2024/03/30 更新

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ヤマモト エイイチ
山本 英一
YAMAMOTO,Eiichi
所属
国際部 教授
職名
教授
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学位

  • 博士(文学) ( 2004年3月 )

  • 文学修士

研究分野

  • 人文・社会 / 言語学

  • 人文・社会 / 英語学

学歴

  • 大阪外国語大学   外国語学研究科   英語学

    1982年

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    国名: 日本国

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  • 大阪外国語大学   外国語学部   英語学科

    - 1980年

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    国名: 日本国

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所属学協会

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委員歴

  • 副会長  

    2017年10月   

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  • 副会長  

    2017年4月   

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  • 日本英語表現学会   理事  

    2015年4月   

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  • 研究企画委員(関西支部)  

    2005年   

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  • 日本語用論学会   運営委員  

    2004年 - 2005年   

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  • 理事  

    1993年 - 1997年   

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  • 評議員  

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論文

  • アジアにおける英語による専門教育(EMI)の課題と展望: 日本と台湾での実践から

    山本 英一

    関西大学高等教育研究   第12号 pp. 99-111   2021年3月

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    本論は、英語を媒介とする専門教育(EMI)について、関西大学と東呉大学(台湾)が共同で行った実践および研究に関する論考である。EMIが盛んな欧州の事情とは異なり、言語的にも文化的にも違いが大きい日本、台湾、あるいはアジアにおいて、授業を英語で行うには克服すべき問題も多い。EMI実践から顕著に見えてくる、日台双方の学生・教員に共通するのは、①学生の英語運用能力、②運用能力の格差に起因する専門分野での理解、③ 授業・学習スタイルの相違、といった問題である。EMI導入の契機として、大学の国際化に伴う英語での学位取得という壮大な目標も巷間には聞かれるが、そもそも高等教育の質保証という観点から日台、あるいはアジアのEMIが目指すべきものは何か。現場のレベルで問い直すとともに、EMI実践・研究の展望に触れる。

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  • アブダクション、ヒューリスティック、エンテュメーマ〜推意の説明に貢献する3つのキーワード〜 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第29巻 第1号 pp. 61-76   2020年11月

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    語用論の主要なテーマである推意(Implicature)を説明するために重要な概念となるAbduction、Heuristics, そしてEnthymemeについて、従来の研究で見落とされてきたことに注目し、それぞれの役割について詳述した。

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  • 発話解釈におけるアブダクション〜忘れられた推論様式について 査読

    山本 英一

    日本英語表現学会・英語表現研究   第37号 pp. 21-38   2020年6月

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    発話解釈に注目し、推意(Implicature)と呼ばれる言外の意味が産出され、理解されるプロセスを解明することが、語用論 (Pragmatics)が扱うべき主たる課題の一つである。文字通りの意味と同時に、言外の意味もまた、話し手と聞き手の双方で合意できることが、コミュニケーションの理想像である。その合意は唯一の解釈の存在を強く示唆するため、合意を妨げる曖昧性は議論から排除される。本論では、元々曖昧性に依拠する推意の特徴に言及しながら、記号学者・パースが詳述したアブダクション(Abduction)という推論形式に着目し、常に筆者が違和感を感じるにもかかわらず、唯一の解釈を産出する推論様式として重用される演繹法(Deduction)の問題点と、その理由を明らかにする。

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  • 言語学(語用論)から見たMiscommunication/Discommunication

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第28巻 第1号 pp. 121-124   2019年12月

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  • 忖度について― 負のイメージを背負った言外の意味について ― 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第27巻 第1号 pp. 41-49   2018年12月

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  • ミスリードと語用論 〜発話解釈にかかるデフォールトの手続きを考える〜 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会 紀要   第26巻 第 1号 pp. 37-52   2017年12月

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  • 翻訳・通訳のコミュニケーションをめぐって

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第24巻 第1号 pp. 97-104   2016年12月

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  • 大学のグローバル化政策と英語コミュニケーション

    山本 英一

    日本 英語コミュニケーション学会紀要   第24巻 第1号 pp. 71-79   2015年12月

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  • 依頼表現に見られるポライトネス構成因子の多面性―ニーズ分析からビジネスESP教育を考える― 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第17巻 第1号 pp. 32-41   2008年12月

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  • 言語研究の底を流れる思想を考える―推論様式を手掛かりとして

    山本 英一

    関西大学外国語教育研究機構・外国語教育研究   pp. 42-61   2008年3月

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  • Consolidative ESP 査読

    山本 英一

    Proceedings of the 2007 IEEE International Professional CommunicationConference   CD-ROM   2007年10月

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  • CEAS Meets ESP: A Pilot Project at Kansai University 査読

    山本 英一

    Proceedings of the 8th Inter-national Conference on Information Technology Based Higher Education andTraining   pp. 611-615   2007年7月

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  • Collaborative Approach to ESP Teaching on CEAS 査読

    山本 英一

    PWC Publishing・Next Generation Photonics and Media Technologies   pp. 206-209   2007年4月

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  • 将来的な英語ユーザー育成を目指した大学ESP教育 査読

    山本 英一

    日本教育工学会第22回全国大会論文集   pp. 781-782   2006年3月

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  • マルチメディアを利用した外国語教育と情報ネットワークの展開

    山本 英一

    外国語教育研究   第7号19-38   2004年

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    重点領域研究助成

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  • IT時代の英語コミュニケーション 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第11巻 第1号 pp. 163-4   2002年9月

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    実務・ジャーナリズム・教育の3分野における,IT時代の英語コミュニケーションの特性と将来について論じた。とりわけ,ITがもたらすコミュニケーション・スタイルの特性として,〈直接性〉・〈即時性〉・〈劇場性〉をキーワードとして挙げるとともに,他方情報のデジタル化が要求する〈理性〉と,情報機器を操る人間の〈感性〉が対立するのではなく,両者が融合・調和する形でコミュニケーションを考えていくことの重要性を指摘した。

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  • 語用論とデフォールト推論-コミュニケーションにおける推論の役割を再考する-

    山本 英一

    『関西大学視聴覚教育』   2001年3月

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    語用論で扱われる推意には、場面ごとに算定される〈その場限りの推意〉(nonce inference) と、特定の表現から必ず派生し、取り消されるまで話し手・聞き手の意識にのぼることのない〈デフォールト推論〉(default inference) の2種類があるとの立場から、言外の意味算定にかかわる推論プロセスについて論じた。特に、代表的なデフォールト推論として、尺度の推意 (scalar implicature)と呼ばれる意味群を取り上げ、従来の語用論研究で考えられているよりもはるかに遍在する重要な言語現象であることを示した。

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  • Raising Students' Textual/Pragmatic Awareness using On-line Resources

    YAMAMOTO Eiichi

    Proceedings of the Fourth International Conference on Foreign Language Education and Teacdhing (FLEAT IV)   2001年3月

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    日本語と英語の談話構造の違いに由来する結束構造の違いや、推論様式の違いに着目し、その根本的な違いに対する認識を深め、英語に特徴的なスタイルに慣れるにはどのようにすれば効果的であるかを論じた。特に、新しい学習メディアとしてのインターネットを通じてテキスト・語用論的運用能力の向上を目指し、オンラインデータを活用した学習用プラットフォームを設計・提案した。

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  • 笑いの語用論ー言葉に映し出されるこころのはたらきー

    山本 英一

    『ことばからみた人間』(藤本昌司東海大学教授退職記念論文集)鳳書房   2000年10月

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    漫才や落語など、聴衆からの笑いを引き出す談話には、人間のこころの働きを如実に映し出している部分がある。本論では、1)私たちが言語の〈記述的用法〉と〈解釈的用法〉を巧みに使い分けていて、いわゆる会話のTPO をわきまえない〈解釈的用法〉の発言が笑いを誘発すること、2)場面ごとに情報の軽重を秤にかけ、そこから推論される言外の意味と現実との落差が笑いの引き金になることを、具体例を示しながら論じた。

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  • 間接的応答の語用論 査読

    山本 英一

    『英語表現研究』(日本英語表現学会)   第17号、pp. 79-87   2000年6月

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    関連性理論を唱えるSperber & Wilson は、A: Does Susan drink whisky?B: She doesn't rink alcoholのような対話に見られる間接的応答(=B)の存在意義を、〈文脈的含意〉の豊富さに求めている。本論では、彼らの主張が誤りであることを指摘し、情報の主観性・客観性という要素に基づく〈尺度の推意〉、及びその背景にある 1)エチケット、2)言い逃れ、3)皮肉といった意味・語用論的観点から、間接的応答の意義を見直した。

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  • In fact の語用論

    山本 英一

    『Neo-Anglica』   創刊号、pp.39-54   2000年3月

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    In fact というフレーズは、いわゆる「つなぎ語」として前後の文脈の意味的橋渡しをする役割があるといわれ、日本語の「実際に」という訳語ではとらえきれないものがある。本論では、in fact を手続き的意味標識と捉えるとともに、〈程度の推意〉、〈極性否定の推意〉、〈補集合の推意〉という3つの観点から、このフレーズを含む談話を分析し、いずれも〈尺度の推意〉と呼ばれる、より一般性の高い意味要素に収斂することを示した。

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  • 語彙情報の活性化と英語教材

    山本 英一

    『関西大学一般教育等研究センター報』   第25号、pp.64-70   1999年3月

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    言語学などの研究成果を踏まえ、種々の工夫を施した辞書が次々に登場している。しかし、日本人学習者の意識の底には、漢文読み下し式の翻訳至上主義が根強く残っているため、日英語の語彙項目は意味的な「一対一対応」が期待され、文脈に依存する語用論的意味は考慮の対象となりにくい。本論では、新しい教材・カリキュラム作りを通して、そのような束縛から学生を解放し、語彙に関する知識を真に活性化するための指針を示した。

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  • 義務を表わす法助動詞と尺度の推意について 査読

    山本 英一

    『英語語法文法研究』   第5号、pp.69-83   1998年12月

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    義務を表わす法助動詞 must とhave toについては、義務の主観性・客観性という観点から、基本的な意味の棲み分けができている。その一方で、ある場面ではmustが強調的であると言われたり、逆にhave to の方が強調的であると説明されることがある。本論では、このようなニュアンスの違いが、義務の主観性・客観性をベースとした〈尺度の推意〉と呼ばれる語用論的要因から派生していることを明らかにした。

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  • インターネット対応マルチメディアリーディング教材の開発とその評価

    山本 英一

    『平成9年度松下財団研究調査助成報告書』   pp.69-85   1998年10月

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    インターネット上でのストリーミング技術(Real Audio/Video)を利用して英語読解教材を配信し、自宅にいながら学習が進められるシステムの開発を行った。本論文ではその開発に関して、ネットワーク環境のあり方、ならびに教育方法のあり方について評価的観点から検討を加えた。

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  • 尺度の推意について-法助動詞の語用論的分析- 査読

    山本 英一

    『日本英語コミュニケーション学会紀要』   第7巻、第1号、pp. 52-61   1998年9月

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    〈尺度の推意〉と呼ばれる一群の言外の意味は、これまでも語彙項目間の語用論的関係を支えていることが指摘されている。本論では、1)正規の法助動詞と迂言的な法助動詞の相補的な意味の分布に、〈尺度の推意〉が関わっていること、2)従来指摘されているよりも一般性の高い(意味論的)尺度が存在し、表現間のニュアンスの違いを生み出す背景に、そのような尺度が関与している可能性のあること、以上2点を明らかにした。

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  • ライティングにおける誤りの英語学的分析 査読

    山本 英一

    『語学ラボラトリー学会全国研究大会発表論文集』   pp. 170-72   1998年8月

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    中高におけるコミュニカティブな英語を目指す教育は、学生の積極的なアウトプットを促す反面、きわめて不自然な英語をも容認し、矯正の機会を逸してしまう危険性をはらんでいる。本論では、学生の誤りの根本を英語学的な 観点から探り出し。語用論や文体論的な視点を導入することで 、学生の書く英文の不自然さを回避し、トータルな意味でライティング指導に有効な方策を提案した。

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  • ネットワーク対応のマルチメディアEFL リーディング教材の開発 査読

    山本 英一

    『語学ラボラトリー学会全国研究大会発表論文集』   pp. 16-19   1998年8月

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    インターネット上でのストリーミング技術(Real Audio/Video)を利用して英語読解教材を配信し、自宅にいながら学習が進められるシステムの研究開発報告。

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  • 言語の解釈的用法について 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   1997年

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  • <会話の隠喩>について-言語使用に解釈的側面- 査読

    山本 英一

    英語表現研究(日本英語表現学会)   1997年

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  • 情報構造に見る「関連性」の役割

    山本 英一

    「言語探求の領域」小泉保博士古希記念論文集(大学書林)   1996年

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  • テキストらしさとは何か-照応現象に見る認知主義の妥当性- 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第4巻第11号 pp.47-56   1995年

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  • 多次元的情報構造:新情報と旧情報を見直す 査読

    山本 英一

    英語表現研究(日本英語表現学会)   1994年

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  • 日英語の語彙的結束構造:テキストにおける情報の流れを考える 査読

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   1993年

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  • 二重目的語構文の認知的プロトタイプ

    YAMAMOTO Eiichi

    近畿大学教養部紀要   1992年

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  • 英語の談語におけるメタファー 査読

    山本 英一

    時事英語学研究(日本時事英語学会)   1990年

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  • 認識の様態と補文標識

    山本 英一

    「言語学の視界」小泉保教授還暦記念論文集(大学書林)   1987年

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  • 他動性の意味論的分析

    山本 英一

    近畿大学教養部紀要   1983年

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書籍等出版物

  • English for the Global Age with CNN International, vol. 22

    山本 英一( 担当: 共著)

    朝日出版社  2021年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 21

    山本 英一

    朝日出版社  2020年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 20

    山本 英一

    朝日出版社  2019年4月 

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  • ウソと欺瞞のレトリック〜ポストトゥース時代の語用論〜

    山本 英一( 担当: 単著)

    関西大学出版部  2019年3月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 19

    山本 英一

    朝日出版社  2018年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 18

    山本 英一

    朝日出版社  2017年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 17

    山本 英一

    朝日出版社  2016年4月 

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  • 関西大学留学生別科の今後の展開

    山本 英一( 担当: 単著)

    関西大学出版部・留学生教育の新潮流―関西大学留学生別科の実践と研究  2015年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 16

    山本 英一

    朝日出版社  2015年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 15

    山本 英一

    朝日出版社  2014年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 14

    山本 英一

    朝日出版社  2013年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 12

    山本 英一

    朝日出版社  2012年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 13

    山本 英一

    朝日出版社  2012年4月 

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  • ESP教育の現状―専門家集団との連携

    山本 英一( 担当: 単著)

    大修館書店・21世紀のESP:新しいESP理論の構築と実践  2010年12月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 11

    山本 英一

    朝日出版社  2010年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 10

    山本 英一

    朝日出版社  2009年4月 

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  • e-Learningを軸にした教員コラボレーション

    山本 英一( 担当: 単著)

    大阪大学出版局・ESP的バイリンガルを目指して:大学英語教育の再定義  2008年11月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 9

    山本 英一

    朝日出版社  2008年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 8

    山本 英一

    朝日出版社  2007年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 7

    山本 英一

    朝日出版社  2006年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, vol. 6

    YAMAMOTO Eiichi

    朝日出版社  2005年4月 

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  • English for the Global Age with CNN International, Vol. 5

    YAMAMOTO Eiichi

    朝日出版社  2004年4月 

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  • コーパス言語学への誘い

    山本 英一( 担当: 共著)

    2004年 

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    巨大電子コーパスの British National Corpus を利用するためのクライアント・ソフトであるSara は、複雑な検索式を駆使することによって、語法を中心とする英語の研究や英語教育において、コーパスの持ち味を最大限に発揮してくれる。本書は、日本におけるコーパス言語学の実りある発展に資するよう、Sara の操作マニュアルを邦訳したものである。

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  • 「順序づけ」と「なぞり」の意味論・語用論

    山本 英一( 担当: 単著)

    関西大学出版部  2002年3月 

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    本書は「順序づけ」と「なぞり」をキーワードとし,日常会話だけでなく,広くは交渉・商談も視野に入れたコミュニケーション全般のメカニズム解明を目指した意味論・語用論の専門書である。まず,意味要素間に2種類の「順序づけ」があることに着目している。一つは他動性を特徴づける要素の間に階層の形で存在する順序づけである。他方は「客観性 vs. 主観性」,「現実性 vs. 仮定性」など,一般的意味要素の間に尺度(scale)の形で存在している。この尺度が誘因となり,尺度の推意(scalar implicature)と呼ばれる言外の意味が導き出されることを,must/have toやin factなどの実例をあげながら明らかにした。一方,言語現象の根底には形式や意味を「なぞる」という過程があると考え,テキストにおける繰り返し現象,そして談話のメタファーが成立する条件を吟味し,まず「文脈をなぞる」ことの重要性を指摘した。次に,英語の二重目的語構文や共感覚表現が成立するための意味(認知)的要件を検討し,一般にスキーマと呼ばれる「心の鋳型をなぞる」ことが表現生成の原動力になっていることを指摘した。さらに,「順序づけ」と「なぞり」を巧みに応用した事例として笑いの談話を取り上げ,両視点の妥当性を示し,言語分析への新たな眺望を提示した。

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  • 『外国語研究-言語・文化・教育の諸相:織田稔教授古稀記念論文集』

    山本 英一, 宇佐見太市, 河合忠仁, 北村裕, 竹内理( 担当: 共著)

    ユニウス  2002年3月 

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    言語、文化、教育の多角的側面から「外国語」にアプローチした研究書。言語の側面 からは、認知言語学や語用論の手法について詳しく論じ、文化の側面からは、異文化 コミュニケーションや文学の立場からの解釈に言及した。教育の立場からは、教育メディアの利用や教材論、言語政策、さらには言語習得の立場から「外国語」に迫った。

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  • 土壌の神秘

    山本 英一

    春秋社  1999年3月 

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    ルドルフ・シュタイナーの思想に基づく植物・穀物の栽培法を軸に、現代科学では必ずしも説明のつかない諸現象を、ルポルタージュ・タッチで紹介した本。自然と人間の関わり方を改めて問い直そうとする試みである。(共同翻訳:第7章第12章担当 [原著pp. 70- 160])

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  • Global English with CNN International

    YAMAMOTO Eiichi

    金星堂  1997年4月 

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    関西大学とCNNインターナショナルとの提携に基づき作成した大学の英語教育用テキスト。学生に対するアンケート調査の結果を入念に分析し、学生の学習意欲を最も強くかき立てると思われる分野を中心に、過去2年間にわたって蒐集したCNNの番組の中からテーマを選択した。また、語彙面や音声面の学習が円滑に進むように、練習問題の質と量にも配慮した。 (共同作業のため、本人担当分を正確に抽出は不可能)

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MISC

  • 最近の言語研究を英語の学習指導にどう生かすか(場面から考える身近な表現と構文の指導(語用論の立場から))

    山本 英一

    2005年5月

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  • 21世紀の学習英文法を考える(学習英文法と語用論ーポライトネスを中心に)

    山本 英一

    2004年

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  • 学習英文法と語用論

    山本 英一

    2004年

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  • CNNビデオで見る世界のニュース(4)

    山本 英一

    朝日出版社   2003年4月

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    CNNのレポートを題材にしたテキストの続編。アメリカやイギリスに限らず、世界各地で話される英語にも親しめるよう、世界各地のレポーターによる番組も採用し、学習者の英語運用能力と学習モーティベーションの向上を目指した。サッカー・ワールドカップ,ロボット犬「アイボ」,自衛隊の国際貢献など最新のトピックを精選し、解説と練習問題を添えた英語総合教材である。

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  • ブロード総合英語

    山本 英一

    啓林館   2003年3月

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  • 放送英語ニュースを利用する英語コミュニケーション教育法 査読

    山本 英一

    THE JASEC BULLETIN   第12巻第1号179-181   2003年

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    一昔前までは中波のFEN及びBBC World Service とVOAに代表される短波放送を通じて日本人は放送英語ニュースにアクセスしていた。今日では,衛星放送やインターネットを通じて,英語圏に住む人たちと同様に24時間放送英語に接することができるようになった。本発表では,手軽にアクセスできるCNNのプログラムを使った教科書作成の経験と,それを用いた教育実践の報告をしながら,放送英語を通じて,国際的な実務や交渉にも欠かすことのできない英語のレトリックを大学生に効果的に習得させる方策を提案した。

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  • レトリックについてー比喩表現の多様性

    山本 英一

    2003年

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  • 日本の時事社会問題で学ぶ英語表現

    山本 英一, 長江芳夫, 吉田国男

    英潮社   2002年4月

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    平成9年に出版したテキストの全面改訂版。時事問題を英語で表現するための演習課題を中心に編集した教材である。今回は、古くなったトピックに代わり、「介護保険」「IT革命」「司法制度改革」「育児休暇」「教育改革」などを新しい話題として採用し、学習者の表現能力、作文能力の向上を目指した。

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  • IT時代の英語コミュニケーション

    山本 英一

    日本英語コミュニケーション学会紀要   第11巻 第1号 pp. 163-4   2001年10月

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    IT時代の英語コミュニケーションと題して、実務(マスコミおよび官庁)と教育(大学)の領域における、情報機器類を使った業務に関わる具体例と問題点を指摘し、将来に向けてより円滑な英語コミュニケーションを確立するための方策を論じた。(コーディネーター兼任)

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  • CNNビデオで学ぶ世界のニュース(2)

    山本 英一

    朝日出版社   2001年4月

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    English for the Global Age with CNN International の続編。前半部分は2000年を迎える各地の表情をレポートしたミレニアム特集であり、後半部分で任期満了間近のクリントン大統領の様子、沖縄サミット、環境問題など CNN が取り上げた時事問題を素材とした大学英語教育用の総合教材である。リスニング、リーディング、ライティングの運用能力を伸ばすための問題を豊富に取りそろえた。(共同作業のため、本人担当分を正確に抽出は不可能)

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  • Topics for Today, Book 2 [Japan Edition]

    YAMAMOTO Eiichi

    松柏社   2000年1月

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    大学中級から上級向けの読解用教科書。民族、教育、遺伝、終末医療など、現代社会が抱える問題を論じたL.C. Smth & N.N. Mare 編纂のテキストをベースに、日本人EFL学習者に適した練習問題を書き加え、効率的な読解を促すために、日本語・英語両方による注を添えた。 (共同作業のため、本人担当分を正確に抽出は不可能)

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  • 英語コミュニケーション学へのアプローチ

    山本 英一

    1997年10月

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    「英語コミュニケーション学」とは何かを明確に定義するため、英語学(語法・統語論・意味論・語用論)、英語教育、異文化理解、それぞれの立場からコミュニケーション問題に対するアプローチの仕方を提案した。本発表では、「言外の意味から見たコミュニケーション」と題して、主として語用論的立場から提案を行なった。

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  • 英語の感覚と表現―共感覚表現を中心に

    山本 英一

    1997年6月

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    英語の感覚表現をめぐって、その歴史的概観、17世紀から19世紀の文学に見られる感覚表現、現代英語の感覚表現、日英語比較の観点から見た感覚表現、以上4つの視点から議論を展開した。筆者は、「感覚表現の日英語比較」というタイトルで、主として日英語の共感覚表現に注目し、感覚の転移現象として従来示されている階層の不備を指摘するとともに、臭覚・視覚・聴覚の共通性に立脚した〈発散のスキーマ〉を新たに提案した。

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  • A Practical Course in English Grammar

    YAMAMOTO Eiichi

    弓プレス   1997年3月

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    近年、英語で話したり、書いたりすることへの関心が高まっていく中で、学生の文法に対する理解度・関心度は、ますます低下していく傾向にある。本テキストは、大学での教育で得たデータから、多くの日本人学生が頻繁に犯す誤りを抽出し、これを練習問題の形で提示した。文法事項に関する難解な解説は、できるだけ避けることとし、大量の問題を処理することによって、最低限必要な文法知識が身につくよう工夫した。 (共同作業のため、本人担当分を正確に抽出は不可能)

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  • How to Express Current Topics in English (New Edition)

    YAMAMOTO Eiichi

    英潮社   1997年2月

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    英字新聞の記事をベースにして、時事問題を英語で表現するためのテキスト。Writingへのアプローチとして、近年パラグラフ・ライティングが重視されているが、時事問題に関しては、パラグラフに移行する前段階として、頻繁に使われる語彙や、定型表現の習得が不可欠である。本テキストでは、この点を踏まえた上で、最近2年間にマスコミで取り上げられたトピックを20個精選し、それぞれについて表現能力を身につけるための練習問題を提示した。 (共同作業のため、本人担当分を正確に抽出は不可能)

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講演・口頭発表等

  • e-Learning (CEAS)が創出する新しい学びのスタイル—教育の質的向上をめざして—

    山本 英一

    平成17年度情報処理教育研究集会  2005年11月 

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    開催年月日: 2005年11月

    重点領域研究助成

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  • 学習習慣の効果的形成をめざして—BBC放送とe-Learningシステムの融合—

    山本 英一

    平成17年度大学情報化全国大会  2005年9月 

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    開催年月日: 2005年9月

    重点領域研究助成

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  • 学習英文法と語用論ーポライトネスを中心に

    山本 英一

    大学英語教育学会学習英文法研究会  2003年 

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    開催年月日: 2003年

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  • 言外の意味と推論についてー関連性の問題点を手掛かりに

    山本 英一

    関西大学英語学研究会  2003年 

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    開催年月日: 2003年

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  • 尺度の推意をめぐってー推論におけるデフォールトとアブダクションの役割

    山本 英一

    日本語用論学会  2002年 

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    開催年月日: 2002年

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受賞

  • 日本英語コミュニケーション学会賞・学術賞

    2020年10月   日本英語コミュニケーション学会  

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社会貢献活動

  • 私立大学情報教育協会 英語学委員会(専門委員)

    2006年10月

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  • 日本英語表現学会・理事

    2000年4月

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  • 日本英語コミュニケーション学会・理事

    1992年4月

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 「ICTを活用した教育の国際化プログラム」、平成20年度・文部科学省教育GP選定。ICTを活用して留学前、留学中、留学後の教育を結ぶ試みの代表としてプログラムを展開した。

作成した教科書、教材、参考書

  • English for the Global Age with CNN International, vol.6(2005)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.7(2006)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.8(2007)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.9(2008)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.10(2009)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.11(2010)朝日出版 English for the Global Age with CNN International, vol.12(2011)朝日出版 Windows on Reading(2011)センゲージ

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  • 「e-Learningを介した専門教育と英語教育のコラボレーション」、平成17年・情報教育研究集会講演、2006年11月 「e-Learningによる英語教育の展開」、2007年JACET関西支部シンポジウム・パネリスト、2007年6月 「e-Learningシステムを利用した理工系ESP教育の展開」、平成19年度・全国大学IT活用教育方法研究発表会講演、2007年9月 「e-Learningによる英語教育の試み―授業支援という視点から見えてくるもの」、京都外国語大学、特色GPフォーラム講演、2007年12月 「e-Learningを軸とした教員コラボレーション」、大阪大学ESP教育シンポジウム講演、2008年11月 「英語力をどう育てるか」、読売新聞・大学関西フォーラム・第14回懇話会パネリスト、2009年9月 「ICTを活用した教育の国際化」、平成21年度・私立大学情報教育協会・大学職員情報化研究講習会講師、2009年11月 「ICTを活用した留学支援プログラム?システム構築と支援の実践」、平成22年度・情報教育研究集会講演、2010年12月

その他教育活動上特記すべき事項

  •  特になし