2024/03/30 更新

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シ ガクショウ
施 學昌
SHYI,Shae-Chang
所属
総合情報学部 教授
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教授
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学位

  • 修士(商学) ( 1987年3月 )

研究キーワード

  • ;;;

研究分野

  • 人文・社会 / 経営学

学歴

  • 関西大学   商学研究科   会計学

    1990年

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    国名: 日本国

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所属学協会

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論文

  • 太陽花(ひまわり)が訴えているもの——台湾の学生運動が台・中経済関係に与える影響——

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所『産業セミナー 2014』   31〜56頁   2015年3月

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    2014年3月17日に台湾の立法院(日本の国会に相当)で、政府が提出した台中間の「サービス貿易協定」案が可決された。抗議のために、翌日の夜、学生による「国会占拠」事件が発生した。本論では、経済の対中依存度拡大の背景、「民意」から乖離し「党意」による政府の施策問題を明白にした上、1990年に学生による「野百合学生運動」が民主化の起爆剤となったように、今回の学生運動は、台湾の政治や対中関係の重要な転換点となると考えている。

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  • 鉄道事故にみる組織の学習障害と構造慣性——JR福知山線脱線事故にみるシステムエラー—— 査読

    施學昌, 一宮誠, 上田和範, 藤本良介, 阿辻茂夫

    工業経営研究学会『2010 工業経営研究学会国際大会予稿集』   89〜94頁   2010年8月

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  • 組織事故にみる学習障害と構造慣性 査読

    阿辻茂夫, 一宮誠, 上田和範, 藤本良介, 施學昌

    工業経営研究学会『工業経営研究』   第24巻、112〜119頁   2010年8月

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    2005年4月25日にJR西日本福知山線尼崎駅〜塚口駅間で107名の犠牲者を出した脱線事故が起きた。この事故について本論では、主として今回の事故に関する「鉄道事故調査報告書」をもとに、組織事故・災害における学習障害と構造慣性の因果関係の視点から考察する。この事例により、政府のATS設置の「二重基準」という政策、JR西日本の「日勤教育」による学習障害、同社の組織学習を阻害する強固な構造慣性の存在を論じている。

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  • 二目的多制約非線形ナップザック問題のための対話型改良代理制約アルゴリズム 査読

    仲川勇二, 施學昌, 阿辻茂夫, 木村作郎, 仲川希

    日本経営工学会『日本経営工学会論文誌』   第61巻第1号   2010年4月

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    本論文は、二目的多制約非線形型ナップザック問題に対して意思決定者が希望する領域の有効解を「厳密」に列挙するアルゴリズムを提案している。ここでいう「厳密」とは、1.有効解であることが厳密に保証されていることと、2.隣り合う有効解の間に意味で欠けがないという二重の意味である。また、本アルゴリズムの効率性を確かめるために、二目的0−1ナップザック問題テスト問題を用い、実用規模の問題が実用的な時間で解けることを示している。

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  • 組織学習を阻害する組織慣性——JR脱線事故におけるATS設置問題の事例——

    施學昌, 張健, 阿辻茂夫

    工業経営研究学会『第24回全国大会予稿集』   29〜32頁   2009年9月

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  • ICTベースの運行管理システムと学習障害——JR西日本における情報と学習——

    施學昌, 阿辻茂夫, 浅井潤司

    経営情報学会『2007年秋季全国研究発表大会予稿集』   418〜421頁   2007年11月

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  • 組織システムにおける学習障害——JR事故における日勤教育—— 査読

    阿辻茂夫, 施學昌, 一宮誠

    経営情報学会『2007年秋期全国研究発表大会予稿集』   422〜425頁   2007年11月

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  • R&Dマネジメントと知識ネットワーキング 査読

    藤川健, 施學昌

    工業経営研究学会『工業経営研究』   第20巻、38〜45頁   2006年9月

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    複雑に変化する環境に対して、企業は以前にも増して研究開発力の強化に迫られている中、本論では、情報通信技術をベースにし、「仮想空間」である知識ネットワークの構築により、世界に散在する多種多様な知識の獲得や共有が可能となり、異なる知識や経験、識見の交絡で従来とは相違する発見や価値創造などにつながることを論じている。さらに、この空間におけるモティベーションとリーダーシップにも焦点をあて、そのあり方に論及している。

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  • R&Dマネジメントと知識ネットワーキング

    藤川健, 施學昌

    工業経営研究学会『第20回全国大会予稿集』   49〜52頁   2005年9月

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  • ネットワーク時代と知識コミュニティ

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所『産業セミナー年報2002』   55〜69頁   2002年12月

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    IT革命が「知識交絡の場」である「知識コミュニティ」をもたらしてくれる。本論は、異なる背景を持つ人々が知識コミュニティに参加し、そこで共通の関心事や、個々人の不安・悩みの解決のための知識が交換・共有されることに焦点をあてる。こうした知識コミュニティでは、参加者間の「信頼関係」がその存続、協創と共創を可能にする。とりわけ、匿名参加でマイナス行為によるコミュニティを破壊すること等が考えられるため、信頼マネジメントの重要性が益々高まる。

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  • 知識コミュニティと信頼マネジメント 査読

    阿辻茂夫, 施學昌, 平山禎子

    経営情報学会『経営情報学会誌』   第11巻第2号、31〜42頁   2002年9月

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  • eコミュニティにおける信頼

    施學昌, 阿辻茂夫, 平山禎子

    関西大学総合情報学部『情報研究』   第16号、27〜39頁   2002年2月

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  • e-ビジネスのコミュニティ空間創発

    阿辻茂夫, 施學昌, 平山禎子

    『経営情報学会2001年春季全国研究発表大会論文集』 経営情報学会   pp.317-320   2001年6月

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  • インターネットに基づく電子商取引の展開

    施 學昌

    関西大学商学論集(関西大学商学会編)   第43巻第5号 pp.131-156   1998年12月

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    インターネットはアイディア次第で多くの可能性を秘めている。このインターネットをベースにした電子商取引は、今日、あらゆる産業、企業のみならず個人までに多大なインパクトを与えようとしている。本稿では、経営戦略の観点からこの新しい形態の商取引を検討したうえ、さらに電子商取引の展開形態、解決しなければならない種々の問題やその将来性等に焦点を絞って、電子商取引のあり方について論及した。

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  • グローバル経営と情報技術

    施 學昌

    関西大学商学論集(関西大学商学会編)   第42巻第3号 pp.71-96   1997年8月

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    世界規模で事業を展開する企業は、各地に散在する事業拠点の調整、資材の調達、物流、生産、販売、研究開発などにおいて多くの問題に直面する。これらの問題を解決するための手段として、情報技術や通信技術の活用が考えられる。本稿では、グローバル経営をまず論じ、その後、ここ数年特に注目されているインターネットとCALSに焦点を当て、グローバル経営との関連で考察した。

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  • 顧客満足における情報技術の役割に関する一考察 査読

    施 學昌

    オフィス・オートメーション学会   第17巻第2-2号、58〜61頁   1996年6月

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    近年、顧客満足が企業にとって、一つの重要なキーワードとなっている。したがって、本論では、まず顧客満足についての考え方を概観し、その中で、特に「対話」、「コミュニケーション」が重要であるとした。そこから対話やコミュニケーションのために、必然的に情報技術が必要となる。最後に、情報技術の活用にあたり、今までのやり方でなく、それを一つの新しい、顧客との対話・コミュニケーションのツールとして考えなければならないと論じた。

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  • 企業における情報技術の活用について

    施 學昌

    関西大学総合情報学部『情報研究』   第1号、55〜66頁   1995年3月

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    情報技術や通信技術との進歩で、ビジネス分野で様々な形態の情報システムが活用されている。本稿では、我々はまずビジネス活動への情報システムの導入の趨向を検討し、それから経営戦略の観点から情報システムの果たしうる役割を考察した。最後にビジネス・プロセスにおける革新である「リエンジニアリング」を達成するためにも情報技術は一つの強力的なツールとなることを論じた。

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  • 知識と情報ネットワークに関する一考察 査読

    施 學昌

    オフィス・オートメーション学会『情報系』   第3号、51〜62頁 ( 3 )   51 - 62   1993年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:オフィス・オートメーション学会編集委員会  

    知識の中でとりわけ重要なのは、言葉で表現できない「行動知」「暗黙知」である。この形態の知識の獲得が我々にとって重要な問題である。「行動知」「暗黙知」は確かに受け手の知的な努力によって、獲得されていく場合があるが、それは容易なことではない。従って、人的情報ネットワークの中で、「行動知」「暗黙知」が構成員間、組織間に共有されるかは一つの重要な課題である。

    CiNii Books

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    その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1141/00152924/

  • 情報化社会における中小企業に関する一考察 -中小製造業を中心にして-

    施 學昌

    関西女学院短期大学『研究紀要』   第6号、111〜122頁   1993年3月

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    本稿は、中小製造業を中心にして情報化を論じた。まず中小企業全体の情報化の現状を概観し、次に中小製造業を一般中小製造業と抽象した受け製造業に分けてそれぞれの情報化を考察し、最後に、これから中小企業が情報化を推進するに当たり、どのような問題を抱えているのかを検討した。そのようななかで、物理的情報ネットワークの構築と人間による他企業、異業種との交流も非常に重要であると主張した。

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  • ネットワーク組織と情報

    施 學昌

    関西女学院短期大学『研究紀要』   第5号、147〜156頁   1992年3月

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    本稿は、コンピュータを中核とした情報ネットワークで処理される情報は企業が必要とするものの中の一部にすぎず、従って様々な「解釈システム」をもつ組織からなるネットワーク組織に焦点を当てる。まず、企業が激しく変化している環境に対応していくために、なぜネットワーク組織を構築するかを概観し、次に、ネットワーク組織の中で情報活動が如何に行われているかを述べ、最後にネットワーク組織において、注意すべきことを論じた。

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  • 企業の情報化戦略に関する一考察

    施 學昌

    関西女学院短期大学『研究紀要』   第4号、31〜42頁   1991年3月

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    本稿では、情報を制する企業は競争優位を獲得・維持・強化できるという戦略的観点から企業の情報化の意義を検討し、次に企業における情報システムの利用形態の変化を見て、特に1980年代半ばから出現した戦略的情報システムを中心に考察し、最後に情報化が企業に及ぼす影響に触れ、そして単に物理的手段として情報システムを構築することは不十分であると論じた。

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  • 物理的情報ネットワークと人的ネットワーク-序論-

    施 學昌

    関西大学大学院『千里山商学』   第30号,45〜64頁   1989年3月

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    本稿においては、如何にすれば、人間と右脳と左脳がそれぞれの役割を果たしているように、コンピュータを中核として物理的情報ネットワークと人間から構成される人的ネットワークが相互に補完できるという点に着目した。コンピュータの二つの性格の異なったネットワークが相互補完という形で一つになったとき、企業にとって初めて役に立つ情報ネットワークが完成されるといえる。

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  • 情報ネットワークと企業経営

    施 學昌

    関西大学大学院『千里山商学』   第28号、1〜24頁   1988年3月

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    本稿では、まず情報ネットワークの構築背景、その展開形態を論じ、そしてそれが競争上の優位に立つために、戦略的に一つの強力な武器として、どの様に利用されるか、また企業経営への影響を考察し、最後に、情報ネットワークを推進するために、今後の課題としてどの様なものがあるのかを検討した。更に、その構築により、情報がその構成者の間で共有されるとなれば、その情報についての解釈能力や利用能力が求められることになる。

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  • 意思決定における経営情報システムの役割に関する一考察

    施 學昌

    関西大学大学院『千里山商学』   第27号、1〜35頁   1987年9月

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    本稿は、コンピュータを利用する経営情報システムが意思 決定ではどの様な役割を果たすのかを、G. B. Davisの所説を中心として解明した。経営情報システムを意思決定に役立つようにするために、まず意思決定そのものを検討し、次に経営情報システムの構造、及びその設計に当たってどのようなことを注意すべきかを論じた。最後に、意思決定における経営情報システムの役割と意思決定に与える影響を検討した。

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書籍等出版物

  • 中国依存型の台湾産業

    施學昌( 担当: 単著)

    関西大学出版部・関西大学経済・政治研究所研究双書『東アジア経済・産業のダイナミクス』  2015年3月 

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    現中国国民党政権の「対中国一辺倒」政策で台湾・中国間の経済交流はかつてない勢いで進んでいる。今日、中国は台湾にとって、最大の投資受け入れ国だけでなく、輸出入においても日米を抜いて最大相手国になっている。本論では、台中間の「特殊な関係」を直視しつつ、中国との経済関係の正常発展の実現、台湾経済の自主性、独立性の維持や強化、国家の主体性や独立性、安全の実現を軸とした台湾政府の政策、台湾企業の事業展開が求められることを提起している。

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  • 台湾企業の中国進出に関する一考察

    施學昌( 担当: 単著)

    関西大学経済・政治研究所、研究双書『東アジア経済・産業における新秩序の模索』  2013年3月 

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    1979年以降、中国の対台湾政策の核心は、「一つの中国」での「平和統一」という併呑実現である。これを実現させるために、中国は、経済的利益を台湾企業に提供しながら、国の近代化に必要な資金や技術、人材などを台湾から吸収するという一石二鳥的な手法を利用してきた。本論では、台中双方の政策変化、台湾経済の台中依存度増大に伴うリスクを検証した後、台湾にとって諸外国との協創関係の構築・強化やASEAN諸国への再進出が重要であると主張している。

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  • DEA-based Firm Strengths and Market Efficiency in U.S. and Japan

    C. Edirishinghe, X. Zhang, S-C Shyi( 担当: 共著)

    World Scientific, Handbook of the Fundamentals of Financial Decision Marking, Part 2  2013年 

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    効率的市場仮説では、上場企業の経済ファンダメンタルズは資本市場における収益率と強い相関があるとなっている。しかし、市場効率性検証のために必要となる企業基本的財務力を測定する共通手法はない。本論文では、日米の特定企業や市場の公開年度財務データを利用して「包絡分析法(Data Envelopment Analysis, DEA)」ベースの相対的強弱度評価手法を開発した。この手法のもと、企業の財務力と収益率間の最大相関関係を示す、企業財務力ベースの効率性指数(strength-based efficiency index, SBE)を計算した結果、日米とも有効な観察結果を得ている。

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  • 松下幸之助の経営思想

    施學昌( 担当: 単著)

    ミネルヴァ書房、渡辺峻・角野信夫・伊藤健市編著『やさしく学ぶマネジメントの学説と思想(増補版)』  2010年4月 

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    本論では、自分が考案した改良ソケットの事業化を考え妻と義弟で創った一町工場「松下電気器具製作所」を、日本を代表する世界的大企業まで育てあげ、「経営の神様」と仰望される松下幸之助の一生を回顧しながら、日々の実践や経験から得た彼の事業経営に対する思い、信念などを吟味した。幸之助の亡き後、パナソニック社は、逆境や苦難の克服、新境地の開拓において前途遼遠の感があるが、「松下イズム」の神髄を理解しその継承が重要である。

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  • イノベーション・テクノロジー

    太田進一, 施學昌( 担当: 共著)

    太田進一監訳、企業政策研究会訳、晃陽書房『ニュー・イノベーション・プロセス』  2008年2月 

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    本書は、M.Dodgson, D.Gann and A. Salter, Think, Play, Do: Technology, Innovation, and Organization, Oxford University Press, 2005 の邦訳である。

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  • ネットワークにつながれた知識経済

    太田進一, 阿辻茂夫, 施學昌( 担当: 共著)

    太田進一・阿辻茂夫・施學昌監訳、企業政策研究会訳、晃陽書房『知識ネットワーキング』  2005年6月 

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  • 知識ビジネス:新しい市場、新しいモデル

    施學昌, 藤村憲一( 担当: 共著)

    太田進一・阿辻茂夫・施學昌監訳、企業政策研究会訳、晃陽書房『知識ビジネス』  2003年6月 

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    本書は、David J.Skyrme, Capitalizing on Knowledge, Elservier Science Ltd., 2001 の邦訳である。

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  • 電子商取引と信頼

    施學昌( 担当: 単著)

    関西大学経済・政治研究所、研究双書第135冊『情報管理の体系的研究Ⅱ』  2003年3月 

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    インターネットを利用した電子商取引において、情報システムの強化、企業や業界の自己規制、政府による立法措置等は、必要不可欠である。本論では、信頼する側と信頼される側などの相互作用を通じてのみ、信頼が形成すると考え、以上のことが関係者間の「信頼」形成にはつながるが、関係者の態度や行動も重要であると指摘している。さらに「協創」を内包する、インターネット上のコミュニティにとっても信頼の有無や強弱がその存続の決定的要因となることも論じている。

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  • 意識決定における知識連鎖

    施學昌( 担当: 単著)

    阿辻茂夫編著 『思考する組織』文理閣  2001年9月 

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    本論では、企業組織を、システムという視座から「オープン・システム」、「社会的システム」としてとらえ、そして意思決定に際して、「制約された合理性」という制約を受けるものとする。こうしたなか、内外環境の諸変化を認識し、それらに対応する意思決定を行うために一組織が持つ情報、知識、知恵だけでは不十分な場合が殆どである。従って、これらを克服するために複数の組織やその利害関係者から構成される「知識連鎖」が必要であると論じている。

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  • デジタル・エコノミー時代の企業経営

    施學昌( 担当: 単著)

    関西大学経済・政治研究所研究双書第126冊『情報管理の体系的研究』  2001年3月 

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    1990年代に商業的利用が認められたインターネットには、多くの可能性を秘めている。活用方法の如何により、人間の生活スタイルやビジネスのあり方が変わることは考えられる。本稿は以上のような視点からデジタル・エコノミー時代における企業経営のあり方について論じた。特にEBC(e-ビジネス・コミュニティの構築とその意義について考察した。また、インターネットによる商取引を促進するために、法的整備や通信インフラなどの重要性についても論じた。

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  • 情報ネットワークと知識連鎖

    施學昌( 担当: 単著)

    関西大学経済・政治研究所 研究双書第115冊『創造型適応組織の研究』  1999年3月 

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    企業は変革の波にさらされているなか、既存の枠組み、行動基準などでそれに対応することはもはやできない。従って、変化を超克する為に新たな枠組みや行動基準が必要となる。本稿ではこのような観点から「知識連鎖」の重要性を主張した。ネットワーク形態をとる知識連鎖のもと、情報や知識が構成企業の間で移転・共有されていく。また、それと同時に情報経済時代に合うような組織の構築が必要であると述べた。

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MISC

  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、『調査と資料 東アジア経済・産業の変容』   第113号、ⅰ〜ⅱ頁   2015年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学出版部、関西大学経済・政治研究所研究双書『東アジア経済・産業のダイナミクス』   第160冊、ⅰ〜ⅸ頁   2015年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学出版部、関西大学経済・政治研究所研究双書『東アジア経済・産業のダイナミクス』   第160冊、ⅰ〜ⅸ頁   2015年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、『調査と資料東アジア経済・産業の変容』   第113号、ⅰ〜ⅱ頁   2015年3月

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  • コメント

    施學昌

    関西大学3研究所合同シンポジウム 人文社会科学分野における大学附置研究所の現状と使命——東アジア諸国との比較から——   2013年5月

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  • コメント

    施學昌

    関西大学3研究所合同シンポジウム 人文社会科学分野における大学附置研究所の現状と使命——東アジア諸国との比較から——   2013年5月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、『調査と資料東アジア経済・産業の新潮流』   第110号、ⅰ頁   2013年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、『調査と資料 東アジア経済・産業の新潮流』   第110号、ⅰ頁   2013年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、研究双書『東アジア経済・産業における新秩序の模索』模索』   第157冊、ⅰ〜ⅷ頁   2013年3月

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  • はしがき

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、研究双書『東アジア経済・産業における新秩序の模索』模索』   第157冊、ⅰ〜ⅷ頁   2013年3月

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  • 討論者

    Vinesh Maharaj, Surinder Kaur Verma, 北川勝彦, 施學昌, Manoj L. Shrestha

    関西大学3研究所合同シンポジウム 南アフリカ・インドにおける「知」とイノベーション——伝統的知識の保護・活用と経済発展——   2011年7月

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  • JR福知山線事故にみる人的資源とコーポレイト・ガバナンスの失敗に関する事例研究

    阿辻茂夫, 藤本良介, 施學昌, 張健, 一宮誠, 上田和範

    関西大学総合情報学部『情報研究』   第32号、17〜42頁   2010年2月

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講演・口頭発表等

  • 太陽花学生運動が台湾にもたらしてくれたもの

    施學昌

    台湾史研究会 1月例会  2015年1月 

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    開催地:関西大学  

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  • 太陽花(ひまわり)が訴えているもの——台湾の学生運動が台・中経済関係に与える影響——

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、第206回産業セミナー  2014年10月 

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    開催地:りそな銀行大阪本社地下2階講堂  

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  • 鉄道事故にみる組織の学習障害と構造慣性——JR福知山線脱線事故にみるシステムエラー——

    施學昌, 一宮誠, 上田和範, 藤本良介, 阿辻茂夫

    工業経営研究学会、2010 工業経営研究学会国際大会  2010年8月 

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    開催地:台湾・東海大学  

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  • 組織学習を阻害する組織慣性——JR脱線事故におけるATS設置問題の事例——

    施學昌, 阿辻茂夫, 張健

    工業経営研究学会、第24回全国大会  2009年9月 

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    開催地:道都大学  

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  • オーロラと太陽の関係

    施學昌

    関西大学・高槻市社会連携公開講座 空の向こうの宙(そら)ー心を映すオーロラ:宇宙と地球のせめぎあい—  2008年10月 

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  • ICTベースの運行管理システムと学習障害——JR西日本における情報と学習——

    施學昌, 阿辻茂夫, 浅井潤司

    経営情報学会、2007年秋季全国研究発表大会  2007年11月 

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    開催地:静岡大学  

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  • 組織システムにおける学習障害——JR事故における日勤教育————

    阿辻茂夫, 施學昌, 一宮誠

    経営情報学会、2007年秋季全国研究発表大会  2007年11月 

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    開催地:静岡大学  

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  • R&Dマネジメントと知識ネットワーキング

    藤川健, 施學昌

    工業経営研究学会第20回全国大会  2005年9月 

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    開催地:追手門学院大学  

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  • ネットワーク時代と知識コミュニティ

    施學昌

    関西大学経済・政治研究所、第156回産業セミナー  2002年6月 

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    開催地:阪急グランドビル26階会議室  

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  • e-ビジネスのコミュニティ空間創発

    阿辻茂夫, 施學昌, 平山禎子

    経営情報学会2001年春季全国研究発表会  2001年6月 

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    開催地:文教大学  

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  • これからのマネージメントシステム

    施學昌

    社団法人大阪府工業協会・大阪府コンピュータ研修講座  1996年6月 

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  • 顧客満足における情報技術の役割に関する一考察

    施學昌

    日本情報経営学会(旧オフィス・オートメーション学会)第33回全国大会  1996年6月 

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    開催地:関西大学  

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  • 企業組織における知識創造活動

    施學昌

    日本情報経営学会(旧オフィス・オートメーション学会)関西部会  1992年9月 

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    開催地:リコー大阪本社  

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  • 情報ネットワークと企業経営

    施學昌

    日本情報経営学会(旧オフィス・オートメーション学会)関西部会  1988年7月 

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    開催地:リコー大阪本社  

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教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

  • 「経営情報システム論J」(学部):ビデオを活用しながら、情報・知識をベースにした知識ネットワーキングの可能性と問題点を中心に検討し、知識社会における近未来のあり方等を解説(2006-2010)。企業において活用される情報システムの利用目的・形態を等中心にし、マルチメディア機器を利用して解説。また必要に応じて授業中、受講生との議論を展開(2011)。 「経営情報処理実習」(学部):実際の企業財務データや学外の有料データベースが提供するデータ等に基づく企業分析の学習と事業戦略策定を中心とした実習を実施(2006-2011)。 「ネットワーク社会論」(学部):ネットワーク理論から現在社会における諸事象を取り上げ解説。また必要に応じて授業中、受講生との議論を実施。 「専門演習」?「卒業研究J(学部):年1回、合宿形式で集中学習及び研究報告会を実施(2006-2011)。CDやDVD形態の卒業アルバム制作(内容:卒業論文概要・本文、研究発表資料、合宿・授業時のビデオ、写真など2年間のゼミでの活動記録)(2006-2010)。ゼミOB・OGの研究成果の共有・継承のために毎年「歴年卒業論文集(CD)」を作成(2006-2010)。卒業研究室に最新型のコンピュータ環境の導入と、ゼミでの研究に資する図書を購入し図書コーナーの設置(2006-2010)。卒業論文作成段階においては、教員による指導の他に、卒論発表やゼミ生同士による卒論原稿の添削・評価システムをも導入(2006-2010)。春学期の「専門演習」はマインド・マップの考え方の理解や作成方法の習得を中心に実施(2006-2011)。 「組織ネットワーク論」(大学院):受講者の研究方向に沿ってテーマを設定しながら発表やディスカッション形式で授業を展開(2006-2011)。 「知識社会のビジネスとマネジメント」(大学院):院生との学会発表や論文執筆

作成した教科書、教材、参考書

  • 以下の論文等を執筆し、学部と大学院授業で利用。 「R&Dマネジメントと知識ネットワーキング」共著『工業経営研究』工業経営研究学会、2006年9月、38?45頁。 「第1章 イノベーション・テクノロジー」共訳、太田進一監訳、企業政策研究会訳『ニュー・イノベーション・プロセス』晃洋書房、2008年2月、1?28頁。 「第2章 「松下幸之助の経営思想」渡辺峻・角野信夫・伊藤健市編著『やさしく学ぶマネジメントの学説と思想(増補版)』、ミネルヴァ書房、2010年4月、322?333頁。

教育方法・教育実践に関する発表、講演等

  •  特になし

その他教育活動上特記すべき事項

  •  特になし