2024/12/28 更新

写真a

ヤノ マサフミ
矢野 将文
YANO,Masafumi
所属
化学生命工学部 准教授
職名
准教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 理学博士 ( 1998年3月 )

研究キーワード

  • 近赤外吸収材料

  • トリアリールアミン

  • ラジカルカチオン

研究分野

  • ナノテク・材料 / 有機機能材料

学歴

  • 大阪市立大学   化学研究科   物理有機化学

    1995年4月 - 1997年9月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

  • 大阪工業大学   工学部   応用化学科

    - 1993年

      詳細を見る

    国名: 日本国

    researchmap

経歴

  • 関西大学   准教授

    2010年4月 - 現在

      詳細を見る

  • 関西大学   専任講師

    2005年4月 - 2010年3月

      詳細を見る

  • 関西大学/助手

    2000年4月 - 2005年3月

      詳細を見る

  • 大阪市立大学/学振研究員

    1999年4月 - 2000年3月

      詳細を見る

  • 立命館大学/研究員

    1997年10月 - 1999年3月

      詳細を見る

所属学協会

論文

  • Near-Infrared Absorbing Molecule Based on Triphenylamine Radical Cation with Extended Homoaryl π-System 査読

    Masafumi Yano, Kohei Tamada, Misaki Nakai, Koichi Mitsudo, Yukiyasu Kashiwagi

    Colorants   1 ( 2 )   226 - 235   2022年6月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3390/colorants1020014

    researchmap

  • Near-infrared absorption of a benzothiophene-appended triphenylamine radical cation: A novel molecular design of NIR-II dye 査読

    Masafumi Yano, Yoshinori Inada, Yuki Hayashi, Misaki Nakai, Koichi Mitsudo, Yukiyasu Kashiwagi

    Dyes and Pigments   109929 - 109929   2021年11月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.dyepig.2021.109929

    researchmap

  • Crystal structure of tris[4-(naphthalen-1-yl)phenyl]amine 査読

    Masafumi Yano, Yukiyasu Kashiwagi, Yoshinori Inada, Yuki Hayashi, Koichi Mitsudo, Koji Kubono

    Acta Crystallographica Section E Crystallographic Communications   76 ( 10 )   1649 - 1652   2020年10月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:International Union of Crystallography (IUCr)  

    In the title molecule, C<sub>48</sub>H<sub>33</sub>N, the central N atom shows no pyramidalization, so that the N atom and the three C atoms bound to the N atom lie almost in the same plane. The three <italic>para</italic>-phenylene rings bonded to the N atom are in a propeller form. All of the naphthalene ring systems are slightly bent. In the crystal, molecules form an inversion dimer, through two pairs of C—H...<italic>π</italic> interactions, which further interacts with the adjacent dimer <italic>via</italic> another two pairs of C—H...<italic>π</italic> interactions, forming a column structure along the <italic>a</italic> axis. There are no significant interactions between these column structures.

    DOI: 10.1107/s2056989020012529

    researchmap

  • Photo- and Redox-active Benzofuran-appended Triphenylamine and Near-infrared Absorption of Its Radical Cation 査読

    Masafumi Yano, Yoshinori Inada, Yuki Hayashi, Tatsuo Yajima, Koichi Mitsudo, Yukiyasu Kashiwagi

    Chemistry Letters   49 ( 6 )   685 - 688   2020年6月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:The Chemical Society of Japan  

    A triarylamine bearing three benzofuran rings was designed and successfully prepared in 64% yield. It exhibited absorption at 385 nm, and blue emission at around 440nm with a fluorescence quantum yield of 0.57. This compound showed high heat resistance and reversible one-electron oxidation. Upon one-electron chemical oxidation, a near-infrared absorption was revealed due to a persistent radical cation species. DFT calculations also supported the experimental data.

    DOI: 10.1246/cl.200161

    Web of Science

    researchmap

  • N-Phenylphenothiazine Radical Cation with Extended π-Systems: Enhanced Heat Resistance of Triarylamine Radical Cations as Near-Infrared Absorbing Dyes 査読

    Masafumi Yano, Minami Ueda, Tatsuo Yajima, Koichi Mitsudo, Yukiyasu Kashiwagi

    Colorants   3 ( 4 )   350 - 359   2024年12月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:MDPI AG  

    N-Phenylphenothiazine derivatives extended with various aryl groups were designed and synthesized. These derivatives have bent conformation in crystal and exhibit high solubility. Radical cations obtained by one-electron oxidation of these derivatives gave stable radical cations in solution and showed absorption in the near-infrared region. A radical cation was isolated as a stable salt, which exhibited heat resistance up to around 200 °C. A design strategy for radical cation-based near-infrared absorbing dyes, which are easily oxidized and stable not only as a solution but in solid form, is described.

    DOI: 10.3390/colorants3040024

    researchmap

▼全件表示

書籍等出版物

  • 有機化学1000本ノック スペクトル解析編

    ( 担当: 単著)

    化学同人  2022年4月  ( ISBN:9784759820805

     詳細を見る

  • 有機化学1000本ノック 反応生成物編

    矢野, 将文

    化学同人  2021年6月  ( ISBN:9784759820683

     詳細を見る

    総ページ数:vi, 92p   記述言語:日本語  

    CiNii Books

    researchmap

  • 有機化学1000本ノック 立体化学編

    矢野, 将文

    化学同人  2019年3月  ( ISBN:9784759819939

     詳細を見る

    総ページ数:3冊   記述言語:日本語  

    CiNii Books

    researchmap

  • 有機化学1000本ノック 命名法編

    矢野, 将文

    化学同人  2019年3月  ( ISBN:9784759819939

     詳細を見る

    総ページ数:3冊   記述言語:日本語  

    CiNii Books

    researchmap

  • 有機化学1000本ノック 反応機構編

    矢野, 将文

    化学同人  2019年3月  ( ISBN:9784759819939

     詳細を見る

    総ページ数:3冊   記述言語:日本語  

    CiNii Books

    researchmap

▼全件表示

MISC

  • フェニル基を鍵ブロックに持つ硫黄架橋V字型ビナフタレン:合成と集合体構造および塗布型有機トランジスタへの応用

    沢辺千鶴, 沢辺千鶴, 三谷真人, 三谷真人, 村田祥典, 四方良二, 橋爪大輔, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 黒澤忠法, 黒澤忠法, 竹谷純一, 岡本敏宏, 岡本敏宏

    基礎有機化学討論会要旨集   28th   211   2017年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

    J-GLOBAL

    researchmap

  • 溶液プロセス可能なp型ジチエノ[3,2‐b:2’,3’‐f]チエピン骨格を有する有機半導体材料:合成,集合体構造および塗布型有機トランジスタへの応用

    岡本敏宏, 脇本貴裕, 安中辰朗, 池田大次, 山岸正和, 矢野将文, 黒澤忠法, 竹谷純一

    基礎有機化学討論会要旨集   28th   143   2017年9月

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

    J-GLOBAL

    researchmap

  • ベンゾ[c]チオフェンジイミド骨格を有する新規n型有機半導体材料のキャリア輸送特性

    岡本敏宏, 岡本敏宏, 福崎英治, 脇本貴裕, 黒澤忠法, 黒澤忠法, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 渡邉哲也, 宇佐美由久, 竹谷純一

    応用物理学会秋季学術講演会講演予稿集(CD-ROM)   78th   ROMBUNNO.7p‐A203‐6   2017年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

    J-GLOBAL

    researchmap

  • 酸素および硫黄架橋V字型半導体:単結晶トランジスタとバンド構造

    岡本敏宏, 岡本敏宏, 四方良二, 三津井親彦, 山岸正和, 石井宏幸, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一

    応用物理学会秋季学術講演会講演予稿集(CD-ROM)   78th   ROMBUNNO.8a‐PA3‐14   2017年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

    J-GLOBAL

    researchmap

  • クリセノジチオフェン骨格を有する新規有機半導体分子群のキャリア輸送特性

    岡本敏宏, 岡本敏宏, 村田祥典, 山元明人, 石井宏幸, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一

    応用物理学会秋季学術講演会講演予稿集(CD-ROM)   78th   ROMBUNNO.8a‐PA3‐15   2017年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語  

    J-GLOBAL

    researchmap

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • フェニル置換酸素架橋V字型ビナフタレン半導体の発光特性

    砺波康樹, 山岸正和, 井原将司, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一, 岡本敏宏, 三津井親彦

    第6回CSJ化学フェスタ2016  2016年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年11月

    開催地:東京  

    researchmap

  • アルキル置換したV字型のチオフェン・ベンゼン交互縮環型パイ共役系分子誘導体の電荷輸送特性

    三津井親彦, 村田祥典, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一, 岡本敏宏

    第6回CSJ化学フェスタ2016  2016年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年11月

    開催地:東京  

    researchmap

  • アリール基を有するチオフェン–ベンゼン交互縮環V字型分子群の合成と電荷輸送特性

    岡本敏宏, 脇本貴裕, 津山博昭, 小柳雅史, 三津井親彦, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 福崎英治, 渡邉哲也, 竹谷純一

    第6回CSJ化学フェスタ2016  2016年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年11月

    開催地:東京  

    researchmap

  • アルキル置換硫黄架橋N字型パイ共役系分子群のアルキル鎖長の偶奇効果と電荷輸送特性

    三津井親彦, 青木佑司, 三谷真人, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一, 岡本敏宏

    第6回CSJ化学フェスタ2016  2016年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年11月

    開催地:東京  

    researchmap

  • アルキルチエニル基置換チオフェン・ベンゼン交互縮環型パイ共役系分子誘導体の電荷輸送特性

    三津井親彦, 四方良二, 山岸正和, 矢野将文, 佐藤寛泰, 山野昭人, 竹谷純一, 岡本敏宏

    第6回CSJ化学フェスタ2016  2016年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2016年11月

    開催地:東京  

    researchmap

▼全件表示

受賞

  • エスペック環境研究奨励賞

    2024年8月  

     詳細を見る

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 見えない近赤外線を有効活用できるクロミズム材料の開発

    2024年8月 - 2025年7月

    公益信託エスペック地球環境研究・技術基金 

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    researchmap

  • ラジカルカチオンの特性を活用した拡張パイ系トリアリール アミン近赤外吸収材料

    研究課題/領域番号:23K04711  2023年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

    光藤耕一, 柏木行康

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者 

    researchmap

  • 高発光性と高移動度を両立させた発光デバイス材料の創製

    研究課題/領域番号:17K06036  2017年4月 - 2020年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    矢野 将文, 田村 宏之, 岡本 敏宏

      詳細を見る

    配分額:4810000円 ( 直接経費:3700000円 、 間接経費:1110000円 )

    臭素原子を有するDNF-V誘導体を設計し、グラムスケールで合成・単離・精製することに成功した。種々のピリジル基を有するDNF-V誘導体を効率的に合成した。この検討で得られた知見を元にして非対称のパイ系を有する誘導体(DNF-L, DNT-L)を検討した。これらの分子はアモルファスシリコンに匹敵する移動度、非常に低い閾値電圧を持つ塗布型有機トランジスタ材料の分子設計が示された。本研究を通した検討で、アルキル基を全く持たない縮環パイ系化合物であっても、パイ系のつながり方を適切に設計すれば、塗布型有機トランジスタ材料に求められる溶解度の条件を十分に満たせることが明らかになった。

    researchmap

  • 印刷プロセス可能な高性能有機発光トランジスタ材料の創製

    研究課題/領域番号:26410254  2014年4月 - 2017年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    矢野 将文, 竹谷 純一, 岡本 敏宏

      詳細を見る

    配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

    有機発光トランジスタ材料として酸素架橋V字型π電子系材料を開発した。芳香環を持つPh-DNF-Vを検討し、高耐熱性、高発光性を示すことを明らかにした。さらにアモルファスシリコンに匹敵する移動度を実現した。異なるアルキル鎖長を持ったCn-DNF-Vを系統的に合成した。物性検討の結果、DNF-V骨格のどの位置に、どの程度の鎖長のアルキル基を導入すれば、どのような物性が発現するかを予測できるようになった。非対称のパイ系を有する誘導体(DNF-L, DNT-L)を検討した。これらは非常に高い溶解度を持つことを明らかにした。有機半導体分子に必要な溶解度向上の分子設計方針が明らかになった。

    researchmap

  • ヘテロ原子を含む有機高スピン多価イオン分子系の合成および電子状態に関する研究

    研究課題/領域番号:99J07344  1999年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費

    矢野 将文

      詳細を見る

    配分額:1200000円 ( 直接経費:1200000円 )

    researchmap

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 講義ではできるだけ多くの演習を通して化学の理解を深めてもらうために一回あたり2~3回の小演習を行っている。これらに用いる教材は全て自作しており、徐々に難易度が増すように工夫している。これにより受講者が自分の理解度がどの程度であるかを知ることができるようになった。教材には必ず「コメント欄」を設け、ここに書かれた受講生からの意見を次回以降の講義の構成にフィードバックしている。また可能な限り個室にて個別対応している。

作成した教科書、教材、参考書

  • 化学教科書研究会編「新基礎化学実験」共著 浦上忠, 浅井彪, 荒地良典, 白岩正, 辰巳正和, 田村裕, 中林安雄, 宮田隆志, 矢野将文, 平成14, 化学同人, 66-67および75-79. 築部浩, プレイヤー智子編「クリックケミストリー」共著篠田哲史, 杉本秀樹, 宗宮創, 高木明, 高木由美子, 田所誠, 三宅弘之, 矢野将文, 余田威啓, 平成16, 三共出版, 第4章(58-71)および第15章(194-205).

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  •  特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  •  特になし