:800000円 ( 直接経費:800000円 )

    1994年度の研究はまず第1に、EU市場統合を目指して活発に行われた80年代後半の経済活動の中で、各国の産業連関構造はどのように変わったかという点の解明に重点がおかれた。ドイツ90年表、イギリス90年表、イタリア88年表、スペイン88年表などが収集され、各国レベルで80年代後半の接続分析をおこなった。特に大きな構造変化が生じたのは、南欧のスペインやポルトガルである。これにはもちろんEU加盟が大きく影響しているが、輸出入においてEUへの特化がさらに進み、生産や雇用のEUへの依存度も大きく上昇している。しかし製品を生産、輸出するためのEUからの輸入も大幅に増加しているために、自給自足率が3%程度低下するという問題も生じている。この点は今後EUに加盟する諸国の経済を考察する際にも重要な視点となる。一方、南欧への輸出を著しく増やしたドイツやイタリアなどでは、もちろん活発な域内輸出が国内経済の成長を促進したが、好景気に支えられて民間消費や固定資本形成も大きく寄与したことが分析された。研究成果は95年度に公表予定である。
    第2に、EU国際産業連関表をさらに拡張するための基礎研究をおこなった。一つは国際産業連関表を作成する際のMirror Statistics Puzzleと呼ばれる貿易統計の問題点である。OECDや国連統計よりもEU統計局の方が、域内貿易に関しては誤差が少ないことを明らかにした。さらに1990年表を作成する際にも重要となる旧東独の産業連関表についても、連邦統計局の内部資料を入手し、旧西独との類似性や相違を中心に検討を行なった。国内生産の輸出依存度が高い点では旧西独と同様であるが、生産技術の遅れによって、褐炭を中心にエネルギー依存度が旧西独よりも著しく高い実態が明らかになった。これについても、1985年EU国際産業連関表の改訂版とともに近く公表予定である。

    researchmap

  • EC市場統合の産業連関分析

    研究課題/領域番号:05730010  1993年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:800000円 ( 直接経費:800000円 )

    1993年1月からEC市場統合がスタートしているが、EC諸国は実際には、それ以前から始まった不況を脱しきれずにいる。本研究の最終的な目的は、この市場統合による輸出入構造の変化が、EC諸国の生産や雇用に与える潜在的な効果を推定することにある。
    そのためにまず、EC諸国間の最新の産業連関構造を明らかにする必要があった。EC諸国を含めた多国間産業連関表が平成5年度に通産省から公表されたので、これを用いて、日本及びアメリカとの関連でEC3国(ドイツ、フランス、イギリス)の輸出入による生産連関構造の分析をおこない公表した。最終需要の生産誘発効果やユニット・ストラクチュア分析などによって、アメリカへの依存の方が大きい産業もあるものの、全体としてはEC諸国間の緊密な中間財依存構造がみられることが明らかにされた。
    続いて、統一的フォーマットとして公表されているものとしては最新の1985年産業連関表を用いて、1975年〜1985年の接続分析をおこない、EC諸国の連関がどのように推移してきているかを分析した。この分析は特にEC域内からの輸入マトリックスを用い、域内への依存構造の推移を明らかにした点に特徴をもっている。
    さらに、市場統合の潜在効果を推計するための産業連関表として、EC7カ国(ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、オランダ、デンマーク、アイルランド)をリンクした1985年国際産業連関表を試作し、付加価値税の接近化に関する若干の分析をおこなった。ベルギー表の公表が遅れているため含まれていない点、輸入がCIF価格評価にとどまり生産者価格評価ではない点など、未だいくつかの問題を抱えているが。これらの改善をおこなった上で再度いくつかのシミュレーション分析をし、公表する予定である。

    researchmap

  • EC市場統合の産業連関分析

    研究課題/領域番号:04730011  1992年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:800000円 ( 直接経費:800000円 )

    researchmap

  • EC諸国の産業連関構造の分析

    研究課題/領域番号:02730007  1990年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:900000円 ( 直接経費:900000円 )

    researchmap

  • ドイツ連邦共和国における産業連関構造の分析

    研究課題/領域番号:62790079  1987年 - 1988年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    良永 康平

      詳細を見る

    配分額:2000000円 ( 直接経費:2000000円 )

    researchmap

▼全件表示

社会貢献活動

  • 環太平洋産業連関分析学会・学会賞選考委員

    2021年10月 - 2023年9月

     詳細を見る

  • 吹田市資源リサイクルセンター指定管理者候補者選定委員会委員

    2020年10月

     詳細を見る

  • 高槻市指定管理者選定委員会委員

    2016年4月

     詳細を見る

  • 総務省統計局産業連関技術会議委員

    2016年4月

     詳細を見る

  • 吹田市廃棄物減量等推進審議会委員

    2016年4月

     詳細を見る

  • 高槻市指定管理者選定委員会委員

    2013年4月

     詳細を見る

  • 総務省統計局産業連関技術会議委員

    2012年4月

     詳細を見る

  • 環太平洋産業連関分析学会和文誌編集責任者

    2004年4月 - 2008年3月

     詳細を見る

  • 経済統計学会関西支部事務局長

    1998年4月 - 2000年3月

     詳細を見る

  • 男女共同参画社会・神戸婦人大学講師

    1997年4月 - 2001年3月

     詳細を見る

  • 島根総合研究所客員研究員

    1991年10月 - 1992年3月

     詳細を見る

▼全件表示

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • ・「経済学演習」では大学内の輪読・討論だけでは時間的にも内容的にも不足なので、年間5回程度の合宿と、農場・工場・廃棄物処理施設等の訪問・見学を行っている。また吹田市や生協と市民・学生向けの冊子「エコプレス」を年4回共同作成し、学生の問題意識や問題解決能力の涵養に努めている。さらには様々なプレゼンテーション大会、ディベート大会に出場し、発表や議論をする能力も高めている。 ・「統計学」「経済統計学」では、数学に苦手意識を持っている文系学生に配慮して数式をなるべく控え、図解や例題を多用して説明している。また数理統計的な知識だけではなく、実際の統計調査や政府統計等についても学べるようにしている。またレポートをしばしば課すことによって、どこがわからないのか、なぜわからないのかを学生自身が自覚できるようにしている。さらに主として関西大学の学生向けに、関西在住の若手研究者とともにテキストを共同執筆・刊行し、改訂・更新している(『よくわかる統計学Ⅰ・Ⅱ』ミネルヴァ書房)。 ・「食と環境」という科目を全学の環境教育のための導入教育として創設・導入し、3年間実施した。このために講義担当者全員でテキストを執筆した(若森章孝編(2008)『食と環境』晃洋書房)。3年間で延べ1千名の学生が受講したが、わかりやすさもあり学生からは概ね好評だったと思われる。現在テキストを改訂中であり、改訂後に再度講義を編成する予定である。 ・「統計学研究講義」(大学院)では、学部の講義ほど履修者も多くないために機動的な講義運営が可能である。したがって理論を学ぶだけではなく、PCを用いた実践的な応用統計学が身につくように工夫し、また各経済分野で修士論文を書くために最低限必要な統計学を習得できるようにしている。

作成した教科書、教材、参考書

  • 金子治平・上藤一郎(2007)『よくわかる統計学Ⅰ -基礎編-』ミネルヴァ書房   (Ⅴ章「確率の基本」、Ⅵ章「確率変数と分布」執筆担当、改訂版を2011に出版) 御園謙吉・良永康平(2007)『よくわかる統計学Ⅱ -経済統計編-』ミネルヴァ書房   (編者、Ⅰ章「経済統計の種類と分類」、Ⅷ章「国民経済」、付録「行列計算入門」等執筆担当、改訂版を2011に出版) 若森章孝編(2008)『食と環境』晃洋書房   (第2章「日本のフードシステムの環境負荷」、第3章「日本の食・農は持続可能か」担当)

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  • 特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  • ・経済学演習(ゼミ)は経済学部ゼミナール大会に10年以上連続して出場し、ゼミ対抗のディベート部門やプレゼンテーション部門に出場している。プレゼン部門では、2008~2010年までの3年間連続して最優秀賞を獲得した。また、日本学生経済ゼミナール関西ブロック大会にも2008年以降連続出場し、2008年は準優勝、2009~2011年は優勝をしている。さらにプレゼン能力・ディベート能力だけでなく筆記能力も高めるために、生協の『書評』(年2回発行)に必ず投稿させ、また吹田市と協力して市民向けパンフ『エコプレス』(年4回)を発行している。 ・関西大学高大連携センター長として、関西大学教員の様々な高校等への派遣・模擬講義やセミナー等の企画・実施に携わってきた(任期:2007~2012年)。個人としても、関大3セミナー(環境セミナー)を企画・講演し、また毎年いくつかの高校で、大学で学ぶ統計学や環境経済学に関する模擬講義を行っている(例.2010年9月関西大学北陽高校、2011年9月平城高校等)。 ・吹田市や吹田市NPO法人「すいた環境学習協会」等からの依頼を受け、「食と環境」、「大学から考える廃棄物」、「大学のエコ・キャンパス化」に関する講義を、吹田市民に対して年1~2回程度実施している。