2024/03/30 更新

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コバヤシ タカシ
小林 孝史
KOBAYASHI,Takashi
所属
総合情報学部 准教授
職名
准教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 修士(工学) ( 1994年3月 )

研究分野

  • 情報通信 / 情報セキュリティ

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学

  • 情報通信 / 計算機システム

  • 情報通信 / 知能情報学

学歴

  • 奈良先端科学技術大学院大学   情報科学研究科   情報処理学専攻

    2010年4月 - 2015年3月

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  • 関西大学   工学研究科   電子工学

    1994年

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    国名: 日本国

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  • 関西大学   工学部   電子工学

    - 1992年

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    国名: 日本国

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経歴

  • 関西大学専任講師(総合情報学部)

    1997年4月 - 2004年3月

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  • 関西大学助手(総合情報学部)

    1994年4月 - 1997年3月

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所属学協会

論文

  • DOM-Based XSS脆弱性検知システムの検知精度の確認に用いるデータセットの提案

    波多悠輔, 中原 崇, 名取亮輔, 前田達哉, 小林孝史

    情報処理学会研究報告   2023-CSEC-102 ( 15 )   1 - 6   2023年7月

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    担当区分:最終著者   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

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  • 開発者向けDOM-Based XSS検知システムの提案

    名取亮輔, 中原 崇, 波多悠輔, 前田達哉, 大西雄斗, 小林孝史

    情報処理学会研究報告   2023-CSEC-102 ( 16 )   1 - 6   2023年7月

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    担当区分:最終著者  

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  • DDoS検出ための畳み込みニューラルネットワークの軽量化手法について

    趙 彦博, 小林孝史

    情報処理学会研究報告   2023-IOT-60 ( 21 )   1 - 6   2023年3月

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    担当区分:最終著者  

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  • SSHブルートフォース攻撃検知における認証時間の有効性について

    小林孝史, 嶋田洸希, 大歳英征, 伊佐眞寿, 武田瑞樹

    情報処理学会研究報告   2022-IOT-58 ( 11 )   1 - 6   2022年7月

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    担当区分:筆頭著者  

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  • グラフ理論に基づくSSHサーバログの統合管理およびリアルタイム可視化システムの提案

    大歳英征, 中原 崇, 波多悠輔, 前田達哉, 小林孝史

    情報処理学会研究報告   2022-IOT-58 ( 8 )   1 - 8   2022年7月

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    担当区分:最終著者  

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  • 抽象構文木による開発者向け DOM-Based XSS対策支援システムの提案

    小林 孝史, 中原 崇, 井手 脩太, 前田 達哉, 波多 悠輔

    電子情報通信学会技術研究報告   vol. 121, no. 410, ICSS2021-72, pp. 78-86,   2022年3月

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    XSS 脆弱性は,Web アプリケーションの実装を経由して攻撃者が任意の JavaScript を実行できる脆 弱性であり,開発者にはソフトウェアの脆弱性を低減することが求められている.そこで,本稿では Web アプリケーションの開発段階において,開発者へ DOM-Based XSS 脆弱性となりうるソースコードを警 告するシステムを提案する.DOM-Based XSS の検知において,抽象構文木を用いたフロー解析を行うこ とで,テイント伝搬による既存の動的解析システムと比較して検知率及びパフォーマンスの向上が確認で きた.

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  • パスワード認証情報を収集する SSH サーバの構築 および運用とそれを活用した bruteforce 攻撃の検知手法

    小林 孝史, 嶌岡 柊也, 唐 心悦, 嶋田 洸希, 小川 綾雅

    研究報告インターネットと運用技術(IOT)   Vol.2021-IOT-53 No.16   2021年5月

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    SSH プロトコルは,認証と暗号化の技術を用いて安全に遠隔サーバにアクセスできることから, UNIX 系の OS 等で広く用いられている.しかし,その目的がサーバへの直接的なシェル操作であること から,企業の機密情報などを狙う攻撃者からの標的となりやすい.当研究室では,パスワード認証におけ る SSH アクセスを観測するために,認証に用いられたユーザ名・パスワード,RTT,認証時間,IP アド レスなどを記録するシステムを構築し,これを運用している.本稿では,本システムの構築及び運用形態 の解説する.また,システムを通して得られた SSH アクセスを解析し,SSH サーバに対する攻撃の特徴を 明らかにした上で,これを用いた攻撃の検知方法の提案を行う.

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  • 機械学習を用いたスマートフォンのモーションセンサによる個人認証方式の提案

    小林 孝史, 播磨 尚希, 平松 耕輔

    情報科学技術フォーラム講演論文集2019   M-035   2019年9月

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  • ランサムウェア対策としてのクラウドストレージバックアップシステムの提案

    播磨 尚希, 小林 孝史

    第17回情報科学技術フォーラム講演論文集   L-016   2018年9月

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  • プロセス構造の解析によるIoTボットの検知

    小西 達也, 小林 孝史

    第17回情報科学技術フォーラム講演論文集   L-023   2018年9月

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  • ProxyとICAPを用いたDrive-by Download攻撃防御システムの開発

    山崎 雅斗, 小林 孝史

    第17回情報科学技術フォーラム講演論文集   L-021   2018年9月

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  • Darknetの解析に基づくSSH攻撃傾向の分析

    小林 孝史, 俣野 剛志, 坂東 翼

    情報処理学会 研究報告   Vol. 2018-IOT-41, No.17   2018年5月

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    インターネットからアクセス可能な機器が増加傾向にあり,攻撃・被害に遭う可能性が高くなっている.管理の行き届いていないサーバや,デフォルトのID とパスワードで運用している機器等が特に狙われると見られており,その傾向をできるだけ早期に把握し,サーバの運用方法を変えるなどの対策が必要である. 当研究室ではSSH ハニーポットを運用しており,パスワードの総当り攻撃等を防止する研究に取り組んでいる.より詳細な攻撃傾向を掴むために,Darknet へのアクセスログを解析し,Darknet とSSH ハニーポットへのアクセスの相関関係等を分析した.その結果,Darknet へのアクセス後約1 日以内にSSH ハニーポットへのアクセスが発生し,そのほとんどが14 時間以内に集中していることが分かった.

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  • 悪性 URL の強調表示による Drive-by Download攻撃解析支援手法の提案

    尾崎 幸也, 上山 真也, 小西 達也, 山崎 雅斗, 坂東 翼, 小林 孝史

    コンピュータセキュリティシンポジウム2017講演論文集   2B4-2   2017年10月

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    今日では,攻撃者の身元偽装やJavaScript の難読化によりWeb アプリケーションへの攻撃の解析は困難になっている.先行研究にて,我々はDrive-by Download 攻撃によって生じた多段のリダイレクト 系列を木構造として視覚化するアプリケーションを開発した.本研究ではこれに,URL 文字列に対する決定木分析を元に得られた悪性の特徴量をもつURL を強調表示する機能を付与する.悪性のURL を強調表示することで,さらに効率的な解析支援を目指す.

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  • 認証時間に基づいたSSHパスワードクラッキング攻撃検知手法の提案

    坂東 翼, 上原 拓也, 小林 孝史

    第16回情報科学技術フォーラム   L-015   2017年9月

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    パスワードリスト攻撃やブルートフォース攻撃などによるSSHサーバへのパスワードクラッキング攻撃を検知する手法として,キーボードによるパスワード入力が伴う通常の認証試行と,認証に必要な処理を自動化したツールによる認証試行との間に生じる認証時間の差異に基づいた検知手法を提案する.また,本提案手法による認証時間計測機能を実装したOpenSSHサーバを実際に運用し,その有効性を検証する.本提案手法では,単位時間あたりにおける認証試行数や,1コネクションにおけるパケット送受信回数を指標とした従来の検知手法では対応できない,分散型の攻撃の検知が可能である.

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  • 加速度センサーメトリクスとその応用に関する研究

    小林 孝史, 平松 耕輔

    第16回情報科学技術フォーラム   CL-003   2017年9月

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  • Artificial Metrics of Electric Devices and Their Applications

    KOBAYASHI, Takashi, KUWAKADO, Hidenori, HORII, Yasushi, KAMBARA, Tomoya

    情報研究:関西大学総合情報学部紀要   第46号, pp.1-22 ( 46 )   1 - 22   2017年7月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:関西大学総合情報学部  

    An Identification of artificial objects is lately receiving much attention for two reasons: the problem of counterfeiting of artificial objects, such as goods that use brand names, in international trade and the necessity of achieving a secure communication in the Internet of Things (IoT), which is a network of artificial objects that are embedded with network connectivity. To identify artificial objects, “fingerprints” of artificial objects, introduced during manufacturing and non-separable characteristics from artificial objects themselves, have to be discovered. This article reports fingerprints for acceleration sensors, flash memory, non-Foster matching circuits and elemental techniques for identifying fingerprints or measuring fingerprints with stability. This article demonstrates an encoding method for recording fingerprints securely in a distributed storage system.

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/11451

  • Drive-by Download攻撃の解析支援アプリケーションの開発と評価

    青山 佑平, 吉井 章, 大倉 佳歩, 尾崎 幸也, 坂東 翼, 小林 孝史

    コンピュータセキュリティシンポジウム2016   Vol.2016, No.2, pp.819 - 825   2016年10月

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    Drive-by Download 攻撃によるマルウェアの自動取り込みが問題となっている.その問題点を明らかにするためには,攻撃フローを明らかにする必要があるが,その解析作業には専門的な知識と多大な時間を必要とする.我々は,ネットワーク上を流れる攻撃のためのトラフィックデータに含まれるデータ間の関係を明らかにするため,Drive-by Download 攻撃の解析作業を支援するアプリケーションを開発し,データ間の関係を木構造として視覚化することで攻撃の全体像を把握しやすくした.本アプリケーションの性能評価には,D3M データセットを活用し,全データの約 80 % のトラフィックデータについて正しく関係を明らかにすることができた.

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  • ピュアP2P型分散ファイルシステムにおける均一なデータ配置の実装と提案

    平松 謙隆, 小林 孝史

    第15回情報科学技術フォーラム   C-038   2016年9月

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  • スマートフォンのモーションセンサを利用した個人認証アプリケーションの開発

    髙坂 賢佑, 平松 耕輔, 小林 孝史

    第15回情報科学技術フォーラム   L-020   2016年9月

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    一般的なスマートフォンに搭載されている加速度センサと角速度センサを用い,スマートフォンの個人認証方法として主に利用されているパスコード認証が抱える認証の煩雑さを解消し,かつ自由度が高くより直感的に個人認証を行えるアプリケーションの開発を目指す.

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  • IPSを用いたIRCボットの活動抑制システムの検討

    酒井 亮佑, 小林 孝史

    コンピュータセキュリティシンポジウム2015講演論文集   3E4-3   2015年10月

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    近年,マルウェアによる被害は増加しており,またマルウェア製作者の意図も愉快犯的 なものから攻撃を行うことによって得られる利益を目的としたものに変わってきている.このよ うな状況において,マルウェアによる被害はより深刻なものになると考えられる.そこで,本研 究ではマルウェアの一種であるボットが,中継サーバ (C&C サーバ) と通信を行うときによく利用 される IRC プロトコルにおいて,正規の IRC クライアントが行う通信に識別子をつけることに よって,ボットが行う通信と区別する.また,ボットによる通信を侵入防止システム(IPS)を用 いて遮断することでボットの活動を抑制できることを目指す.

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  • 関西大学におけるSSHアクセスの収集と分析

    中田 恭平, 吉井 章, 坂本 要, 小林 孝史

    情報処理学会研究報告   Vol.2015-IOT-31, No.8   2015年9月

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    リモートログインは遠隔地の計算機資源を有効活用するために必要不可欠になっている.リモートログインで一般的に利用されているプロトコルとしてSSHが挙げられる.しかし,一度でも認証に成功すると正規・非正規ユーザに関わらず通信が可能であることから,攻撃者の標的にもなっている.そのためSSHはセキュリティを考慮した方針に基づいて運用するとともに,日頃からログを監視する必要がある.そこで,本稿では研究室で所有する関西大学のグローバルIPアドレスを持つサーバに対して行われたSSHのログを分析する.そのログから日時,IPアドレスやその発信元の国,使用されたユーザ名などを抽出し,攻撃者の特徴を分析する.さらにSSHハニーポットを設置して,攻撃者の活動やその手法を観察する.これら関西大学宛てに行われたSSHアクセスの分析結果を報告する.

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  • システムの状態に基づく強制アクセス制御の設計と実装

    赤坂 翔太, 小林 孝史

    第14回情報科学技術フォーラム講演論文集   L-015   2015年9月

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    強制アクセス制御機能を含む従来のセキュアOSは,システム内部がどのような状態にあっても常に同一のアクセス制御を行なう.これはシステムが乗っ取られた場合には非常に有効に働くが,一般的なOS環境では,システムが安定している状態や高負荷にある状態等といった多種多様な状態を定義することができる.従来のセキュアOSは,これらの状態に着目した強制アクセス制御を行なう術を持たない.そこで本稿は,システムの状態が多様に変遷する場合において,それぞれの状態に適応可能な強制アクセス制御手法を提案する.そして,Linuxカーネル上に独自の強制アクセス制御システムを実装し,それの性能評価の結果を報告する.

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  • 画像の劣化を用いた認証システムの開発と検証

    中野 翔太, 小林 孝史

    第13回情報科学技術フォーラム講演論文集   L-015   2014年9月

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    Web上の数多くのサービスは利用するためにパスワードが必要なことが多い.しかし,数多くのサービスですべて異なるパスワードにすることは難しく,パスワードの使いまわしが発生し,ユーザアカウントが乗っ取られたときの被害は大きくなりがちである. 本研究では,コンピュータについての高度な知識を有していないユーザでも利用でき,なおかつ人間が記憶しやすい"画像"を鍵として認証方式を提案し,その画像を認証のたびに劣化させることで鍵情報が認証のたびに変更されるようにした.また,提案手法の検証を行った結果,利用者はパスワードと比較してより多くの認証情報を記憶できることを確認した.

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  • P2P技術を用いたファイルシステムの実装とその性能評価 査読

    小林孝史, 重兼史尚, 田中英昭

    2012年度人工知能学会全国大会(第26回)論文集   1A3-OS-17b-3   2012年6月

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  • 遠隔ライブマイグレーション支援機構の提案と実装

    山田幸太郎, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   Vol.111, No.468, pp.129-132 (NS2011-202)   2012年3月

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  • ニューラルネットワークを用いたキーストロークダイナミクスによる個人認証

    木又洸佑, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   IN2011-87, pp.49-52   2011年10月

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    キーストロークダイナミクスは,キーを押してから離すまでの時間等,キー入力に要する時間を,個人を特定する特徴として用いている.しかし,キーストロークダイナミクスは行動的特徴であり,試行毎の入力される値は一定ではない.この問題がある為,個人認証システムにこの手法を用いる場合,個人の特定に適切な特徴抽出を行い,より高い認証精度を実現することが重要になる.そこで,本研究では,キーストロークダイナミクスの中でもキー入力が未熟な人でもばらつきが生じにくいとされる,一つのキーを押してから離すまでの時間に注目し,この特徴をニューラルネットワークに学習させ,特徴抽出を行う認証手法を提案し,実験による評価結果を示す.

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  • ファイアウォールの自動制御に関する研究

    西田優, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   IN2011-88, pp.53-56   2011年10月

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    従来のシステムでは,管理者がIDS のログのチェックを行い,ファイアウォールに新たなルールを追加しているが,IDS のログが膨大になるにつれ管理者の負担が増えていく.そこで本研究では,管理者の代わりにIDS のログのチェックを行い,ファイアウォールの設定ファイルを自動的に書き換えるシステムを提案し,その評価を行う.提案するシステムでは,IDS のログからIP アドレスと攻撃の危険度を表すキーワードを抜き出し,それを元にファイアウォールに自動的にルールを追加するプログラムを実装している.

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  • P2P技術を利用した分散ファイルシステムの実装

    田中英昭, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   NS2011-100, pp.99-104   2011年10月

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    多数の計算機から構成されるシステムの一つに,分散ファイルシステムがある.分散ファイルシステムでは,各計算機の持つ補助記憶装置の総量を一つのストレージの容量とすることが可能である.したがって計算機の追加や除去を行うことで,ストレージ容量の変更を行うことができる.本研究で実装した分散ファイルシステムは,各計算機間でピュアP2P ネットワークを形成し,これにより単一故障点となる管理ノードを持たず,さらにノードの脱落が生じてもシステムの稼働を維持することが可能である.また,FUSE(Filesystem in Userspace) を用いてストレージへのインタフェースを記述することで,UFS やext 等のファイルシステムと同様な利用が可能である.

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  • コンテンツ単位での柔軟な負荷分散構成を実現するための負荷分散システムに関する研究

    結城一憲, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   NS2011-101, pp.105-108   2011年10月

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    従来の負荷分散システムでは,サービスの負荷量に応じて対応サーバの台数を決定し,分散構成の設定を行っているが,設計時に想定した負荷量によって管理者が対応サーバの台数を調整する必要があり,時間によって負荷量が大きく増減したり,予想外の負荷が生じた場合にすぐに対応できない.また,サービスの最大の負荷量に対応した負荷分散構成に設定した場合,負荷が少ないときは資源が余ってしまう.現在,クラウド環境では負荷の増減に応じてインスタンスの数をシームレスに増減させるシステムがあるが,コンテンツ毎の負荷の増減によるコンテンツ毎の負荷分散には対応していない.そこで本報告では,負荷分散構成をコンテンツ毎の負荷状態に応じて動的に増加させる負荷分散システムを実装し,システム全体での負荷均衡を図る手法を提案する.

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  • Toward Time-Sensitive Structure Analysis for SPAM Filtering: A Data Mining Approach 査読

    Atsushi Inoue, Isao Hayashi, Toshiyuki Maeda, Yoshinori Arai, Takashi Kobayashi

    2011年5月

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    The rapid growth of the Internet has caused issues concerning SPAM messages. As a result of this being a widespread social problem, many Mail User Agents (MUAs) are facilitated with SPAM filters. Unfortunately, the most of those filters use probability-based methods that concern only their contents such as word frequencies, thus do not properly perform SPAM filtering based on their intrinsic structure. Moreover, hardly any SPAM filters are sensitive to change in attributes over time. This paper introduces our anticipation toward their time-sensitive structure analysis. Taking a data miningapproach on both headers and contents of mail messages, we analyze significance, validity and utility for SPAM filtering. Attributes are selected from their header fields as well as various summarization of their contents. Such a data mining approach is then taken in consecutive time periods in order to study timesensitivity, i.e. change of significant attributes over time. Some cross validation is conducted in order to show validity. Decision Tree Learning (DTL) is currently deployed for its advantage of identifying significance based on Information Entropy. Finally, we present results throughout experiments using mail messages sent to an actual site.

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  • スパムフィルタリングのための構造解析手法の提案 査読

    小林孝史, 辻野文音, 佐々木梨絵, 前田利之, 荒井良徳, 井上 敦, 林 勲

    pp.587-592   2010年9月

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  • 負荷分散を考慮したMobile IPv6におけるハイブリッドノードの実装 査読

    山田貴久, 小林孝史

    2009年3月

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    IPv6 のモバイル技術であるMobile IPv6 では移動体が移動後に通信の継続を行うことができる.MIP6 ではMN がHA を経由した三角経路で通信の継続を行う.三角経路の通信ではHA が管理するMN の数が増加すると,HA の負荷が増大する.HA に障害が発生すれば,MN は通信を継続できないため,HA の冗長化構成が必要となる.我々は,効率的なHA の冗長化構成を実現するために,ノードに移動ノードとHA の両方の機能を持つハイブリッドノードを提案し,その有効性を検証している.しかし,ハイブリッドノードでの冗長化構成は,HA を複数配置する単純なHA の冗長化構成と比較して,余剰なリソースやHA の新規配置のためのコストを削減することができる.ハイブリッドノードを用いることで効率的な冗長化を行えるが,ハイブリッドノードもHA と同じくAnycast Address を使用しているためHA とハイブリッドノードを分別することができない.分別できないことで,ハイブリッドノードが管理するMN が極端に増えてしまう状況も考えられる.そのため,ハイブリッドノードに負荷の偏りが発生した場合,ハイブリッドノード自身が移動体の通信を行うことができなくなる可能性がある.本稿では,ハイブリッドノードに負荷の偏りが閾値を超えた場合に,負荷分散を行う負荷分散機能の実装について述べる.

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  • Optimal location of wireless LAN access points using fuzzy ID3

    Isao Hayashi, Takashi Kobayashi, Yoshinori Arai, Toshiyuki Maeda, Atsushi Inoue

    Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics   13 ( 2 )   128 - 134   2009年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:Fuji Technology Press  

    Although wireless LAN is useful in its small size and mobility, the connection region of transmitted radio wave is strongly affected by other electric devices, consumer products, and differences in size and type of the room. Besides, wireless LAN points (APs) must exclude a personal computers without permitting to connect to the Internet. Therefore, how optimally APs are located is important. In this paper, we propose the APs' optimal location method. The proposed algorithm integrates fuzzy rules acquired by fuzzy ID3 with knowledge of security experts, and estimates the connection region for AP. We discuss how to formulate the method for setting AP optimal location and show the effectiveness of this method by illustrating the examples of AP optimal locations.

    DOI: 10.20965/jaciii.2009.p0128

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  • IPv6におけるオーバーレイネットワークの最適化

    田島陽平, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   Vol. 108, No. 136, pp.13-16   2008年7月

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    近年,ユビキタス社会に向けIPv6を用いた次世代ネットワーク(NGN)が注目を集めている.NGN上で様々なマルチメディアサービスの展開が予想されるため,P2Pネットワークにおける各端末の情報管理の向上が期待される.本研究では,P2Pシステムで利用される分散ハッシュアルゴリズム(DHT)の 1つであるChordを用いる.IPv6のヘッダ内にある最大ホップ数を用いて,Finger Tableに含まれるノードにおける次ノードまでのホップ数を調査し,ホップ数に基づいたChordにおける経路最適化を行う.

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  • Mobile IPv6のハイブリッドノードの提案と評価

    山田貴久, 小林孝史

    電子情報通信学会技術研究報告   Vol. 108, No. 136, pp.77-82   2008年7月

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    インターネットが普及するに伴い,多くのサービスがインターネットを利用するようになってきている.コンピュータだけではなく,多くの端末もインターネットを利用するようになってきている.その中でも移動を行うことができる端末が多くインターネットに参加するようになり,モバイルの技術が重要になってきている.しかし,移動体通信用に開発されているMobile IPv6の技術には問題点がある.Mobile IPv6ではホームエージェントに負荷が集中しやすい.また,トラブルによりホームエージェントが機能しなくなると移動ノードはモバイル通信ができなくなる.したがって,Mobile IPv6においてホームエージェントの機能の維持は重要である.ホームエージェントを複数個置くことで,ホームエージェントを冗長化できるが,複数個のホームエージェントを維持する\r\nにもコストがかかる.そこで,本研究ではホームエージェントの冗長化のためのハイブリッドノードを提案し,その有効性を評価する.

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  • JXTAによる暗号化マルチキャスト通信

    田島陽平, 小林孝史

    FIT2007講演論文集   L-029, pp.67-68   2007年9月

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    近年,コンピュータウィルスによる個人情報の流出や機密情報の漏洩などが増え,コンピュータにおけるセキュリティが非常に重要視されている.P2Pモデルにおけるネットワーク通信においても例外ではなく,各ノードでの通信が行われるため,その時にクライアントサーバモデルと同様の問題が起こる可能性がある.また,ピュア型のP2Pモデルの場合には,P2Pネットワークの管理が不可能なため,情報の流出の歯止めをかけることができず,さらなる被害をもたらす可能性がある.本研究では,P2Pモデルでのマルチキャスト通信の盗聴を防ぐ方法を模索するため,オープンソースであるP2PフレームワークJXTAを用いて,公開鍵暗号による暗号化通信を実装しセキュリティを高める実験を行う.

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  • Anycast Addressを用いたマルチホーミング

    山田貴久, 小林孝史

    FIT2007講演論文集   M-058, pp.271-272   2007年9月

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    インターネットによって多くのサービスが運用されるようになり,インターネット無しには,社会が成り立たないほどにインターネットが普及している.このように重要なインフラになったインターネットもインターネットの利用者の増加に伴い通信量が増大している.インターネットに繋がる多くのサービスは,常時サービスを提供し続けることがのぞまれるようになり,サービスの停止が大きな損害を生むことになる.そのために我々はサービスが停止しないように障害を回避し,障害が発生したときには,迅速に障害から復旧を行うことが必要になる.そこで,ネットワークの耐障害性のために,IPv6で採用されているAnycastアドレスを用いてネットワークを冗長化することを提案する.現在,Anycast AddressはDNSの冗長化やMobile IPにおけるホームエージェント(HA)の検索に使用されるだけで多く使われていない.しかしAnycast Addressを使えば,多くの重要リソースまでの経路を簡単に冗長化できる.本論文では,冗長化を行うための手法についての提案を行う.

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  • 資源管理機構を持つP2Pグリッド実行基盤の検討と試作 査読

    加藤宏章, 水江真人, 廣川雅基, 小林孝史, 上島紳一

    日本データベース学会論文誌   Vol. 6, No.1 ( 1 )   17 - 20   2007年6月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本データベース学会  

    近年, グリッドコンピューティング技術やP2P 技術が注目を集めている.本稿ではP2P 環境におけるPC グリッド実現のためのP2P グリッド実行基盤を提案する.提案実行基盤では分散的に計算機資源を管理するため,P2P 方式による資源管理機構を構成する.実行基盤の利用ピアは自身の資源情報を管理機構に登録し, 共有資源とする.ここでは,実行基盤を利用して構成する計算グリッドや分散ストレージを本稿ではサービスと呼び,提案管理機構はサービスの稼働状況に従って,登録情報を元にサービスにピアを割当てる. 本手法の有効性を確認するため,資源管理機構のシミュレーション,計算グリッドサービスの試作と評価を行う.

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/2247

  • GRID環境を用いたボロノイ図の作成アルゴリズムに関する検討 査読

    小林 孝史, 水江真登, 上島紳一

    FIT2005講演論文集   A分冊A-023, pp.55-56   2005年9月

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  • ITモラル教育と情報セキュリティ実習

    江澤義典, 小林孝史

    関西大学総合情報学部紀要『情報研究』   No. 21, pp.59-77   2004年10月

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    大学における情報教育には何が期待されているだろうか.実践的なコンピュータ利用技術の習得についてはコンピュータ関連の専門学校に任せるとして,大学の文系学部や総合情報学系の学部では,情報教育として何を教えるべきであろうか.関西大学総合情報学部において科目「基本ソフトウェア実習」を,学部の創設以来担当してきた視点から,いわゆるITモラル教育と情報セキュリティ実習について考察する.

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  • A self-confirming engine for preventing man-in-the-middle attack

    M Kanamori, T Kobayashi, S Yamaguchi

    IEICE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS   E87B ( 3 )   530 - 538   2004年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:IEICE-INST ELECTRONICS INFORMATION COMMUNICATIONS ENG  

    In this paper, we focus on how to correct address mapping violation, in which an attacker rewrites the address mapping table of a victim to perform a Man-in-the-Middle (MITM) attack. We propose a technique for preventing MITM attacks in which a malicious user intercepts and possibly alters the data transmitted between two hosts. MITM attack is hard for legitimate users to notice during their normal communication, because each user believes they are communicating directly. Address mapping violation can occur because of vulnerability of address resolution protocols, Address Resolution Protocol (ARP) in IPv4 and Neighbor Discovery (ND) protocol in IPv6. Accordingly, a good method to prevent MITM attack by address mapping violation is essential for both current and future communications, i.e. wireless networks with roaming users and an interconnected world. Hence, our proposal mainly aims to have high usability in future applications such as embedded devices.

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  • The Implementation of Intrusion Detection System Focused on Port Violation 査読

    小林 孝史, M. Kanamori, S. Yamaguchi

    Proceedings of The Third International Symposium on Communications and Information Technologies   Vol. 1, pp.79-83   2003年9月

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  • A Forensic Analysis with Records of Address Mapping 査読

    小林 孝史, M. Kanamori, S. Yamaguchi

    Proceedings of The Third International Symposium on Communications and Information Technologies   Vol. 1, pp.59-64   2003年9月

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  • ポートバイオレーションに着目した侵入検知システムの実装

    KOBAYASHI Takashi

    関西大学総合情報学部紀要『情報研究』   第19号43-57頁   2003年8月

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    インターネット・サーバ上で稼働しているサービスは、IANAにより割り当てられているサービスポートを利用している。しかし、サーバ上で稼働しているサービスとポートの組み合わせが正しいかどうかということを検出できるIDSは存在しない。本論文では、ポートバイオレーションの詳細と、ポートバイオレーションに着目したIDSの実装について述べる。

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  • 大学における情報モラル教育支援環境の課題

    江澤義典, 小林孝史, 中芝義之

    関西大学総合情報学部紀要『情報研究』   No. 19, pp.1-10   2003年8月

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    高度情報化の「影」の部分が顕在化している.とくに最近は,迷惑メールやウィルス被害の蔓延など様々な社会問題が報道される機会が増えてきている.このような問題について正しい理解と対処法を身に付けることが要請されているのである.関西大学は教職免許として教科「情報」の認可を受けた教育課程を提供しており,全学的にも,情報モラル教育を支援する体制の整備が必須要件となっている.とくに,将来を見込んだ若者に新しいモラルの確立や,新しい常識の確立,情報価値の認識向上など,情報のあり方について基本的な認識を与える場を提供しなければならない.ユーザにネットワークの適切な利用を促すための事前教育や事前措置とともに,運用規則に反する事例が発生した場合の対策も重要である.本論文では,関西大学のネットワーク運用管理や利用に関する規定,ユーザ支援体制,ユーザ教育,バイオメトリックスを応用した個人認証システムの導入効果,などについて検討する.そして,情報モラル教育においては「知的財産の保護」や「不正アクセスの防止」,「個人情報保護とプライバシ」といった,個別の知識を教えるだけでなく,技術の発展とともに構築されてきた情報倫理の歴史的視点が重要であることを指摘した.

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  • A Proposed Method of Avoiding Address Mapping Violation 査読

    小林 孝史, M. Kanamori, S. Yamaguchi

    1st International Forum on Internet and Computer Technology   88-93頁   2003年1月

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    IPネットワークにおいて、従来からMan-in-the-Middle攻撃と呼ばれるMACアドレスとIPアドレスの組み合わせを不正に操作する攻撃を簡単に実行できることが分かっている。その攻撃用のプログラムも普及しており、その攻撃を防ぐことができなかった。本論文では、アドレスマッピングテーブルの不正な操作を防ぎ、不正に操作された後でも元の正しいマッピングテーブルに復旧することができる手法について提案する。

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  • 公共スペースにおけるIP接続性の確保と認証を両立したネットワーク運用方式と実証実験

    小林 孝史

    総合情報学部紀要『情報研究』   第18号11-23頁 ( 18 )   11 - 26   2002年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学総合情報学部  

    IPネットワークの普及,利用希望の高まりに伴って、様々な場所においてIPネットワークとそのサービスを利用できるようになってきた。しかし、その利用は情報機器が常設され、利用者登録の完了している範囲内だけであり、真の「どこでも(anywhere)」ではない。本論文では、いわゆる公共スペースにおける一般的なIP接続性の問題点を述べ、現有資源を有効に利用した利用者を特定できるIP接続性の運用方法、実証実験、性能評価について述べる。

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  • ディジタルキャンパスのアメニティ管理とIPv6インターネットを用いた講義の宅配環境 査読

    小林 孝史, 日裏博之, 西出 亮, 北村悟史, 大西真晶, 森田典樹, 上島紳一

    データベースとWebインターフェイスに関するシンポジウム(DBWeb2002)   19号113-120頁   2002年12月

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    Web上の仮想共有空間として実現されているディジタルキャンパスは、個人ごとに空間をカスタマイズし情報を共有したり、仮想空間への個人情報の蓄積、既存の教育情報資源やアプリケーションの組み込み利用等が可能である。本論文では、このディジタルキャンパスの構成と特徴、プロトタイプシステムを示し、IPv6ブロードバンドインターネットを基盤とした遠隔授業について述べる。

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  • 実時間動画像配信実験とその技術的背景-月食中継をInternetへ向けて-

    小林 孝史

    総合情報学部紀要『情報研究』   第14号35-48頁   35 - 48   2000年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:関西大学  

    本稿では、Internetへ向けた実時間コンテンツの発信・ストリーミングと実現するための技術的背景について報告するものである。実時間コンテンツは商用ソフトウェアと高性能コンピュータによって配信される。これらのコンピュータとネットワークの性能測定の結果との比較実験から、比較的性能の低い環境でも十分な品質の動画像を受信することが可能であることが分かった。

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10112/6722

  • GMDHを用いた災害予測とそのパラメータ推定

    小林 孝史, 古田 均, 広兼道幸, 田中成典, 野村泰稔

    電気学会情報・システムソサイエティ大会講演論文集   2000年9月

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    人々の生活への脅威である自然災害を予測のためには、さまざまな要素を考慮する必要がある。しかし、どれだけの要素を考慮すれば良いかという問題には、それぞれの要素の貢献度を考慮する必要がある。そこで、考慮する必要があると考えられている要素と災害の発生のレベルの間に写像関係があると考え、写像関係を実現できるGMDHネットワークにより考慮すべき要素を選択することができることを示す。

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  • Evaluation of rule-type knowledge extracted by rough set theory from diagnostic cases of slope-failure danger levels 査読

    H Furuta, M Hirokane, S Tanaka, T Kobayashi

    ARTIFICIAL INTELLIGENCE AND MATHEMATICAL METHODS IN PAVEMENT AND GEOMECHANICAL SYSTEMS   99 - 107   1998年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:A A BALKEMA PUBLISHERS  

    Slope-failure is caused by complex working of various factors such as geology, topography, ground, vegetation, rainfall, etc. If the fuzzy theory is applied to all of these factors, results will often be of short reliability. In this paper, we present a method to acquire, removing inconsistencies, the minimum knowledge necessary to deduce reliable results from actual cases where engineers of long experience diagnosed the danger levels of slope-failure. Next comes a method of constructing a knowledge base for an expert system, such acquired knowledge used. Then, described is a method to check the accuracy and reliability of acquired knowledge and evaluate the knowledge base.

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  • The Estimation of Landslide Risk by Neural Networks 査読

    KOBAYASHI Takashi, H.Furuta, M.Hirokane, I.Tatekawa

    World Wide European Council of Civil Engineers Symposium, Symposium Report   1997年9月

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    土石流や地滑り災害などの発生は人々の生活にとって非常に危険なものである。これらの災害を事前に予測し、警告を発することは非常に重要なことであると考え、災害発生の過去の事例を学習データとして、ニューラルネットワークを用いた災害発生地点の推定を行うシステムを構築した。学習データの特性を考慮せずに学習を行った結果、データ特性を考慮に入れた学習の結果について報告している。

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  • The Decision Support System for Body Color of Car Using Genetic Algorithm and Rough Sets 査読

    KOBAYASHI Takashi

    International Symposium on Optimization and Innovative Design, Extended Abstract&CD-ROM Proceedings   19-20頁(#114)   1997年7月

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    消費者が購入する自動車を検討する際に、様々な項目について評価を行っているが、デザインに関する評価には人の主観的な評価が大きく反映されている。そこで本研究では、人の主観的評価を吸収した自動車のボディ色の決定支援システムを遺伝的アルゴリズム、ラフ集合論を用いて構築し、色を決定する際にファジィ推論を適用した。

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  • GA・ラフ集合論を用いた自動車ボディ色の決定支援システム 査読

    KOBAYASHI Takashi

    第2回最適化シンポジウム講演論文集   1996年5月

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    自動車のデザインの一部としてボディ色が挙げられるが、色に関する評価は人によって様々に変化する。しかもその評価には人の主観的な要素が大きく反映されていると考えられる。本研究では、この主観的要素を吸収したボディ色の決定支援システムを、遺伝的アルゴリズム、ラフ集合論を用いて構築し、評価項目の評価を基に色を決定づけるためにファジィ推論を適用する手法を考案した。

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  • 消費者の購入意欲をかきたてる自動車設計支援システムの構想 査読

    小林 孝史, 古田 均, 広兼道幸, 田中成典, 三雲是宏

    日本計算工学会計算工学講演論文集   pp.31-34   1996年5月

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    消費者が自動車を購入する場合には、燃費、安全性、デザインなど多数の項目を評価基準として購入するかどうかの意思決定がなされるが、これらのうちデザイン、安全性などは燃費のように定量的に把握することが難しい。本研究ではデザインの問題を検討し、ラフ集合論、遺伝的アルゴリズム、ファジィ理論を適用した自動車ボディの色の決定支援システムの構想を立案した。

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  • Aesthetic Design System of Structures Using Neural Network and Image Database 査読

    小林 孝史, H.Furuta, K.Yasuda

    115-120頁   1995年9月

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    橋梁の設計における芸術性の重要さは近年の社会的必要性のために広く認知されるようになってきた。しかし芸術的な設計を達成するためには、橋の形状、周囲の環境およびその他さまざまな要因を考慮する必要がある。本研究ではニューラルネットワークの学習能力を用いて橋梁の芸術的な設計のための情報を抽出し、過去の設計例を用いてニューラルネットワークを訓練し、その結果をデータベースと結合した芸術的な橋梁の設計支援システムを開発する。

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  • 土木構造物のエコ・フレンドリー設計のための基本構想 査読

    小林 孝史, 古田均, 広兼道幸, 田中成典, 三雲是宏

    『第20回土木情報システム講演集』(ISSN-0915-5333)   pp.99-102   1995年

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    社会のインフラストラクチャである土木構造物は、モニュメント性を度外視した中小規模のものがほとんどである。そのため中小規模の土木構造物は、人間が生活する周辺の環境と調和するように設計することが望ましい。そこで本研究では周辺の環境に土木構造物が調和するといった様相を”エコ・フレンドリー”という用語で議論する。この概念を明確にするためにラフ集合論、遺伝的アルゴリズムを適用する。

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書籍等出版物

  • Python教科書

    小林 孝史, 田中 成典( 担当: 共編者(共編著者))

    工学社  2022年3月  ( ISBN:9784777521876

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  • コンピュータ・ネットワーク入門 第2版

    小林 孝史( 担当: 単著)

    ムイスリ出版  2021年9月  ( ISBN:9784896413052

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  • コンピュータ・ネットワーク入門【改訂版】

    小林 孝史( 担当: 単著)

    ムイスリ出版  2017年9月 

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  • コンピュータ・ネットワーク入門

    小林孝史

    ムイスリ出版  2011年2月  ( ISBN:9784896411751

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  • C PROGRAMMING(1999-2009)

    小林 孝史, 青山千彰, 木村寿夫, 田中成典, 広兼道幸, 堀井康史, 宮下文彬, 木村作朗( 担当: 共著)

    関西大学出版部  2009年4月 

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    総合情報学部で開講しているプログラミング言語I,プログラミング実習Iで使用する教科書として,共同で執筆したものである.1999~2004年において,5,6,11章および付録の執筆を担当した.

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  • Linuxアプリケーション入門

    小林 孝史, 田中成典, 吉田充宏, 物部寛太郎, Dimitorios Valmas, 三浦 卓, 宮脇由起, 中山浩太郎( 担当: 共著)

    森北出版  2002年4月 

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    本書では、WindowsやMacintoshなどのGUI環境に慣れたユーザを対象に、Linux入門者に一番の難関である「OSインストール後の環境整備と活用」を徹底的にサポートしている。WindowsやMacintoshで使用されているアプリケーションと比べても遜色のないアプリケーションを紹介することで、他のOSと比べても見劣りしないデスクトップ環境を整えることを目的としている。

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  • プログラミング言語

    鯵坂恒夫, 小林孝史, 堀井康史, 田中成典, 広兼道幸( 担当: 共著)

    オーム社  2000年7月 

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    大学学部生を主対象にしたプログラミングの教科書として執筆した。言語としてC言語を取り上げて、各種演算子、ポインタ、構造体、ライブラリなどのプログラムを構成する要素技術、およびそれらを集約した実用的な応用プログラムであるCGプログラミングについて解説している。セメスタ制に対応した構成と、基本的なポイントを的確におさえた分かりやすい内容を特徴としている。

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  • Javaの達人

    小林 孝史, 田中成典, 阪口良史, 北川悦司, 南 佳孝, 堀 正人, 物部寛太郎, 吉田充宏( 担当: 共著)

    森北出版  1999年12月 

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    プログラミング言語Javaは1台のコンピュータで動かすことはもちろん、インターネット上のWebページに埋め込まれてこそ、その威力を発揮する言語である。この言語について本書では、12時間を目処に学習を行うことができるような構成で、言語の文法、機能の解説、プログラム例を掲載する。最終章には、本文中で利用した関数、パッケージなどの簡単な説明も掲載している。本文中で使用するJava開発環境はJava2(jdk1.2)である。

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  • VRMLの達人

    小林 孝史, 田中成典, 南 佳孝, 内野幸生, 松岡園実, 吉田博載, 渡辺由美( 担当: 共著)

    森北出版  1999年12月 

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    VRMLは、こういったハードウェア・プラットフォームを意識することなく、普通のパーソナル・コンピュータ上で利用することができる、コンピュータ・グラフィックス用の言語である。この言語は、コンピュータ・グラフィックスの構成要素とその値の組み合わせによって、1つのモデルを構成する非常にポータビリティの高い言語である。 本書では、VRML 2.0規格について、基本的な部品の作成から大規模な仮想空間の作成まで順を追って掲載している。後半部分ではWebページに埋め込むための基本的な記述方法についても解説しているので、本書の理解のみでWebページに仮想空間を構築することも可能である。

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  • Perlの達人

    小林 孝史, 田中成典, 岩井雅治, 阪口良史, 朝長英樹, 中山浩太郎, 松原更志( 担当: 共著)

    森北出版  1999年12月 

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    スクリプト型言語Perlについて、12時間で本書の内容を理解できるような構成をとっており、この範囲内で言語の文法、機能の解説、プログラム例を掲載している。最終章では、本文中で利用した関数の簡単な機能解説も掲載している。本書は単なるリファレンス解説書という位置づけではなく、実用レベルにある例題を掲載することで、より深い理解を得ることができるようになっている。

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  • わかりやすいFORTRANプログラミング

    小林 孝史, 堀井康史, 田中成典, 広兼道幸, 木村壽夫, 黒葛裕之, 宮下文彬, 日高由布子( 担当: 共著)

    オーム社  1998年10月 

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    数多くあるプログラミング言語の中から、最も歴史が古く、ソフトウェア資産も多く存在するFORTRAN言語について、従来からの文法書のような難解なものではなく、例題、演習を交えながら、プログラミング初心者にとって学びやすい解説書を目指している。12回分の内容としており、理解に時間を要する箇所は2回分に分割して、より深い理解を得られるような配慮を行っている。

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  • C PROGRAMMING(1995-1998)

    小林 孝史, 青山千彰, 木村寿夫, 田中成典, 広兼道幸, 堀井康史, 宮下文彬, 木村作朗( 担当: 共著)

    関西大学出版部  1998年4月 

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    総合情報学部で開講しているプログラミング言語I,プログラミング実習Iで使用する教科書として,共同で執筆したものである.1995〜1998年において,5,6,11章の執筆を担当した.

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MISC

  • 電子自治体とグリッドコンピューティング

    小林孝史

    RCSS Discussion Paper Series   No. 45   2006年9月

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    電子自治体の構築のため,各業務システムにおいてレガシーシステムからの移行が進んでいる.しかし,単純にオープンシステムを導入しただけでは個別業務の最適化を行ったにすぎず,業務全体の最適化とはほど遠い.情報セキュリティ対策についても一定のレベルを達成する必要があり,個々のシステムで対策を行っていくには,担当者の負担が非常に大きくなる. 上記の問題を解決しながら電子自治体を構築していく際に,グリッドコンピューティングをどのように活用していくか,本論文ではその活用の可能性を示し,今後の電子自治体の構築の指針を示すことを目的としている.

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  • 不応期のある処理要素を持った神経回路網によるパターン認識

    小林 孝史

    電子情報通信学会総合大会講演論文集   1997 ( 1 )   29 - 29   1997年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人電子情報通信学会  

    近年ニューラルネットワークに関する研究で用いられているモデルは, すべての処理要素 (ユニット) が完全に結合されたものがほとんどであろう. すべての処理要素が完全に結合している場合, ある入力刺激を連続的に受けても応答出力はただ1つのものしか得られない. ニューラルネットワークのモデルとなった神経回路網は"不応期"を持つ神経が存在し, 入力刺激を連続的に受けて応答出力を連続的に得ている. 本稿では, この動作方式を元にこれまで用いてきた神経回路網の計算モデルに不応期要素を追加し, パターン認識を対象にしてこのモデルの動作検証を行った.

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講演・口頭発表等

  • Drive-by Download攻撃解析における支援アプリケーションの開発

    吉井 章, 小林 孝史

    コンピュータセキュリティシンポジウム2015  2015年10月 

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    開催地:長崎ブリックホール  

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  • Drive-by Download攻撃を防御するProxyの実装

    吉井 章, 小林 孝史

    コンピュータセキュリティシンポジウム2014  2014年10月 

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    開催地:札幌コンベンションセンター  

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  • 情報システムへの侵入検知

    小林 孝史

    ネットワークにおける自由と安全の確保 - 第3回ソシオネットワーク戦略研究国際会議, 第1回政策グリッドコンピューティング国際会議  2006年1月 

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  • 平成12年度関西大学大学院-京都大学大学院マルチメディア遠隔共同セミナーの概要

    小林 孝史, 上島伸一, 黒葛裕之, 矢島脩三

    関西大学情報処理センターフォーラム2000  2001年4月 

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    2000年12月25日、20世紀最後のクリスマスの日に、関西大学大学院総合情報学研究科と京都大学大学院情報学研究科の間で、衛星、インターネット、ISDN、CATVなどのマルチメディア技術を総合的に利用した遠隔共同セミナーを行った。本稿では、このマルチメディア遠隔共同セミナーの概要とシステムの構成等についても述べる。

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  • 高槻キャンパスATM-LAN高速ネットワーク―KTEN計画 さあこれから―

    小林 孝史, 辻 光宏, 青山千彰, 矢島脩三, 川邉 剛, 木村作朗

    関西大学情報処理センターフォーラム1999  2000年4月 

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    本稿では、高槻キャンパスへのATM-LAN導入の経緯について報告するとともに、KTEN(Kandai Triangular Educational Network)計画の中でのATM-LAN導入の位置付けを明確にし、ネットワーク計画の今後の課題についても触れる。3キャンパスを仮想的に接続するネットワーク構想は、将来の多方向通信への発展が見込まれるので、これからのネットワーク社会に貢献する基盤として期待されているものである。

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  • ポリ・エージェントによる制御

    小林 孝史, 岡部康平, 古田 均

    人工知能学会全国大会(第13回)  1999年7月 

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    道路交通を制御している交通信号は、従来から時間帯・交通量を集中管理し、ある一定のスケジュールに従って行われてきた。しかし、慢性的な渋滞が日常的に発生し、突発的な渋滞への対応も満足のいくものではない。本論文では、交通信号群をエージェントの集まり、すなわちポリ・エージェントと考えて、それぞれのエージェントの自律的な行動によって渋滞を回避する手法について述べる。

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  • 不応期のある処理要素を持った神経回路網によるパターン認識

    小林 孝史

    電子情報通信学会  1997年3月 

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    一般的に用いられる階層型ニューラルネットワークでは、中間層のすべての処理要素は入力および出力層の処理要素と完全結合している構成となっている。本論文では計算モデルとして、ある処理要素が不応期に入っている状態を想定しながら、ネットワークの応答出力の計算および学習を行うモデルを構築した。対象とする問題をパターン認識とすることによって、このモデルの性能を測定して従来のモデルとの比較を行った。

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  • 総合情報学部における教育支援システム――ワークステーション環境について――

    小林 孝史, 北尾匡史, 宮下文彬

    情報科学研究会講演集?(ISSN-0914-1316)  1995年3月 

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    関西大学総合情報学部では、入学当初より”コンピュータ・リテラシー”を修得できる教育を行っており、学部内にコンピュータネットワーク(KUTC-NET)を設置してそれを支援している。このネットワークは高性能ワークステーション群とそれらを接続するコンピュータ・ネットワークであり、教育・研究用の分散処理環境を構築したものである。この教育支援システムの概要および利用できるソフトウェア等について、ワークステーション環境を中心に解説する。

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  • 演奏者情報を加味したピアノの自動演奏システムの構築―ニューラルネットワークによる演奏者情報の抽出・認識・再生―

    小林 孝史, 小田安彦, 白川健一, 梶川嘉延, 野村康雄

    日本音響学会平成6年秋季研究発表会  1994年10月 

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    これまで演奏者独自の解釈及び演奏者の無意識な弾き癖等の演奏者独自の特徴を演奏者情報として抽出し自動演奏システムに組み込むことを試みてきた。具体的には前者をエキスパートシステムにより処理し、後者をニューラルネットワークにより処理し特徴を抽出している。本稿では演奏者の個人的弾き癖抽出の従来方法を改良した改良抽出法による効果的な抽出について報告する。

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  • 特定演奏者の弾き癖を考慮した演奏情報の構成法

    小林 孝史, 日垣文寿, 松本和紀, 北尾匡史, 野村康雄, 森 大輔, 河本欣士

    平成5年電気関係学会関西支部連合大会  1993年11月 

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    人間的な演奏を特徴づける要素として、リズムの揺らぎ及び音の変化を「局所メトロノーム速度」、「ベロシティ」として捉えている。人間らしい演奏の基になる「揺らぎ」には「一般的または個人的解釈による揺らぎ」と「弾き癖などの演奏者の意志に依らない揺らぎ」に大別できる。本研究では後者の揺らぎの要素に関して「ベロシティ」について検討し,ニューラルネットワークを用いて抽出・学習を行った。

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  • 楽譜の認識―ニューラルネットワークによる五線の消去―

    小林 孝史, 松本和紀, 北尾匡史, 野村康雄

    日本音響学会平成5年秋季研究発表会  1993年10月 

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    コンピュータによる自動演奏において、楽譜を自動認識し、音楽情報を抽出することは、用意に音楽データベースを構築できるという意味で有用であり、従来から種々の方法が考案されている。一方、五線は他の記号と重なっており、記号認識の際にノイズ成分となり認識に影響を与えるため、ニューラルネットワークを用いて、記号の分断を極力減らした五線の消去について実験を行った。

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  • 階層型ニューラルネットワークにおける中間層ユニット数最適化アルゴリズムに関する一考察

    小林 孝史, 澤辺大一, 北尾匡史, 野村康雄

    平成4年電気関係学会関西支部連合大会  1992年11月 

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    BP型学習法を用いた階層型ニューラルネットワークの学習法には、ローカルミニマムが多数存在し、また中間層ユニット数をいくつに設定すればよいかある程度のシミュレーションを行わないと解らないといった問題を抱えている。本報告では松永のモデルと比較しながら、中間層ユニット数を学習時に動的に変化させてネットワークの規模の縮小、及びローカルミニマムを回避する学習法を提案する。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 低計算資源で実現可能なセンサ機器認証技術の研究開発

    2018年 - 2021年

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  • 人工生命技術を用いた環境にやさしい構造物設計システムの開発

    研究課題/領域番号:10650474  1998年 - 2000年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    古田 均, 小林 孝史, 田中 成典, 広兼 道幸, 伊藤 俊秀, 三雲 是宏

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    配分額:3500000円 ( 直接経費:3500000円 )

    本研究では、ダイナミックに変化を遂げる人間の居住空間に対して、土木工学分野の構造設計のあるべき姿について考究し、そのための設計システムの構築のための種々の基本技術、カオス、フラクタル、遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワーク等のハイブリッド化を試み、環境にやさしい構造物設計の一手法を提案している。
    本年度は、具体的に実用設計システムを構築するのために、以下の諸技術について研究を行った。
    1 図面作成システムの構築:図面内に用意された各パーツのカテゴリーを適当に配置することによって、2次元画面が作成できるシステムの構築を行った。具体的な例として、部材CGライブラリを用いた橋梁設計CGシステムに関する基礎的な研究を実施した。
    2 2次元の図面から3次元の立体画像を生成するシステムの構築を行った。特に、デジタル写真を応用することを考え、実験等を行うことによりその有効性の確認を行った。また、3次元モデルライブラリを利用した点検・補修履歴の管理システムの開発を行った。
    3 1、2のシステムをより実用的なものとするために、2次元データの共有技術に関する研究を行った。
    そのために、データ交換基盤、情報プロトコルに関する研究を進めた。
    4 環境にやさしい構造設計システムを開発するための基礎技術としてCALSに着目し、鋼道路橋設計段階におけるSTEP/AP203とVRMLの製品情報に関するトランスレータの開発を行った。

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  • カオス・GAを用いた構造物のファジィ振動制御に関する基礎的研究

    研究課題/領域番号:08455214  1996年 - 1997年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    古田 均, 小林 孝史, 田中 成典, 広兼 道幸, 江澤 義典

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    配分額:2400000円 ( 直接経費:2400000円 )

    本研究ではアクティブ制御の新しい方法を検討する.この制御方式の特徴は,検出された入力を判定して,制御力を算出するまでの処理時間が非常に短く,計算プログラムが極めて簡単で汎用性・頑健性にとみ,不規則な風荷重や地震荷重による不規則応答に対して適応性がよい点などがあげられる.また,対象とする実構造物の固有振動特性における不確実性に対する対処が,ファジィ制御によって可能にることもあげられる.一般的に,最適制御理論では構造物の状態に応じて理論的に求められた制御力をそのつど構造物に作用させて最適な制御効果をあげようとするものであるが,アクチュエータの特性によっては,理論通りの制御力を発生させることが技術的に困難である.このような場合,ファイジィ制御を用いれば,曖昧な形での制御力でも効率的な制御を行うことが可能となる.
    ここで,本研究では外力を風荷重と考え,風の短期的な将来の予測を行うことによって,ファジイアクティブ制御の精度を向上させることを試みた.具体的には,風速をカオス的挙動をする時系列データをみなし,この時系列データの短期予測を局所ファジィ再構成法を用いて,1ステップ先の風速を予測する.この予測値に基づき,ファジィ制御ルールを適用して制御力の決定を行う.そして,実際の風が発生すると同時に制御力を発生させ,構造物の振幅や加速度を軽減させることを考えている.さらに,本方法の有効性を確認するため,数値シミュレーションを実施した.具体的には,振動方程式をルンゲクッタ法により解くことによってシミュレーションを行った.

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  • ファジィ有限要素法の橋梁の架設管理への応用に関する基礎的研究

    研究課題/領域番号:05650453  1993年 - 1994年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  一般研究(C)

    古田 均, 秋山 孝正, 小林 孝史, 田中 成典, 広兼 道幸, 宇都宮 智昭, 杉浦 邦征, 田村 武, 渡邉 英一

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    配分額:2300000円 ( 直接経費:2300000円 )

    橋梁の建設に当たって,その施工管理は非常に重要なものである。設計計算がいかに精密になされていても,それを実現する施工・仮説管理が杜撰であれば,できあがった橋梁の信頼性・安全性は低いものとなる。本研究は,橋梁の架設管理を数値計算を行うことにより円滑に行おうとするものである。本研究のテーマは大きく分けて二つに分類される。一つは構造解析を行うための有力な手法である有限要素法にファジィ理論を応用しその精度の向上を図ることである。二つ目は,実際の架設段階での施工管理にファジィ理論を応用し,種々の誤差要因の同定とキャンバーや張力の調整量をファジィ理論を用いて決定しようと言うものである。
    ファジィ有限要素法の基礎式は完成し,簡単な板の例題でその有効性について検討を行った。ファジィ理論を用いた施工管理法については,斜張橋を対象にそのケーブル張力の調整とキャンバーの調整を容易に行える新しい手法が開発できた。具体的には,ファジィ理論のうち,ファジィ線形回帰分析法とファジィ数理計画法を用いることにより,従来の非線形計画法を用いる方法に比して収束性の改善と計算時間の短縮が可能になった。このファジィ線形回帰分析を用いた方法を誤差要因の同定に用い,ファジィSI(System Identification)法を開発した。さらに,ファジィケーブル張力調整法を用いて昼間の施工の可能性についても検討を行い,そのための実用的な温度計測法の提案を行い,昼間施工の実現に関する有益な示唆を得た。さらに,ファジィ推論法を用いて,従来経験に頼っていた送り出し架設法の自動化を試み,実用性の手がかりを得た。

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社会貢献活動

  • 社会情報基盤情報標準化委員会小委員会委員

    一般財団法人日本建設情報総合センター  点群データ等の3次元情報のオープン化に関わる標準化検討小委員会  2023年8月 - 2025年6月

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    種別:その他

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  • 機構処理事務特定個人情報等保護委員会委員

    地方公共団体情報システム機構  2023年6月 - 2025年6月

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  • 尼崎市情報公開・個人情報保護審査委員会委員

    尼崎市  2023年4月 - 2025年4月

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    種別:その他

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  • 宝塚市個人情報保護・情報公開審議会委員

    宝塚市  2023年4月 - 2025年3月

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    種別:その他

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  • 尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会

    尼崎市  2022年7月 - 2023年3月

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    種別:調査

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  • 吹田市個人情報保護審議会委員

    2014年7月

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  • 芦屋市最高情報統括責任者(CIO)補佐官

    2011年10月 - 2012年9月

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  • 高槻市個人情報保護審議会委員

    2011年4月 - 2012年8月

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  • 高槻市CIO(最高情報統括責任者)補佐官

    2005年9月 - 現在

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  • 高槻市電子自治体推進員

    2002年10月 - 現在

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 「コンピュータネットワークの基礎」「ネットワークコンピューティング実習」「システムプログラミング実習」「情報通信ネットワークシステム実習」(学部):授業支援システム、CEASシステム等を利用し、学生によって授業資料・課題・出席状況などが分かるように配慮している。 「コンピュータネットワークの基礎」(学部):講義終了後、CEAS/Sakaiシステム上で復習の小テストを実施し、その日の講義内容を振り返るきっかけ作りを行っている。 「ネットワークコンピューティング実習」(学部):実習課題の添削を行い、実習内容の理解を深めることができるようにしている。 「システムプログラミング実習」(学部):実習課題の添削を行い、実習内容の理解を深めることができるようにしている。 「情報通信ネットワークシステム実習」(学部):実習資料にほぼ全てのコマンド等を掲載しており、欠席した回のものもフォローアップができるようにしている。また、実習の進度をできるだけ全ての受講生で合わせるようにし、トラブルはその場で解決していくように努めている。 「Mネットワークコンピューティング」(大学院):講義期間中に複数回の復習もかねたプログラミングレポートを課し、机上での知識だけでなく、実際の知識も身につけられるように配慮している。 「専門演習」(学部):ゼミ用のホームページを運営しながら、各自の研究内容等について逐次確認できるようにし、ゼミの授業時間外でも指導ができるような体制を録っている。また、長期休暇中には合宿形式での勉強会・発表会を開催し、まとまった発表ができるようにしている。

作成した教科書、教材、参考書

  • 「コンピュータネットワークの基礎」(学部):小林『コンピュータ・ネットワーク入門』、ムイスリ出版、2011。 「ネットワークコンピューティング実習」(学部):江澤、小林、林、村田:『ネットワークコンピューティング実習テキスト』、2005〜2011。 「プログラミング実習(C)」(学部):青山、木村、小林、田中、広兼、宮下:『C Programming 2006〜2011』、関西大学出版部、2006〜2011。 「システムプログラミング実習」(学部):小林『システムプログラミング実習テキスト』及び『実習用ソフトウェア(オープンソースソフトウェア)の開発・提供』、2003〜2011。 「情報通信ネットワークシステム実習」(学部):小林『情報通信ネットワークシステム実習テキスト』、2011。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  •  特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  • 2009年8月27日:KanDai-1セミナー@西宮高校・100分 2009年12月9日:KanDai-1セミナーミニ講義(京都すばる高校)・1時間 2011年9月10日:KanDai-1セミナー@関西大学北陽高校・1時間