2024/04/06 更新

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ハヤシ ヨシナリ
林 能成
HAYASHI,Yoshinari
所属
社会安全学部 教授
職名
教授
外部リンク

学位

  • 博士(理学) ( 2001年3月   東京大学 )

研究キーワード

  • 地震, 防災

研究分野

  • 自然科学一般 / 固体地球科学

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 防災工学

学歴

  • 東京大学   理学系研究科   地球惑星科学専攻博士課程

    1996年4月 - 2001年3月

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    国名: 日本国

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  • 北海道大学   理学部   地球物理学科

    1987年4月 - 1991年3月

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    国名: 日本国

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経歴

  • 関西大学   社会安全学部   教授

    2016年4月 - 現在

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  • 関西大学   社会安全学部   准教授

    2011年4月 - 2016年3月

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  • 静岡大学   防災総合センター   准教授

    2008年11月 - 2011年3月

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  • 名古屋大学   災害対策室   助教

    2003年4月 - 2008年10月

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論文

  • 南海トラフ地震臨時情報の認知度と防災対応に関する意識調査 査読

    大谷竜, 林能成

    社会安全学研究   14 ( 1 )   63 - 75   2024年3月

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    記述言語:日本語  

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  • 北海道における北海道・三陸沖後発地震注意情報の認識状況とその地域差 査読

    林能成, 高橋浩晃, 元吉忠寛

    社会安全学研究   14 ( 1 )   107 - 116   2024年3月

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    記述言語:日本語  

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  • 地震被害の集中域が地震によって反転する事例 静岡県中部における1944年東南海地震と2009年駿河湾の地震の場合

    社会安全学研究   14 ( 1 )   119 - 124   2024年3月

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    記述言語:日本語  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • IdealQuakeを核とした新たな設計用地震動構成法の開発

    研究課題/領域番号:23H01492  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    後藤 浩之, 金子 善宏, CHAKRABORTY ANIRBAN, 香川 敬生, 林 能成

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    配分額:18460000円 ( 直接経費:14200000円 、 間接経費:4260000円 )

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  • 評価値のばらつきに応じた空間解像度で表示するUPM理論の構築

    研究課題/領域番号:19H02224  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    後藤 浩之, CHAKRABORTY ANIRBAN, 林 能成, 飯山 かほり, 規矩 大義

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    配分額:16380000円 ( 直接経費:12600000円 、 間接経費:3780000円 )

    本研究課題は,評価値のばらつきに応じた空間解像度で描くマップ(Uncertainty Projected Mapping: UPM)理論の確立とその発展を目指すものである.現在,国や自治体を中心に自然災害に関するハザードマップの公開が進められているが,その目的に反してマップが過剰な安心情報となる場合がある.この問題を解決するため,評価値のばらつきに着目し,統計的な意味で有意に違いがある場合に限り異なる色合いで表示するUPM理論が適用できる可能性が高い.本研究は,地震災害を中心にUPM理論の適用に向けた課題を洗い出し,理論・観測・社会実装とを有機的に連携させながら研究を進め,UPM理論の確立と発展を目指すものである.
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    本年度は,UPMの理論的な研究と実データへの応用とを進めた.これまでに提案してきたUPM法は,与えられるデータサンプルが増えるにつれて,期待値の不確定性が下がるためにある一定の解像度のマップに収束することが示されていた.観測データが十分か不十分か,またそれに応じて解像度を可変にする目的であれば問題ないが,確率論的ハザードマップのように確率分布が直接与えられるような問題では目的にかなった結果が得られなかった.そこで,ばらつきを均一にみなす系に投影する新たな方法(Uniform Uncertainty Map)を考案し,その性質について調べた.また,2018年大阪府北部の地震の震源域に位置する大阪北摂地域のボーリングデータを利用して地盤増幅度に関するUPMの応用例を示した.

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  • 参加型観測データの取得による科学的な地震防災意識の形成策

    研究課題/領域番号:19K03126  2019年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    林 能成

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    観測や防災の専門家以外が、主体性を持って地域特性を把握し理解して現実的な防災対策に着手することは今後の日本の防災において重要な課題である。本研究では、地図情報の読解、基本的観測スキルの取得、データ解析の基礎を系統的に身につけるための教育プログラムを開発し、そのプロトタイプが完成した。丘陵地と後背湿地という2種類の地形条件の場所で実際に市民観測を実施してローカルな地域特性を評価することができた。

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  • 東日本大震災における課題構造の解明と実効性の高い順応的管理の体系化

    研究課題/領域番号:25630194  2013年4月 - 2015年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的萌芽研究

    秦 康範, 越山 健治, 原田 賢治, 宮崎 毅, 庄司 学, 林 能成

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    配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )

    本研究では,順応的管理の概念を東日本大震災に適用することにより,巨大地震災害に適応した実効性の高い順応的管理を確立することを目的とする.東日本大震災後に提案された最大クラスの地震・津波の想定が,各分野にどのような影響を与えたのかについて考察した.その結果,非常に多岐にわたってその影響が波及し,様々な形で社会問題化していることを示した.

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • ・「地震災害論」 地震が起こるメカニズムと、地震が起こることによって引き起こされる被害を区別してとりあげ、その関係を伝えるようカリキュラム配置に工夫している。特に被害については、実際に経験をしたことのない学生にもイメージしやすいようにビデオ教材などを活用している。また社会における活用事例を紹介するため、民間企業担当者によるリアルタイム地震防災に関するゲストスピーカーも招いている。

作成した教科書、教材、参考書

  • 「三河地震60年目の真実」中日新聞社、木股文昭・木村玲欧との共著。地域の歴史災害を題材にして文理融合的視点で防災に迫った書。授業の参考書として活用。 「いま活断層が危ない~中部の内陸直下型地震~」中日新聞社、安藤雅孝・田所敬一・木村玲欧との共著。東海・東南海・南海地震という海溝型巨大地震のみならず内陸直下型地震への備えが必要であることを地域密着の視点で展開。授業の参考書として活用。 している。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  • 林能成・木村玲欧, 絵画を活用した防災-1945年三河地震を事例とした地域防災教育の試み-, 神奈川大学立命館大学21世紀COEプログラムジョイントワークショップ「歴史災害と都市」報告書, p93-103, 2007. 林能成, 個人の被災体験を地域防災活動にいかす試み, 災害科学を基礎とした地域防災活動に関する総合討論会, 京都大学宇治おうばくプラザセミナー室, 2010年12月6日.

その他教育活動上特記すべき事項

  • あいち・知と技の探求教育特区(知の探究講座)「自然の見方を学ぶ」において、高大連携の個別指導研修を担当した。